2009年12月30日, JOTAKI Taisuke
以下は、2009年12月29日に Ryan が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.9.1 Release Candidate 1」を訳したものです。本文内のリンク先はすべて英語ページです。
2.9.1 ベータ 1 をテストしてくださったみなさん、ありがとうございます。続いて、リリース候補 1 をご案内します。RC1 にはさらにいくつかの修正が含まれ、23 のチケットが修復されました。すでにベータ 1 をお使いなら、管理画面の「ツール」->「アップグレード」で RC1 にアップグレードできます。また、RC1 パッケージをダウンロードして手動でインストールすることもできます。すべてが順調に進めば、2.9.1 は間もなくリリースされます。
1件のコメント2009年12月27日, Naoko McCracken
以下は、2009年12月25日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「Setting Scope」を訳したものです。リンク先は英語ページです。
先日行ったコアコミッターのミーティングで話し合った話題の一つに、リリース要件定義(およびその変更、「スコープクリープ」)がありました。現在 WordPress は 2.9 のリリースが済んで、3.0 について考え始める時期に入っています。そこで、一気に取りかかる代わりにここで立ち止まって一息つき、事前計画を立てるのが良いのではないかと思っています。今までの場合、各リリースサイクルの間にいくつか新機能を含める選択をした後も、機能フリーズ(またはベータサイクル)の直前まで機能リクエスト、改善用パッチ、継続的なバグリポートが投稿され続けていました。これにより各リリースを計画よりも遅く公開することになり、あまりにもたくさんのことが起こっているため、新しいバグをとらえるのがどんどん難しくなってしまっていました。
このようにフリーズぎりぎりまで色々と追加していく形態は、うまく機能しているとは言えません。メイン機能以外に色々と変更を加えたり、変更をすべてテストする必要があることで、ゴミ箱や画像編集などの新機能が導入されるまでに何ヶ月も余分に待つことになってしまいました。もしリリースごとに含める機能を少なくすれば、新機能をもっとすばやく取り入られるようになるはずです(ゴールは年3回のリリースです)。また、より集中的なベータテストを行うことでリリースをさらに完全なものにできるはずです。
これは簡単なことではありません。皆さんそれぞれお気に入りの機能や修正して欲しいバグがありますし、パッチがあるなら次のリリースを待つよりも今回含めてしまえばいいのに、という考えもあるからです。しかし「パッチが数週間や数ヶ月もコミットされないままだ」という不満を聞くことはあっても、「パッチが新規のバグを引き起こすこともある」という声は耳にしません。また、同時にいくつものパッチを追加することで、様々なプラットフォームの異なるホスティング環境などでのテストを完全に行うのがより難しくなっていきます。そこで、この問題に対する私たちの提案は以下の通りです。
プロジェクトマネジメント界の先例に従い、開発サイクルをスタートする前にプロジェクト計画を立てます。皆さんに機能や改善点を提案してもらい、限定したものを 3.0 に含めます(今回は特に厳しい制限が必要になります。WordPress と WordPress MU の統合は、それだけでかなりの作業量になるからです)。その後、現実的なリリース日を設定し、それまでに必ずリリースを行います。今後2つのリリースに対して暫定的な機能セットを決定し、次回のサイクルの最初に再度評価することで、現在次バージョン以外のチケットすべてにつけている曖昧な「future release(将来のリリース)」ラベルとは異なり、コミュニティとして特定の機能にコミットしていることが皆さんに分かるようになります。
また、ごく一部のケースで発生するバグや、説明不十分だったり再現できないバグにフォーカスする前に、再現性があり多くのユーザーに影響があるバグを修正します。誰かがごねて別の方向性を示したからからといって、みんなで合意したゴールから注意をそらすようなことがないようにします。もちろん、不意に予想しない事態が発生することもあるでしょう。しかし、次回のリリースに予定していなかった変更を滑り込ませないように、私たちはもっと努力しなくてはなりません(もちろん、私自身にも罪はあります… ユーザーエクスペリエンスに関わる一人として、すべてを一度に改善できればいいのにといつも思ってしまうんです!)。
オープンソースプロジェクトとしては、みんながそれぞれ独自の方針に従うよりも、一緒に動いた方がたくさんのことを成し遂げることができます。私たちは一般的かつ合意済みのゴールにフォーカスした状態を保ち、コミュニティのメンバーがプロジェクトを関係ない方向へ誘導していくことを避けなくてはなりません。その方向が、誰もが好むすばらしいアイディアであろうと、個人的な方針に基づいた提案であろうと関係ありません。また、よく状況を知らない新米ユーザーによる意見か、説得力があって声高な貢献者やコミッターからの意見かというのも関係ないのです。問題は、ゴールへのフォーカスを保つのが簡単ではないということです。だからこそ、脱線せずに前に進んでいくことができるシステムを構築していく必要があります。例えば Trac で現在の開発サイクルで確定した機能やバグリポート以外のチケットを除外し、新機能や提案は他のマイルストーンに切り分けるといったことです。
