Has-Patch マラソン結果発表

以下は、2009 年 4 月 20 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「Has-Patch Marathon Results」を訳したものです。


お約束した通り、「24時間 has-patch マラソン」の結果をご報告します。このマラソンは、先週数日間かけて告知、開始、完了したものです(このタイミングについては結果発表の後、また書きます)。結果に含まれるのは、太平洋時間2009年4月16日(木)午前8時から17日(金)午前9時までの間の活動です。

コアにコミットされたパッチの数: 44

前に投稿したパッチがコミットされた貢献者の数: 9

マラソン参加者のうちパッチがコミットされた貢献者の数: 13

クローズしたチケットの数: 102(内訳は以下のとおり)

  • Fixed(修正済) – 45
  • Dupe(重複) – 16
  • Wontfix(修正しない) – 10
  • Invalid(無効) – 19
  • Worksforme(問題無し) – 12

新しく作成されたチケット: 20 [我々がチケットをクローズしようとしているということを、皆さんがご存知だったわけではないようでした 🙂 ]

再オープンされたチケット: 4

チケット・スレッドにコメントを書いたテスターの数: 10

テストに関するコメントの数: 18

これらの数字は、マラソン開催中にオープン状態になり、何らかの活動があったチケットに関するものです。また、パッチをテストしていることが書かれた実際のコメントを数えており、パッチを含まない哲学的なディスカッション(これらも大事ですが)は含まれていません。複製や無効であったためにクローズされたチケットも含みません。

パッチのコミットで最も貢献した者5名: Denis-de-Bernardy, filosofo, nbachiyski, scohoust, simonwheatley

最もテストのフィードバックを提供した5名: shanef, Nicholas91, Denis-de-Bernardy, sivel, williamsba, mrmist(同位)

直前の通知と、ぎりぎりになって始まったマラソンであることを考えると、なかなかよい結果だったと思います。「スケジュールを空けるのには2日前の通知じゃ足りない」と不満を漏らした方もいましたが、このマラソンは特に何らかの締め切りに向けたものではなく、Trac 大掃除のヘルプを求めるためのものでした。パッチはいつでも歓迎/奨励されていますし、2.8 向けの大きな機能追加はほぼ終わっているので、主要開発者は今までより Trac のチケットやパッチに目を通す時間が取れるはずです。それでも、すでにあるパッチをテストした人はあまりいませんでした(もしくは、テストはしてもチケットのスレッドに必要なコメントを残さなかったのかもしれません)。パッチは複数の人がテストしてからでないと受理や拒否されませんので、これらをテストするのは開発の推進を助けるために皆さんができる最も簡単な手段のひとつです。

2.8 のリリースに近づく中、時間があるならいつでも Trac へ飛び込んでパッチをいくつかテストしてみてください。コメントを残すのを忘れずに!もしずっとそこにあって見るのに飽き飽きするチケットがあったら、パッチを書いて、他の貢献者にテストやコメントをしてもらいましょう。近々公式バグ・ハンティングを告知しますが(もちろんそのときには2日以上前にお知らせします!)、Trac が古いバグでいっぱいになっていないほうが新しいバグに対処するのが簡単であることには変わりありません。

もし重複するチケット(Dupe)を発見したら、コメントに同じ内容のチケット番号を書いてそちらをクローズしましょう。現在のコードではすでに修復されているために、すでに関係なくなってしまった古いバージョン向けのチケットがあれば、無効(Invalid)とマークしてコメントを書き、クローズしましょう。こういった簡単な「お掃除」的タスクは大したことなく思えるかもしれませんが、貢献になります。マラソン中にいくつかパッチを書き、テストをし、かなりのこういったメンテナンスをしてチケットを一掃してくれた Denis-de-Bernardy に特に敬意を表したいと思います。

参加してくれた皆さん、ありがとうございました!それでは次回のマラソンまで、パッチ作成とテストをお楽しみください!

