State of the Word 2023 の総括

以下は WordPress.org 公式ブログの記事「State of the Word 2023 Recap」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


12月11日、WordPress の共同創設者マット・マレンウェグは、毎年恒例の State of the Word 基調講演を行うため、スペインの美しい都市、マドリードを訪れました。このイベントが米国外で開催されたのは初めてのことでした。ユネスコの世界遺産にも登録されている象徴的な建築物である Palacio Neptuno に200人近くの貢献者、開発者、エクステンダー、プロジェクトに近い方たちが集まり、マットの話を聞きました。また、多くの視聴者がオンラインから参加しました。

エグゼクティブ・ディレクターからの挨拶

イベントの冒頭で、WordPress プロジェクトのエグゼクティブ・ディレクターである ジョセフ・ヘイデン・チョムポシー は、コミュニティのハートや精神が未来への希望をかき立てるものであり、オープンウェブの自由をすべての人に保証するものであると語りました。彼女は最後にマットをステージに招き、このような価値観と特徴が、過去20年間と同じように、次の20年間もプロジェクトを前進させるという確信を述べました。

Josepha Haden Chomphosy, Executive Director of the WordPress project, speaking at a podium

2023年を振り返って

ステージに登壇したマットは、このイベントが初の国際的な “State of the Word” であることについての興奮を共有しました。また、過去の WordCamp の功績を引用しつつ、主催者であるスペイン WordPress コミュニティを称えました。そこから、マットは今年の注目すべき瞬間についての振り返りに直ちに移り、プロジェクトの20周年記念の祝賀、ソフトウェアの進化、そして今年、コミュニティがどれだけ一体となったかを振り返りました。WordCamp の数が70回に倍増し、33か国で開催されたことも話しました。

私達は常に学びと改善を目指しています。
Meetup をより良くする方法についてご意見をお待ちしています。

マットは続けて、いくつかのリソースの紹介を行いました。WordPress.org: まったく新しいイベントページ、デザイン一新したショーケース、新しい WordPress Remembers メモリアルページ、 そしてオープン教育賞を受賞した Openverse。ユーザーがブラウザで直接 WordPress を試すことができるツールである WordPress プレイグラウンドや、Twenty Twenty-F​​our デフォルトテーマのデモも共有しました。

Matías Ventura, Lead Architect of Gutenberg, speaking on stage at State of the Word

共同編集、その他の機能

マットは Gutenberg プロジェクトの4つのフェーズを振り返り、フェーズ3のコラボレーション (共同編集) に着手したことを述べた後、Gutenberg のリードアーキテクトであるマティアス・ヴェンチュラにマイクを渡しました。

マティアスは、スペイン語での簡単なあいさつの後、今年ソフトウェアがどれだけ進歩したかを述べました。サイトエディターが優れた執筆環境であると同時に素晴らしいデザインツールになることを目指し、脚注ブロックの改善や集中執筆モードの使いやすさにも言及しました。

共同作業やワークフローのスケジュールはまだ未定ではありますが、マティアスはエディターのプロトタイプを公開し、セッションをまたいだリアルタイムの編集を可能にする同期エンジンの確立など、共同編集の最も興味深い側面の一部を紹介しました。彼はGutenberg プラグインでプロトタイプをテストし、GitHub でフィードバックを共有するよう貢献者に呼びかけました。

そこからマティアスは、ワークフローのための強力なツールとしてのパターンの強調とその継続的な進化、カスタムフィールドにブロックを接続する機能など、他のワクワクするような開発について強調しました。彼はパフォーマンスの改善について熱く語り、エディターを少なくとも2倍速くするための作業が進行中であることを述べました。フロントエンドのパフォーマンスについては、Interactivity API のデモで、WordPress の標準的なブロックや機能を使って、トランジションや検索、その他のインタラクションをどのように瞬時に行うことができるかを紹介しました。

最後に、管理画面のデザインがサイトエディターからどのようなヒントを得て変更されるのか、そして最終的にユーザー独自のニーズに基づいて WordPress 管理画面のエクスペリエンスを形成できるようになることについて説明しました。

WordPress co-founder Matt Mullenweg speaking at a podium

AI とデータの解放

マットがステージに戻り、「AI を深く学ぶ」ようにという過去のアドバイスを強化しながら、WordPress の未来について話を広げました。彼は、現在利用できる豊富な AI ツールで何が達成できるのか、コントリビューターがすでに自然言語処理や WordPress Playground を使ってどのように実験し、作成や構築をしているのか、未来が楽しみになる例を共有しました。