私たちは、こういったこと試すだけの価値はあると思っています。2010年に IRC の開発チャットを再開する際、最初に話し合うのは 3.0 の要件定義です。含める内容についてだいたいの合意が得られたら、適切な Trac チケットを作成し、3.0 向けではない機能リクエスト/改善についてのチケットは将来のリリースへ回します。こうすることで、3.0 の開発に集中できます。現在のマイルストーンに対するバグリポートは引き続き投稿されるはずなので、簡単ではありません。コアに含めたいと思っていながら過去に何度も先延ばしにした機能が最低でも10数個はありますが、今回の試みのためには「プラグインで実現できる」というふうに考え、コアに含めるものは最低限に抑えるよう努力したいと思います。
バージョン 3.0 にリクエストしたい機能を、フォーラムでどうぞ話し合ってください。
コメントは受け付けていません。2009年12月24日, Naoko McCracken
以下は、2009年12月23日に Ryan が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.9.1 Beta 1」を訳したものです。本文内のリンク先はすべて英語ページです。
残念なことに、先日の 2.9 リリースと一部のバージョンの PHP 組み合わせで cURL 拡張に関するバグが起こることが判明しました。該当するバージョンの cURL では、予約投稿およびピンバックが正しく処理されません。
この問題や他の細かい問題を修正するため、2.9 系のメンテナンス版第一弾である 2.9.1 をすぐに公開する予定です。2.9.1 ベータ 1 をテストして、2.9.1 のスピーディなリリースにご協力ください。
ベータ 1 をもっとも簡単にテストするには、WordPress Beta Tester プラグインをインストールし、「ポイントリリース・ナイトリー」を選択した後に、「ツール > アップグレード」から自動アップグレードを実行してください。また、ベータ 1 パッケージ(訳注: 英語版)をダウンロードし、手動でインストールすることもできます。
2.9.1 ベータ 1 では14チケットのバグが修正されています。cURL やその他いくつかの問題は特定のホスティング環境に依存するため、多くの方によるすべてのテストを歓迎します。
6件のコメント2009年12月19日, JOTAKI Taisuke
WordPress 2.9 の日本語版をリリースしました。
**注意**
2.9 から MySQL バージョンのシステム要件が変更され、4.1.2 以上が必要になりました。
ダウンロード:
アップグレード:
2.9 の更新箇所などについては “WordPress | 日本語 » WordPress 2.9” を参照してください。また、英語版と日本語版との違いについては “WordPress | 日本語 » WordPress 日本語版について” を参照してください。
2.9 英語版へすでにアップグレードを済ませている場合、再度ローカライズ版アップグレードのお知らせが管理画面に表示されますので、必要に応じてアップグレードしてください。
もし日本語版に訳の不具合などがありましたら、WordPress › フォーラム » バグ報告と提案までお知らせください。
36件のコメント2009年12月19日, Naoko McCracken
以下は、2009年12月19日に Matt が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.9, oh so fine」を訳したものです。本文内のリンク先はすべて英語ページです。
…oh so fine, I want to make you mine, all the time…♪ っと、やあやあ。今日は WordPress 開発チームとコミュニティの皆さんを代表し、WordPress version 2.9 “カーメン”カルメン(訳注)のリリースを発表するために出てきました。このリリースは、ジャズボーカリストカルメン・マクレーカーメン・マックレーに敬意を表して名付けました(Last.fm の WP リリース専用ステーションにも追加済みです!)。ツール > アップグレード から簡単にアップグレードするか、WordPress.org サイトからダウンロードできます(訳注: リンク先は英語版)。
(WordPress 2.9 紹介の動画は、原文ページでご覧ください)
ユーザーの視点から見た嬉しい新機能はというと…
見えないところのちょっとした改善をたくさん加えたことにより、2.9 を使えば使うほどこれまでになくなめらかな使い心地を実感できるはずです。例を挙げてみましょう。
rel=canonical に対応しました。wp-config.php ファイルに define('WP_ALLOW_REPAIR', true); と追加することで有効化できます。commentmeta テーブルを導入し、コメントに任意のキー/値ペアをつけられるようになりました。投稿と同じような感じなので、コメント構造の中でできることがかなり広がります。以上を含め、すべての変更は WordPress 開発者たちがこのリリースサイクルにて行った500以上のチケット、バグ、改善に含まれています。
