WordPress 6.4 ベータ 3

以下は WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.4 Beta 3」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.4 ベータ 3 をテストしていただく準備が整いました。

これは WordPress ソフトウェアのベータ版、つまり開発途上のものです。このバージョンの WordPress を本稼働中のウェブサイトにインストールして使用することは避けてください。ベータ版の評価はテスト用のサーバーを用意してその上で行いましょう。

WordPress 6.4 ベータ 3 のテストには次の三通りの方法があります:

  1. プラグイン: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する。設定では「最前線」チャンネルと「ベータ / RC のみ」ストリームをそれぞれ選択。
  2. 直接ダウンロード: ベータ 3 バージョンの zip ファイルをダウンロードして WordPress ウェブサイトにインストールする。
  3. コマンドライン: 次の WP-CLI コマンドを実行する:
    wp core update --version=6.4-beta3

WordPress 6.4 の最終リリース目標日は2023年11月7日に設定されています。6.4 リリースサイクルの全体図を確認し、これからの数週間 Make WordPress Core ブログ6.4 関連記事に掲載される詳細情報をチェックしましょう。

WordPress 6.4 のリリースは過小評価ジェンダー・リリース部隊がお届けしています。過小評価されたジェンダーを自認する人々の参加と連帯を促す WordPress オープンソースプロジェクト内の小グループです。

WordPress 6.4 の最新情報についてもっと知りたいですか ? ベータ 1 のリリース告知をチェックしましょう。

テストに参加するには

WordPress 6.4 リリースが最高の形で実現するためには、現段階のベータバージョンのテストに協力いただくことが極めて重要です。アップグレードのプロセスをテストいただくことも、また新しく追加された機能を試していただくことも、同等に重要です。こちらの手引きを参照して WordPress 6.4 の機能テストについて学びましょう。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

Gutenberg 関連については一連の What’s new in Gutenberg 投稿 (16.216.316.416.516.616.7) に目を通すことで把握できるでしょう。

WordPress リリースのテスト全般について知りたいですか ? Make WordPress Test をフォローする、Making WordPress Slack#core-test チャンネルに参加する、などの方法があります。

ベータ期間中は脆弱性報告報奨金が2倍に

WordPress の各新バージョンについて、それぞれの ベータ 1 から最終のリリース候補版 (RC) までの期間、未発表のセキュリティ脆弱性の報告に対する報奨金の額が2倍になります。報告は HackerOne のページならびにセキュリティ白書に記載のセキュリティプラクティスとポリシーに沿った責任ある情報公開手順に従って適切に行なってください。

フォントライブラリに関する近況

当初 WordPress 6.4 で導入を予定していたフォントライブラリの機能については、求められる完成度での公開が困難なため、6.5 に持ち越しが決まりました。これにより WordPress の品質に関する標準に合致する状態まで高めていくためのテストとフィードバックに用いる時間的余裕が得られます。素晴らしいフォントライブラリ体験に向けた皆さんの協力に感謝します。

ベータ 3 の見どころ

WordPress 6.4 ベータ 3 は、ベータ 2 のリリース以降に行われた60件の更新 (WordPress コアのための29件のチケットを含む) を含みます。

ベータサイクルはバグ修正に集中して進められ、テストが進むほどにより多くのバグが片付けられていくことになります。ベータ 2 以降に手がけられた全イシューの技術的詳細については以下のリンク先を参照してください:


(訳註: 愉快な俳句と執筆貢献者の一覧については日本語訳から割愛します。興味のある方はぜひ原文記事をご覧ください。)

WordPress 6.4 ベータ 2

以下は WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.4 Beta 2」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.4 ベータ 2 をテストしていただく準備が整いました。

これは WordPress ソフトウェアのベータ版、つまり開発途上のものです。このバージョンの WordPress を本稼働中のウェブサイトにインストールして使用することは避けてください。ベータ版の評価はテスト用のサーバーを用意してその上で行いましょう。

WordPress 6.4 ベータ 2 のテストには次の四通りの方法があります:

  1. プラグイン: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する。設定では「最前線」チャンネルと「ベータ / RC のみ」ストリームをそれぞれ選択。
  2. 直接ダウンロード: ベータ 2 バージョンの zip ファイルをダウンロードして WordPress ウェブサイトにインストールする。
  3. コマンドライン: 次の WP-CLI コマンドを実行する:
    wp core update --version=6.4-beta2
  4. ローカル環境: wp-now を使用して Node.js ベースの WordPress 6.4 ベータ 2 インストールをローカル環境に立ち上げる。詳しくはこちらのガイドを参照。

WordPress 6.4 の最終リリース目標日は2023年11月7日に設定されています。6.4 リリースサイクルの全体図を確認し、これからの数週間 Make WordPress Core ブログ6.4 関連記事に掲載される詳細情報をチェックしましょう。

WordPress 6.4 のリリースは過小評価ジェンダー・リリース部隊がお届けしています。過小評価されたジェンダーを自認する人々の参加と連帯を促す WordPress オープンソースプロジェクト内の小グループです。

WordPress 6.4 の最新情報についてもっと知りたいですか ? ベータ 1 のリリース告知を読んで WP Briefing ポッドキャストのエピソード63を聞いてみましょう。

テストに参加するには

WordPress 6.4 リリースが最高の形で実現するためには、現段階のベータバージョンのテストに協力いただくことが極めて重要です。アップグレードのプロセスをテストいただくことも、また新しく追加された機能を試していただくことも、同等に重要です。こちらの手引きを参照して WordPress 6.4 の機能テストについて学びましょう。

フォントライブラリ (Gutenberg 16.7 で現在利用可能) についてはさらなるテストとフィードバックが必要との判断から 6.4 への同梱が保留されています。テストの詳細についてはこちらの手引きを参照してください

