WordPress 2.7.1

以下は、2009 年 2 月 10 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.7.1」を訳したものです。


2.7 のメンテナンス版としては最初のリリースとなる 2.7.1 がご利用いただけるようになりした。このバージョンでは、68のチケットで報告されたバグを修正しています。管理メニューの「ツール > アップグレード」からの自動アップグレードを行う事もできますし、パッケージ をダウンロードして手動でアップグレードをすることもできます (リンク先は英語版)。

詳細については、修正済みのチケット一覧および2.7 から 2.7.1 への変更点一覧をご覧下さい。

WordPress 2.7 日本語版リリースのお知らせ

WordPress 2.7 の日本語版をリリースしました。以下からダウンロードできます。

2.7 英語版へすでにアップグレードを済ませたにも関わらず更新のお知らせが管理画面に表示されている場合、自動アップグレード機能を使って 2.7 日本語版に更新する事ができます。ツール>アップグレードのパネルで、「2.7–ja をダウンロード」というボタンの左にある「自動アップグレードを実行」ボタンをクリックすれば、日本語版の最新ファイルへアップグレードされます。

これ以降、WordPress 2.6.x はメンテナンスされませんので、すべてのユーザーにアップグレードをおすすめします。新機能、更新箇所などについて詳しくは WordPress 2.7 のリリース告知の訳 を参照してください。

——
WordPress 日本語版作成チーム

WordPress 2.7 “コルトレーン”

以下は、2008 年 12 月 11 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.7 “Coltrane”」を訳したものです。

WordPress 2.7 日本語版をダウンロード


2.7 について最初に目に留まるのは、新しいインターフェース画面のはずです。全体を通して皆さんの意見を聞き、デザインについてよく考えた結果、明らかにスピードアップした WordPress が完成しました。2.7 では、ほとんどすべてのブログに関わる作業が今までのバージョンより少ないクリックで素早く達成できるでしょう (ここで英語版の新バージョンをダウンロードするか、引き続きお読みください) 。

次に気づくのは、新しい画面にひっそりとちりばめられた新しい機能でしょう。重要なパーツをドラッグ&ドロップで上部に配置できる新ダッシュボード、クイック投稿、スレッド形式のコメント、ペジネーション、ダッシュボードからコメントに返信できる機能、ワンクリックで WordPress.org からプラグインを直接インストールできる機能、そして指定した投稿を常に先頭に表示できる機能などです。

さらに深く入り込んでみると、すべての管理画面がカスタマイズ可能ということに気づくと思います。例えば投稿一覧で作成者が表示されなくてもいいと思うなら、「表示オプション」をクリックしてそのチェックマークを外せば、すぐに表示されなくなります。ダッシュボードや他の投稿画面でも同様です。もし使っているスクリーンが小さくてサイドメニューが横幅をとりすぎていると思ったら、メニュー内の小さな矢印をクリックして、アイコンのみの表示に最小化できます。そして、投稿画面で右カラムにあるパーツをすべて中央のカラムにドラッグすれば、ほぼスクリーン全体を使って書く事ができます (例えば僕の場合、カテゴリー、タグ、公開設定以外をすべて隠すようにしています。そして、カテゴリーとタグを右に、公開設定を本文テキストエリアの下に配置しています) 。

2.7 の紹介動画は、以下のビデオをご覧下さい (HD およびフルスクリーンで視聴可能) 。

これはすべて「あなた」に向けられたものです。そして、新しい世代の WordPress です。それが、このバージョンにジョン・コルトレーンという名誉ある名前を付けた理由です。

最後になりますが、重要なことをお知らせします。このバージョンは手動で WordPress をアップグレードする最後のバージョンになるかもしれません (訳注: 日本語版を完全にアップグレードするには、現時点では自動アップグレードは使えません) 。皆さんが自分や友達のブログをアップグレードするのにどれだけうんざりしているかを聞いて、最新版が公開されたら自動的に通知する機能とビルドインアップグレード機能を組み込みました。これで、準備ができたらクリック一つで自動的にファイルをダウンロードし、インストールし、アップグレードすることができるようになりました。

