WordPress 2.7 の新しいダッシュボード

以下は、2008 年 10 月 20 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「The New 2.7 Dashboard」を訳したものです。


まず、先週公開したスクリーンショットについての反応のほとんどがとても好意的だったことを非常にうれしく思っていることをお伝えしておきたいと思います。これほどはっきりものを言う人が多いコミュニティでは、何か変化を取り入れる前にはいつも少し緊張するものです。でも今回の場合の変化は喜んで受け入れられたようで、すばらしいことです。これからの数週間、バージョン 2.7 の新しい機能をご紹介し続けていく間も、皆さんのそんな気持ちが変わらないことを願っています。それでは前回お約束した通り、リリース前の数週間の間にダッシュボードがどのようになっていくかをひととおりご説明しましょう。

メニュー
メニュー機能については先週もご説明しましたが、あることを言い忘れていました。デフォルトでは、ダッシュボードに初めてアクセスした際、2つのナビゲーション項目が開いた状態になります。そのひとつはダッシュボード (ここが現在いるページのため、開いた状態になります。ハイライト色が適用されます) 、そしてもう一つは投稿のサブメニューです (よく使われる画面が含まれるため、開いた状態になります。また、新しい画面にジャンプしなくてもサブメニュー項目にアクセスできるというヒントを提示するためでもあります) 。

メニュー項目をクリックして開閉すると、ブラウザーの Cookie が保存され、その状態を覚えておいてくれるようになります。例えば投稿とコメントのサブメニューを開いた場合、次回にアクセスした場合もこれらが開いた状態になります。さらに設定をクリックした場合、投稿とコメントはやはり開いたままになります。サブメニューを閉じたい場合は、その項目を手動で再度クリックすることが必要です。

この点をどうするかについてはかなり迷い、コミュニティ内でも「最大二つの項目までをオープンできるようにするのはどうか?」などといった話し合いがたっぷり行われました。しかし最終的には、こういったアプローチはユーザー自身がコントロールできる範囲を狭めてしまうことになるという結論に達しました。 2.7 の開発における合い言葉は「管理画面においてユーザーにコントロールを与えること」ですので、ユーザーが開いたサブメニューは開いたままにしておくという動作を選択しました。

コンテクスト・アクセスタブ
新管理画面の右上にはクリックするとドロップダウン表示されるタブがあり、ヘッダーとメインエリアの間にコンテクスト (今いるページの内容) に基づいた機能が表示されます。表示設定タブを使えば、現在の画面にどのモジュールを表示するかを選択することができます。誰もサイトにリンクしてくれないから、リファラーモジュールは表示させたくない…という時には、表示設定タブ内にあるチェックボックスのチェックを外せばいいだけです。ヘルプタブをクリックすると前回のバージョンからの変更の一部が表示され、FAQ、サポートチームへの連絡 (WordPress.com)、サポートフォーラム (WordPress.org) などへもここからアクセスできるようになります。

モジュール型レイアウト
どの項目を表示させるかを選択する表示設定タブに加え、ダッシュボードにあるモジュールはすべてドラッグ&ドロップで位置を移動できるようになります。モジュールのタイトルバーをクリックすれば開閉することもでき、さらに細かい表示のカスタマイズができます。次回のバージョン 2.8 では、すべてのモジュールが表示する内容の設定も変更できるようにしたいとも思っています。 2.7 ではここまでやる時間はなかったので、今回はフィードモジュールのみが設定可能になっています。フィードモジュールのタイトルバー上にカーソルを合わせると、編集用のリンクが表示されます。

現在の状況
現在の状況モジュールに含まれるデータは今までと同じですが、より分かりやすいように位置を入れ替えました。今までは文章形式でしたが、今回のリスト形式の表示にすることで、英語以外のサイトでもラベルの翻訳がしやすくなるという利点もあります。色分けによって、問題のある状況 (赤) 、保留中の状況 (黄色・オレンジ) 、そして問題のない状況 (緑) がすぐに目に入るようになっています。

統計情報
コア機能以外のものを前回のダッシュボードのカンプ (サンプル画像) に入れてしまったことを謝りたいと思います。カンプを作っている間、私のワイヤフレームと現在私がインストールしている 2.7 のダッシュボードを使ったため、WordPress.com stats プラグインをインストールしてダッシュボードのモジュールに含めていたことを忘れてしまっていたのです。このプラグインはコアパッケージには含まれていませんし、プラグイン自体にもいくらか変更が加えられている最中ではありますが、ログインした際に統計情報が今より目に入りやすくなるようにモジュールを変更しました。

