貢献者のご紹介とビデオミーティングのお知らせ

以下は、Jane Wells が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「Coming Up: Meet the Makers」を訳したものです。


WordPress の意思決定はどのようになされるのか、その決定にはだれが加わっているのか、そしてこのオープンソースプロジェクトは大まかにどのように組織化されているのか、そういったことをよく質問されます。WordPress はある種の実力社会です。これはつまり、誰でも参加できて、貢献の質と献身する興味/時間のレベルの組み合わせが、意思決定にどの程度の影響を及ぼすのかを決める、ということです。この要素は多岐にわたるため、WordPress のコアアプリケーションへの貢献者にはフルタイムの主要開発者から、ときどきパッチを提供する貢献者まで様々なレベルがあります。

USB の考案者のひとりであるアジャイ・バットさんをマニアの国のロックスターとして扱った2009年のインテルのコマーシャルは私の大のお気に入りです (実際に出演したのが本物のアジャイ・バットさんではなくて俳優だったのはがっかりでしたけど。インテルさん、せっかくのメッセージが台無しですよ)1。WordPress の国ではマット・マレンウェグが誰なのかはたいていの方がご存知かと思いますが、他の開発者や貢献者の方々の多くはほとんど目立ちません。そこで、何名かのより献身的な貢献者の方々のプロフィールをここに投稿していきます。

なぜいまなのか?私たちは2011年の1月に第2回目の WordPress  年次主要開発者会議を開く予定で、その期間のどこかでビデオによるタウンホールミーティングを開催したいと考えています。いまからそれまでの間は、この会議に参加する主要開発者のプロフィールを投稿します。そのあと手を広げて、開発者、デザイナー、フォーラムモデレーターなどの方々を含めた他の貢献者のみなさんについて投稿していきます。

ビデオでのタウンホールミーティングをいつ開催するかについては、1月にここでお知らせします。それまでの間、私たちがそのミーティングで答えられるように What Should 2011 Hold for WordPress (2011年に WordPress がすること) のフォーラムスレッドに質問を投稿してください。

みんなをどのようにうまくまとめるか、そして意思決定がどのようになされるかについて少しでも知りたい場合は、私が10月に WordCamp ポートランドでおこなったプレゼンテーション、「WordPress はどのように意思決定されるのか」を御覧ください。

1 – そしてコナン・オブライエンさんによる本物のアジャイ・バットさんへのインタビューがトゥナイトショーのウェブサイトで見れなくなって、みんなのウェブサイトに埋め込んだビデオがブランクになっているはほんとにまずいですね。コピーをこちらに見つけました。そしてもし洞窟に住んでいて見逃していたなら、こちらが オリジナルのインテルのコマーシャルです。

ドキュメンテーション参加へのお誘いと Codex 会議室ブログ

WordPressの公式日本語ドキュメンテーションサイトである Codex は、WordPress プロジェクト同様ボランティア貢献者の手によって運営・更新が行われています。アカウントは誰でも取得でき、Wiki 形式でいつでも更新ができます。

このたび、編集ボランティアの話し合いの場として試用していたWordPress Codex 日本語版 会議室ブログを正式公開しましたのでお知らせします。

「WordPress Codex 日本語版 会議室」ブログ

コア開発者が話し合いをする WordPress Development Updates や、インターフェースチームのブログ Make WordPress UI Blog などの日本語ドキュメンテーション版と思ってもらえるとわかりやすいかと思います。ドキュメンテーションに積極的に参加したいという方は、メンバーとして登録サイドバーからメール購読もできますので、興味のある方は登録してみてください。

Wiki のアカウントは取ってみたものの、何をしていいのかよく分からない…と言う方もいるかもしれません。そういう場合は、コミュニティ・ポータルページや以下のリストを参考にしてみてください。

また、ドキュメンテーション向けに以下の情報やアイディアもフォーラムにて募集しています。

その他ここには書ききれないくらいたくさん参加の機会やヘルプが必要なエリアがあります。分からないことがあれば、Codex 上はもちろん、フォーラムなどで声を聞かせてください。

テーマ審査実験の拡大

以下は、Joseph Scott が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「Expanding the Theme Review Experiment」を訳したものです。本文中のリンク先はすべて英語です。


私が子供の頃、父は (「本物」のタイプライターの) タイピング練習をする時、こういうフレーズを使っていました。

Now is the time for all good men to come to the aid of their country.
(今こそ立派な人々が現れて彼らの国を救う時だ)

