以下は、2009年7月9日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.8.1」を訳したものです。本文内のリンク先はすべて英語ページです。
WordPress 2.8.1 は多くのバグを修正し、プラグイン管理画面のセキュリティを強めています。コア・セキュリティ・テクノロジーから、一部のプラグインによって追加される管理画面が権限のないユーザーによって表示でき、その結果、情報の漏洩する可能性があったことが報告されました。すべてのプラグインにこの問題に対する脆弱性があるわけではありませんが、安全のため2.8.1にアップグレードすることをお勧めします。
その他、2.8以降の変更点については、以下の要約を読むか、すべての変更をこちらでご覧ください。
- 一部のテーマにて、2.8では動作しない方法で get_categories() 関数を呼び出している問題に対応。テーマ修正の必要性をなくした
- ダッシュボードを読み込む際にメモリー不足のためにページが完全に表示されないことがあったため、ダッシュボードのメモリー使用量を軽減
- 自動アップグレードが完了しなかった場合のクリーンアップで誤ってファイルを削除してしまう問題を修正
- 圧縮に関する問題によりリッチテキストエディターが読み込まれない問題に対処
- 明示的な権限チェックを行わないプラグインに対するセキュリティを強化
- 権限グループ名の翻訳を修正
- wp_page_menu() でデフォルト表示をページタイトル順ではなくユーザーの指定したメニュー順序に修正
- アップロードエラーのメッセージの間違いを修正
- 一部の IE ユーザーに発生していた自動セーブのエラーを修正
- プラグインエディタのスタイルバグを修正
- SSH2 ファイルシステムの要件を更新
- デフォルトの送信方法を cURL に差し戻し
- mbstring.func_overload に関する問題を修正するため、翻訳ライブラリを更新
- インラインスタイルサニタイズを厳格化
- メニューのセキュリティを強化
- ブラウザー不適合のためコードハイライトの利用を中止
- RTL レイアウトを修正
ダウンロードリンク
「WordPress 2.7 日本語版をダウンロード」
のまま。
tabayanさん、ご指摘ありがとうございます。
修正しました。