最後にマットは、2024年のプロジェクト「Data Liberation (データ開放)」にさらに焦点を当てることを紹介しました。他のプラットフォームから WordPress へのインポートを可能な限り摩擦のないものにする、という目標です。彼は、デジタル障壁を解き放つ動機の一部として、コンテンツ管理システムがユーザーを囲い込む傾向にあることを語りました。Data Liberation イニシアチブでは、WordPress からのワンクリック移行とエクスポートフォーマットに取り組む予定です。単なるツールにとどまらず、Data Liberation はシームレスな貢献を可能にするというプロジェクトの理念を反映しています。マットは、Data Liberation の新しい GitHub リポジトリや、今後予定されている Making WordPress Slack のチャンネルを紹介しながら、興味のある人は誰でも活動に参加してほしいと協力者を勧誘しました。

追記: Data Liberation プロジェクトチャンネル #data-liberation が公開されました。

質疑応答

プレゼンテーションの後、マットは、ホセ・ラモン・パドロン (モンチョ) の司会による対話型の質疑応答セッションで、ライブストリームと会場の聴衆からの質問に答えました。

ライブセッションでのその他の質問については、フォローアップ記事でお答えします。また、来年のWordCamp アジア (台湾・台北)、WordCamp ヨーロッパ (イタリア・トリノ)、WordCamp US (アメリカ・オレゴン州ポートランド) の予定をカレンダーに追加するのをお忘れなく !

このイベントと投稿に協力してくださった @laurlittle@eidolonnight@nilovelez@fepr@cbringmann その他多くの方々に感謝します。

祝・WordPress 20周年 〜対面 & オンライン企画・グッズ情報〜

以前の記事でもお伝えしたとおり、WordPress は2023年5月27日に最初のリリースから20周年を迎えます。これを記念して、世界中で様々なイベントが盛大に開催されますが、日本でのお祝いイベントやグッズに関する情報をお知らせします。

現在、国内では12地域でイベントを開催予定です。お近くの地域のイベントを探して一緒にお祝いしてみませんか。久しぶりに対面イベントを行う地域もあり、新しい方の参加を心よりお待ちしています。詳細は20周年記念サイトをご覧ください。この記事の最後にもイベント情報へのリンクを掲載しています。

https://wp20.wordpress.net/

日本各地の WordPress 20周年記念イベント (WP20)

さらに、20周年記念当日には、各地をオンラインでつなぐ企画も実施予定です。ローカルのイベントに参加できない方もオンラインでの参加が可能ですので、ぜひ以下のページからお申し込みください。お住まいの地域に関係なくご参加いただけます。

https://www.meetup.com/kagawa-wordpress-meetup/events/292888748/

また、各地の20周年記念イベントでは、記念グッズの配布も予定されています。お楽しみに!

写真: @st810amaze

グッズの購入・制作

WordPress オフィシャルストアでは、20周年を記念したグッズの販売も行われています。興味のある方は以下のリンクをチェックしてみてください。海外からの発送となるため送料の負担がありますが、近くに欲しい方がいる場合はまとめて注文することで節約できます。Meetup で出会った方と相談してみるのも良いかもしれません。

https://mercantile.wordpress.org/product-category/wp20/

さらに、カスタムグッズやケーキを作りたい方のために、制作用ファイルも用意されています。以下のリンクからダウンロードしてください。

WordPress ロゴの利用における商標ポリシーについてはこちらをご覧ください。

写真: @matt via Twitter
WP20 わぷー

ハッシュタグ #WP20 #WP20JP

#WP20 というハッシュタグをたどると、世界でのお祝いの様子を覗き見ることができます。さらに日本独自の #WP20JP というハッシュタグも使って、WordPress にまつわる思い出の写真やエピソードをソーシャルメディアやブログで共有してみてください。

今月の Meetup イベント一覧

WordPress 20周年記念イベント

その他の WordPress イベント

WordPress 6.1「ミーシャ」

以下は、Matt Mullenweg による WordPress.org 公式ブログの記事 WordPress 6.1 “Misha” を訳したものです。

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「ミーシャ」へようこそ

WordPress 6.1 「ミーシャ」が登場しました。ソビエト・ノルウェー出身のジャズピアニスト、ミハイル “ミーシャ” アルペリンの人生と作品にインスパイアされたリリースです。ミーシャは、ソビエト連邦のジャズアンサンブルの活動を世界的に紹介しました。また、モスクワ・アート・トリオの創設メンバーとしても知られています。

「ミーシャ」は、サイト構築の体験をさらに洗練されたものに進化させます。WordPress 6.1 では、これまで以上に直感的なサイト制作が可能になり、ユーザーのクリエイティビティをこれまでになく向上できるでしょう。ミーシャのジャズピアノを聴きながら、WordPress 6.1 の世界をお楽しみください。

これは2022年のメジャーリリースの第3弾です。ぜひ今すぐダウンロードしてください。このリリース時点で、WordPress は世界中のサイトの43%を支えています。