WordPress ローカルコミュニティサイト WordBench.org

WordCamp Japan ブログにて、WordPress ローカルコミュニティサイト WordBench.org の詳しい説明を公開しました。

WordBench は WordPress ユーザーのための地域ソーシャルコミュニティです。WordPress に興味があり、同じ地域のユーザーと交流したい方はぜひご参加ください。

WordBench サイトは WordPress MU をベースとしており、さらに、WordCamp Tokyo 2009 にてマット・マレンウェッグ氏が「WordPress 界での今後の注目株」として言及した BuddyPress を採用しています。こちらに興味がある方も会員登録して、実際にどんなものか体験してみてはいかがでしょうか。

活発な地域 WordPress コミュニティの成長に期待しています!

» WordBench アカウント作成

エンジン・スタート!

以下は、2009 年 4 月 16 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「Start Your Engines…」を訳したものです。マラソン開始後の翻訳公開が少し遅れてしまい申し訳ありません。


24時間 has-patch マラソンが公式にスタートしました!これから24時間(日本時間4月18日土曜日早朝1時まで)、コア開発チームはテスト済みのパッチを審査し、良いものがあればコミットしていきます。それらがなくなったら、テスト済みでない投稿されたパッチのテストを開始する予定です。後者にはより時間がかかるため、パッチのテストを行って、チームの勢いに貢献してください。

ナイトリービルドを取得し、正しいバージョンを使用していることをしっかり確認してください。その後、Trac へ向かい、has-patch のキーワードがつけられたチケット (*下記参照) を探してください。チケットを拾い、diff をダウンロードし、お持ちのブラウザー/OS でテストし、チケットのコメントスレッドにテスト結果についてコメントしてください。終わったら次のチケットに進んで、24時間以内にできるだけたくさんこれを行ってください。

もし機能強化やその他のチケットのバグ修正・パッチ作成に貢献できる優れたスキルをお持ちなら、今こそがパッチを作成する良いチャンスです。#wordpress-dev IRC チャンネルでよく聞く不満の一つに、パッチを書くのにはフラストレーションがたまる、というものがあります。なぜなら、パッチを投稿したあと、審査とコミットまでに非常に時間がかかることがあるからです。このような不満をお持ちの方(そしてそれ以外の方)にとって、今回はパッチを書くのに最高の時です。マラソン終了までの間、私たちは 2.8 に関する Trac 内の has-patch チケットのすべてに目を通すつもりだからです。

もし投稿したけれどテスト済みでないパッチがあるなら、ちょっとしたプロモーションを行いましょう。先程述べた IRC チャンネルに顔を出したり、ブログで書いてみたり、Twitter で「順調に処理されるためには、今日中にテストが必要なパッチがある」とつぶやいたりしてみるとよいでしょう。これにより、パッチ審査がスピードアップされます。また、has-patch 以外にも needs-testing というキーワードをチケットに加える事もできます。

マラソンの期限終了後、作業を中断する必要はありませんが、コア開発チームは眠りをとったのち普通の開発サイクルに戻ってしまうので、期限内に貢献することには価値があります。もし期限を過ぎてしまっても、大丈夫です。その後も普段通りパッチを書いたりテストをしたりすることはできます。ただ、マラソンイベント中のように素早く満足感は得られないというだけです。

マラソンの結果は、みんながすこし休みを取ったあと、何人が参加したか Trac のログをチェックして、こちらで来週発表する予定です。Trac へのコメント投稿者の数で、マラソンテスト参加者を数えることになるため、パッチをテストした後コメントを残すのは非常に大事です。上位のパッチ貢献者およびテスターさんたちは結果発表の時に公表しますので、こういったことがモチベーションにつながるという方はリンク・ラブ(被リンクによる恩恵)を目標に突き進んでください。

【注目!】2.8 の仕様(機能)凍結に入りました!