なぜかは分かりませんが、このフレーズがずっと頭から離れませんでした。今日、これをちょっと書き直して以下のように使ってみたいと思います。

Now is the time for great theme developers to come to the aid of their community.
(今こそテーマ開発者が現れて彼らのコミュニティを救う時だ)

テーマディレクトリは1年以上の間順調に動いています。その間、審査プロセスや管理ツールを少しずついじってきましたが、思ったほどオープンにはできていませんでした。でも今こそばんそうこうを一気にはがして、行動に移す時です。ディレクトリのテーマを審査するのを手伝ってくれるコミュニティメンバーを募集したいと思います。

現在のところ、新年の抱負を実行するような気分で毎日過ごしています。やらなければいけないけれど、実際にやるにはどうすればいいのかまだ完全にはわかっていないといったところです。でも、このプロセスを形作っていくのもコミュニティの参加に委ねたいと思っています。

ディレクトリ向けのテーマの審査をするには何が必要か説明しましょう。まず、言うまでもなく PHP と WordPress テーマのコード (そしてテーマ開発チェックリスト) をよく理解し、セキュリティのことも考えられる必要があります。また、最新バージョンの WordPress インストールを、提出されたテーマのテストのために用意してもらいます。

才能あるテーマ開発者がこれを読んでいて、お手伝いしましょう ! と言ってくれるのを期待しています。スタートするには、新しいテーマ審査メーリングリストに参加してください。コミュニティを救うためのこの新しいチャンスをよく分かってもらえるよう、お手伝いします。

WordCamp Yokohama 参加登録スタート

今朝このブログで公開した WordCamp サンフランシスコ告知内のイベント一覧にも登場しましたが、日本でも5月29日(土)に神奈川県横浜市の東京都市大学にて WordCamp Yokohama 2010 が開催されます。昨日その特設サイトが正式公開され、登録が始まりました

WordCamp Yokohama 2010 告知バナーWordCamp Yokohama は2008年と2009年の WordCamp Tokyo に続いて関東圏では3回目の開催です。国内では京都福岡を含め5回目の WordCamp となります。

今回のテーマは「WordPress でつながろう!」。会場である東京都市大学およびスポンサー様のご協力によりイベントを無料で開催できる運びとなりましたので、たくさんの方のご参加をお待ちしています(懇親会は有料です)。事前登録が必要ですので、必ずサイトから参加申し込みをしておいてください。

引き続き同サイトや Twitter(@wordcampjp#wcYokohama)で詳しい情報をお知らせしていきます。どうぞお楽しみに!

WordCamp サンフランシスコ 2010

以下は、2010年4月24日に Jane が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordCamp San Francisco 2010」を訳したものです。


約1週間後の5月1日、4年目を迎える WordCamp SF のために、数百人の WordPress ユーザー、開発者、デザイナー、ファンがサンフランシスコに集まります。初めての WordCamp は WordPress がまだバージョン 2.0(Duke)だった2006年に行われました。それからというもの WordPress は個人サイトや大規模な商用サイトを含む何千万のサイトを動かすまでに成長しました。今年のイベントがすごいものになりそうなのも不思議はありません。

WordCamp が何かご存知のない方のために、簡単にご説明しましょう。このサンフランシスコで行われるイベントは全国の WordCamp の発祥であり、毎年 WordPress の共同創始者/開発リーダーであるマット・マレンウェッグが中心となって運営しています。マットは「State of the Word(WordPress の現況)」スピーチを行うのが恒例で、過去一年間に彼をインスパイアしてくれた人たちをスピーカーのラインアップに加えることにしています。今年のスピーカーには「フリーソフトウェアの父」リチャード・ストールマン、「イノベーションの神話」の著者でありベストセラー作家のスコット・バーカン、そして「プログラマーのジレンマ」著者であり Salon.com 共同創始者のスコット・ローゼンバーグなどの著名人も含まれています。最終的なスピーカーが決定しだい残りの方々を WordCamp SF サイトに追加していく予定ですが、まだサプライズがあるかもしれませんよ。