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

Gutenberg 関連については一連の What’s new in Gutenberg 投稿 (16.216.316.416.516.616.7) に目を通すことで把握できるでしょう。

WordPress リリースのテスト全般について知りたいですか ? Make WordPress Test をフォローする、Making WordPress Slack#core-test チャンネルに参加する、などの方法があります。

ベータ期間中は脆弱性報告報奨金が2倍に

WordPress の各新バージョンについて、それぞれの ベータ 1 から最終のリリース候補版 (RC) までの期間、未発表のセキュリティ脆弱性の報告に対する報奨金の額が2倍になります。報告は HackerOne のページならびにセキュリティ白書に記載のセキュリティプラクティスとポリシーに沿った責任ある情報公開手順に従って適切に行なってください。

ベータ 2 の見どころ紹介

WordPress 6.4 ベータ 2 では ベータ 1 リリース以降の50件以上の更新が盛り込まれており、それには WordPress コア向けの18件のチケットが含まれます。

ベータサイクルはバグ修正に集中して進められ、テストが進むほどにより多くのバグが片付けられていくことになります。ベータ 1 以降に手がけられた全イシューの技術的詳細については以下のリンク先を参照してください:

Twenty Twenty-Four テーマについて

Twenty Twenty-Four テーマに関して、一部の画像が正しくロードされない問題が見られるかもしれません。この問題については目下対応中です。詳しくはこちらの Trac チケットを参照してください。

非ブロックテーマにおけるパターン管理の改善について

WordPress 6.4 ではパターン管理に関するさまざまな機能向上が盛り込まれますが、非ブロックのテーマ上でのパターン管理の改善は最終的に WordPress 6.5 での対応になります。


(訳註: 愉快な俳句と執筆貢献者の一覧については日本語訳から割愛します。興味のある方はぜひ原文記事をご覧ください。)

WordPress 6.4 ベータ 1

以下は WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.4 Beta 1」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.4 ベータ 1 をテストしていただく準備が整いました。

これは WordPress ソフトウェアのベータ版、つまり開発途上のものです。このバージョンの WordPress を本稼働中のウェブサイトにインストールして使用することは避けてください。ベータ版の評価はテスト用のサーバーを用意してその上で行いましょう。

WordPress 6.4 ベータ 1 のテストには次の三通りの方法があります:

  1. プラグイン: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する。設定では「最前線」チャンネルと「ベータ / RC のみ」ストリームをそれぞれ選択。
  2. 直接ダウンロード: ベータ 1 バージョンの zip ファイルをダウンロードして WordPress ウェブサイトにインストールする。
  3. コマンドライン: 次の WP-CLI コマンドを実行する:
    wp core update --version=6.4-beta1

WordPress 6.4 の最終リリース目標日は2023年11月7日に設定されています。最高の状態でのリリースを確かなものにするためには皆さんのテスト参加による協力が重要になります。

WordPress 6.4 のリリースは過小評価ジェンダー・リリース部隊がお届けしています。過小評価されたジェンダーを自認する人々の参加と連帯を促す WordPress オープンソースプロジェクト内の小グループです。

もっと詳しく知りたい方は、6.4 リリースサイクルの概略Make WordPress Core ブログ6.4 関連記事 を参照してください。

テストにご協力を

テストを行うことはソフトウェア開発における重要課題の一つです。テストに参加することで経験を問わず誰もがプロジェクトに貢献できます。こちらの詳細な手引きを参照して WordPress 6.4 の主要機能のテストについて学びましょう。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

WordPress リリースのテスト全般について知りたいですか? Make WordPress Test をフォローする、Making WordPress Slack#core-test チャンネルに参加する、などの方法があります。

Gutenberg 関連については一連の What’s new in Gutenberg 投稿 (16.216.316.416.516.616.7) に目を通すことで WordPress 6.3 以降にあった更新について把握できるでしょう。

WordPress 6.4 ベータ 1 には 6.4 マイルストーンの190件を超す Trac チケット、エディター関連の400件超の機能強化と370件のバグ修正が含まれます。

ベータ期間中は脆弱性報告報奨金が2倍に

WordPress の各新バージョンについて、それぞれの ベータ 1 から最終のリリース候補版 (RC) までの期間、未発表のセキュリティ脆弱性の報告に対する報奨金の額が2倍になります。報告は HackerOne のページならびにセキュリティ白書に記載のセキュリティプラクティスとポリシーに沿った責任ある情報公開手順に従って適切に行なってください。

WordPress 6.4 で何が変わるか

WordPress 6.4 に導入されるのは、多用途のデフォルトテーマ、新機能の数々、そして執筆、デザインからワークフロー効率に至るまで複数領域にまたがる WordPress 体験を強化するための数え切れないほどのアップデートです。WordPress ロードマップの第3フェイズに向けて重要な取り組みが続きます。これからいくつかの重要なポイントについて見ていきましょう。

Twenty Twenty-Four (2024) テーマ登場

Twenty Twenty-Four という名前の新しいデフォルトテーマが WordPress 6.4 の公開にあわせて登場します。多種多様なテンプレートとパターンを備え、起業家、小規模事業者からアーティストやライターに至るまでの幅広いユースケースをカバーできるテーマです。Twenty Twenty-Four はまた、最新のデザイン手法とサイト編集機能を強く押し出し、ブロックの柔軟性を最大限に活かすことで、ほんの少しの操作によって無限の創造的可能性を解き放つことを現実にします。どうぞテーマ開発の進捗についてフォローしていただき、問題を発見した場合には GitHub のリポジトリまで報告を上げてください。

フォントを管理する

WordPress 6.4 にて新しいフォント管理機能が導入されます:

フォントライブラリは、メディアライブラリがメディア資産を管理するのに似た感覚で、サイトで使用するフォントの管理をテーマへの依存なく実現します。ローカルのフォントまたは Google フォントのインストールを容易にし、個々のテーマごとにどのフォントを有効にするかの選択を可能にします。サイトのデザインとブランディングを本質的に左右するフォントの管理がコーディング不要で実現できるようになります。拡張可能性を備え、カスタムのタイポグラフィコレクションによるフォント選択の拡張が可能です。

もうひとつの新機能、フォントフェイス (Font Face) は、サーバーサイドでの @font-face スタイル生成とプリンティングのサポートを提供します。wp_print_font_faces() という新しいグローバル関数が導入され、これによりエディターもしくは有効なテーマにより設定されたスタイル情報から導き出されるフォントデータが処理されます。

ご注意ください: フォントライブラリは次回以降の 6.4 ベータ版での導入を予定しています。

画像に Lightbox 機能を追加する

Lightbox 機能を利用して画像をインタラクティブに展示しましょう。画像ブロックで新たに利用可能になるこの機能により、既存コンテンツの上に画像を開いたり拡大表示することが可能になります。

向上した新しい執筆体験をお楽しみください

新しいキーボードショートカットからより信頼性の高い外部テキストの貼り付けに至るまで、6.4 がもたらす数々の機能向上は WordPress の執筆体験をさらに滑らかで愉快なものにします。加えて、ナビゲーションリスト引用の各ブロックで利用可能になる新鮮なツールバー体験によって操作はこれまで以上に効率的で直感的なものになるでしょう。

充実したデザインツールでもっと創造的に

さらに高度なレイアウト制御と柔軟性—新しいデザインツールにより WordPress の創造体験はさらにすばらしいものになります。いくつかの更新を挙げると:

  • グループブロックの背景画像指定により創造的でカスタマイズされたレイアウトを実現。
  • 画像プレースホルダーの縦横比指定。パターンを作成、使用する際に特に便利に使えそうな新機能です。プレースホルダーの望ましい縦横比を指定しておいて、画像をドラッグ・アンド・ドロップします。するとサイズが調整され、デザインの一貫性を保つのに役立ちます。
  • グループカラムの両ブロックにおけるボタンと見出しの色のカスタマイズ。これらの包含ブロック内に配置される要素の外観を指定でき、セクション指定でのスタイリングの実現に一歩近づきます。この機能は今後のリリースでさらに開発が進むことが見込まれています。
  • 同期パターンにおける文字揃えの設定。ワイド、最大幅、左揃え、右揃えのブロックに同期パターンを作成、転用する際に、文字揃え属性を維持しつつ継ぎ目のないサイト編集とパターン作成を実現します。

ワークフローの改善

サイトエディターの進化と機能拡張はこれからも続き、それを支えるインターフェイスとツール群もまた改良されていきます。

WordPress 6.3 で最初に導入されたコマンドパレットはアクション実行、検索、サイトコンテンツと設定への速やかな移動に役立つ機能ですが、6.4 で大きく改良されます。デザインの更新、ブロック指定のアクションを実現する新コマンド群より良いコマンド言語とアクション一貫性を向上しました。

リストビューはサイトを構成するブロックを一覧、操作するのに役立つ機能ですが、6.4 ではそのインターフェイスと使い勝手に改良が加えられさらにパワフルになります。グループブロックの名前変更ギャラリーと画像ブロックでのメディアプレビュー表示キーボードショートカットによるブロックの複製が可能になります。

パターンの進歩

パターンはサイト編集において需要な役割を果たす機能です。今後のリリースでもその重要性が変わることはありません。

6.4 ではカテゴリー付きの同期あるいは非同期パターンの編成が可能になります。これらのカテゴリーはパターン挿入の際の分類に利用でき、パターンの発見や追加を容易にします。加えて、カスタムパターンへのアクセスがブロック挿入 UI のパターンセクションにまとめられ、便利になります。同期パターンのための個別タブは廃止されます。

その他の改善点としては、JSON ファイルを介したパターンのインポートとエクスポート、再利用ブロックとの後方互換性の確保、サイト間のパターン転送を可能にする機能が挙げられます。

最後に、WordPress 6.4 ではクラシックテーマとの互換性に向上が見られるでしょう。これにはパターン作成と管理のために 6.3 で導入された基礎機能が土台となっています。ダッシュボードの外観メニューに追加される新しいパターンタブから、サイトエディターで利用できるパターンインターフェイスへのアクセスが可能になります。

ブロックフックの導入

ブロックフックはブロックテーマの拡張可能性を高める強力な新機能です。WordPress のフックの概念から着想を得て開発されました。プラグインを有効化するだけで、別のブロックの相対位置に自動的に指定されたブロックを挿入することができます。わかりやすい例を挙げると、投稿コンテンツブロックのすぐ後ろに「いいね」ボタンのブロックを自動挿入する、というようなことです。

ブロックフックは開発者本位な機能ではあるものの、ブロックの利用をより直感的なものにし、自動挿入されるブロックが「どこに」「どのように」あらわれるかについての高度なカスタム化とコントロールを可能にする点で、ユーザー体験の向上にもつながる機能と言えるでしょう。「プラグイン」と名付けられた新しいブロックインスペクターパネルはクリエイターの好みを尊重するよう設計されており、ブロックフックの追加、棄却、位置変更を思いのままに実現することを可能にします。

アクセシビリティ

WordPress 6.4 では総計70件のアクセシビリティ改善が導入される予定です。そのうちの60件はベータ1で導入されます。ユーザーインターフェイス (UI) 体験を向上させる特筆すべき更新として、工夫されたボタン配置「新規追加」管理メニュー項目のコンテキストサイトヘルスにおけるメッセージ読み上げの改善が挙げられます。