* has-patch という言いまわしを繰り返し使うのはなぜ?と思っている皆さんへ。Trac チケットシステムにパッチファイルをアップロードする際には、開発チームがチケットにパッチがある事がわかるよう、”has-patch” というキーワードを追加することになっています。非常に洗練されたシステムとは言いがたいのは分かっていますし、Trac が自動的にアップロードされたファイルの種類を探知するようにすればいいのに、とお思いかもしれませんが、まあこれがこの言い回しを使う背景です。

ほんとにすごい WordPress 24 時間 ”パッチ-有り” マラソン

以下は、2009 年 4 月 14 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress › Blog » The Super-Awesome WordPress 24-Hour Has-Patch Marathon」を訳したものです。


WordPress の開発貢献者として参加するために我慢強くバグハントの告知を待ってるんですか ? いやいや、恥ずかしがらないで !

2.8 にはまだ閉じられていない、解決する必要のあるチケットが約 500 あります。主要開発者たちは主にテーマブラウザ/インストーラの実装、新しいウィジェット管理、スピードの改善などのより大きな機能に取り組んでいるので、優先度の低いたくさんのチケットがそのままになっています。こうしたチケットが、おりの中の子犬たちのようにあなたに呼びかけてませんか ? 「ボクを引き取ってよ ! お願いだよ !」と。

バグハントをして、追加されたたくさんの新しいチケットを見る前に、古いチケットをいくつか片付ける必要があります。ある程度の時間が経ったバグを安楽死させるシェルターのようなものではなく (実際に、バージョン 1.5 までさかのぼれるチケットが一つあります)、今日、皆さんが進んでバグを一つでも拾ってくれればと願っています。

前に進むために、バグハントとは関連するものの別の観点を持った新しい種類のイベントを発表します。こうしたチケットを片付けるためのダッシュを必要としているのです。木曜日がその日です (日付変更線の向こう側の方たちには金曜日です)。主要開発者たちが has-patch (パッチ-有り) のタグが付けられたすべてのチケットを 24 時間かけて確認し、テストされて動作するチケットをコミットしていきます。では、この「ほんとにすごい WordPress 24 時間 ”パッチ-有り” マラソン」にみなさんはどうやって参加するのでしょう ?

パッチを書く。それぞれ別々に小さな修正のチケットがたくさんあります  (change … to actual ellipses in admin interfacechange the ‘go back’ link to a ‘view page’ link などなど)。あるブラウザ特有のチケットもたくさんありますし、より困難かもしれないバグもたくさんあります。取り組みたいチケットを一つ選び、そのチケットのスレッドにコメントを追加してください。そうすれば、誰かがそのチケットに取り組んでいることを他のマラソン貢献者のみなさんが知ることができます。そして、マラソンが終わる前にパッチを提出してください。今からコーディングを始めれば、週末にはあなたのパッチが取り込まれるかもしれません !

パッチをテストする。いまのところ、has-patch (パッチ-有り) としてマークされているチケットが 177 個あります。パッチは徹底的にテストされないとコミットできません。もしナイトリービルドをすでに動かしているのなら、できるだけたくさんの OS とブラウザーの組み合わせで、こうしたパッチのテストを始めてください。組合せが一つしかないですか ? でも、まだその組み合わせではテストが行われていないかもしれません ! もしまだナイトリービルドを動かしていないのなら、こちらからダウンロードして、テスト用のブログを設置してください。各チケットのコメントスレッドにあなたが見つけたことを忘れずに追加してください。そしてもしパッチが動作しなければ、何が動作しないのか具体的に書いてください。そうすれば他の方がそのチケットに飛びついて解決することができます。

24 時間パッチ作成、24 時間テスト、24 時間コミット。このエキサイトなイベントをお見逃しなく、今すぐはじめましょう !

ほんとにすごい WordPress 24 時間 ”パッチ-有り” マラソンは、米国太平洋標準時の4月16日木曜日午前8時 (協定世界時で木曜日の午後4時: 日本標準時で17日金曜日の午前2時)に始まり、ご想像の通り、24 時間後に終了します。とはいえ、開始まで待つ理由もありません…どうぞ早めに開始して、パッチの作成/テストを実施してください。木曜日の朝までにテストされたパッチが多ければ多いほど、このマラソン中にコミットされるパッチも多くなります。

Go WordPress !