メインイベントは5月1日(土)ですが、まだまだ WordPress 関連の楽しいイベントを用意しています。まず土曜日は予定されているスピーカーがプレゼンを行うメインカンファレンスです。基調講演、ブロガー&エンドユーザーまたは開発者向けのセッショントラック、様々な内容のライトニングトーク、それから楽しいアフターパーティを計画しています。5月2日(日)には、場所と雰囲気をがらりと変えて、プログラミングに集中したい参加者向けのデベロッパー・アンカンファレンスを行います。5月3、4日にはカンファレンスはありませんが、コア貢献者が顔を合わせ、2日間かけたコードスプリントを行います。世界中のコア貢献者が新しい人も前からいる人も集まって、2日間集中してコーディングを行います(正直に認めましょう、バージョン 3.0 のバグ修正作業が必要になるはずです)。

ベイエリアにお住まいだったり、立ち寄る予定があり WordCamp San Francisco に参加したい方は、今すぐチケットを手に入れましょう !

* * * * *

これからの WordCamp

現在、WordCamp シーズン真っ盛りといって間違いはないでしょう。これからの数ヶ月の間に予定されている WordCamp の一覧をご覧ください ! もし近くで開催されるイベントが見つからなかったら、WordCamp.org サイトで今後計画されているすべての開催地をチェックしてみてください。その間にも、多くの WordCamp ではプレゼンテーションの動画を WordPress.tv に公開している事をお忘れなく !

4月24日日 – WordCamp Orange County
カリフォルニア州アーバイン(米国)

4月29日日 – WordCamp Nashville
テネシー州ナッシュビル(米国)

May 1日 – WordCamp San Francisco
カリフォルニア州サンフランシスコ(米国)

5月8日 – WordCamp Paris
パリ(フランス)

5月8日 – WordCamp Argentina
ブエノスアイレス(アルゼンチン)

5月8日 – WordCamp Chile
サンチアゴ(チリ)

5月15–16日 – WordCamp Denmark
コペンハーゲン(デンマーク)

5月15日 – WordCamp Victoria
ブリティッシュコロンビア州ビクトリア(カナダ)

5月21–22日 – WordCamp Italy
ミラノ(イタリア)

5月22日 – WordCamp Malaysia
クアラルンプール(マレーシア)

5月22–23日 – WordCamp Raleigh
ノースカロライナ州ローリー(米国)

5月29–30日 – WordCamp Fayetteville
アーカンソー州フェイエットビル(米国)

5月29日 – WordCamp Yokohama
横浜(日本)

6月5–6日 – WordCamp Chicago
イリノイ州シカゴ(米国)

6月12日 – WordCamp Reno-Tahoe
ネバダ州リノ(米国)

6月12日 – WordCamp Vancouver
バンクーバー(カナダ)

6月18日 – WordCamp Catania
カターニア(イタリア)

6月19日 – WordCamp Columbus
オハイオ州コロンバス(米国)

Twitter の WordPress アカウントについて

以下は、2010年4月2日に Jane が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「Tweet, Tweet!」をもとにしたものです。原文とは異なる部分がかなりありますので、@wordpress アカウントについて詳しく知りたい場合はそちらもご覧ください。


以下は Twitter についての内容ですので、Twitter に興味がない、使っていないという方は無視してどうぞお花見にでもお出かけください。

Twitter の英語版 WordPress アカウントでは、これまでアプリケーションの自動フォロー機能を使っていました。しかしこれによって DM スパムが大量になってきてしまったため、ヘルプが必要なユーザーや開発者からのメッセージをまともにモニターすることができなくなってしまいました。ごめんなさい !

コミュニティのより有益なリソースとなるようアイディアフォーラムをちゃんと管理する (※) のと同じように、Twitter も整理する必要がありました。ただし、5万人以上のフォロアーを削除する簡単な方法はすぐには見つかりませんでした。

この人数のフォロアーを含むタイムラインにはスパムもたくさんあり、そうではなくても WordPress とは関係ない内容がほとんどでした。Twitter にも Akismet スパムフィルターがあればいいのに、と思ったのは私だけではないはずです。残念ながら、一括フォロー解除を行うと Twitter の規約に引っかかってしまうという問題があり (これは当然とも言えますが)、結局 Twitter に直接連絡を取ることにしました。

Twitter は、特別に @WordPress アカウントを一時的に保護してリムーブスクリプトを実行するようにとすすめてくれました (注: これは事前に連絡を取ったケースですので、このようなスクリプトを無断で実行することはおすすめしません。アカウントがスパム判定されてしまう可能性があります)。