このリリースでは140名以上の貢献者がコードを提供してくれました。以下に、プロフィールが分かる人をすべて挙げます。aaroncampbell (Aaron Campbell), abackstrom (Adam Backstrom), aldenta (John Ford), alexkingorg (Alex King), [amilanov], antonylesuisse (Antony Lesuisse), apeatling (Andy Peatling), apokalyptik (Demitrious Kelly), arena (André Renaut), batmoo (Mohammad Jangda), Ben Dunkle, BenBE1987, Benjamin Flesch, bookchiq (Sarah Lewis), brianwhite, c0nstruct, caesarsgrunt (Caesar Schinas), CalebKniffen (Caleb Kniffen), chrisbliss18, chrisscott (Chris Scott), christoph179, coffee2code (Scott Reilly), [cross country flight], Curioso, davecpage (Dave Page), dcole07 (Dan Cole), dd32 (Dion Hulse), demetris (Δημήτρης Κίκιζας), Denis-de-Bernardy, dj-wp, dwright, eddieringle (Eddie Ringle), error (Michael Hampton), ewestp, fabifott, filosofo (Austin Matzko), greenshady (Justin Tadlock), gsnedders/link92 (Geoffrey Sneddon), hailin (Hailin Wu), hakre, hanilovesme, Harald Nesland, harrym, holizz (Tom Adams), ikonst, jacobsantos (Jacob Santos), janeforshort (Jane Wells), jamescollins (James Collins), jdub (Jeff Waugh), jeff_ (Jean-François “Jeff” VIAL), jeremyclarke (Jeremy Clarke), JeremyVisser (Jeremy Visser), jikamens, jmulley, Joern_W, johanee (Johan Eenfeldt), johnbillion (John Blackbourn), johnjamesjacoby (John James Jacoby), johnjosephbachir (John Joseph Bachir), JonathanRogers, joostdevalk (Joost de Valk), Jose Carlos Norte, josephscott (Joseph Scott), junsuijin, kevinB (Kevin Behrens), kometbomb, lilyfan (IKEDA Yuriko), [lostinlafayette], madhyde, MattyRob, mdawaffe (Michael Adams), Mittineague, miqrogroove, morfiusx, mrmist (David McFarlane), mtdewvirus (Nick Momrik), mysz, nacin (Andrew Nacin), nanochrome, nao (Naoko McCracken), nathanrice (Nathan Rice), nbachiyski (Николай Бачийски), niallkennedy (Niall Kennedy), nickohrn (Nick Ohrn), ninjaWR (Ryan Murphy), noel (Noël Jackson), Otto42 (Samuel Wood), pairg, peaceablewhale (Franklin Tse), prettyboymp (Michael Pretty), ProDevStudio, ramiy, redsweater (Daniel Jalkut), ruslany, sambauers (Sam Bauers), scribu, Sewar, Simek, simonwheatley (Simon Wheatley), sirzooro (Daniel Frużyński), sivel (Matt Martz), skeltoac (Andy Skelton), snakefoot, stephanreiter (Stephan Reiter), strider72 (Stephen Rider), taco1991, takayukister (Takayuki Miyoshi), tellyworth, tenpura, usermrpapa, utkarsh, Viper007Bond, vladimir_kolesnikov (Vladimir Kolesnikov), VoxPelli (Pelle Wessman), [voyou1], wahgnube, waltervos, westonruter (Weston Ruter), wnorris (Will Norris), xenlab (Eric Marden), yoavf (Yoav Farhi). Wowza!
