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WordPress 5.3 ベータ 1

WordPress 5.3 ベータ 1


以下は、Francesca Marano が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 5.3 Beta 1」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 5.3 ベータ 1 がリリースされました。

このソフトウェアは今なお開発中のものです。実運用中のサイトでの使用はおすすめしません。どうぞテスト用のサイトを立ち上げて新バージョンの機能をお楽しみください。

WordPress 5.3 のベータ版をテストするには次の二通りの方法があります:

WordPress 5.3の正式リリースは2019年11月12日を予定しており、それまでに皆さんの手助けが必要になりますのでぜひご協力ください。リリースまでの数週間の間にできる限り多くのバグを発見し修正できるよう、いくつかの特に重要なテスト項目をここに列挙します。

ブロックエディター: 新機能と改良点

Gutenberg プラグインの12回のリリースで加えられた変更が WordPress 5.3にマージされます。つまり、わくわくするような新機能が山ほどあるということです。

これらはそのほんの一部です:

  • グループブロックとグループ化操作
  • カラムブロックの改良 (幅のサポートとパターン)
  • テーブルブロックの改良 (テキスト揃えのサポート、ヘッダーとフッターのサポート、色設定)
  • ギャラリーブロックの改良 (インライン画像の並び替え、キャプションのサポート)
  • 区切りブロックの改良 (色設定のサポート)
  • 最新の記事ブロックの改良 (抜粋のサポート、本文)
  • リストブロックの改良 (インデント並びにインデント戻しのショートカット、リスト番号の開始値と逆順並びのサポート)
  • ボタンブロックの改良 (リンクターゲットのサポート、枠線の角丸表示)
  • アニメーションと細かなインタラクション (ブロックの移動、ドロップダウン、その他数々の小さなアニメーションによる UX の向上)
  • アクセシビリティナビゲーションモードの導入。ブロック内容には踏み込まずにキーボードを用いてブロック間の移動を行うことが可能に。
  • ブロックスタイルバリエーション API

その他にもたくさんの改良が加えられましたが、とりわけ重要なものを挙げると:

  • データモジュール API の改良 (useSelect/useEffect)
  • ブロック挿入時のヘルプパネル
  • 拡張性: DocumentSettingsPanel
  • スナックバー通知
  • タイプライター風の操作感
  • 数々のアクセシビリティ関連の問題を修正

リリースごとのすべての機能についてはそれぞれのリリース投稿を参照してください: 6.5 6.4 6.3 6.2 6.1 6.0 5.9 5.8 5.7 5.6 5.5 5.4

パフォーマンス向上の継続的な取り組み

ブロックエディターチームの取り組みの結果、特大サイズの投稿 (~ 36,000 語、~ 1,000 ブロック) のローディング時間を WordPress 5.2 と比べて1.5秒短縮することに成功しました。

新しいデフォルトテーマ: Twenty Twenty

最新のデフォルトテーマ、Twenty Twenty が WordPress 5.3 から導入されます。

この洗練された新テーマは、今夏 WordPress.org テーマディレクトリにて公開された WordPress テーマ、Chaplin をもとにして作られています。

ブロックエディターを完全にサポートする Twenty Twenty により、あなたのメッセージに最適なデザインを見つけることができるでしょう。

管理画面の改善

デザインチームとアクセシビリティチームの協働により、Gutenberg のスタイルが wp-admin インターフェイスの幅広い領域に移植されました。両チームは 5.3 のベータサイクルを通じてこれらの取り組みを継続していきます。アクセシビリティにまつわる諸問題の解決、フォーム入力項目やボタンの色コントラストの改善、エディターと管理画面の間の一貫性、現代的な WordPress カラースキームの実現、より良いズーム管理など、今回の両チームによる成果は多岐に渡ります。

特大サイズ画像も取り扱い可能に

最適化されていない最高画質の写真データをスマートフォンからアップロードすることは以前であれば容易ではありませんでした。WordPress 5.3ではアップロード中にエラーが発生した場合の途中からの再開や、より大きなデフォルト画像サイズがサポートされます。ブロックエディターから追加された画像はあらゆるプラットフォーム上で最適に表示されるようになります。

アップロードしながら自動的に画像を回転

EXIF の方向データに基づいて天地が正しく表示されるよう画像の自動回転処理が行われるようになります。この機能が初めて提案されたのは実に9年も前のことです。このように修正が WordPress に取り込まれるまで時間がかかることもありますから辛抱強く待つことも必要です。

サイトヘルスチェック

5.3で導入された改良により、サイト上のトラブルシューティングを要する領域についてそれを見つけ出し問題点を理解することがより容易になります(「ツール」->「サイトヘルス」メニューページ参照)。

管理者メールアドレスの検証

管理者メールアドレスとして登録されているアドレスが現在でも有効なものかどうか確認するよう、管理者としてログインした際に定期的に通知を受けることになるでしょう。これにより、メールアドレスに変更があったために意図せずサイトから締め出されてしまう危険をわずかでも小さくすることができます。

開発者向け

時間/日付コンポーネントの修正

日付とタイムゾーンをより信頼性の高いやり方で扱うことが可能になります。日付と時間を扱う新しい API 関数が多数導入され、統一されたタイムゾーン取得や PHP との相互運用性の向上、また多数のバグ修正を伴って大きく改良されました。

PHP 7.4 との互換性

今年後半にリリースされる PHP 7.4への対応に向けて、WordPress コアチームは精力的に準備を進めています。WordPress 5.3における変更点のいくつかは廃止が決まっている機能を捨て互換性を確保するためのものです。可能であればこのベータリリースを PHP 7.4上でテストして、すべての機能が期待通りに動作し、新たな警告表示が出ないことを確認してください。

開発者向けのその他の変更点

これから数週間の Make WordPress Core ブログを注意して読んでください。5.3に関連した変更についてのさらに詳しい情報が掲載されるはずです。

次は

WordPress 5.3の開発過程でこれまでに400件を超えるチケットが解決されました。大量のバグ修正と改良により WordPress のユーザー体験はより滑らかなものになります。

協力者募集中

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