WordPress への貢献、その 2 : グラフィックデザイン

以下は、2009 年 4 月 6 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「Contributing to WordPress, Part II: Graphic Design」を訳したものです。


前にも書いた通り、アイコンコンテストが大きな成功を収めたため、我々はグラフィックデザイナーの皆さんが WordPress オープンソースプロジェクトに貢献できる機会をもっと作らなければと感じるようになりました。WordPress コミュニティには多くの才能あふれる方々がいて、皆さんがプロジェクトに参加したくてうずうずしています。そこで、いくつかのアイディアを試してみる事にしました。

まず最初に、Trac に新しいグラフィックデザイン用の「コンポーネント」を作ります。このコンポーネントレベルを、画像ボタンなどのようなものを作るためのチケット発行に使うつもりです。こういった画像の例としては、青バージョンの管理画面に映える新しい「お気に入り」メニュー画像などが挙げられます。一部の場合では、グラフィックデザイン関連のタスクは CSS 関連のタスクと重なることもありますので、貢献したいデザイナーの方は、両方のコンポーネントレベルで未解決のチケットを検索する事ができます。始めるにあたって PSD ファイルが必要な場合は、私たちがチケットにそのファイルを添付します。

こういった流れで、もし修正が必要な画像を発見した場合は(例えば先ほど書いた、お気に入りメニューボタンの青バージョン)、グラフィックデザインのコンポーネントレベルを利用して Trac に報告してください。気に入らないグラフィックに対するチケットは発行しないようにお願いします。壊れていたり、見落とされていたりと言った部分に関してのみの報告に留めていただきたいと思います。

グラフィックデザイン関連のタスクは、開発関連のタスクと同じ手順で処理されます。ボランティア参加者は、コアチームの監督のもとに作業を進めます。マット・トーマス(2.7 のアートディレクター)および私(訳注: 原文を書いたジェーン・ウェルズ)は、コア開発チームと協業しながら、デザイン関連のタスクを特定し、報告されたチケットを審査します(例: コミット前に表示がきちんとされているかどうかを私たちが確認するなど)。この手順を早くからボランティアしてくれている方々と共に試していましたが、なかなかいい感じで進んでいるようです。個別の Trac チケットを発行するのに加え、大量のグラフィック要素が必要なプロジェクトが発生した場合は、貢献者候補の皆さんにこの開発ブログであらかじめお知らせするつもりです。

グラフィックデザイン関連で参加する二つ目の機会は、個別のタスクについてのものというよりも、進化していく WordPress の視覚デザインへの貢献になります。例えば管理画面の作成や、新しいメディアアップロード方法の設計といった大きなデザイン関連のタスクが発生した場合は、画面デザインに関わる機会もあります。このような状況では、貢献者候補のみなさんがワイヤフレームや仕様書などの文書を見る事ができるようにし、デザインアイディアのカンプを応募してもらえるようにしたいと思います。良い応募作品が複数あった場合は、アイコンデザインコンテストのときのように、コミュニティの投票も加味して最終的な決断を下したいと思っています。

現在は 2.8 を仕上げている最中なので、今のところデザインタスクはそれほどたくさんありません。しかし、2.9 の開発を始める頃には、グラフィックデザイナーの皆さんが開発に貢献できる機会がもっとたくさんあるでしょう。

WordPress への貢献、その 1 : 開発

以下は、2009 年 3 月 12 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「Contributing to WordPress, Part I: Development」を訳したものです。

訳者注: 下記の貢献方法の多くでは、英語がベースとなっています。日本語でのバグ報告や機能追加リクエストをしたい方は、バグ報告と提案フォーラムをご利用ください。


数週間前の WordCamp デンバーにて、WordPress オープンソースプロジェクトに対してもっと皆さんが関わっていける機会を作ることについてのプレゼンを行いました。アイコンデザインコンテストが大成功を収めたのを見て、コード開発者以外の方にも才能やスキルを活かして WordPress に貢献してもらう方法を考えなくてはならないというのがはっきり分かりました。2.7 の公開後、どういった貢献の機会を作るのが適しているのかを私たちは考え続けていて、思いついたアイディアもいくつかあります。