(インターフェースの変更の際によくあることですが、慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。でもあなたも少したったら管理画面をすいすいと飛び回っていることでしょう。最初この変更を嫌っていた人たちも、数日後には「今までどうやってたんだろう?」と思うようになっていましたから。)

2.7 の生い立ち

この「コルトレーン」が大きな前進となった本当の理由は、コミュニティがすべてのプロセスにおいて深く関わってきたことにあります。これまででもっとも多い150名以上がリリースされたコードへ直接貢献し、何万人もの皆さんが投票、アンケート、テスト、メーリングリスト、そして開発チームがこのリリースを完成するために使ってきたその他のフィードバックシステムを使って参加してくれました。

2.7 が生まれるまでの開発関連の話題については、以下のブログ記事を読んでみて下さい (記事リストを作成してくれた WeblogToolsCollection に感謝します) 。

日本語

英語

ブログ用ソフトのリリースについてブログが書かれているというだけでなく、そのプロセス自体が非常に有益な情報となったということは私たちにとってとても興味深い事です。今日のリリースまでに、Crazyhorse および 2.7 に対して何万人ものブロガー達がテストが行ってきました。WordPress.com のユーザーの方々を含めると、その数は何十万人にものぼります。フィードバックの量が相当なものだったため、皆さんの声を取り入れる時間を作るためにリリース日を1ヶ月のばし、皆さんの意見に基づいたリビジョンをさらに重ねる事を決断しました。

なぜこのリリースを 3.0 としなかったのか疑問に思っている方へ。その理由は、私たちはバージョン番号のインフレが嫌いだからです。3.0 は 2.9 の次のリリースになるというだけのことです。例えば 10.3 から 10.4 へのバージョンアップで大きな変更があった Mac OS X のような製品にも小数点以下に新しい数字をつけたメジャーリリースは使われており、うまく機能しています。

これから

WordPress の動きを追っている皆さんは、これが今年2度目のリデザインであることに気づいたと思います。これは理想的なことではありませんし、WordPress の本やチュートリアルを作成している皆さんには特に気の毒に思いますが、ここで良いお知らせがあります。2.5 および 2.7 への変更は、古くなったごちゃごちゃな作りのコードや、数年かけて少しずつ膨れ上がったインターフェースから抜け出すために必要なステップでした。そしてもっと重要な事に、この変更は将来の WordPress を構築していく土台となり、これまでは表現不可能だったアイディアを可能にするためのユーザーインターフェースフレームワークやインターフェース言語を提供してくれる事となりました。ということで、2009年の終わりにもインターフェースに関してはほぼ今と同じような見た目になると言えると思います。

以上をふまえ、将来の機能に関してはほんとうにわくわくしています。基本的な事をひとつ片付けた今、来年は音声や画像ファイルなどのメディアの処理、プラグイン・テーマ開発者向けのより良いツール、ウィジェット、テーマの自動アップデート、より一体化され動作状況に基づいたヘルプ機能、BuddyPress や bbPress などのプロジェクトとのもっと簡単な統合方法などの機能に取り組んでいけるのを楽しみにしています。