サイトオーナーや管理者の方は、安定性、パフォーマンス、およびユーザビリティの強化を最大限に活用するために、すぐにアップグレードすることをおすすめします。また、WordPress のコンテンツ制作者には、執筆やデザイン体験を向上させるための新機能の数々を楽しんでいただけるでしょう。

このリリースには、WordPress コミュニティがプロジェクト開始以来、最も待ち望んできた機能が含まれています。エディターに追加された機能拡張と改善により、サイトオーナーにはより多くのコントロールと簡単なカスタマイズが可能になり、ユーザーはより一貫性のある使い心地を体験できるようになります。このリリースには、文章に焦点を当てた多くの改良が含まれています。「声なき人に声を与える」ためには、文章を書く人々にフォーカスする必要があるからです。

私が特に気に入っている改善は、ブロック内の段落を部分的に選択できるようになったこと、リストビューをデフォルトで開いたままにできる設定、内部リンクを追加するキーボードショートカットがすべてのブロックに拡張されたことなどです。

Josepha Haden Chomphosy、エグゼクティブディレクター
「WordPress 6.1「ミーシャ」」の続きを読む→

WordPress 6.1 リリース候補版 3

以下は、Jonathan Pantani による WordPress.org 公式ブログの記事 “WordPress 6.1 Release Candidate 3 (RC3) Now Available” を訳したものです。

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WordPress 6.1 リリース候補版 3 (RC3) がテスト可能になりました。WordPress 6.1 の正式版リリースは約1週間後の2022年11月1日 (火) を予定しています。

この RC3 リリースは、最終的なレビューとチェックを行うことで、6.1 リリースの適応性を保証するためのテストとサポートを行う最後の機会です。WordPress のエコシステムは広大で、何千ものプラグインやテーマで構成されているため、みなさんに時間をとってお手伝いしていただくことでプロジェクト全体が恩恵を受けることができます。

このバージョンの WordPress ソフトウェアは未だ開発段階にあるものです。本番運用中の重要なウェブサイトへのインストール、実行、テストの実施はリスクが大きいので絶対に避けてください。テスト専用のサーバーを立ち上げてその上でテストを実施することが推奨されます。

WordPress 6.1 リリース候補版 3 をテストするには以下の三通りの方法があります:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャネルと「ベータ / RC のみ」ストリーム設定を選択) 。
  • 方法その2: こちらからベータバージョンの zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: WP-CLI を利用してテストする:
    wp core update --version=6.1-RC3

6.1 リリースサイクルに関する追加情報もご利用ください。

これからの数週間、Make WordPress Core ブログの 6.1 関連の開発者ノートにさらなる変更についての詳細が掲載されるのでチェックしてください。

WordPress 6.1 RC3 での変更点

RC 2 以降、約60件の項目が対処されました。

WordPress 6.1 は、今年の1月と5月にそれぞれリリースされたバージョン 5.9 と 6.0 に続く、2022年の3番目のメジャーリリースです。

エンドユーザーと開発者それぞれに向けた注目の変更について詳しく知りたい方は、RC1 の告知記事に目を通し、WordPress 6.1 フィールドガイドをご覧になってみてください。

プラグインとテーマ開発者のみなさんへ

プラグインとテーマの開発者のみなさんは WordPress 6.0 RC1 に対してテストを開始してください。問題なく動くようであればそれぞれの readme.txt の “Tested up to” ヘッダーを 6.1 に更新してください。互換性の問題が見つかった場合はサポートフォーラムで詳しい情報を共有してください。11月1日の最終リリースに先立って問題を解消できるようご協力をお願いします。

翻訳にご協力ください

WordPress 6.1 の翻訳にぜひご協力ください

バグのない WordPress を保つために – テストにご協力ください

WordPress の開発過程においてリリースの安定性を高める上でテストの実施が非常に重要になります。テストに協力することはまたプロジェクトへの大きな貢献にもなります。ベータリリースのテストにこれまでに参加したことがない方には、まず最初の一歩を踏み出すための足がかりとしてこちらの詳細なガイドが役に立つでしょう。

テストは、今回ならびに将来の WordPress リリースが可能な限り安定して問題のないものになることを確かにする上で不可欠な過程です。そして、テストは誰でも参加が可能です。WordPress コミュニティのメンバーであるあなたの協力が大きな支えになります。

今回のようなリリースのテストについてもっと知りたいなら、Make Core のテストについての呼びかけを参照してみてください。Making WordPress の Slack ワークスペース内の公開チャンネルで議論に参加することもできます。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

現時点での最新メジャーリリースである WordPress 6.0 の公開より後にリリースされた Gutenberg の機能について調べたい場合は、以下の What’s New In Gutenberg 投稿を参照してください。14.114.013.913.813.713.613.513.413.313.213.1