この週末、多くの WordPress ユーザーやコアメンバーを含む開発者がサウスバイサウスウエスト (SxSW) イベントのためにテキサス州オースティンに集合します。Matt MullenwegRyan Boren、私 (記事執筆者 Jane Wells) も参加します。この WordPress コミュニティをつなごうというスピリットのもとに、これから SxSW の期間中毎日、コミュニティへ貢献する新しい機会についての情報を書いていこうと思います。各投稿では、以下のうちの1つまたは複数のトピックをカバーしていきます。

  • 開発 (当然ですね !)
  • QA (品質管理)
  • ドキュメンテーション
  • アイディアと意見
  • ユーザーエクスペリエンス
  • グラフィックデザイン
  • アクセシビリティ
  • ユーザビリティテスト
  • WordPress.tv
  • コミュニティ運営

WordPress の貢献といえば多くの人が思いつくのは PHP 開発ですので、今回はここから始めてみたいと思います。

コード (= poetry 🙂 ) はアプリの主要部分です。貢献する機会の多くがここにあるのは当然といえます。Trac にはいつも、パッチが必要なチケットや、テストが必要なパッチや、正しい解決法にたどりつくために創造的な開発者のアイディアやコラボレーションを必要をしている迷宮入りした問題があふれています。

もしあなたが PHP をよくご存知なら、チケット (特に bug となっているもの。これらは優先的に解決されるべきです) を眺めて、どれかのパッチを書いてみて下さい。もっと高度なスキルをお持ちなら、さらに難易度の高いチケットのパッチを書いたり、必要ならば他の人が書いたパッチの修正をやってみてください。あまりコーディングスキルには自信がないけれど、アプリケーションのファイル構成はだいたい分かるということでしたら、has-patch タグが着いているチケットを探してそのパッチをできるだけ多くのブラウザでテストし、結果をチケットのスレッドに投稿して下さい。

もし日常の WordPress 利用中にバグを見つけた場合は、レポートして下さい。まず、Trac を見てその問題に対するチケットがすでに発行されているかどうかを確認しましょう。また、wp-testers list (メーリングリスト) のアーカイブでそのバグについての話題が出ているかどうか見てみたり、自分でメールを投げて情報を求めてみたりしましょう。こういったことをやっても成果がなかった場合は、Trac にてチケットを発行します (登録、ログインが必要です)。できる限り詳しく問題を説明し、
ドロップダウンカらメタデータを正しく選択するのを忘れないようにして下さい。メタデータの選び方についてよく分からないという場合は、以下をご覧下さい。

Severity (重大度) フィールドの扱いには注意して下さい。たいていのバグは、normal にカテゴライズされます。バグを high severity とマークしても必ずしも開発が早まるわけではありません。severity の選択が間違っていた場合、開発を遅らせる事にもなりかねません。

Priority (優先度) フィールドも通常は normal を選択し、より経験のある開発者が優先度を変更するようお任せしましょう。彼らは他に Trac 上にあるチケットの事もよく知っていますので、それらのチケットとの相対的な優先度を正しく評価する事ができるからです。

Ticket type (チケットの種類) は、もっとも間違って使われがちなフィールドです。多くの人が、本当はそうでないアチケットを defect (欠陥) としてマークしてしまいがちです。この問題を解決するため、ticket type とその使い方をご紹介します。選択肢は、defect (bug)、enhancement、feature request、Task (blessed) です。