加えて、メディアライブラリにおける画像編集の修正ログイン画面におけるエラー報告表示GIF の「動き無し」設定が実装されています。自動化された UI テストで見られた偽陽性のエラーについてはその原因が修正されました。JavaScript が動作しない環境のユーザーは Classic Editor プラグインのインストールページへの直接リンクを目にするようになります。これらの変更やその他 6.4 で導入されるアクセシビリティ改善についての詳しい情報は WordPress Trac で閲覧できます。

パフォーマンス

WordPress 6.4 では100件を超すパフォーマンス関連のアップデートが導入されます。それには、ブロックテーマとクラシックテーマのテンプレートローディングパフォーマンスの改善、コア、ブロック、そしてテーマにおける defer と async のスクリプトローディングストラテジーの使用、そして自動ロードオプションの使用を最適化する新しい関数群が含まれます。

ここに挙げられた新機能の導入に関しては最終リリースまでに変更となる可能性があることをご留意ください。


(訳註: 愉快な俳句と執筆貢献者の一覧については日本語訳から割愛します。興味のある方はぜひ原文記事をご覧ください。)

WordPress 6.3 リリース候補版 3

以下は、Jonathan Pantani が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.3 RC3」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.3 RC3 のダウンロードとテストの準備が整いました!

このバージョンの WordPress は開発段階のものです。本番サイトやミッションクリティカルなサイトで、このバージョンをインストール、実行、または、テストしないでください。 RC3 の確認は、テストサーバー、テストサイトで行うことを推奨します。

WordPress 6.3 のリリースは、1 週間先の2023年8月8日を予定しています。今が正式リリース前にテストできる最後のチャンスです。

このリリースの詳細については、6.3 リリースサイクルの概要、Make WordPress Core ブログの 6.3 関連の記事WordPress 6.3 の新機能、また、録画されたデモをご覧ください。

RC2 からの変更点

2023年7月25日の RC2 リリース以降、GithubTrac で約 14 件の問題が解決されました。6.3 の一般公開に向け、RC3 ではいくつかのバグと、テンプレート取得 (#4940)、子テーマ問題 (#53138) について修正を行いました。WordPress な皆様、テストいただき、ありがとうございました!

開発者と支援者の方は、新機能と改善点に関する詳細な技術情報について WordPress 6.3 総合フィールドガイドを確認してください。

貢献方法

WordPress は、オープンソースソフトウェアであり、その開発に協力・貢献する人々のコミュニティによって成り立っています。以下のリソースでは、技術的な専門知識の有無にかかわらず、WordPress を支援できるさまざまな方法を紹介しています。

テスト用に RC3 をダウンロードする

WordPress 6.3 RC3 は、以下の 3 通りの方法でテストできます:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャンネルと「ベータ / RC のみ」ストリームを選択) 。
  • 方法その2: RC3 の zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: 以下の WP-CLI コマンドを利用する:
    wp core update --version=6.3-RC3

WordPress をバグのない状態にする — テストで協力

問題がないかテストすることは、あらゆるソフトウェアの開発において重要な部分であり、経験の有無に関わらず、誰もが WordPress に貢献できる有意義な方法です。アップグレードプロセスのテストは不可欠ですが、新機能のテストも重要です。

脆弱性を見つける

ベータ 1 から最終リリース候補(RC)までの間、未発表の新しいセキュリティ脆弱性を報告した場合の報奨金が 2 倍になります。HackerOne のページセキュリティ白書で説明されているプロジェクトのセキュリティ慣行とポリシーに従って、責任ある情報開示を行ってください。

テーマ・プラグインを更新する

テーマやプラグインを開発していますか?あなたのプロダクトは、世界中の様々なタイプのユーザーにとって、WordPress の機能と価値を拡張する上で不可欠な役割を担っています。

RC3 でテーマ・プラグインの最新バージョンをテストする最後の機会です。テストを継続し、プラグインの Readme ファイルの「Tested up to」バージョンを 6.3 に更新しましょう。

互換性の問題が見つかった場合は、サポートフォーラムに詳細情報を投稿してください。

WordPress の翻訳に協力する

英語以外の言語を話しますか? ¿Español? Français? Português? Русский? 日本? WordPress の 100 以上の言語翻訳にご協力ください

Haiku

Phase two, soon complete
A monumental release
Then onto six-four.

この投稿に協力してくれた次のコントリビューター達に感謝します: @Meher, @DanSoschin, and @JPantani.

WordPress 6.3 リリース候補版 2

以下は、Meher Bala が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.3 Release Candidate 2」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.3 RC2 のダウンロードとテストの準備が整いました!

このバージョンの WordPress は開発段階のものです。本番サイトやミッションクリティカルなサイトで、このバージョンをインストール、実行、または、テストしないでください。 RC2 の確認は、テストサーバー、テストサイトで行うことを推奨します。

私たちはリリース候補を最終的なリリースの準備が整ったと考えていますが、コミュニティによる追加のテストと使用によって、より良いものにすることができます。

WordPress 6.3 のリリースは、今日から 2 週間先の2023年8月8日を予定しています。

6.3 リリースサイクルの概要、Make WordPress Core ブログの 6.3 関連の記事WordPress 6.3 の新機能、また、録画されたデモをご覧ください。

開発者と支援者の方は、新機能と改善点に関する詳細な技術情報について WordPress 6.3 総合フィールドガイドを確認してください。

RC2 のハイライト

2023年7月18日に RC1 がリリースされて以来、エディターTrac で約 15 件の問題が解決しました。

今回のリリースには、次の注目すべきアップデートが含まれています:

  • 脚注は、投稿リビジョンに伴って復帰、または、復元する (#52686)。
  • 集中執筆モード: サイトエディターに欠けているコマンドを追加 (#52868)。
  • グローバルスタイルのリビジョンで、リビジョンが見つからない場合にテキストを表示する (#52865)。
  • アバウトのページが完成 (#58067)。
  • アバウトのページに「参加する」セクションが追加された (#23348)。
  • Twenty Twenty-One ブロックエディターの iframe にダークモードオプションが復活 (#58835)。
  • メディア編集画面の画像縮尺で、高さの最大値の問題が修正された (#50523)。
  • その他、国際化に関するいくつかの問題が修正された (#58879#58067#58864)。

WordPress 6.3 の機能を試す

問題がないかテストすることは、あらゆるソフトウェアの開発において重要な部分であり、経験の有無に関わらず、誰もが WordPress に貢献できる有意義な方法です。アップグレードプロセスのテストは不可欠ですが、新機能のテストも重要です。

ベータ / RC フェーズ中は脆弱性報奨金が2倍に

ベータ 1 から最終リリース候補 (RC) までの間、未発表の新しいセキュリティ脆弱性を報告した場合の報奨金が2倍になります。HackerOne のページセキュリティ白書で説明されているプロジェクトのセキュリティ慣行とポリシーに従って、責任ある情報開示を行ってください。

WordPress 6.3 RC2 を入手

WordPress 6.3 RC2 は、以下の 3 通りの方法でテストできます:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャンネルと「ベータ / RC のみ」ストリームを選択) 。
  • 方法その2: RC2 の zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: 以下の WP-CLI コマンドを利用する:
    wp core update --version=6.3-RC2

WordPress のプラグイン・テーマ開発者に感謝します

プラグインやテーマを開発していますか?あなたのプロダクトは、世界中の様々なタイプのユーザーにとって、WordPress の機能と価値を拡張する上で不可欠な役割を担っています。

すでに最新のテーマやプラグインを WordPress 6.3 ベータ版でテストしていることでしょう。RC2 でテストを継続し、プラグインの Readme ファイルの「Tested up to」バージョンを 6.3 に更新しましょう。

互換性の問題が見つかった場合は、サポートフォーラムに詳細情報を投稿してください。

WordPress の翻訳にご協力ください

英語以外の言語を話しますか? ¿Español? Français? Português? Русский? 日本語? WordPress の100以上の言語翻訳にご協力ください

RC2 の Haiku

Time is nearly here
WordPress shines thanks to you all
Let’s get testing, dear

この投稿に協力してくれた次のコントリビューター達に感謝します: @Priethor, @AudrasJb, @DavidBaumwald, @DanSoschin, @JPantani, and @Meher.

WordPress 6.3 リリース候補版 1

以下は、Dan Soschin が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.3 Release Candidate 1」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.3 RC1 のダウンロードとテストの準備が整いました!

このバージョンの WordPress は開発段階のものです。本番サイトやミッションクリティカルなサイトで、このバージョンをインストール、実行、または、テストしないでください。 RC1 の確認は、テストサーバー、テストサイトで行うことを推奨します。

リリースサイクルのこの部分に到達することは、重要なマイルストーンとなります。私たちはリリース候補を最終的なリリースの準備が整ったと考えていますが、コミュニティによる追加のテストと使用によって、より良いものにすることができます。

6.3 リリースサイクルの概要Make WordPress Core ブログの 6.3 関連の記事WordPress 6.3 の新機能をご確認ください。また、2023年7月20日(木)16:00 UTC(Zoom のリンク)に予定されているライブデモの日程もお忘れなく。WordPress コミュニティに参加して、6.3 の成果とフェーズ 2 の最終章を祝う絶好の機会です。

RC1 のハイライト

多くの WordPress ベータテスターのおかげで、このリリースには ベータ 4 のリリース以来、約 40(エディター)と 80 以上(Trac)のアップデートが含まれています。WordPress な皆さん、その調子です!

今回のリリースには、次の注目すべきアップデートが含まれています:

  • PHPUnit テストのインストール時に WordPress データベースエラーが発生する (#58673)
  • _get_block_template_file 関数を使用して $area 変数を設定する (#52708)
  • Themes の REST API レスポンスで、テーマがサイトエディターをサポートしていることを示す (#58123)
  • bulk_edit_posts() 関数には、アクションフックが必要 (#28112)
  • フォーマットツールバーから既存の脚注を編集できるようにする (#52506)
  • パターン: パターンリストにクライアントサイドのページネーションを追加する (#52538)
  • 抜粋から脚注のアンカーを取り除く (#52518)

ベータ 4 以降に修正された問題の技術的詳細については、下記を参照してください:

6.3 の概要については、主要な機能をまとめたベータ 2 の投稿を参照してください。

6.3 の様々なコンポーネントに関する技術情報については、下記をご覧ください:

上記の開発ノートのまとめ、その他については WordPress 6.3 総合フィールドガイドをお読みください。

WordPress 6.3 の新機能を試す

問題がないかテストすることは、あらゆるソフトウェアの開発において重要な部分であり、経験の有無に関わらず、誰もが WordPress に貢献できる有意義な方法です。アップグレードプロセスのテストは不可欠ですが、新機能のテストも重要です。

ベータ / RC フェーズ中は脆弱性報奨金が 2 倍に

ベータ 1 から最終リリース候補(RC)までの間、未発表の新しいセキュリティ脆弱性を報告した場合の報奨金が 2 倍になります。HackerOne のページセキュリティ白書で説明されているプロジェクトのセキュリティ慣行とポリシーに従って、責任ある情報開示を行ってください。

WordPress 6.3 RC1 を入手

WordPress 6.3 RC1 は、以下の 3 通りの方法でテストできます:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャンネルと「ベータ / RC のみ」ストリームを選択) 。
  • 方法その2: RC1 の zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: 以下の WP-CLI コマンドを利用する:
    wp core update --version=6.3-RC1