RC3 の俳句

The time ticks forward
Release nears ever closer
Download and review


この投稿に協力してくださった Dan SoschinJonny Harris に感謝します。

WordPress 6.1 リリース候補版 2

以下は、Jonathan Pantani による WordPress.org 公式ブログの記事 “WordPress 6.1 Release Candidate 2 (RC2) Now Available” を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください

また、日本語版の変更として、このパッケージ以降は wp-config-sample.php および readme.html ファイルの日本語訳は含まれません。背景についてはこちらをご覧ください


WordPress 6.1 リリース候補版 2 が公開されました。ダウンロードし、テストしていただけます。

これは 6.1 のリリースサイクルにおける一つの重要なマイルストーンです。すでにリリースできる水準の完成度にはありますが、正式なリリース期日までの時間を使って最終確認をできるようコミュニティに検証対象を提供する目的で作られるのがこの「リリース候補」と呼ばれるバージョンです。WordPress は何千ものプラグインやテーマと相互に関係する複雑な生態系であるので、新しいバージョンに何か見落としがないか隅々まで検証することは極めて重要な工程であり、またそれには WordPress コミュニティの多くの方々からの協力が必要になります。

WordPress 6.1 の正式版リリースは2週間ほど先の2022年11月1日を予定しています。

このバージョンの WordPress ソフトウェアは未だ開発段階にあるものです。本番運用中の重要なウェブサイトへのインストール、実行、テストの実施はリスクが大きいので絶対に避けてください。テスト専用のサーバーを立ち上げてその上でテストを実施することが推奨されます。

WordPress 6.1 リリース候補版 2 をテストするには以下の三通りの方法があります:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャネルと「ベータ / RC のみ」ストリーム設定を選択) 。
  • 方法その2: こちらからベータバージョンの zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: WP-CLI を利用してテストする:
    wp core update --version=6.1-RC2

6.1 リリースサイクルに関する追加情報もご利用ください。

これからの数週間、Make WordPress Core ブログの 6.1 関連の開発者ノートにさらなる変更についての詳細が掲載されるのでチェックしてください。

WordPress 6.1 RC2 での変更点

RC 1 以降、約65件の項目が対処され、2022年5月の WordPress 6.0 以降では、合計で2,000件を超える更新が行われました。

WordPress 6.1 は、今年の1月と5月にそれぞれリリースされたバージョン 5.9 と 6.0 に続く、2022年の3番目のメジャーリリースです。

エンドユーザーと開発者それぞれに向けた注目の変更について詳しく知りたい方は、RC1 の告知記事に目を通し、WordPress 6.1 フィールドガイドをご覧になってみてください。

プラグインとテーマ開発者のみなさんへ

プラグインとテーマの開発者のみなさんは WordPress 6.0 RC1 に対してテストを開始してください。問題なく動くようであればそれぞれの readme.txt の “Tested up to” ヘッダーを 6.1 に更新してください。互換性の問題が見つかった場合はサポートフォーラムで詳しい情報を共有してください。11月1日の最終リリースに先立って問題を解消できるようご協力をお願いします。

翻訳にご協力ください

WordPress 6.1 の翻訳にぜひご協力ください

バグのない WordPress を保つために – テストにご協力ください

WordPress の開発過程においてリリースの安定性を高める上でテストの実施が非常に重要になります。テストに協力することはまたプロジェクトへの大きな貢献にもなります。ベータリリースのテストにこれまでに参加したことがない方には、まず最初の一歩を踏み出すための足がかりとしてこちらの詳細なガイドが役に立つでしょう。

テストは、今回ならびに将来の WordPress リリースが可能な限り安定して問題のないものになることを確かにする上で不可欠な過程です。そして、テストは誰でも参加が可能です。WordPress コミュニティのメンバーであるあなたの協力が大きな支えになります。

今回のようなリリースのテストについてもっと知りたいなら、Make Core のテストについての呼びかけを参照してみてください。Making WordPress の Slack ワークスペース内の公開チャンネルで議論に参加することもできます。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

現時点での最新メジャーリリースである WordPress 6.0 の公開より後にリリースされた Gutenberg の機能について調べたい場合は、以下の What’s New In Gutenberg 投稿を参照してください。14.114.013.913.813.713.613.513.413.313.213.1


RC2 の俳句

Two weeks from the launch 

Constant improvements we make 

Great outcomes await 

WordPress 6.1 リリース候補版 1

以下は、Dan Soschin による WordPress.org 公式ブログの記事 “WordPress 6.1 Release Candidate 1 (RC1) Now Available” を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.1 リリース候補版 1 が公開されました。ダウンロードし、テストしていただけます。