  • Defect (bug)、欠陥: 壊れている箇所があるときに使うタイプ。機能が本当は正しく使えるはずなのに (定かでないときは、Codex でチェックするか開発者用 IRC で聞いてみてください)、何かがおかしくなってしまって修正が必要な状態。
  • Enhancement、機能強化: 使いにくい箇所があったり、スピードが遅すぎたりして、デザインまたはコーディング上の改善が必要と思われる状態 (ただし、大掛かりな関数や画面デザインのやり直しを必要としない)。もしある点が欠陥ではなく機能強化が必要なだけの場合、defect を選択しないで下さい。
  • Feature request、追加機能要求: 大掛かりなインフラ、コード、画面デザインの変更を伴う改善の必要な箇所がある場合、enhancement ではなく feature request を選択すべきです。Trac は現在 WordPress に対する追加機能要求をするための場所ではありません。新機能の推薦には、アイディアフォーラムを引き続きご利用ください。各リリースサイクルごとに、コアメンバーがアイディアフォーラムを見て検討した機能を Trac に追加していきます。
  • Task (blessed)、タスク: このチケットの種類は、コア開発チームからの承認を意味します。コアメンバーのみが選択すべきタイプで、自分のチケットを Task (blessed) にマークしたら、わるいカルマの影響に見舞われます !

バグ・ハンティングに参加しましょう ! バグ・ハンティング用 Codex ページ を最近ご覧になった事があるようでしたら、最近しばらく行われていなかった事に気づくと思います。でも、もうそんなことはありません ! 公式バグ・ハンティング (バグを見つけて修正をする競争イベント) が、また定期的に戻ってきます。第一回は近々 (もしかしたら来週) 告知されますので、その時はウィジェット関連のバグを発見、修正してみてください (でもそれまで待っている必要はありません。すでにたくさんの 2.8 マイルストーン向けオープンチケットが優しい開発者さんたちが注目してくれるのを待っています) 。

今まで通り、貢献したい開発者の方は、#wordpress-dev IRC チャンネル (irc.freenode.net) や wp-hackers list、そして Trac のチケットスレッドでお互いやコアチームのメンバーと連絡を取り合う事ができます。来週水曜日正午 (PST/太平洋標準時) から、毎週の定期的な開発者チャットもまた開始します。

新しく改良されたプラグインディレクトリの検索機能

以下は、2009 年 2 月 19 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress › Blog » New and Improved Plugins Directory Search」を訳したものです。

 


 

WordPress.org のプラグインディレクトリに関する最も大きな問題の一つで最も頻繁に苦情を受けていたのが、本当にまったくひどいその検索結果です。

この問題が解決しました。今は Sphinx(”フリーなオープンソース SQL フルテキスト検索エンジン”)を使用して、ウェブサイトからとみなさんのブログの管理画面 (プラグイン → 新規追加) からの両方からプラグインディレクトリ上で強力な検索をしています。

動作はかなり良くなりました。すぐにでも解決されるいくつかのおかしな箇所 (これは sphinx のせいではなく私たちのせいです) がありますが、みなさんに使い始めてもらえるくらい全体的にはとても満足しています。 )

今のところ、この検索はプラグインのタイトル、説明/インストール/FAQ/その他 (readme.txt ファイルより) をインデックスしているだけですが、すぐにでも作成者やタグなどを追加します。

WordPress 2.7.1 日本語版リリースのお知らせ

WordPress 2.7.1 の日本語版をリリースしました。以下からダウンロードできます。

2.7.1 英語版へすでにアップグレードを済ませたにも関わらず更新のお知らせが管理画面に表示されている場合、自動アップグレード機能を使って 2.7.1 日本語版に更新する事ができます。ツール>アップグレードのパネルで、「2.7.1–ja をダウンロード」というボタンの左にある「自動アップグレードを実行」ボタンをクリックすれば、日本語版の最新ファイルへアップグレードされます。

2.7.1 の更新箇所などについて詳しくは “WordPress 2.7.1 のリリース告知の訳” を参照してください。また、英語版と日本語版との違いについては “WordPress | 日本語 » WordPress 日本語版について” を参照してください。

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WordPress 日本語版作成チーム

プラグイン開発者に感謝する日

以下は、2009 年 1 月 28 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「Thank a Plugin Developer Day」を訳したものです。