.org (インストール版) ユーザーで、ダッシュボードカンプに .com (レンタル版) のような統計情報が含まれていることを喜んだ方に対して私のミスを申し訳なく思います。カンプにあった、キャンディのようなデザインの統計情報表示をさせたい場合は、WordPress.com stats プラグインなどをインストールする必要があります。同プラグインの次のリリースには、美しいダッシュボードモジュールが含まれているはずです。

QuickPress
QuickPress は、新規投稿画面にあるさまざまな項目が必要ない場合、ダッシュボードから新規投稿を書き始める (または公開する) ことができる新機能です。現時点の QuickPress フォームでは、タイトル、本文、メディア、そしてタグを投稿できます。 2.8 では、このモジュールの設定を変更可能にして、ユーザーごとに必要なフィールドを表示できるようにしたいと思っているところです。ここで下書きとして保存をすると、最近の下書きモジュールにすぐに反映されます。キャンセルボタンをクリックすると、フォームがすべてクリアされます。公開ボタンをクリックすると、公開されます。

QuickPress からの投稿は、他の投稿と変わらず、投稿 > 編集から編集することができます。最後に一つ付け加えると、このモジュールと新規投稿画面の両方で、下書き保存ボタンと公開ボタンの間にできる限りスペースを空けるようにしました。WordCamp やメールでこのリクエストを下さった皆さん、いかがでしょう!これで間違って投稿を公開してしまう失敗が減ることを祈っています。

最近の下書き
今年の夏に行ったユーザビリティテストで、「最近作成した下書きにアクセスしやすくして欲しい」、「できればダッシュボードからワンクリック (現在の状況モジュール内で下書き一覧へのリンクをクリックするのではなく、下書きのタイトルをクリックして調節その投稿へジャンプしたい) で」という声を何度も聞きました。この要望にお応えするため、最新5件の下書きと日付を表示する、最近の下書きモジュールが誕生しました。将来的にはこのモジュールも設定変更できるようにしたいと思います。クロスワードパズルを解くときボールペンを使うような、下書きを書かないタイプの方は、表示設定タブを使ってこのモジュールを表示させないようにすれば、ダッシュボードのスペースを節約できます。

フィード
WordPress 関連ニュースのフィードモジュールは 2.6 の時とほぼ同じような機能で、見た目が変わるだけです。フィードの URL、表示項目数、タイトルなどを自由に設定できることは今までと変わりません。

リファラー
こちらもほんの少し見た目が変わるだけです。

フック
ダッシュボードにモジュールを追加できるプラグインフックもそのままです。必要なら今までのようにトップレベル項目 (サブメニューではなく) を追加することもできます。開閉サイドナビゲーションにアイコンを使っているため、メニュー項目を追加するプラグインでは独自アイコンを使うことができます。プラグインが指定したアイコンがない場合、デフォルトのものが適用されます。しかし、理想を言うと、ほとんどのプラグイン用メニューは現存するトップレベル項目内に収まってくれればと思っています。デフォルトのトップレベル項目は、それ自体がメニュー項目のひとつというよりも、メニューをまとめるセクションヘッダーのようなものだからです。

最近のコメント
2.6 と同様、このモジュールでは最近つけられたコメントを表示します。しかし、今後はこのダッシュボードモジュールからコメント処理 (承認、返信など) を行うことができるようになります。現在のところは最近のコメントを数件表示するようになっているだけですが、 2.8 ではさらに高度な設定を可能にするか、「受信箱」のコンセプト (訳注: Eメールの受信箱のようなモデルを使ったコメント管理システム) を適用したいと思っています。

受信箱よ、さらば!
WordCamp サンフランシスコに来て下さった皆さんや、ダミーの受信箱が含まれたナイトリービルドをお使いだったみなさん、こめんなさい! 2.7 では受信箱は実現しませんでした。このコンセプトを実現するのは予想したよりも複雑だったため、急いで中途半端な機能を実装するよりも次のバージョンに繰り越しすることを決定したのです。代わりにコメントモジュールにコメント処理機能をつけたので、少なくともこの部分は次バージョンまで待たなくても良くなりました。