これは 6.1 のリリースサイクルにおける一つの重要なマイルストーンです。すでにリリースできる水準の完成度にはありますが、正式なリリース期日までの時間を使って最終確認をできるようコミュニティに検証対象を提供する目的で作られるのがこの「リリース候補」と呼ばれるバージョンです。WordPress は何千ものプラグインやテーマと相互に関係する複雑な生態系であるので、新しいバージョンに何か見落としがないか隅々まで検証することは極めて重要な工程であり、またそれには WordPress コミュニティの多くの方々からの協力が必要になります。

WordPress 6.1 の正式版リリースは3週間ほど先の2022年11月1日を予定しています。

このバージョンの WordPress ソフトウェアは未だ開発段階にあるものです。本番運用中の重要なウェブサイトへのインストール、実行、テストの実施はリスクが大きいので絶対に避けてください。テスト専用のサーバーを立ち上げてその上でテストを実施することが推奨されます。

WordPress 6.1 リリース候補版 1 をテストするには以下の三通りの方法があります:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャネルと「ベータ / RC のみ」ストリーム設定を選択) 。
  • 方法その2: こちらからベータバージョンの zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: WP-CLI を利用してテストする:
    wp core update --version=6.1-RC1

6.1 リリースサイクルに関する追加情報もご利用ください。

これからの数週間、Make WordPress Core ブログの 6.1 関連の開発者ノートにさらなる変更についての詳細が掲載されるのでチェックしてください。

WordPress 6.1 RC1 での変更点

ベータ 2 以降、約100件の項目が対処され、2022年5月の WordPress 6.0 以降では、合計で2,000件を超える更新が行われました。

WordPress 6.1 は、今年の1月と5月にそれぞれリリースされたバージョン 5.9 と 6.0 に続く、2022年の3番目のメジャーリリースです。

エンドユーザー向けの WordPress 6.1 の注目の変更

  • 10種類のユニークなスタイルバリエーションで構成されたデフォルトテーマ (詳細)
  • より多くのブロックにさらに多くのデザインツールを追加 (詳細)
  • テンプレートのエクスペリエンステンプレートオプションを拡張、改良
  • より直感的なドキュメント設定
  • 引用とリストブロックを改良し、インナーブロックをサポート
  • 様々なブロックのプレースホルダーをより崩れにくく改良
  • 新しいモーダルインターフェイスと環境設定の改善
  • ナビゲーションブロックの自動選択とフォールバック機能、メニュー管理の簡素化
  • ワンクリックですべてのインナーブロックにロック設定を適用
  • ブロックテーマの検出機能の向上
  • アクセシビリティに関する更新 (60件以上のチケットを解決)
  • パフォーマンスに関する更新 (25件以上のチケットを解決)

開発者向けの WordPress 6.1 の注目の変更

  • あらゆるテーマを更にパワーアップできる外観ツールへのオプトイン
  • スタイルシステムの新しいイテレーション
  • あらゆる投稿タイプにスターターパターンを追加 (詳細)
  • 新しい制約付きオプションやレイアウトオプションの無効化機能など、レイアウトオプションの進化
  • コンテンツロックパターンを追加し、キュレーションの選択肢を強化
  • クエリーループブロックのサポートを拡張
  • クラシックテーマでブロックベースのテンプレートパーツを使用可能に (意見募集中)
  • theme.json データのフィルタリング (詳細)
  • Fluid タイポグラフィによるレスポンシブ性の向上 (意見募集中)
  • ボタン、見出し、キャプションなど、ブロック内の要素を theme.json でスタイル設定可能に

この投稿に記載されているすべての機能は、最終リリース前に変更される可能性があることにご注意ください。

プラグインとテーマ開発者のみなさんへ

プラグインとテーマの開発者のみなさんは WordPress 6.0 RC1 に対してテストを開始してください。問題なく動くようであればそれぞれの readme.txt の Tested up to ヘッダーを 6.1 に更新してください。互換性の問題が見つかった場合はサポートフォーラムで詳しい情報を共有してください。11月1日の最終リリースに先立って問題を解消できるようご協力をお願いします。

翻訳にご協力ください

WordPress の翻訳にご協力ください。この RC1 リリースをもってバージョン 6.1 の翻訳語句は凍結され、通常これ以上の変更が行われることはありません。

テストに協力するには

WordPress の開発過程においてリリースの安定性を高める上でテストの実施が非常に重要になります。テストに協力することはまたプロジェクトへの大きな貢献にもなります。ベータリリースのテストにこれまでに参加したことがない方には、まず最初の一歩を踏み出すための足がかりとしてこちらの詳細なガイドが役に立つでしょう。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

バグのない WordPress を保つために – テストにご協力ください

WordPress の開発過程においてリリースの安定性を高める上でテストの実施が非常に重要になります。テストに協力することはまたプロジェクトへの大きな貢献にもなります。ベータリリースのテストにこれまでに参加したことがない方には、まず最初の一歩を踏み出すための足がかりとしてこちらの詳細なガイドが役に立つでしょう。

