WordPress 5.1リリース候補

以下は、Gary Pendergast が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 5.1 Release Candidate」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 5.1 の最初のリリース候補版がご利用いただけるようになりました。

これは、WordPress 5.1 のリリースが近づいている今、重要なマイルストーンです。「リリース候補版」とは、新しいバージョンをリリースする準備はできたものの、多くのユーザーと数千個のプラグイン・テーマが存在するため、何か足りないものがある可能性もあるということを意味しています。WordPress 5.1は2月21日 (木) にリリース予定ですが、そのためには皆さんの手助けが必要です。まだバージョン5.1 を試していないなら、今がその時です。

WordPress 5.1リリース候補版をテストする方法は2つあります。WordPress Beta Tester プラグインを使うか、ここから RC 版 (zip) をダウンロードしてください。

WordPress 5.1に含まれるもの

アーチー・ベル & ザ・ドレルズにインスパイアされた WordPress の2019年のフォーカスは “tighten up (引き締めること)” で、WordPress 5.1はまさにそこに注力しました。

セキュリティとスピードを考慮して、このリリースでは WordPress 初のサイトヘルス機能を導入しています。WordPress を動かすプログラミング言語である PHP の古くなったバージョンを使っているサイトの管理者に通知を表示し始めます。

さらに、新しいプラグインをインストールする際に、WordPress のサイトヘルス機能はプラグインがサイトと互換性のないバージョンの PHP を必要としているかどうかをチェックします。そうである場合は、プラグインをインストールすることができなくなります。

新しいブロックエディターは WordPress 5.0での導入以来、改善され続けています。最も重要なこととして、WordPress 5.1はエディター内のパフォーマンスが大幅に向上しています。エディターの起動が少し早く、入力がよりスムーズに感じられるようになるでしょう。今後の WordPress のリリースではさらに多くの機能とパフォーマンスの改善が予定されており、Gutenberg プラグインで確認できます。

プラグイン・テーマ開発者の方へ

WordPress 5.1 でプラグインとテーマをテストし、readme ファイルの「検証済み最新バージョン」を 5.1 に更新してください。互換性の問題を発見した場合は、最終リリース前に解決できるようにサポートフォーラム (英語版) に投稿してください。

大きな変更の詳細に触れた、開発者向けの5.1フィールドガイドも公開しています。

協力するには

英語以外の言語を話す方は、WordPress を100言語以上に翻訳するのにご協力ください。ベータ 2 リリースが、5.1 リリースサイクルにおけるハードストリングフリーズ (文字列が確定したポイント) のタイミングとなります。

バグを見つけたと思った場合は、サポートフォーラムのアルファ・ベータエリア (日本語) に投稿できます。情報をお待ちしています。もし再現可能なバグ報告を書ける場合は WordPress Trac に報告してください。既知のバグ一覧はこちらで見ることができます。


This is my release
candidate. There are many
like it. This is mine.