ということで、これが新しいダッシュボードです。今までよりちょっとだけ使いやすく、ちょっとだけ美しく、ちょっとだけユーザーの皆さんのことが考えられていて、ちょっとだけかっこよくなります。それとも、もしかしてこれらの変化は「ちょっとだけ」ではないかもしれません。その答えは、使ってみた皆さんに決めてもらうことにしましょう。

2.7 のビジュアルデザイン

以下は、2008 年 10 月 17 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「The Visual Design of 2.7」を訳したものです。


やっと来ました、みなさんお待ちかねの瞬間が!他の機能面とともにハックすることによる無粋さに我慢と自制の長い月日をみなさんに耐え忍んでもらいましたが、Crazyhorse の残りのインターフェースの実装がほぼ終わりつつあります。(本当にそんなにつらかったのかしら?)

Automattic の年2回のオフサイトミーティング(私たちにはオフィスがないので)の今週、みなさんが切望していたビジュアル(訳注: 管理画面の見た目、インターフェース)がプレゼンができる段階まで完成し、承認されました。みなさんが気に入ってくれれば幸いです。Matt Thomas と Andy Peatling のビジュアルの才能に最高の敬意を表します。こうしたデザインは 2.7 の他の部分にも及び、今後数週間のうちに実装されると思います。

さて、見た目はついに決まったのですが、どのような動作をするのでしょう?特にメニューシステムはハッカーズとテスターズのメーリングリストで話題となっていたので、この機会に私たちがどのようにプランを立てたのか説明したいと思います。

ご存知のように、2.7 のゴールのひとつは、サブメニューにアクセスするための新しい画面の読み込みの回数を減らすことでした。よく利用される画面を1回もしくは最大でも2回のクリックで表示させるようにしたかったのです。ナイトリービルドをお使いの方は、メニューを広げたり縮めたりすることができる矢印のコントロールに慣れたことでしょう。また、縦にに開閉するばかりではなく、横幅も最小化できるアイコン付きのボックススタイルにも慣れたことと思います。横幅の最小化はある種の「上級者モード」を提供するためにアイコンの断片を残しますが、必ずしも上級者である必要はありません。こうして本物のボタンスタイルができ(アイコンはまだ決定ではありません。すぐにでも新しいアイコンがいくつか追加されると思います)、メニュー機能が確定しました。

2.7 の新しい投稿画面 – 未完成(オリジナルの画像を参照してください)

各セクションのヘッダーは、左側のアイコン、青いリンクテキスト、そして右側のエリアにホバーしたとき、もしくはのメニューが広げられた状態のときに表示される矢印アイコンの3つのパーツから成っています。矢印アイコンはヘッダーに小さく収められていて、お気に入りメニュー(訳注: 右上の「Add New Post」)も同じような構造になっていることがお分かりになるかと思います。この部分をクリックするとメニューが広がり、そのセクションの選択肢が表示されます。もう一度クリックするとメニューが閉じられます。青いリンクテキストをクリックするとそのセクションの最初の選択肢の画面を直接開き、そのメニューのセクションが開いて他の選択肢を表示します。セクションアイコンをダブルクリックするとメニューがアイコンリストを残して水平方向に閉じられます。この状態でそのアイコン上をホバーすると各セクションのメニューを表示するので、1回のクリックでたいていの画面に移動することができます。メニューが閉じているときにアイコンをダブルクリックすると、そのセクションの最初の画面を開きます。メニューグループを分けているラインに付属している小さな矢印アイコンも、水平方向の拡大/縮小機能を使用するための開閉ボタンとして動作します。

メニューシステム利用方法のこの多様さは、上級者にも初心者にも同じように便宜を図ることを目的としています。初心者にとっては通常のように青いリンクテキストをクリックすれば予期されたとおりに動作しますし、上級者にとってはナビゲーションにより多くのオプションを用意することでよりカスタマイズされた操作が可能になります。この成果を私たちと同じくらいみなさんにも気に入ってもらえることを願っています。この成果はまもなく Trunk に実装されます。

下の画像は新しいダッシュボードのスタイルで、来週早々にも詳しく説明したいと考えていますが、こうしてプレビューをすることによってそれまでに新しいデザインへの期待を高めていただければ何よりです。

2.7 ダッシュボード(オリジナルの画像を参照してください)

WordPress 2.7 ワイヤフレーム

以下は、2008 年 10 月 1 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「 WordPress 2.7 Wireframes 」を訳したものです。


