Gutenberg プラグインを使って、アーリーアダプターになりませんか

以下は、Chloe Bringmann が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「Become an Early Adopter With the Gutenberg Plugin」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


クレジット: 文章 – Anne McCarthy (@annezazu)、デザイン – Mel Choyce-Dwan (@melchoyce)

ローカルな Meetup や信頼できるメディア、ユーザーグループなどの WordPress 界隈では、この4年間、コアエディター、Gutenberg、ブロックエディターなどの用語が同じような意味で使われているのを耳にしたことがあるかもしれません。また、プロジェクト自体のコントリビューターの活動をフォローしている方は、Gutenberg プラグイン、Gutenberg、ブロックエディターといった、また他にもニュアンスのある言葉も耳にしたことがあるかもしれません。

少しわかりにくくなることもあるので、この先を理解する助けになるよう、4つの用語をご紹介しましょう。

  • WordPress: オープンソースソフトウェアであると同時に、それを取り巻くコミュニティも意味します。
  • Gutenberg: Gutenbergは、WordPress ソフトウェアの編集エリアを更新するための複数年にわたるプロジェクトのコードネームです。
  • エディター: エディターとは、サイトの投稿やページのコンテンツを更新できるソフトウェアのセクションを指します。
  • Gutenberg プラグイン: Gutenberg プラグインは、エディターを更新するための初期の作業を共有する場所です。

Gutenberg プラグイン

さて、定義を整理したところで、Gutenberg プラグインはどんな時、何のために使うのかを説明します。このプラグインは、早期アクセスプログラムや「WordPress ラボ」のようなものと考えることができます。このプラグインは2週間ごとに更新されているため、報告されたバグは頻繁に修正され、目に見えるものは素早く変わっていきます。

Gutenberg プラグインには、まだ WordPress に導入する準備ができていない機能も含まれていますが、好奇心旺盛なユーザーがテストしてフィードバックを提供できるようになっています。これは、WordPress のリリースで安定した機能をサイトに反映させる一方で、実験的な機能をテストして改良するための一般的な手法です。Gutenberg プラグインを使用して初期の機能にアクセスできるかどうかを知るには、Make WordPress コアチームブログの 新着情報リリースの投稿コアエディターの改善投稿シリーズをチェックしてください。

Gutenberg の機能を使うのにプラグインは必要ですか ?

この答えは、ユーザーによります。一般的に言って、WordPress のコード面によほど慣れていない限り、公開して活発に利用されているサイトで Gutenberg プラグインを使うことはおすすめできません。幸いなことに、WordPress の各リリースには、複数のバージョンの Gutenberg プラグインで更新された機能がすでに含まれています。

しかし、熱心なベータテスターの方で、フィードバックを報告するのが好きだったり、プラグインの実験的な側面をオプトインやオプトアウトする方法を探るのが好きだったりするなら、Gutenberg プラグインが提供するものをしっかり使いたいかもしれない理由はいくつかあります。

  • 新機能をテストし、役立つフィードバックをしてみましょう。例えば、このプラグインを使って、 フルサイト編集のテストを手伝えます。 
  • 実験的な機能をオプトインまたはオプトアウトするタイミングをコントロールしながら、最新かつ最高の機能にいち早くアクセスできます。 
  • テーマ作者、プラグイン開発者、制作者などが、将来に向けて準備することができます。

すでに Gutenberg プラグインを使用し、GitHub でフィードバックを共有している皆さん、ありがとうございます。このようなフィードバックは、WordPress のリリースに含まれる機能の安定性を確保するために役立ちます。