2.9 はわくわくする開発サイクルでした。これによって次のバージョンである3.0(春頃?)への期待を高めることになったと言っても間違いないでしょう。次回のリリースでは、少なくとも WordPress コアと WordPress MU の統合や、新デフォルトテーマが含まれる予定です。スタートするのを待ちきれません!でも、まずはカルメン・マクレーの曲とビールが必要ですね。さあ、あなたもどうぞ!
(もちろん、アップグレードをしてから…)
2009年12月19日, Naoko McCracken
以下は、2009年12月18日に Jane Wells が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「2010: A Theme Odyssey」を訳したものです。本文内のリンク先はすべて英語ページです。
コアチームミーティングの動画を公開した後、Twitter や各種コミュニティのサイトでもっとも話題になっていたのが、「2010年には新しいデフォルトテーマが登場する」というマットによる発表でした。ということで、ミーティングのまとめとして今回はまずこのトピックを取り上げたいと思います。
2005年に同梱された時、Kubrick(”default”)はこれは最先端のテーマでした。カスタムヘッダー、角丸、クリーンなデザイン。その頃 WordPress を使っていたなら、正直言って感心したのではないでしょうか。しかし時は流れ、流行は変化し、新しいスタイルは古いスタンダードになってしまいました。昔は最先端だったものは、急に古くさくて時代遅れに見えてきました。
ということで、2010年には新しいテーマの同梱をするというのはいい考えだと思います。軽くて、新しいテーマ関連の機能が含まれていて、公開サイト用として見た目も美しく流行に合っており、良い例として使えるようなテーマ。2010年半ば頃にリリース予定のバージョン3.0で、この新しいデフォルトテーマを導入したいと思っています。また、WordPress(の管理画面)自体とマッチするものが良いと考えています。
個人的には最初、テーマフレームワーク兼 WYSIWYG テーマエディタの Elastic のような方向を支持していました(Google Summer of Code に参加した生徒によるプロジェクトの一つ)。しかし、他の人と話し合いの結果、「Elastic はすばらしいし、コミュニティによる開発プロジェクトとして応援していくべきだけど、デフォルトテーマはフル装備のフレームワークである必要はないだろう」という意見に賛成するようになりました。デフォルトテーマには、うまく動き、見た目がよく、テーマを作り始めた初心者向けの良いスタート地点となるようなしっかりしたコードが必要です。カスタマイズしやすい、かなりミニマルなデザインがいいだろうと思っています。
コードについては新しいテーマにするか、リデザイン・更新を加えたバージョンの Kubrick にするかはまだ分かりません。私たち(コアチーム)は新しいマークアップの方向を考えていますが、最終的な判断はコミュニティからのインプットによって決まります。
皆さんはどう思いますか?テーマフレームワークの領域以外で、新しいデフォルトテーマに含めたい機能はありますか?ここ数年 Trac での話し合いも行われているので、どういうアイディアが出ているのか興味がある人はのぞいてみてください。投票フォームを作ろうかと思ったのですが(私が投票好きなのは皆さんご存知ですよね?)、今回はそれぞれの意見を説明できるよう、フォーラムでの話し合いの方がいい気がします。
ということで、もし新しいテーマについての意見があれば、フォーラムで教えてください。
コメントは受け付けていません。2009年12月17日, Naoko McCracken
以下は、2009年12月16日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「2.9 Release Candidate 1」を訳したものです。ファイルダウンロード先も含め、特に表記のない本文内のリンク先は英語ページです。
追記 (12/18): 2.9 リリース候補1 の日本語版が利用可能になりました。ぜひテストにご協力ください。
参加の時を待っていた方は、今がチャンスです。まず、技術的に詳しいテスターがブログをアップグレードし、すべてが思った通りにできているかどうかを点検する必要があります。2.9 で試すことができる、楽しくてギークっぽい新機能の一覧はこちら [ja] です。次に(そしてもっと大事なことに)、皆さんにプラグインの互換性をチェックしてもらう必要があります。
プラグインを使っている方のためには、公式プラグインディレクトリに新しい互換性チェック機能があります。ここからプラグインと WordPress のバージョンが対応しているか投票することができます。これは、今までやっていた Wiki ベースのプラグイン対応表の代わりになります。
例えば、Akismet プラグインページを見てみてください。すでに 2.9 に対応していると投票してくれた人がいるのが分かります。
プラグイン作者の方は、プラグインの readme.txt ファイルに含まれている “Tested up to:”(テスト済みバージョン)を更新しましょう。
すべて計画通りに進めば、WordPress 2.9 は今週末までに公開できるはずです。リリース候補1(RC1)の英語版は、こちらからダウンロードできます。
ベータ版以降のさらに詳しい変更については、Trac の更新履歴をご覧ください。
Happy testing!