WordPress 6.3 の正式版リリースは、約 3 週間先の2023年8月8日を予定しています。このバージョンのテストへの皆様からのご協力が、このリリースのすべてを最善にします。

WordPress のプラグイン・テーマ開発者に感謝します

プラグインやテーマを開発していますか?あなたのプロダクトは、世界中の様々なタイプのユーザーにとって、WordPress の機能と価値を拡張する上で不可欠な役割を担っています。

すでに最新のテーマやプラグインを WordPress 6.3 ベータ版でテストしていることでしょう。RC1 でテストを完了し、プラグインの Readme ファイルの「Tested up to」バージョンを 6.3 に更新しましょう。

互換性の問題が見つかった場合は、サポートフォーラムに詳細情報を投稿してください。

WordPress の翻訳にご協力ください

英語以外の言語を話しますか? ¿Español? Français? Português? Русский? 日本? WordPress の 100 以上の言語翻訳にご協力ください。また、このリリースをもって 6.3 リリースサイクルの翻訳対象文字列は凍結されます。

RC1 の Haiku

RC1 is here
Hold your applause ‘til the end
Download, test, repeat

この投稿に協力してくれた次のコントリビューター達に感謝します: @DanSoschin, @Meher, and @JPantani.

WordPress 6.3 ベータ 4

以下は、Dan Soschin が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.3 Beta 4」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.3 ベータ 4 のダウンロードとテストの準備が整いました!

このバージョンの WordPress は開発段階のものです。本番サイトやミッションクリティカルなサイトで、このバージョンをインストール、実行、または、テストしないでください。ベータ 4 の確認は、テストサーバー、テストサイトで行うことを推奨します。

6.3 リリースサイクルの概要Make WordPress Core ブログの 6.3 関連の記事WordPress 6.3 の新機能をご確認ください。また、2023年7月20日(木)16:00 UTC(Zoom のリンク)に予定されているライブデモの日程もお忘れなく。WordPress コミュニティに参加して、6.3 の成果とフェーズ 2 の最終章を祝う絶好の機会です。

ベータ 4 のハイライト

多くの WordPress ベータテスターのおかげで、このリリースには ベータ 3 のリリース以来、40 以上(エディター)と 60 以上(Trac)のアップデートが含まれています。すばらしいチームワーク!

今回のベータリリースには、次の注目すべきアップデートが含まれています:

  • PHP 5 サポートの終了。
  • パフォーマンスに関する fetchpriority と 遅延読み込み機能の 4 点のチケットがクローズされました (58680586355870458681)。

ベータ 3 以降に修正された問題の技術的詳細については、下記を参照してください:

WordPress 6.3 の新機能を試す

問題がないかテストすることは、あらゆるソフトウェアの開発において重要な部分であり、経験の有無に関わらず、誰もが WordPress に貢献できる有意義な方法です。アップグレードプロセスのテストは不可欠ですが、新機能のテストも重要です。

ベータ / RC フェーズ中は脆弱性報奨金が 2 倍に

ベータ 1 から最終リリース候補(RC)までの間、未発表の新しいセキュリティ脆弱性を報告した場合の報奨金が 2 倍になります。HackerOne のページセキュリティ白書で説明されているプロジェクトのセキュリティ慣行とポリシーに従って、責任ある情報開示を行ってください。

WordPress 6.3 ベータ 4 を入手

WordPress 6.3 ベータ 4 は、以下の 3 通りの方法でテストできます:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャンネルと「ベータ / RC のみ」ストリームを選択) 。
  • 方法その2: ベータ 4 の zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: 以下の WP-CLI コマンドを利用する:
    wp core update --version=6.3-beta4

WordPress 6.3 の正式版リリースは、約 4 週間先の2023年8月8日を予定しています。このバージョンのテストへの皆様からのご協力が、このリリースのすべてを最善にします。

ベータ 4 の Haiku

Beta ships, once more
Up next week, an RC1
6, 3, out the door

この投稿に協力してくれた次のコントリビューター達に感謝します: @DanSoschin, @Meher, @eidolonnight, and @JPantani.

WordPress 6.3 ベータ 3

以下は、Dan Soschin が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.3 Beta 3」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.3 ベータ 3 のダウンロードとテストの準備が整いました!

このバージョンの WordPress は開発段階のものです。本番サイトやミッションクリティカルなサイトで、このバージョンをインストール、実行、または、テストしないでください。ベータ 3 の確認は、テストサーバー、テストサイトで行うことを推奨します。

6.3 リリースサイクルの概要をご覧ください。さらなる詳細については Make WordPress Core ブログの 6.3 関連の記事を今後数週間チェックしてください。また、2023年7月20日(木)16:00 UTC(リンク未定)に予定されているライブデモの日程もお忘れなく。WordPress コミュニティに参加して、6.3 の成果とフェーズ 2 の最終章を祝う絶好の機会です。

ベータ 3 のハイライト

多くの WordPress ベータテスターのおかげで、このリリースには ベータ 2 のリリース以来、約 34(サイトエディター)と 40 以上(Trac)のアップデートが含まれています。すばらしいチームワークです!

