プラグイン対応性チェック機能 (ベータ)

以下は、2009年10月28日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「Plugin Compatibility Beta」を訳したものです。リンク先はすべて英語になります。


WordPress を最新バージョンにアップグレードしない理由で一番よく聞くのが、「利用中のプラグインがそのバージョンに対応しているか不安がある」という理由です。WordPress コア、プラグイン、テーマのアップグレードを可能な限り楽にするための取り組みの一環として、マイケル・アダムスが公式プラグインディレクトリの対応性チェック機能を開発・公開しました。

対応性:あなたの環境: (WordPress バージョンドロップダウン) (プラグイン バージョンドロップダウン) ログインして投票する: 投票結果: 44% = 問題あり、56% = 問題なし

この機能は、皆さんの投票によって力を発揮します。ディレクトリでプラグインを表示する際に、WordPress とプラグイン自体のバージョンをサイドバーにあるドロップダウンから選択してください。過去にフィードバックがあった場合には、その組み合わせで正しく動いた場合とそうでない場合の割合を表示します。

対応性:あなたの環境: (WordPress バージョンドロップダウン) (プラグイン バージョンドロップダウン): (Broken ボタン) (Works ボタン): 投票結果: データなし

ログインすれば、情報の収集に協力することもできます! WordPress とプラグインのバージョンの組み合わせをドロップダウンから選択し、「Works (問題なし)」または「Broken (問題あり)」のどちらかをクリックしてください。ただし、プラグインのささいな問題を報告するのには利用しないように注意してください。プラグインの中心となる機能がまったく使えない場合のみ、「問題あり」を選択するようにしましょう。

現在は単に情報を収集しているだけの状態ですので、どうぞどんどん投票してください ! 問題のあるプラグインだけではなく、お使いのバージョンの WordPress 上で問題なく動いているプタグインにも投票していただけると助かります。これによって信号対雑音 (S/N) の比率を改善し、数回の「問題あり」への投稿が重視されすぎるのを防ぐすることができます。

開発者の皆さんのために、このデータを API に含めるようにしました。plugin_information アクションは、以下の形式の多次元配列で “compatibility” メンバーを返します。

array( {WP version} => array( {plugin version} => array( {% of reporters who say it works}, {# responses} ) ) )

もしこの API が利用中の WordPress のバージョンを知っている場合 (例えば、このクエリを WordPress 内の plugins_api() 関数から呼び出している場合) は、 そのバージョンに関する対応性情報のみを返します。

ゆくゆくは WordPress 内部からこの対応性フィードバックを収集し、プラグイン管理画面から投票できるようにしたいと思っています。最終的なゴールは、この情報を利用して新バージョンの WordPress に対応しているプラグインを通知できるようにすることです。この機能が実用的なものになるためには、大量の質の良い対応性データが必要です。投票をよろしくお願いします !

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