感謝をこめて

2.7 のリリースに協力してくれた以下の WordPress ユーザーの皆さんに感謝します。

082net, _ck_, Aaron Brazell, Aaron Campbell, Aaron Harp, aaron_guitar, abackstrom, Alex Rabe, Alex Shiels, anderswc, andr, Andrew Ozz, andy, Andy Peatling, Austin Matzko, axelseaa, bendalton, Benedict Eastaugh, betsyk, Björn Wijers, bobrik, brianwhite, bubel, Byrne Reese, caesarsgrunt, capripot, Casey Bisson, Charles E. Frees-Melvin, Chris Johnston, codestyling, corischlegel, count_0, Daniel Jalkut, Daniel Torreblanca, David McFarlane, dbuser123, Demetris Kikizas, Dion Hulse, docwhat, Donncha O Caoimh, Doug Stewart, Dougal Campbell, dsader, dtsn, dwc, g30rg3x, guillep2k, Hailin Wu, Hans Engel, Jacob Santos, Jamie Rumbelow, Jan Brasna, Jane Wells, Jean-LucfromBrussels, Jennifer Hodgdon, Jeremy Clarke, Jérémie Bresson, jick, Joe Taiabjee, John Blackbourn, John Conners, John Lamansky, johnhennmacc, Joost de Valk, Joseph Scott, kashani, Kim Parsell, Lloyd Budd, Lutz Schröer, Malaiac, Mark Jaquith, Mark Steel, Matt Freedman, Matt Mullenweg, Matt Thomas, matthewh84, mattyrob, mcs_trekkie, Michael Adams, Michael Hampton, MichaelH, mictasm, Mike Schinkel, msi08, msw0418, mtekk, Nick Momrik, Nikolay Bachiyski, Noel Jackson, Otto, Ozh, paddya, paul, pedrop, pishmishy, Po0ky, RanYanivHartstein, raychampagne, rdworth, reinkim, rickoman, rm53, rnt, Robert Accettura, roganty, Ryan Boren, Ryan McCue, Sam Bauers, Sam_a, schiller, Scott Houst, sekundek, Shane, Simek, Simon Wheatley, sivel, st_falcon, stefano, strider72, tai, takayukister, techcookies, Terragg, thinlight, tott, Trevor Fitzgerald, tschai, Txanny, Valiallah (Mani) Monajjemi, Viper007Bond, Vladimir Kolesnikov, wasp, wet, wfrantz, x11tech, xknown, xorax, ydekproductions, yoavf, yonosoytu, yoshi, zedlander

WordPress 2.7 リリース候補 1

以下は、2008 年 12 月 1 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress › Blog » WordPress 2.7 Release Candidate 1」を訳したものです。訳文中のリリース候補 1 のリンクはオリジナル英語版です。

追記: 2008 年 12 月 6 日


このRC1 のリリースで、私たちは 2.7 リリース前の開発の最終工程に入りました。ベータ 3 以降、280 のコミットが行なわれ、新しい管理画面 UI (アイコンデザインコンテスト優勝者により制作された新しいメニューアイコンも含まれます) を磨き上げ、既知の重大なバグをすべて修正しました。

RC 1 はどなたでも試すことができる状態だと私たちは考えています。RC1 をダウンロードして、最終的なリリースができるだけベストなものになるよう手伝ってください。いつものように、アップグレードの前にブログをバックアップしてください。

2.7 リリース候補 1 をダウンロードする。

WordPress 2.7 ベータ 3

以下は、2008 年 11 月 15 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.7 Beta 3」を訳したものです。訳文中のリンクはオリジナル英語版のベータです。

2.7 ベータ 3 日本語版も準備できましたので、お試しください。


みなさんに楽しんでテストしてもらうために、WordPress 2.7 ベータ 3 をリリースしました。 ベータ 2 からの変更点をいくつか挙げます (合計では 160 以上の変更がありました):

  • スタイルの改善と改良を多数
  • 管理関連の通知をすべてページタイトル下に表示するようにした
  • PHP 通知の修正
  • ダッシュボードウィジェットの設定が正しく保存されるようにした
  • メニューの修正
  • クイック編集を新デザインに
  • カノニカルフィード URL を修正
  • Walker を修正
  • Hello Dolly をアップデート
  • プラグインインストーラをアップデート
  • 多数のフォントをアップデート
  • ログインのロゴをアップデート
  • 投稿モジュールの「下書き保存」と「プレビュー」ボタンの位置を入れ替え
  • MS Office 2007+ ファイルフォーマットのファイルアップロードのサポート
  • ユーザーがアップロードの権限が無いときにメディアアップロードボタンを表示しないように
  • ドメイン名のカノニカルリダイレクトでは、 yes-www もしくは no-www のどちらかのみ行う (訳注: ホストの設定に基づき、ドメイン名に常に www を含めるか除外するかを判断してリダイレクトする)
  • Shiftクリックでのチェックボックスの範囲選択機能を改善
  • 新規ユーザー追加ページを別ページに
  • タグサジェストでタグのみをサジェストするように (他のタクソノミー語句はサジェストしない)
  • ユーザーに投稿公開権限がない場合、クイック投稿に「レビュー待ちとして送信」を表示する
  • 非公開投稿/ページとパスワードで保護された投稿/ページの設定を公開モジュールの新しい「公開範囲」セクションに追加