テスターの皆さんは、UI で「パターンライブラリ」がシンプルに「パターン」と呼ばれるようになったことに注意してください。さらに、パターンの詳細には同期状況が含まれるようになり、テーマパターンにはロックアイコンが追加されました。

ベータ 2 以降に修正された問題の技術的詳細については、下記を参照してください:

WordPress 6.3 の新機能を試す

問題がないかテストすることは、あらゆるソフトウェアの開発において重要な部分であり、経験の有無に関わらず、誰もが WordPress に貢献できる有意義な方法です。

アップグレードプロセスのテストは不可欠ですが、新機能のテストも重要です。WordPress 6.3 の新機能を確認し、特にその部分についてテストを行ってください。

ベータ / RC フェーズ中の脆弱性報奨金は 2 倍

ベータ 1 から最終リリース候補(RC)までの間、未発表の新しいセキュリティ脆弱性を報告した場合の報奨金が 2 倍になります。HackerOne のページセキュリティ白書で説明されているプロジェクトのセキュリティ慣行とポリシーに従って、責任ある情報開示を行ってください。

WordPress 6.3 ベータ 3 を入手

WordPress 6.3 ベータ 3 は、以下の3通りの方法でテストできます:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャンネルと「ベータ / RC のみ」ストリームを選択) 。
  • 方法その2: ベータ 3 の zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: 以下の WP-CLI コマンドを利用する:
    wp core update --version=6.3-beta3

WordPress 6.3 の正式版リリースは、約 5 週間先の 2023 年 8 月 8 日を予定しています。このバージョンのテストへの皆様からのご協力が、このリリースのすべてを最善にします。

ベータ 3 の Haiku をどうぞ

Beta three, a peek
Summer here and winter there
A fourth in one week

この投稿に協力してくれた次のコントリビューター達に感謝します: @DanSoschin, @Meher, @JPantani, @eidolonnight, @davidbaumwald, @priethor, and @DanSoschin for the haiku.

WordPress 6.3 ベータ 2

以下は、Dan Soschin が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.3 Beta 2」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.3 ベータ 2 のダウンロードとテストの準備が整いました。これは 6.3 サイクルの最初のリリースです。ベータ 1 は、パッケージ化に技術的な問題があったため存在しません。リリースチームでは、ベータ版のリリースを遅らせるよりは ベータ 2 を出す、という決断をしました。

このバージョンの WordPress は開発段階のものです。本番サイトやミッションクリティカルなサイトでこのバージョンの WordPress をインストール、実行、または、テストしないでください。ベータ 2 の確認は、テストサーバー、テストサイトで行うことを推奨します。

フェーズ 2 最後のメジャーリリースである WordPress 6.3 は、ロードマップの目標達成に向けて大きな進歩を見せています。フェーズ 2 は主にサイトエディターに重点を置き、サイト制作者が複数の設定エリア間を行き来したり、コードを編集したりすることなく、ウェブサイトを構築し、魅力的なレイアウトデザインを行い、コンテンツを管理できるようにしました。

過去の What’s New in Gutenberg の投稿 15.215.315.415.515.615.715.815.916.016.1 を確認することで WordPress 6.2 以降の Gutenberg のアップデートについて詳しく知ることができます。

WordPressは、世界中のユーザー、開発者、支援者による貢献で成り立っています。コミュニティが新機能を求めるにしたがって、サイト編集機能やその他の機能について、プラットフォームは進化し続けます。6.3 リリースサイクルの概要をご覧ください。さらなる詳細については Make WordPress Core ブログの 6.3 関連の記事を今後数週間チェックしてください。

6.3 の概要

この最新の WordPress では、プラットフォーム全体に渡る多くのアップデート、編集エクスペリエンスの強化、また、ユーザビリティの改善が行われています。本リリースには、500以上の新機能と機能強化、400以上のバグ修正が含まれています。

パフォーマンス

6.2 における大幅なパフォーマンスの改善に続き、このリリースでは、WP Scripts API への defer と async サポートの追加、画像の fetchpriority サポートを含む、170以上のパフォーマンス関連のアップデートが含まれています。ブロックテンプレートの解像度画像の遅延読み込み絵文字ローダーの最適化が行われ、これらのすべては LCP のパフォーマンスに役立ちます。PHP バージョン 8.08.18.2 のサポートも改善されました。

サイトエディター

サイトエディターは、ページスタイルテンプレートコンテンツのナビゲートと編集を含むように拡張されました。統一されたサイト編集エクスペリエンスには、集中モード、強化されたナビゲーション改善されたローディングが含まれます。さらに、サイトエディターを使用してブロックテーマをプレビューし、新しいテーマを有効にする前にサイトを調整することができます。このリリースには、スタイルのリビジョンも含まれており、保存された異なるスタイルを切り替えてプレビューすることができます。また、6.3 では、新しくコマンドパレットが追加され、サイト編集のさまざまな場面でコンテキストを切り替えて素早くアクションを実行できるようになりました。

コマンドパレットのプロトタイプ

ブロック

このリリースでは、詳細脚注のための新しいブロックが追加され、画像のアスペクト比処理とフォールバックの改善が行われました。スペーサーブロックにはプリセットが、カバーブロックには文字色とレイアウトのサポートが追加されました。

スペーサーブロックの新しい高さコントロール

パターンとデザイン

再利用ブロックは、同期パターンに名称変更されました。この変更は、エディター内での再利用ブロックと従来のブロックパターン(同期されていないパターン)の統一を反映したものです。新しいオプションでは、テンプレートにパターンを割り当てることができ、作成プロセスを効率化するスターターパターン機能が追加されました。サイト制作者は、カスタム同期パターンや非同期パターンを簡単に作成、保存、管理できるほか、厳選されたパターンのディレクトリを閲覧できるようになりました。さらに、デュオトーンフィルターキャプションをスタイルインターフェースから編集できるようになりました。

新しいスタイルインターフェイスからキャプションのスタイルを変更

ユーザビリティ

主なユーザビリティのハイライトには、ツールバーの改善新しいテンプレート説明リストビューのドラッグ & ドロップの強化、パディングとマージンコントロールの改善、パターン管理(今後は同期パターンと呼ばれる再利用ブロック含む)のための新しいエリアなどがあります。リンクのコントロールについてもいくつか改善が行われ、6.3 のユーザビリティ強化を高いレベルに仕上げました。

テンプレート説明文の追加と修正

アクセシビリティ

WordPress は、誰もがアクセシブルなサイト構築体験ができるよう目指しています。6.3 では、プラットフォーム全体で 50 を超えるアクセシビリティの改善が行われています。改善されたラベル、最適化されたタブと矢印キーのナビゲーション、見出し階層の見直し、また、画像エディターの新しいコントロールにより、スクリーンリーダー、キーボードナビゲーション、その他アシスティブテクノロジーを使用している方がより簡単にナビゲートできるようになりました。ログインフォームインストール手順、リストテーブル(ソート選択)に改良が行われました。その他のアクセシビリティに関するチケットは WordPress Trac で見ることができます。

その他

このリリースには、テーマとプラグインの手動更新が失敗した場合の自動ロールバック機能が含まれています。

ご注意: こちらの記事に掲載された機能は、最終リリースまでに変更される可能性があります。

テストが WordPress を堅牢にします!