現在、WordPress コミュニティの皆さんを改めて再フォローしています。今後、自動フォローは行いません。もしあなたが WordPress 開発者、デザイナー、ブロガー、WordPress ファンサイトとして Twitter アカウントを持っていて、@WordPress のタイムラインに表示されるべきだと思う場合は、@ 返信を送ってどのように WordPress をお使いか教えてください。

※ お気づきでしたか ? 先日アイディアフォーラムを整理し、何千もの古いスレッドを処理して、カテゴリーを追加しました。今後、オープン状態の新しいアイディアを100個以下に保ち、タイムリーに管理していきたいと思います。


訳者追記:
WordPress 日本語版に関する情報は、@jawordpressorg にてどうぞ。こちらではフォロワーの一括削除は現在のところ行っていません。

また、@WordPress のアカウントは英語のみになりますので、@ 返信などを行う場合は英語でお願いします (日本語のアカウントの場合フォローされない場合があるかもしれません)。

また、日本語版・英語版ともにサポート用のアカウントではありません。WordPressの使い方に関する質問はフォーラムでお願いします。

Summer of WordPress 2010: 第二幕

以下は、2010年3月29日に Jane が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「Summer of WordPress 2010: Act II」を一部省略して訳したものです。

訳注: Google Summer of Code (Wikipedia 日本語版) は Google が2005年から毎夏行っている学生向けのプログラミングイベントです。


大学の教室にて (以下は架空のストーリーです):

教授: ということで、クラスの20人のうち半分が A 判定を満たす WordPress Summer of Code の提案を書いてくれた。プログラムに申し込むのは何人くらいいるのかな ?

ジャック (生徒): おれはやるよ。申し込み始まったよね。

ソフィー (生徒): わたしも。あと、あんたって言葉遣いめちゃくちゃよね。

ジャック: 黙れよ。

クリス (生徒): 僕は申し込まないね。

ジャック (クリスへ向かって): 臆病者だから ?

ソフィー: むかつくわね ! 夏のバイトがもう決まってるとかそういうことかもしれないじゃない、考えた事ないの ?

教授: まあまあ。

クリス: 実は父さんとオーストラリアにバックパッキング旅行に行くんだ。旅行中半分くらいの間はインターネットがつながらないから WordPress の人たちにメールしたんだけど、期間中ずっとオンラインになれるよう来年申し込んだほうがいいと思うよって言われたから。

教授: そうだね。それがいいだろう。申し込みはもう開始されてて、4月9日 (UTC) が締め切りだ。じゃあ、申し込む人達の話を聞いてみようか。

ソフィー: wp-hackers メーリングリストに参加して、コア貢献者にアイディアのフィードバックを尋ねたわ。それからメンター (指導者) になってくれる見込みがある3人にメールして、個人的にどう思うか聞いてあるから、申し込みするときにはコミュニティとメンターのフィードバックをもとに書き直した提案書を出すつもり。それに、いろんな人に私が自発的に参加しているのを知ってもらえるから、申し込みが受理される可能性も高くなるはずね。

教授: ソフィーの言うとおりだね。コミュニティの参加者やメンターと話をすることで提案を受け入れてもらう可能性は高くなるはずだ。ジャック、君も IRC チャットやメーリングリストに参加してみるといい。今からでも遅くないし、参加者が確定したあとも提案を少し変更するのはよくあることだ。

(二幕目終了)

申し込みは先週すでに開始しています。早めに申込むことで注目を集められることは事実ですが、アイディアやアプローチをコミュニティやメンターから入念にチェックしてもらうのも大事なことです。まだ参加していないなら、wp-hackers メーリングリストに入って提案に対するフィードバックをもらいましょう。

また、受付期間中には何度か IRC チャットを行って、生徒さんたちがメンターと直接話せるようにします。メンター全員がすべてのチャットに参加するわけではないので、特に話したい人がいる場合は事前にメールするようにしてください。1時間のスケジュールで複数の生徒さんたちに対応しなくてはならないので、チャットには時間通り参加するようにお願いします。IRC チャットは irc.freenode.net の #wordpress-gsoc ルームで開催されます。

  • 4月1日(木)午前5時30分/20:30 UTC
  • 4月4日(日)午前6時30分/21:30 UTC
  • 4月8日(木)午前5時30分/21:30 UTC

このチャットルームは申込期間中ずっとオープンしており、メンターやコミュニティ参加者が質問に答えてくれるかもしれません。ただし、決まった時間に予定されているのは上記の3回のみです。

それから、WordPress Summer of Code の宣伝をしてくれるなら、PDF 版のチラシを印刷して大学の掲示板などに貼ってみてください。教授の皆さん、優れた生徒さんたちの申し込みを応援してあげてくださいね !