すでにベータ 1 もしくはベータ 2 をインストール済みなら、メニューの「Tools」->「Update」からベータ 3 にアップデートできます。もしこの自動アップグレード機能がうまくいかないときや 2.7 ベータを初めて試す場合は以前のようにダウンロードしてアップグレードしてください。
(訳注:現段階では、日本語版ベータで自動アップグレード機能を利用すると wp-content ディレクトリ以外が英語版の最新ベータにアップグレードされます)

2.7 ベータ 3 をダウンロードする。

WordPress 2.7 ベータ 2

以下は、2008 年 11 月 6 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.7 Beta 2」を訳したものです。訳文中のリンクはオリジナル英語版のベータです。

追記:(2008 年 11 月 9 日)

2.7 ベータ 2 日本語版も準備できましたので、お試しください。


WordPress 2.7 ベータ 2 が準備できました。 ベータ 1 からの変更点の要約は次の通りです。

  • アップロードボタンが表示されないことがある問題を修正
  • コメントのない投稿でダッシュボードの JS が壊れ、いくつかの UI 要素で固まってしまう問題を修正
  • ダッシュボードの最近の下書きモジュールで正しく時刻が表示されない問題を修正
  • 自動保存のさまざまな問題を修正
  • ページ編集画面でページを削除するとその削除したページにリダイレクトされる問題を修正
  • TinyMCE のデフォルトプラグインの翻訳読み込みを修正
  • ユーザー編集一覧にアバターを追加
  • 翻訳文字列をいくつか追加
  • バリデーションエラーをいくつか修正
  • PHP の警告と注意をいくつか修正
  • 自動アップグレード中のファイルアクセス権の矛盾を処理
  • より国際的なテキストに調和するように投稿ボックスのレイアウトを変更
  • ページ編集一覧で最後のページのクイック投稿を修正
  • IE での表示オプションを修正
  • タグクラウドからのタグの選択を修正
  • 特定のホストでの Rewrite ルールを修正
  • ページの読み込み時にアップデートを毎回確認しないようにしました
  • 投稿ボックスのドロップをより簡単にしました
  • プレビューの修正
  • RTL の修正
  • 壊れた wp-mail を修正
  • プラグインアップデートとインストールを修正
  • 内容に応じたヘルプタブの機能を追加

すでにベータ 1 をインストール済みなら、メニューの「Tools」->「Update」からベータ 2 にアップデートできます。ベータ 1 の自動アップグレード機能には特定の環境で動かないバグがあるので、うまくアップグレードできないようであれば手動でダウンロードしてインストールして ください。

2.7 ベータ 2 をダウンロード。

WordPress 2.7 ベータ 1

以下は、2008 年 11 月 1 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.7 Beta 1」を訳したものです。以下のリンク先はすべて英語のページとなっています。日本語版は現在作成中ですので、テストされたい方は英語版をダウンロードしてください。


WordPress 2.7 の公開ベータ版第一弾がやっと公開されました。2.7 ベータ 1 をダウンロードして、すでに 2.7 のテストを始めている数千人の皆さんの輪に加わりましょう。このブログですでに書いたように、2.7 では新しいビジュアル・デザインが採用されています。このデザインはほぼ完全に実装済みですが、Beta 1 ではまだちょっと完成していないところがいくつかあります。一部のブラウザーではいくつかの不具合もあります。Beta 1 を試すには、Firefox および Safari を使うのが一番良いでしょう。でもご心配なく。IE や Opera 対応への作業も続けていますし、最終リリースではこういったブラウザでもきちんと見えるように間に合わせるつもりです。

最終リリースのことに触れたついでに言うと、2.7 は元々のスケジュールどおりの11月10日にはリリースされない見込みです。現在のところ、2週間ほど元のスケジュールから遅れています。ビジュアル・デザインを完成させ、最終的なデザインに対する一連のユーザーテストを行い、そして適切なパブリックベータテストを行うためには、私たちにはもう少し時間が必要です。

