先日「WordPress への貢献、その 4 : アイディア・意見・フィードバック」という WordPress.org 公式ブログの記事の翻訳を公開しましたが、ここでは日本語圏の WordPress コミュニティへの参加方法の現状や、改善のためのアイディアの募集について書いてみます。
日本語圏のユーザーの皆さんの中には、先日の記事内に書かれた複数の英語圏のコミュニケーションチャネルに加え、さらにたくさんの日本語のチャネルを追っている方も多いことでしょう。
しかしそれでも、WordPress (日本語版) 自体や関連サイト、運営チームなどに関して、「こうなったらいいのに」「ここを改善しては?」という声が届きやすいシステムがあるとは言いにくいのが現状だと思います。
現在、ユーザーや開発者の皆さんによる提案ができる主なチャネルは、以下のフォーラムスレッドです。
さらに、個人などが運営するコミュニケーション手段としては、以下のようなものがあります。
- WordPress ja “非公式” IRC チャンネル (irc://irc.freenode.net/wordpress-ja、tai さん運営)
- WordBench.org (miyoshi さん運営)
- Mixi WordPress コミュニティ (管理人 Nao)
- Twitter (ついっこ) @wordpress_fan アカウント (@wokamoto さん運営)
- BuddyPress Japan Support | Google Groups (Yuriko さん運営)
このようにたくさんの意見交換の場は用意されているのですが、気軽に発言しづらかったり、会話を続けて追っていくのが面倒であったり、アイディアが実現されるまでの決まったプロセスがなかったりなどの問題点もあります。
また、コミュニティ
開発者・運営者だけではなく、貢献者同士 (例えばプラグイン・テーマ作者やドキュメンテーション参加者同士) の意見交換の方法についても、より参加しやすく、個人の負担 (面倒さ) が少なくなるような改善の余地があると思います。これらをふまえ、日本語フォーラムにも「日本語圏 WordPress コミュニティへの意見と提案」として、トピックを立ててみました。この機会に、意見交換・提案についてのアイディアをぜひお寄せください。
1週間程度をめどに皆さんからの返信を募り、集まったアイディアをもとに何ができるか考えてみたいと思っています。
“日本語圏コミュニティのコミュニケーション改善アイディア募集” への2件のフィードバック
※私は、「オヤジ・ブロガー」です。40代になってから見よう見マネでWEBを覚えある
会社でWebMasterをした際、WordPressと出会いました。その時は「インストール型」
のWPを使っていましたが、【その会社ではWPを使い続けてくれいます。ナカネという
会社⇒ http://nakane-net.com/blog/ など、三本あります】しかしながら、個人でブ
ログを運営するとなると、テーマ/プラグイン/セキュリティ…等々、面倒で敷居の高
い作業も多く、最近では、WordPress.comの「オンラインブログ」のほうを使い始めま
した。そして、あることに気づきました。IT-WEB業界に属する若い技術者に加えて、
私の伯父や最近引退し始めた「団塊の世代」の方々などが熱心に読んでくれているこ
とです。それで、”Dense2’s Blog Weekly”⇒ http://dense2.wordpress.com/ のよう
な、簡単な”チュートリアル”を兼ねた《マニュアル》を作ってみました。これは、Nao
さんにもホメていただきましたが、意外に多くのアクセスを得ることができました。
私が何を言いたいか!?と言うと、業界内でのコミュニティーよりももっと”開かれた”
コミュニティーを目指すべきだと思うのです。
そのためには、もっと「オンラインブログ」のほうをPRすべきだとも思うのですが、
いかがでしょうか!?WP.comのほうは、まさに、”ルーキー・ブロガー”向けだと思うので
コチラのほうにも目を配っていただきたいと感じています。WEBやBlogの制作技術をさ
ほど意識しなくても自分のメッセージ(コンテンツ)を気軽に発信できるお手軽なプラ
ットフォームとして、好適だと思うのですが。Blog界の”Google”を目指して欲しいと
願っています。日本では、制作者サイドに”MT派”がメジャーなことが話を複雑にして
いるようにも強く感じています。
[…] これらは、先日ブログやフォーラムで意見を募った、日本語圏コミュニティでの情報伝達やコミュニケーションの改善を図るための試みの一部です。その際にいただいた声をもとに、他にも以下のようなサイトや配付パッケージの改善を行いました。 […]