テストは、今回ならびに将来の WordPress リリースが可能な限り安定して問題のないものになることを確かにする上で不可欠な過程です。そして、テストは誰でも参加が可能です。WordPress コミュニティのメンバーであるあなたの協力が大きな支えになります。

今回のようなリリースのテストについてもっと知りたいなら、Make Core のテストについての呼びかけを参照してみてください。Making WordPress の Slack ワークスペース内の公開チャンネルで議論に参加することもできます。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

現時点での最新メジャーリリースである WordPress 6.0 の公開より後にリリースされた Gutenberg の機能について調べたい場合は、以下の What’s New In Gutenberg 投稿を参照してください。14.114.013.913.813.713.613.513.413.313.213.1


RC1 の俳句

Languages abound
Test today, releases soon
Freedom to publish


この投稿に協力してくれた @webcommsat に感謝します。

WordPress 6.1 ベータ 3

以下は、Dan Soschin が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.1 Beta 3 Now Available」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.1 ベータ 3 が公開されました。ダウンロードし、テストしていただけます。

このバージョンの WordPress ソフトウェアは未だ開発段階にあるものです。本番運用中の重要なウェブサイトへのインストール、実行、テストの実施はリスクが大きいので絶対に避けてください。テスト専用のサーバーを立ち上げてその上でテストを実施することが推奨されます。

WordPress 6.1 ベータ 3 をテストするには以下の三通りの方法があります:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャネルと「ベータ / RC のみ」ストリーム設定を選択) 。
  • 方法その2: こちらからベータバージョンの zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: WP-CLI を利用してテストする:
    wp core update --version=6.1-beta3

WordPress 6.1 の正式版リリースは4週間ほど先の2022年11月1日を予定しています。

6.1 リリースサイクルに関する追加情報もご利用ください。

これからの数週間、Make WordPress Core ブログの 6.1 関連の開発者ノートにさらなる変更についての詳細が掲載されるのでチェックしてください。

バグのない WordPress を保つために – テストにご協力ください

WordPress の開発過程においてリリースの安定性を高める上でテストの実施が非常に重要になります。テストに協力することはまたプロジェクトへの大きな貢献にもなります。ベータリリースのテストにこれまでに参加したことがない方には、まず最初の一歩を踏み出すための足がかりとしてこちらの詳細なガイドが役に立つでしょう。

テストは、今回ならびに将来の WordPress リリースが可能な限り安定して問題のないものになることを確かにする上で不可欠な過程です。そして、テストは誰でも参加が可能です。WordPress コミュニティのメンバーであるあなたの協力が大きな支えになります。

今回のようなリリースのテストについてもっと知りたいなら、Make Core のテストについての呼びかけを参照してみてください。Making WordPress の Slack ワークスペース内の公開チャンネルで議論に参加することもできます。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

現時点での最新メジャーリリースである WordPress 6.0 の公開より後にリリースされた Gutenberg の機能について調べたい場合は、以下の What’s New In Gutenberg 投稿を参照してください。14.114.013.913.813.713.613.513.413.313.213.1

このリースでは、エディターに関する WordPress 6.1 コアに関する300件以上のチケットを含む350件以上の機能追加と350件以上のバグ修正が行われています。6.1 の残りのリリースサイクルの間には、さらなる修正が予定されています。

注目の変更の一部

WordPress バージョン 6.1 の新機能を知りたい方は、ベータ 1 の最初の告知記事で詳細をお読みいただくか、プロダクトの説明動画をご覧ください。

ベータ 3 の変更点

先週公開されたベータ 2 からの変更点が100件近くあります。


ここでベータ 3 向けに一句

Beta time done soon
Gather up your WordPress sites
RC then we ship

WordPress 6.1 ベータ 2

以下は、Jonathan Pantani が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.1 Beta 2 Now Available」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.1 ベータ 2 が公開されました。ダウンロードし、テストしていただけます。

このバージョンの WordPress ソフトウェアは未だ開発段階にあるものです。本番運用中の重要なウェブサイトへのインストール、実行、テストの実施はリスクが大きいので絶対に避けてください。テスト専用のサーバーを立ち上げてその上でテストを実施することが推奨されます。

WordPress 6.1 ベータ 2 をテストするには以下の三通りの方法があります:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャネルと「ベータ / RC のみ」ストリーム設定を選択) 。
  • 方法その2: こちらからベータバージョンの zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: WP-CLI を利用してテストする:
    wp core update --version=6.1-beta2