WordPress はそれのみではとてもシンプルで、利用可能な WordPress 用プラグイン (とテーマ) の多様さこそが多くのユーザーにとって WordPress を魅力的なものにしています。WordPress のブログは平均してだいたい 5 個のプラグインをインストールしています!本日、私たちのプラグインディレクトリで利用可能になったプラグインが 4000 個を超えました。(このプラグインディレクトリはみなさんの WordPress 2.7 以降にも組み込まれています)

私は、1 月 28 日を正式な「プラグイン開発者に感謝する日」にすることを宣言します。これを祝うため、自分が使用していて気に入っているプラグインを見て、作者のサイトを訪れ、コンタクトフォーム (連絡先) を見つけ、感謝の気持ちを彼らに伝えましょう。(もしくは Paypal で!) プラグインディレクトリの “author homepage (作者のウェブサイト)” にあるリンクを探し、もし Paypal アドレスが指定されていれば直接寄付しましょう。

WordPress 用プラグインを作成したことのあるすべての方に感謝します。そして、次の 4000 個に乾杯。 🙂

WordPress 2.8 に向けた機能の優先順位付け

以下は、2008 年 12 月 24 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「Prioritizing Features for WordPress 2.8」を訳したものです。


 

WordPress 2.7 に新しい機能が盛り込まれていることはもう皆さんご存知でしょう。2.7 はもう利用可能 (これを書いている時点ではすでに 60 万回もダウンロードされています) なので、そろそろ 2.8 の作業を開始する時期です。時間的な制約から 2.7 では多数の機能が棚上げされましたし、アイディアフォーラムでも要望の強い機能がたくさんあるので、可能性のあるたくさんの機能を検討中です。

いまのところ主要開発者たちは 2.8 の最優先事項としてウィジェット管理、テーマブラウザ/インストーラ、パフォーマンスのアップグレードを考えています。その残りの開発時間がバグ修正と優先順位リストからの機能の追加と強化になるでしょう。そのために新しいアンケートを用意しましたので、2.8 の機能の優先順位の決定に手を貸してください。このリストは開発者たちの「2.7 の残り物」リストとアイディアフォーラムからもっとも要望のある機能からのものです。各機能をランク付けして、もっともお望みの機能を(3個まで)選んでください。また、必須ではありませんがコメントや別の提案の追加もできます。アンケートの回答が有効なものとしてカウントされるには、このリストのすべての機能をランク付けする必要があります。アンケートはこの1ページだけです。

メディア機能についてはこのリストには含まれていませんのでご注意ください。すぐにでもメディア機能だけの別のアンケートを用意する予定です。

投票は今週中のいつでもできますが、いつものように早いほうがいいです。このアンケートは協定世界時2008年12月31日、正午に締め切ります。

来年には、定期的な IRC 開発者チャットを復活させます。このチャットでは主要開発者たちがその週の機能開発の進捗について話し合い、他のユーザーも質問したり提案したりできる機会を提供します。このチャットは水曜日(アメリカ時間の水曜日)の日中早いうちに開催する予定で、時刻が決まり次第このブログでお知らせいたします。

少し話はそれますが、2.7 の開発中、私たちは本来そこにあるべきではない Trac チケットの選別にかなりの時間を費やしました。機能に関するアイディアや提案は Trac ではなく、アイディアフォーラムにお願いします。Trac はバグの報告や修正が必要な事項 (スペルミスやコードの強化など) のために取っておいてください。新しい UI の要望、新しい機能、コーディングの新しいアプローチは、強化ではなく新機能です。新機能は、その機能がコアに含まれるべき機能であると判断された時点で開発者によって Trac に入れられます。開発のスピードを上げて前進するため、実質的な機能の要望の Trac チケットはアイディアフォーラムに投稿するようコメントを付けてクローズします。開発者たちの時間を最大限有効に使えるよう、このガイドラインに従ってご協力ください。

よろしくお願いします!