WordPress 5.1 ベータ 1

以下は、Gary Pendergast が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 5.1 Beta 1」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 5.1 ベータ 1 がご利用いただけるようになりました。

このソフトウェアはまだ開発中ですので、本番サイトで使うことはおすすめしません。新しいバージョンを試すためにテストサイトを立ち上げることを検討してみてください。

WordPress 5.1 ベータ版をテストする方法は2つあります。WordPress Beta Tester プラグイン (「最新版ナイトリービルド」を選択 ) を利用するか、ベータ版の ZIP ファイルをこちらからダウンロードしてください。

WordPress 5.1 は2月21日にリリース予定です。今後数週間でできるだけ多くのバグを見つけることができるよう、以下にテストすべき重要項目の一部を挙げました。

サイトヘルスチェック

「サイトヘルスチェック」は、WordPress エコシステム全体の安定性とパフォーマンスの向上を目的とした進行中のプロジェクトです。このプロジェクトの最初のフェーズは WordPress 5.1 に含まれています。今までにはなかった機能で、WordPress が問題のコードをキャッチしてそれを一時停止するので、管理画面にログインして問題が何かを確認できます (#44458)。以前は、FTP でログインするか、ホスティングサービスに連絡する必要がありました。

さらに2019年4月には、WordPress がサポートする最低 PHP バージョンを5.6に引き上げる予定です。お使いの環境がこの変更に対応しているかどうかを確認するため、WordPress 5.1 では警告を表示し、必要に応じて PHP のバージョンをアップグレードするお手伝いをします。

開発者向け変更

  • Cron システムをより簡単にカスタム cron ハンドラーに置き換えられるようになります (#32656)。
  • PHP-FPM で cron を起動すると、長時間の cron ジョブであっても接続への応答をすぐに返します (dev note)。
  • WP_DEBUG_LOG でカスタムのログ置き場を設定できるようになります (#18391)。
  • wp_blogmeta テーブルの導入 (#37923)。
  • WP_Meta_Query での meta_key 比較に LIKE サポートを追加 (#42409)。

WordPress 5.1 では360以上のチケットが閉じられています。WordPress の体験をスムーズにするのを助ける、多数の小さなバグ修正と改善が含まれます。

5.1 について開発者が知っておくべきその他の変更の詳細については、今後の数週間 Make WordPress Core ブログ (dev-notes タグがついています) をチェックしてみてください。

協力するには

英語以外の言語を話す方は、WordPress を100言語以上に翻訳するのにご協力ください。

バグを見つけたと思った場合は、サポートフォーラムのアルファ・ベータエリア(日本語) に投稿できます。情報をお待ちしています。もし再現可能なバグ報告を書ける場合は WordPress Trac に報告してください。既知のバグ一覧はこちらで見ることができます。