ナイトリービルドをダウンロードしたり、バージョン 2.7 へコードの貢献をしたりしている方は、素早く機能が追加されていっていること、細かいレイアウトの変更が少しずつ実行されていること、そしてアプリケーションがすぐ目の前でどんどん姿を変えていっていることにお気づきかと思います。ほとんどの反応は肯定的なものでしたが、2.7 を強く支持している皆さんでさえも、リリース時にはどんなふうになるんだろう、と不思議に思われています。2.7 はまだ開発段階ですが、最終的に全体がどのようになるのかを提示するためのワイヤフレームを作成してみました。こうすることで、いわばデザインプロセスの裏側をご覧頂くことができるはずです。

この投稿からリンクしている PDF ファイルでは、ナビゲーションモデル、ヘッダー要素、そしてダッシュボードや新しい投稿画面、投稿・コメント・メディア一覧など、他の重要な画面を大まかに説明しています。

ワイヤフレームを見るのに慣れていない方は、以下のことに注意していただきたいと思います。

1. これらはガイドラインであって、要件ではありません。技術面、見た目の美しさ、ユーザビリティなどの理由から、開発者やデザイナーが変更を加えることもあるかもしれません。私たちのようなとてもスピードの速い開発ができるチームにおいては、ワイヤフレームががすぐに古い情報となってしまうこともあります。例えば、ワイヤフレームが承認されてからたったの2時間で項目の位置が移動されたり、メニューのうちのいくつかが変更になったりという事もあります。これから1〜2週間の間、最終フリーズの時までは、細かい調整は行われていくでしょう。現時点ではベータではなくアルファ版のソフトであり、まだ決定されていない部分があります。更新する度に何か新しいものが見られるというのが、わくわくするところです。

2. ワイヤフレームはすべてモノトーンです。これは、デザイナーさんたちが現在、新しい管理パネルの色やフォント、グラフィック要素などを一生懸命作っているところだからです。新しい外観(見た目のデザイン)がお見せできる時がきたらそうしますが、今のところはワイヤフレームはわざと外観を無視したものになっています。

3. すべての画面がワイヤフレームになっているわけではなく、多くの変更がある画面を優先して作成しました。機能とレイアウトがほとんど変わらない画面は、ワイヤフレームには含んでいません。まだどのように変更するか決定していない画面についても、現時点では作成していません。

4. wordpress.com または wordpress.org のみに適用される要素もありますので、安心して下さい(例えば複数のダッシュボードなど)。

個人的に私が WordPress の好きなところの一つに、アプリケーションのことを大事に思っていて、より良いものにしていきたいと思っている優れた開発者やデザイナーがたくさんいる活発なコミュニティが存在するということがあります。今回の変更に対する各地の WordCamp で発表した時やコミュニティからの反応は、極めて肯定的なものではありましたが、他の構成の方がいいと言う人も必ずいるでしょう。そんな時には、プラグインの登場です!

2.7 の変更は、2.5 および Crazyhorse ブランチに対するユーザビリティテスト (両方ともレーザーアイトラッキングを使ったテストで、この結果は後ほど発表します。それまでの間、WordCamp サンフランシスコで公開したスライドをご覧下さい)、コミュニティからのフィードバック、個人やプロからの意見、などに基づいています。また、今後のバージョンに加える新機能のことも考え、拡張していけるようにといった配慮もしています。

それでは、私たちが 2.7 についてどいうふうに考えをまとめているかの内部事情を楽しんでいただけたなら幸いです。そして、コミュニティからのフィードバックが聞こえ始めてきたら、私たちみんなが同じことを望んでいることを思い出して下さい — 可能な限り最高の WordPress を。

WordPress 2.7 UI アンケート第二弾: 検索ボックス、お気に入りメニュー、予約公開

以下は、2008 年 9 月 28 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.7 UI Survey #2: Search box, Favorites menu, Future Publish 」を訳したものです。翻訳が遅くなり申し訳ありませんが、アンケートはすでに終了していますのでご了承ください。


簡易モデル (モックアップ) の提示と選択形式のアンケートを、先着 5000 人の方限定で再び行います。WordPress 2.7 ユーザーインターフェース (UI) アンケート第二弾では、以下に関する皆さんの意見を募集しています。