Summer of WordPress 2010: 第一幕

以下は、2010年3月21日に Jane が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「Summer of WordPress 2010: Act I」を訳したものです。

訳注: Google Summer of Code (Wikipedia 日本語版) は Google が2005年から毎夏行っている学生向けのプログラミングイベントです。


大学の教室にて (以下は架空のストーリーです):

教授: 今年、Google Summer of Code (GSoC) に応募する者はいるかね ? もしいれば、授業のあと私のところに来なさい。自主研究として単位を与えられるかどう検討しましょう。

ジャック (生徒): それって選ばれるのがすごく難しいプログラムなんじゃないんですか ? Modern Warfare 2 でレベル70くらいの難易度でしょ ?

ソフィー (生徒): 私なんて70は超えてるわよ。一流並みね。

ジャック: (ソフィーへ向けて) うるさいな、うそばっかり !

ソフィー: ほんとだもん !

教授: ほらほら君たち、関係ないだろ。で、誰か GSoC に挑戦してみる者はいないのか。

アンドレア (教授助手): 今年もいいオープンソースプロジェクトがいくつか参加してますよ。誰かこのクラスから WordPress プロジェクトに参加してくれたらいいんですけど。

ジャック: WordPress いいよね。でも去年、友達のビリーは選ばれなかったんだよねー。

ソフィー: ビリーは自分で思ってるほど頭良くないわよ。

ジャック: じゃあ、自分の方ができるって思ってんの ?

ソフィー: そりゃそうよ ! サルでもビリーとかあんたよりましでしょ。

ジャック: なんだよ、コード書きで対決したら俺が勝つに決まってるだろ。

アンドレア: 教授、なかなかフレンドリーなクラスの競争が発生しているようですが…。

教授: アンドレア、君の言うとおりだね。君たち、よく聞きなさい。4月26日に合格した生徒が発表されるらしいんだが、これは学期終了前だ。クラスのプロジェクトとして取り組んでみないかね ?

ジャック: (いぶかしげに) どういうことですか ?

教授: クラスの課題として、1週間以内に全員でそれぞれ Google Summer of Code の WordPress に関するプロジェクト提案を書く。これは通常の課題と同じように採点しよう。A を取った者は、GoSC プロジェクトに応募するとき、私の名前を照会先として書いて良い。応募の締切は4月9日だから、課題を採点したあとに修正を入れる時間もある。

ソフィー: なにかもらえるんですか ?

アンドレア: GSoC を夏の間に無事完了したら、$5000 もらえるわよ。

ソフィー: (ジャックに対し、にやにやしながら) 市役所の横でホットドッグ売るより高給じゃない。

ジャック: そうだといいけど。よし、挑戦してみる。今年はお前がホットドック売ることになるだろうよ。

教授: それから最初に言いかけたように、GSoC プロジェクトは自主研究の単位として認めるつもりだ。そうだな、おまけとして、WordPress GSoC プログラムに実際に応募して合格したら、年度末の平均点にも追加単位をやろうじゃないか。

ソフィー: (目を光らせて) ほんと ? 私もやるわ !

ジャック: ありえない。俺の方が選ばれるに決まってる。

これから Google Summer of Code の WordPress プロジェクトに応募するジャックとソフィーの冒険を引き続きお楽しみに。


WordPress は 今年 Google Summer of Code に参加している150のオープンソース組織の一つであることを誇りに思います。学生の皆さんは夏の間、WordPress コア開発者の指導を受けながらプロジェクトに取り組みます。そしてプロジェクトを完成させた場合には、Google が$5000を支払ってくれます ! みんなにとってメリットがありますね。昨年のプロジェクトの結果、とてもいいコードがいくらかできました。例えば 3.0 に向けて完成を目指している新しい検索 API や、Elastic テーマジェネレーターなどです。

先生方へ: 私たちや学生さんのために、GSoC を告知して応募を応援してあげてください。WordPress のプラグインを書いたり、コア用パッチを書くクラスの課題を出してコードベースを知るきっかけを作ることを検討してください。夏季自主研究のアドバイザーとしての登録を申し出てあげたり、GSoC の作業に対して単位を与えてあげてください。