2件のコメント2009年12月15日, Naoko McCracken
以下は、2009年12月14日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「Core Team Meetup Results」を訳したものです。本文内のリンク先はすべて英語ページです。
まずは、ミーティングの話し合いの時に撮った短い動画をご紹介します(訳注: リンク先、原文記事上でご覧ください)。画面の左から右へ、Andrew Ozz(アンドリュー・オズ)、Mark Jaquith(マーク・ジェイクィス)、Jane Wells(ジェーン・ウェルズ)、Peter Westwood(ピーター・ウェストウッド)、Ryan Boren(ライアン・ボレン)そして、最初に話しているのが Matt Mullenweg(マット・マレンウェッグ)です。フルスクリーン HD で見ると特に臨場感ばっちりですよ。
先日、コア・コミットチームが直接会って来年の WordPress のゴールについて話し合いをする間、Trac にしばらく動きがないかもしれないというお知らせ [en] をしました。この予想は少し間違ったものになってしまいました。みんなが一緒に集まることで、2.9 のリリースを早めようとやる気を出し、Trac のチケットのラストスパートをかける結果になったからです。今朝の次点では 2.9 マイルストーンまで残り11チケットとなっています!もうすぐ RC 版を公開する予定です。
3日かけて行われたミーティングを要約したまとめを書く計画を立てていたのですが、正直なところ朝から晩まで毎日ミーティングしたことでまとめる点が積もり積もってしまい、実際に書こうとすれば小説のようになってしまうという状態でした。そこで長い記事を一つ書く代わりに、話し合いの中で出てきたトピックをいくつか、数回に分けて書いていこうと思います。WordPress アドベント・カレンダーみたいなものと思ってください。今日のところは、上の動画をお楽しみください。そして、今後の記事でどういう内容に触れていくかをざっとご紹介します。
トピック: 来年以降の方向性、カノニカルプラグイン、プラグイン国際化の協業、プラグイン「救助」(見捨てられてしまったプラグイン用の統一ドメイン名紛争処理方針 [UDRP] のようなもの)、WordPress/MU の統合、デフォルトテーマ、CMS 的機能(カスタムタクソノミー、投稿タイプ、ステータス、クエリ)、コンテンツ横断タクソノミー、メディア機能および UI、活動をベースにしたコミュニティ「階級」、 リリースのスコープ定義、サイトメニュー管理、コミュニティとのコミュニケーション、過去のリリースから学んだこと、メンターシップ(指導)プログラム、Trac の問題点、wordpress.org リデザイン、ドキュメンテーション、コミュニティの行動規範。
一つの記事にすべてを含めたくない理由が分かっていただけましたか?
はっきりさせておきたいのは、これらの話し合いは単なる「話し合い」でしかない、と言うことです。すばやく決議を確定するための秘密会議ではありません。狙いは、
の2つでした。2009年の幕引きとしてこの話し合いのまとめを投稿しながら、こう願っています。現在はただの会話でしかないこれらのプロジェクトの実現のため、皆さんが2010年も熱心に参加する計画を立ててくれますように!
コメントは受け付けていません。2009年12月15日, JOTAKI Taisuke
以下は、2009年12月8日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「Canonical Plugins (Say What?)」を訳したものです。
すみません!アンケートの〆切はもう過ぎてしまいました!!