  • 検索ボックスの配置場所
  • 新規投稿ボタン、お気に入りメニューの配置場所
  • 予約公開、タイムスタンプの編集機能のラベリング

PollDaddy.com にホスティングしてもらっているこのアンケートは、5000 件の返信の後、自動的にクローズされるようになっています。前回のアンケートでは2日でクローズと成ってしまったので、急いで投票して下さいね!(注: 受付は 2008 年 10 月 1 日に終了しています)

WordPress 2.7 ナビゲーションオプションのアンケート

以下は、2008 年 9 月 15 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.7 Navigation Options Survey」を訳したものです。翻訳が遅くなり申し訳ありませんが、アンケートはすでに終了していますのでご了承ください。


WordPress 2.7 navigationWordPress 2.7 は現在開発中で、一部の人はご存知のように、画面を有効に使うためのユーザーからのフィードバックをもとにデザインされた左カラムのナビゲーション機能が追加される予定です。このナビゲーションはユーザビリティテストのために作成されたプロトタイプ、「Crazyhorse」がそのまま生かされているため、まだ開発のまっただ中にあります。

現在ナビゲーション部分およびラベルを決定している最中で、いいアイディアが色々浮かんできています。デザインの決定においてユーザーにもっと参加してもらうという目標に向け、ナビゲーションのオプション項目をどのようにグループ化し、ラベリングすべきかを決めるためのアンケートを作成しました。これを通して、WordPress ユーザーの皆さんに決定プロセスへ参加していただくことができます。WordPress をご利用で、意見を表明したいという方は、ぜひアンケートに参加して下さい。

WordPress 2.7 Navigation Options Survey(注: 受付は 2008 年 9 月 18 日に終了しています)

WordPress 2.6.2 日本語版リリースのお知らせ

WordPress 2.6.2 の日本語版をリリースしました。以下からダウンロードできます。

WordPress 2.6.2 にはユーザー登録を開放している場合のセキュリティフィックスが含まれています。その他の更新箇所等は WordPress 2.6.2 のリリースアナウンスの訳を参照してください。

——
WordPress 日本語版作成チーム

WordPress 2.6.2

以下は、2008 年 9 月 8 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.6.2」を訳したものです(日本語版のリリースはしばらくお待ちください)。以下のリンク先はすべて英語のページとなっています。


ステファン・エッサー氏は最近、SQL カラムのトランケーション(切り捨て)および mt_rand() の弱点について開発者に注意を促しました。彼の助力のもとにこの問題を解決しましたので、WordPress 2.6.2 をリリースします。誰でもユーザー登録ができるブログをお持ちの場合、必ずアップグレードを行って下さい。

ユーザー登録を開放している場合、2.6.1 およびそれ以前のバージョンの WordPress では、他のユーザーのパスワードをランダムに生成されたものにリセットできる細工されたユーザー名での登録が可能になってしまいます。このランダムなパスワードは攻撃者には分かりませんので、この問題だけを見ると迷惑な行為ではありますが、セキュリティ上の弱点とはなりません。しかし、この攻撃とランダム数シーディングにおける mt_rand() の弱点を組み合わせると、パスワードを予想するために利用されてしまうこともあり得ます。エッサー氏は後ほど完全な攻撃に関する詳細を公開する予定です。この攻撃を実行するのは難易度が高いですが、可能性があることを考えると 2.6.2 へのアップグレードをおすすめします。

他のPHPアプリケーションも同様の攻撃に影響されます。お使いのアプリケーションすべてを保護するためには、最新版の Suhosin をダウンロードして下さい。Suhosin をすでにアップグレードしている場合、現在お使いの WordPress はすでにこの攻撃に対して対応済みですが、ユーザー登録を開放している場合は、パスワードをランダムに変更されてしまわないよう 2.6.2 へアップグレードをしてください。

2.6.2 はこの他にもいくつかバグ修正を含んでいます。詳しくは、変更点および変更されたファイルの一覧をご確認ください。

WordCamp Tokyo 2008 開催のお知らせ

9/5追記: 申し訳ありませんが、定員に達したためお申し込み受付を終了しました。 追加参加(WordCamp/懇親会)を受け付けることができるようになるかもしれませんので、今後の受付状況を知りたい方は公式サイトの登録ページをご覧下さい。

2008年9月23日(火・祝)に、日本では初の WordCamp イベントを東京にて開催することになりました。

日時: 9月23日(火・祝)午後1時~5時(12時半開場)