問題がないかテストすることは、あらゆるソフトウェアの開発において重要な部分であり、経験の有無に関わらず、誰もが WordPress に貢献できる有意義な方法です。

アップグレードプロセスのテストは不可欠ですが、新機能のテストも重要です。上記の多くの新機能を確認し、特にその部分についてテストを行ってください。

問題に遭遇したと思った時は、サポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告してください。再現可能なバグレポートの作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグ一覧で問題の確認もできます。

テストは初めてですか?ベータリリースをテストしたことがない方は、こちらの詳細なガイドから始めてみてください。

リリースのテスト全般についてもっと知りたいですか? Make Core のテストの取り組みを参考にしてください。また、Making WordPress Slack#core-test チャンネルにも参加してください。

ベータ 2 期間中は脆弱性報奨金が2倍

WordPress 新バージョンの ベータ 2 から最終リリース候補(RC)までの間、未発表の新しいセキュリティ脆弱性を報告した場合の報奨金が 2 倍になります。HackerOne のページセキュリティ白書で説明されているプロジェクトのセキュリティ慣行とポリシーに従って、責任ある情報開示を行ってください。

WordPress 6.3 ベータ 2 の入手方法

WordPress 6.3 Beta 2 は、以下の3通りの方法でテストできます:

方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャンネルと「ベータ / RC のみ」ストリーム設定を選択) 。

方法その2: ベータ 2 の zip ファイルを直接ダウンロードする。

方法その3: 以下の WP-CLI コマンドを利用する:

wp core update --version=6.3-beta2

WordPress 6.3 の正式版リリースは、約 6 週間先の 2023 年 8 月 8 日を予定しています。このバージョンのテストへの皆様のご協力があって、このリリースのすべては最高のものとなります。

6.3 初めの haiku

A chapter closes
Excitement yet much newness
Phase 2 finale

この投稿に協力してくれた次のコントリビューター達に感謝します: @DanSoschin, @Meher, @JPantani, @CBringmann, @AudrasJB, @annezazu, @ndiego, @davidbaumwald, @desrosj, @priethor, @flixos90, @wildworks, and @JPantani for authoring the haiku.

WordPress 6.2 リリース候補版 3

以下は、Jonathan Pantani による WordPress.org 公式ブログの記事 “WordPress 6.2 Release Candidate 3” を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


最終カウントダウンがやってきました! WordPress 6.2の3つ目 (そして最後) のリリース候補 (RC3) の準備ができました!

WordPress 6.2のリリースは2023年3月28日に予定されており、あと1週間となりました。これが正式リリース前にテストできる最後の機会です。

今から参加しますか? 注目のハイライトや6.2の詳細については WordPress 6.2 RC1リリースのアナウンスでご確認ください。

このリリースにご協力いただいたベータ版およびRC版テスターのみなさんに感謝いたします。3月14日に RC2がリリースされて以来、TracGitHub では約21件の問題が解決されました。

みなさんのフィードバックとバグレポート報告のご協力のおかげで、WordPress の体験が安定した、スムーズで楽しいものになります。これは重要な作業であり、プロジェクトに貢献する素晴らしい方法です。

テスト用の RC3をインストールする方法

このバージョンの WordPress ソフトウェアは開発中ものです。本番サイトや重要なウェブサイトへのインストール、実行、テストは避けてください。代わりに、テストサーバーとサイト上で RC3をテストすることをお勧めします。

WordPress 6.2 RC3をテストするには以下の三通りの方法があります:

方法その1WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャネルと「ベータ / RC のみ」ストリーム設定を選択) 。

方法その2: こちらから RCバージョンの zip ファイルを直接ダウンロードする。

方法その3: WP-CLI を利用してテストする:

wp core update --version=6.2-RC3

プラグインやテーマの開発者へのシャウトアウト

WordPress が世界中のより多くの人々に、より多くのことを提供できるのは、あなたのプロダクトのおかげです。RC3に対して最新バージョンをテストしたら、プラグインの readme ファイルの「Tested up to」バージョンを確実に6.2に更新してください。互換性の問題が見つかった場合は、サポートフォーラムに詳細な情報を投稿してください。

このリリースの主な変更点のさらなる詳細については、WordPress 6.2 フィールドガイドをご確認ください。

WordPress の翻訳への支援

英語以外の言語を話せますか? WordPress を100以上の言語への翻訳にご協力ください

をバグフリーに保つ—テストにご協力を

みなさんのテストサポートがなければ、重要な成果のマイルストーンを達成することはより困難な挑戦となるでしょう。また、これはプロジェクトに協力する意義のある方法でもあります。初めての方も、久しぶりの方も、この詳細なガイドは頼りになる素晴らしい手助けとなるでしょう。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

俳句をリリース

わーい、もうすぐだ
テスト、テスト。さっさとリリースして。
RC4 はご勘弁。

この投稿に協力してくださった次の方々に感謝します: @laurlittle @marybaum @audrasjb @cbringmann @webcommsat