以下は、Francesca Marano が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 5.3 Beta 3」を訳したものです。
誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください。
WordPress 5.3 ベータ 3 がリリースされました。
このソフトウェアは今なお開発中のものです。実運用中のサイトでの使用はおすすめしません。どうぞテスト用のサイトを立ち上げて新バージョンの機能をお楽しみください。
WordPress 5.3 のベータ版をテストするには次の二通りの方法があります:
- WordPress Beta Tester プラグインを使う (「最新版ナイトリービルド」を選択)
- ベータ版の zip ファイルをダウンロードする
WordPress 5.3の正式リリースは2019年11月12日を予定しており、それまでに皆さんの手助けが必要になりますのでぜひご協力ください。
ベータ1とベータ2のテストに協力してくださったみなさんから寄せられたフィードバックのおかげで、60件を超えるチケットをクローズすることができました。
いくつかのハイライト
- これまでの5.3ベータリリースで導入された管理インターフェイスの変更についての修正と改善。
- ログイン画面の表記についての変更。(#43037)
- メディアアップロードモーダルにおけるアクセシビリティ上の改良。(#47149)
- 画像操作に関するエラー対応の仕方についての変更。(#48200)
- MediaElement.js が4.2.6から4.2.13へ更新。(#46681) また、スクリプトのローディングはフッター内で行われるように復帰。この修正は2年前に生じた不具合に対してのもので、その点でも注目すべきかもしれない。(#44484)
- REST API のメディアエンドポイントを更新し、アップロードの再開を可能に。(#47987)
これらに加えて、ベータ3では一貫性と洗練のための細やかな変更を REST API に対して行いました。コメント編集時の権限チェックの改良、投稿タイプコントローラーのエッジケースにおけるキャッシュ処理の修正などが含まれますが、とりわけ重要なものとして、/wp/v2/search エンドポイント使用の際に _embed 変数を使って投稿の完全なデータにアクセスすることを可能にしたことが挙げられます。
開発者向けのお知らせ
WordPress 5.3には洗練された開発体験を実現するための改良が多数含まれています。Make WordPress Core ブログを購読して開発者向けのお知らせをチェックしましょう。あなたのプロダクトに影響がある変更についての有益な情報が得られるかもしれません。
協力者募集中
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