この1年、「カノニカルプラグイン」について、特に WordCamp でマットからのたくさんの言及がありましたが、このアイディアについて私たちはまったく何も公式には話してきませんでしたし、カノニカルプラグインがあればどんなに素晴らしいことで、コミュニティにとってもどんなに役に立つかという議論以上の進展はありませんでした。そもそも「カノニカルプラグイン」とは何でしょう?実を言うとこれはコアコミットチームがここ数日間話し合ってきたことのひとつで、プロジェクトのこの側面については、遅かれ早かれ優先順位を決める必要があることには誰もが同意しています。そこで、私たちが今のところカノニカルプラグインについてどのように考えているか、超ハイレベルな説明を以下に述べますので、この話題についてコミュニティで集中的に話し合うきっかけにしてほしいと思います。
カノニカルプラグインとは、コミュニティ(一人ではなく複数の開発者)によって開発され、最も要望のある機能に応える比類なき出来栄えのプラグインとなります。これらのプラグインは GPL で、WordPress.org のリポジトリにあり、WordPress コアと緊密な連携のもとに開発されます。WordPress コアとこれらのプラグインはとても強固な関係を持ち、a) プラグインのコードが安全でコーディング基準の最良の例となることを保証し、b) WordPress の新しいバージョンをリリースする前にこれらのプラグインに対してのテストを行い、しっかりとした互換性を確保します。WordPress 管理画面のプラグインセクションに編集者のおすすめや動作確認済みなどとしてこれらのカノニカルプラグインを紹介する画面を用意します。これらのプラグインは、互換性、安全性、サポートに関して WordPress コアの真の拡張となります。
このようなシステムを持つためには、各カノニカルプラグインの開発コミュニティにはおそらく WordPress 本体用と同様な Trac、メーリングリスト、サポートフォーラムなどのインフラが必要になるでしょう。こうしたことはこれからの数ヶ月間で開発コミュニティ内で解決されていくと思いますが、ただ、その間引き続き、このプラグインのより良い名称が私たちには本当に必要だと思います。たいていの(ドクター・フーのファンではない)人には「カノン/カノニカル」がどのような意味なのか分かりませんし、この単語を定義しようとすれば、この構想の主要なアイディアの議論から気を散らしてまいます。そこで、皆さんがカノニカルプラグインをどのように呼ぶべきとお考えなのかについてアンケートをとることにしました。昨日わたしたちは十数個のアイディアを出し合い、それを数個までしぼりました。上にあげたカノニカルプラグインの定義をもとに、これらのプラグインを一番良く言い表しているはどの名称だと思いますか?各名称には私たちの考えの簡単な説明がついています。
標準 (スタンダード) – 他のすべてのプラグインの基準となり、デフォルトのプラグインとして考えられることを意味します。
主要 (コア) – WordPress 開発の主要部分(コア)と密接な関係にあることを明白にし、最初から同梱されるプラグインとして緊密な関係を持ちます(今は実際に同梱する必要はなくてもインストーラが管理ツールにあるようにします)。
高級 (プレミアム) – 正式なプラグインとして認識される – 最高クラスのサポートがあり、最高に価値のあるプラグイン。また、現在コミュニティで使用されている「プレミアム」という単語の意味(商用サポートから実際のコード品質までいろいろな意味で言及される)の曖昧さを解消する可能性を持ちます。
検証済 (バリデーテッド – 確認済、認証済) – コードがコアとの互換性と安全性のレビューを受けているという事実に焦点をあてます。
公式 (オフィシャル) – コアチームによって機能的に最高であると公式に認定されたプラグインということを明白にします。
カノニカル – たぶん、みんな慣れてしまえば「カノニカル」はそんなに紛らわしくないのでは?
下記のアンケートに意志決定過程に考慮すべきあなたのご意見を投票してください。そしてもし、ここにあげた単語よりふさわしい単語が思いついたら、ぜひアンケートに書き込んでください!! アンケートは UTC で12月10日木曜日、午後11時59分まで受け付けています。(訳注: すみません!もう〆切は過ぎてしまいました!!)
1件のコメント2009年12月2日, JOTAKI Taisuke
以下は、2009年12月2日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.9 Beta 2」を訳したものです。リンク先はすべて英語になります。
日本語版は現在作成中です。
WordPress 2.9 のバージョンベータ 2 が楽しいテスト用に準備ができました。ダウンロードするか WordPress ベータテスタープラグインでテスト用に自動アップグレードしてください。ベータ 1 からの変更箇所は すべての変更箇所 を参照してください。
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