計画としては、11月10日が 2.7 のリリース日であるかのような心構えで開発を続けるつもりです。しかし実際のところ、10日には最終リリース版の代わりにリリース候補版を公開する予定です。これは、幅広い利用をおすすめできる、高品質でほぼ完成に近いものとなるでしょう。10日以降は、リリース候補版に対する皆さんのテストから発見された影響力の大きいバグの修正に集中していくつもりです。予想では、2.7 は11月の終わり頃に最終リリースされると思います。日付の特定は、パブリックベータサイクルが進行し、このリリース版がどれほどしっかりしたものなのかがつかめてきた頃に改めて行いたいと思います。

では、WordPress 2.7 Beta 1 のダウンロードをどうぞ。

WordPress 2.6.3 日本語版リリースのお知らせ

WordPress 2.6.3 の日本語版をリリースしました。以下からダウンロードできます。

WordPress 2.6.3 にはダッシュボードでフィードを取得するために使用している Snoopy ライブラリのセキュリティフィックスが含まれています。

WordPress 2.6.2 日本語版をお使いの方でセキュリティフィックスのみを適用する場合は、以下の2つのファイルを上書きするだけでかまいません。

  1. wp-includes/class-snoopy.php
  2. wp-includes/version.php

——
WordPress 日本語版作成チーム

WordPress 2.6.3

以下は、2008 年 10 月 23 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.6.3」を訳したものです(日本語版パッケージのリリースはしばらくお待ちください)。以下のリンク先はすべて英語のページとなっています。


本日、Snoopy ライブラリの脆弱性が発表されました。WordPress は、ダッシュボードでフィードを取得するために Snoopy を使っています。WordPress ユーザに対してはリスクの低い脆弱性とは言えますが、更新ファイルをすぐに公開したいと思いました。現在、2.6.3 がダウンロードできます。リリースパッケージをダウンロードせずにセキュリティフィックスのみを入手したい方は、以下の2つのファイルをダウンロードして 2.6.2 インストールのファイルを上書きして下さい (訳注: これらのファイルのみを使ったアップグレードは、日本語版をお使いの場合でもご利用いただけます)。

  1. wp-includes/class-snoopy.php
  2. wp-includes/version.php

WordPress 2.6.2

以下は、2008 年 9 月 8 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.6.2」を訳したものです(日本語版のリリースはしばらくお待ちください)。以下のリンク先はすべて英語のページとなっています。


ステファン・エッサー氏は最近、SQL カラムのトランケーション(切り捨て)および mt_rand() の弱点について開発者に注意を促しました。彼の助力のもとにこの問題を解決しましたので、WordPress 2.6.2 をリリースします。誰でもユーザー登録ができるブログをお持ちの場合、必ずアップグレードを行って下さい。

ユーザー登録を開放している場合、2.6.1 およびそれ以前のバージョンの WordPress では、他のユーザーのパスワードをランダムに生成されたものにリセットできる細工されたユーザー名での登録が可能になってしまいます。このランダムなパスワードは攻撃者には分かりませんので、この問題だけを見ると迷惑な行為ではありますが、セキュリティ上の弱点とはなりません。しかし、この攻撃とランダム数シーディングにおける mt_rand() の弱点を組み合わせると、パスワードを予想するために利用されてしまうこともあり得ます。エッサー氏は後ほど完全な攻撃に関する詳細を公開する予定です。この攻撃を実行するのは難易度が高いですが、可能性があることを考えると 2.6.2 へのアップグレードをおすすめします。

他のPHPアプリケーションも同様の攻撃に影響されます。お使いのアプリケーションすべてを保護するためには、最新版の Suhosin をダウンロードして下さい。Suhosin をすでにアップグレードしている場合、現在お使いの WordPress はすでにこの攻撃に対して対応済みですが、ユーザー登録を開放している場合は、パスワードをランダムに変更されてしまわないよう 2.6.2 へアップグレードをしてください。

2.6.2 はこの他にもいくつかバグ修正を含んでいます。詳しくは、変更点および変更されたファイルの一覧をご確認ください。