以下は、Peter Wilson が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 5.7.1 Security and Maintenance Release」を訳したものです。
誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください。
WordPress 5.7.1 が利用可能になりました。
これは2点のセキュリティ修正と26点のバグ修正を含んだセキュリティとメンテナンスのリリースです。セキュリティ修正を含むものですので、今すぐサイトを更新することを勧めます。WordPress 4.7 以降の全メジャーバージョンの更新も併せて行われています。
WordPress 5.7.1 は短いサイクルでのセキュリティとメンテナンスのリリースです。次のメジャーバージョンリリースは 5.8 になります。
WordPress 5.7.1 は WordPress.org からダウンロードするか、ダッシュボード > 更新 メニューで 今すぐ更新 をクリックして更新できます。
自動バックグラウンド更新がサポートされたサイトではすでに更新のプロセスが始まっているでしょう。
セキュリティ更新
バージョン 4.7 から 5.7 までのすべての WordPress に影響する2点のセキュリティ問題が修正されました:
- SonarSource により報告された、PHP 8 環境で発生するメディアライブラリの XXE 脆弱性。
- Mikael Korpela により報告された、REST API のデータ露出脆弱性。
非公開での脆弱性情報提供にご理解くださった報告者の皆さんに感謝します。それによってセキュリティチームは時間を稼ぐことができ、実際に WordPress サイトが攻撃を受けるより前に脆弱性を修正することができました。
これらの問題に関して、Adam Zielinski、Pascal Birchler、Peter Wilson、Juliette Reinders Folmer、Alex Concha、Ehtisham Siddiqui、Timothy Jacobs、そして WordPress セキュリティチームの多大な貢献がありました。
より詳しい情報は、Trac 上の変更点の完全なリストを参照、または 5.7.1 の HelpHub ドキュメンテーションページを確認してください。
感謝と称賛を
(翻訳者より: 日本語版では貢献者全員の名前を載せることができませんので、オリジナルの英語版リリース告知をぜひ参照してください。)