WordPress 6.1 の正式版リリースは5週間ほど先の2022年11月1日を予定しています。

6.1 リリースサイクルに関する追加情報もご利用ください。

これからの数週間、Make WordPress Core ブログの 6.1 関連の開発者ノートにさらなる変更についての詳細が掲載されるのでチェックしてください。

バグのない WordPress を保つために – テストにご協力ください

WordPress の開発過程においてリリースの安定性を高める上でテストの実施が非常に重要になります。テストに協力することはまたプロジェクトへの大きな貢献にもなります。ベータリリースのテストにこれまでに参加したことがない方には、まず最初の一歩を踏み出すための足がかりとしてこちらの詳細なガイドが役に立つでしょう。

テストは、今回ならびに将来の WordPress リリースが可能な限り安定して問題のないものになることを確かにする上で不可欠な過程です。そして、テストは誰でも参加が可能です。WordPress コミュニティのメンバーであるあなたの協力が大きな支えになります。

今回のようなリリースのテストについてもっと知りたいなら、Make Core のテストについての呼びかけを参照してみてください。Making WordPress の Slack ワークスペース内の公開チャンネルで議論に参加することもできます。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

現時点での最新メジャーリリースである WordPress 6.0 の公開より後にリリースされた Gutenberg の機能について調べたい場合は、以下の What’s New In Gutenberg 投稿を参照してください。14.114.013.913.813.713.613.513.413.313.213.1

このリースでは、エディターに関する WordPress 6.1 コアに関する300件以上のチケットを含む350件以上の機能追加と350件以上のバグ修正が行われています。6.1 の残りのリリースサイクルの間には、さらなる修正が予定されています。

注目の変更の一部

WordPress バージョン 6.1 の新機能を知りたい方は、ベータ 1 の最初の告知記事で詳細をお読みいただくか、プロダクトの説明動画をご覧ください。

ベータ 2 の変更点

先週公開されたベータ 1 からの変更点がいくつかあります。

ここで一句

WordPress six-point-one,
Please help test Beta 2 now.
Best release ever.

この投稿に協力してくれた皆さんに感謝します。 @dansoschin@robinwpdeveloper@webcommsat@jeffpaul@cbringmann

WordPress 6.1 ベータ 1

以下は、Jonathan Pantani が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.1 Beta 1 Now Available」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.1 ベータ 1 が公開されました。ダウンロードして試用することが可能です。

このバージョンの WordPress ソフトウェアは未だ開発段階にあるものです。本番運用中の重要なウェブサイトへのインストール、実行、テストの実施はリスクが大きいので絶対に避けてください。テスト専用のサーバーを立ち上げてその上でテストを実施することが推奨されます。

WordPress 6.1 ベータ 1 をテストするには以下の三通りの方法があります:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャネルと「ベータ / RC のみ」ストリーム設定を選択) 。
  • 方法その2: こちらからベータバージョンの zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: WP-CLI を利用してテストする:
    wp core update --version=6.1-beta1

WordPress 6.1 の正式版リリースは6週間ほど先の2022年11月1日を予定しています。

6.1 リリースサイクルに関する追加情報もご利用ください。

これからの数週間、Make WordPress Core ブログの 6.1 関連の開発者ノートにさらなる変更についての詳細が掲載されるのでチェックしてください。

バグのない WordPress を保つために – テストにご協力ください

WordPress の開発過程においてリリースの安定性を高める上でテストの実施が非常に重要になります。テストに協力することはまたプロジェクトへの大きな貢献にもなります。ベータリリースのテストにこれまでに参加したことがない方には、まず最初の一歩を踏み出すための足がかりとしてこちらの詳細なガイドが役に立つでしょう。

テストは、今回ならびに将来の WordPress リリースが可能な限り安定して問題のないものになることを確かにする上で不可欠な過程です。そして、テストは誰でも参加が可能です。WordPress コミュニティのメンバーであるあなたの協力が大きな支えになります。

今回のようなリリースのテストについてもっと知りたいなら、Make Core のテストについての呼びかけを参照してみてください。Making WordPress の Slack ワークスペース内の公開チャンネルで議論に参加することもできます。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

現時点での最新メジャーリリースである WordPress 6.0 の公開より後にリリースされた Gutenberg の機能について調べたい場合は、以下の What’s New In Gutenberg 投稿を参照してください。14.114.013.913.813.713.613.513.413.313.213.1

このリースでは、エディターに関する WordPress 6.1 コアに関する250件以上のチケットを含む350件以上の機能追加と350件以上のバグ修正が行われています。