会場: デジタルハリウッド渋谷校
渋谷区道玄坂2-25-12 道玄坂カブトビル4F・5F(地図

内容: ユーザーや開発者によるプレゼン、抽選会など

予定されているプレゼンの一部:

  • Automattic 社スタッフによるプレゼン
  • テーマカスタマイズのコツ
  • 携帯サイト作成について
  • 教育現場での WordPress/WordPress MU 活用実例
  • 公式プラグインディレクトリ参加方法

スケジュール詳細は後日発表します。

申し込み: 公式イベントサイトをご覧下さい。

定員: 60名(立ち見席含む)、申し込み先着順

参加費: 無料

協賛: 株式会社 paperboy&co.、アドビ システムズ 株式会社、デジタルハリウッド株式会社、有限責任中間法人 Mozilla Japan ほか

企画・運営: WordCamp Tokyo 2008 実行委員会

前半と後半に分け、それぞれユーザー(ブロガー)向けの情報と開発者の方向けの技術情報を中心にスケジュールを調整中です。お忙しい方は、興味のある部分に絞って部分的に参加していただくのも良いかと思います。

実際に WordPress を使用している他のユーザーさんや、開発者、プラグイン作成者さんなどに直接会って話ができるまたとない機会です。人数制限がありますので、ご来場いただける方は登録フォームよりぜひお申し込みください。

また、プレゼンをしていただける人も募集しています。難しい内容でなくてもかまいません。10分以下程度の短く気軽な WordPress に関するトークをやってみよう!という方は、フォーラムの専用トピックをご覧の上、登録フォームをご記入の際にコメント欄にてお知らせください。WordPress らしい、参加者全員が作り上げていくイベントになればと思っています。

あわせて、当日7時より懇親会を予定しています(予算 4000円程度、場所は未定)。こちらへの参加表明についても同登録フォームをご利用ください。

WordPress 2.6.1 日本語版リリースのお知らせ

WordPress 2.6.1 の日本語版をリリースしました。以下からダウンロードできます。

2.6 からの更新箇所等は WordPress 2.6.1 のリリースアナウンスの訳を参照してください。

本日 (2008 年 8 月 17日) 18 時 50 分ごろ以前までに日本語版をダウンロードした方へ

管理画面->コメント->各コメント編集画面右側、承認ステータスのプルダウンメニューに誤りがあります。

誤: 「承認」「承認済み」「スパム」
正: 「承認済み」「承認待ち」「スパム」

該当の方はお手数ですが日本語リソース (wp-content/languages/ja.mo) のみ差し替えてください。

ご指摘くださった Yuriko さんに感謝します。

——
WordPress 日本語版作成チーム

WordPress 2.6.1

以下は、2008 年 8 月 15 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.6.1 」を訳したものです。要旨は下記の通りですが、2.6.1 ではマルチバイトのタグが重複してしまうことがある問題も修正されていますので、この問題が気になる方は特にアップグレードを検討してみてください。日本語版のリリースはもうまもなくです!

以下のリンクは基本的に、英語になります。


2.6.1 でも、メジャーバージョン(x.x.0)で残ってしまったバグを修正するため、リリース後長くお待たせすることなくメンテナンス版をリリースする傾向を続けています。しかしながら、もし、2.6 に満足していればそれを使い続けてください。2.6 がうまく動作していれば、2.6.1 にアップグレードする必要はありません。

2.6.1 では国際ユーザ向けのさまざまな改善を提供します。ペルシャ語とヘブライ語の翻訳チームの努力のおかげで、右から左に向かって書く言語原文のリンク)の管理画面のスタイリングがかなり改善されていますし、あるPHP 設定によって生じる不思議なgettext原文のリンク)のバグも修正されています。IIS ユーザ向けに、パーマリンクの問題も修正されています。IE ユーザが経験した投稿ブックマークレットでの画像挿入の諸問題もまた修正されています。たくさんのプラグインを入れている場合に動作が遅く感じられる管理画面でのパフォーマンスバグの修正はみなさんに向けたものです。

2.6.1にあなたのお眼鏡に適う何かがあるかどうか、60以上の修正点の全リストをチェックしてみてください。すべての差分と変更ファイルのリストもご覧頂けます2.6.1をダウンロードして(注:英語版になります)、楽しんでみてください。