学生さん: アイディアページを見て、提案したいプロジェクトについて考え始めてみましょう。このブログに今後ライブチャットセッションの情報を公開します。チャットでは、指導者(メンター)候補の開発者に質問したり提案へのフィードバックをもらえます。

このプログラムは全員が参加できるわけではありませんが、プログラミング関連ではもっともすばらしい機会の一つと言えるでしょう。オープンソースコミュニティの一員として、実践的な経験を積むことができる上に、なかなか悪くない対価の見返りもあります。業界のリーダーと知り合いになれますし、Google からの注目も受けけられます。もちろん、かなり自慢できるというのはいうまでもありません。さあ、もう待つ必要はありません。応募受付は3月29日から4月9日までですので、プロジェクトについて考え始めてください !

2010年のオープンソースデザイン計画

以下は、2010年1月13日に Jane Wells が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「2010 Open Source Design Plans」を訳したものです。


2010年は私たちにとって、オープンソース的なデザインプロセスの大海へ思い切って飛び込む年になります。今までにも少し浅瀬に足を踏み入れてはいましたが(アイコンコンテストTrac チケットのグラフィックデザインコンポーネントヘッダーリデザインコンテスト)、今年はもっと大きな変化が見られるはずです。もし参加したい方は、以下を読んでみてください。

メーリングリスト: 開発者には、コアやプラグインのコードについて話し合うための wp-hackers メーリングリストがあります。UI/UX(ユーザーインターフェース・ユーザーエクスペリエンス)についての話題も時々出てくることはありますが、ナビゲーションメニューのラベル、色の階調、ボタンのスタイル、レイアウト、アライメントなど話しあうべきことは山のようにあり、それを wp-hackers でするとややこしいことになってしまいます。デザイナーたちにも独自のメーリングリストが必要です。そこで、新しく wp-ui リストができました。WordPress インターフェースやユーザーエクスペリエンスの改善や、デザイン関連プロジェクトの進展(例えば、オープンなデザイン課題など)について話し合いをするために登録しましょう。

デザイン課題: 過去に行ったアイコンデザインやヘッダーリデザインコンテストからたくさんのことを学びました。そして、WordPress のオープンソースプロジェクトに参加したいという UI/UX デザイナーのみなさんにもっとその機会があるように、こういったオープンなデザイン課題をもっと定期的に出したいと思っています。課題を小さめに設定して一ヶ月に一度程度行えれば、初めての人も簡単に参加することもできて理想的です。課題を公開する度に、先ほど紹介したメーリングリストでアイディアを交換したり、最適な解決方法に向かって作業を進めていったりすることができます。個人的には、こういった課題がコンペや競争ではなく、コラボレーションといった形に進化していくといいなと考えています。今月の終わりに一つ目の課題を公開しますので、興味がある方はメーリングリストに是非登録してください(ヒント: ダッシュボードの「現在の状況」モジュールの情報デザインを改良する課題、表示レイアウトに関する課題などををこれから予定しています。し、)。

分散型ユーザビリティテスト: 去年これを始めようと試み、何十人かのユーザビリティ専門家の方がボランティアとして手を上げてくださいました。しかし、スケジュールとインフラ関連の問題によって、進捗が遅れていました。メーリングリストを始めとして、「UI/UX 貢献者チーム」用のインフラができていくことで、このプロジェクトを再開しやすくなるはずです。

IRC でのおしゃべり: IRC の #wordpress-dev チャンネルで毎週行われている開発者チャットは、とても生産的なものになっています。irc.freenode.net の #wordpress-ui にも新しいチャンネルを作り、UI/UX 貢献者が井戸端会議をできるような場にしたいと思っています。また、立ち寄ってコアの UI/UX について話し合いをする以外にも、毎週定期的なチャットを計画中です(注: このチャンネルは、ブログのテーマづくりなどについて話し合うところではありません。WordPress アプリケーション自体のデザインに向けた議論の場です)。メーリングリストでの最初の議題は、この定期チャットの日時を決定する件になるでしょう。

独自のブログ: ここでもコード貢献者のインフラにならって、UI/UX 関連の更新情報、告知、進捗報告などに使うブログを作るつもりです。近々 WordPress.org 上に登場する予定ですが、完成したらメーリングリストでお知らせします。

ということで、デザインスキルを活かして WordPress コアに貢献したい方は、wp-ui メーリングリストに参加して、楽しい一年にしましょう!