注目の変更の一部

WordPress バージョン 6.1 の新機能を知りたい方のために、注目すべき点を一部リストアップしてみました。

エンドユーザー向け

  • 10種類のユニークなスタイルバリエーションで構成されたデフォルトテーマ (詳細)
  • より多くのブロックにさらに多くのデザインツールを追加 (詳細)
  • テンプレートのエクスペリエンステンプレートオプションを拡張、改良
  • より直感的なドキュメント設定
  • ヘッダーとフッターのパターンを全テーマに追加
  • 引用とリストブロックを改良し、インナーブロックをサポート
  • 様々なブロックのプレースホルダーをより崩れにくく改良
  • 新しいモーダルインターフェイスと環境設定の改善
  • ナビゲーションブロックの自動選択とフォールバック機能、メニュー管理の簡素化
  • ワンクリックですべてのインナーブロックにロック設定を適用
  • ブロックテーマの検出機能の向上
  • アクセシビリティに関する更新 (60件以上のチケットを解決)
  • パフォーマンスに関する更新 (25件以上のチケットを解決)

開発者向け

  • あらゆるテーマを更にパワーアップできる外観ツールへのオプトイン
  • スタイルシステムの新しいイテレーション
  • あらゆる投稿タイプにスターターパターンを追加 (詳細)
  • 新しい制約付きオプションやレイアウトオプションの無効化機能など、レイアウトオプションの進化
  • コンテンツロックパターンを追加し、キュレーションの選択肢を強化
  • クエリーループブロックのサポートを拡張
  • クラシックテーマでブロックベースのテンプレートパーツを使用可能に (意見募集中)
  • theme.json データのフィルタリング (詳細)
  • Fluid タイポグラフィによるレスポンシブ性の向上 (意見募集中)
  • ボタン、見出し、キャプションなど、ブロック内の要素を theme.json でスタイル設定可能に

この投稿に記載されているすべての機能は、最終リリース前に変更される可能性があることにご注意ください。

ここで一句

Twenty Twenty-Three
10 style variations
The new default theme

この投稿に協力してくれた皆さんに感謝します。 @dansoschin@annezazu@cbringmann@davidbaumwald@priethor@jeffpaul

State of the Word 2021 基調講演の日本語字幕動画とハイライト

以下は、Anjana Vasan が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「Highlights from State of the Word 2021」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


(字幕が英語の場合、歯車アイコンで日本語に切り替えられます)

WordPress 共同創設者であるマット・マレンウェッグによる恒例の基調講演 ”State of the Word 2021” が、米国時間12月14日に行われました。このハイブリッド形式イベントは、ワクチン接種の証明を持った少数の観客を招いてニューヨーク市にて行われました。マット氏いわく、「飛行機、電車、車で来場した人がいた」とのことでした。また、ライブイベントまで足を運ばなかった方々も、世界各地からライブ配信を視聴しました。

このイベントは WordPress コミュニティにとって心躍る時間であり、長らく開催されていなかった対面式の WordCamp がスペインのセビリアで開催されたことも、この場で祝福しました。

WordPress.tv でも録画をご覧いただけます (訳注: 日本語字幕あり。字幕書き起こしテキストはこちら)。

多くの Meetup 勉強会主催者が世界中でこの基調講演のウォッチパーティーを開催しました。11カ国で26のウォッチパーティーが開催され、計300人以上の方が参加表明をしました。

これまでの “State of the Word” と同様、今年もマットは幅広いトピックをカバーしました。WordPress の過去、現在、そして未来にスポットライトを当て、コントリビューターの増加、翻訳、最近のリリースマイルストーン、教育イニシアチブなど、さまざまな話題を取り上げました。

また、WordPress 5.9 の特徴であるフルサイト編集、ブロックパターン、グローバルスタイルオプション、画像コントロール強化などのデモを皆さんにご覧いただきました。

マットはこの場を使って、多言語のネイティブサポートやリアルタイムな共同サイト編集など、WordPress のロードマップを再確認しました。また、新機能の開発やテスト、普及や教育など、さまざまな取り組みを通じて、誰もがWordPress の進歩に貢献できることにも注目を促しました。

さらに、「WordPress のようなプログラムは、より多くの人が使えば使うほど良くなる」と、オープンソースソフトウェアが改良されていく方法を強調しました。

エネルギッシュなプレゼンテーションの締めとして、Web3、企業の M&A (吸収合併)、オープンソースソフトウェアの成長とサポートなど、幅広いトピックを取り上げました。

マルチメディアを活用した1時間のプレゼンの後、マットはインタラクティブな質疑応答セッションを行い、事前に寄せられた質問や、ライブストリームやスタジオの視聴者からの質問に答えました。

イベントの模様は上記の公式録画でご覧いただけます。 また、Twitter で #ILoveWP タグを使ってストーリーを共有したり、#StateOfTheWord でイベントの反応をチェックすることもできます。

この記事のレビューと編集に協力してくれた @dansoschin さん、ありがとうございます。


動画字幕の翻訳にご協力いただいた @mimitips @atachibana @h84m さん、どうもありがとうございました。

字幕の間違いなどがあった場合は、WordSlack#docs チャンネルでお知らせください。Amara.org 上で直接編集もできますが、修正を動画に反映するにはご連絡ください。