WordPress 日本公式キャラクターが登場

今日 WordCamp Fukuoka 2011 のイベントにて発表された WordPress 日本公式キャラクターを Ustream やブログ、Twitter などですでにご覧になった方もいるかもしれませんが、改めてご紹介します。

WordPress 日本公式キャラクター

デザインしていただいたのは、オープンソース IDE の NetBeans キャラクター「ねこび〜ん」などの作品を手がけてこられたカネウチカズコさん。カネウチさんのデザインの完成度とかわいさはもちろん、オープンソースプロジェクトやライセンスなどへの理解があり、今後もキャラクターの成長を見守ってくださるデザイナーさんということで、お願いさせていただきました。

WordPress 創始者のマットの「もしテーマやプラグインにキャラクターを含めたりする場合にも問題がないよう GPL ライセンスを選択してほしい」という依頼により、キャラクターは WordPress と同じ GPL ライセンスになります。著作権は、カネウチカズコさんに帰するものとします。

まだこのキャラクターには名前がないため、皆さんからの名前の募集をもうすぐ開始します。こちらのブログで詳細を発表しますので、ご応募お待ちしています。

「日本公式」ということになりますが、ぜひ世界でも有名になるよう応援してくださいね。

WordPress 3.0.5 日本語版リリースのお知らせ

WordPress 3.0.5 の日本語版をリリースしました。

3.0.5 の更新箇所などについては “WordPress | 日本語 » WordPress 3.0.5” を参照してください。

ダウンロード:

アップグレード:

WordPress 3.0.5 (そして、3.1 リリース候補 4)

以下は、Andrew Nacin が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 3.0.5 (and 3.1 Release Candidate 4)」を訳したものです。

WordPress 3.1 RC4 日本語版をダウンロード

不具合を見つけた場合は、開発版フォーラムまでお知らせください。


WordPress 3.0.5 がご利用いただけるようになりました。これはセキュリティ向上のための更新で、過去すべての WordPress バージョンに向けたものです。

このセキュリティリリースは、信頼性の低いユーザーアカウントが存在する場合必須となりますが、それ以外にも重要なセキュリティ改善・向上が含まれています。すべての WordPress ユーザーの皆さんに、アップグレードを強くおすすめします。

Three point oh point five
Enhances security
Three point one comes soon

上記「Haiku」の解説: 「3.0.5 ではセキュリティを改善。3.1 がもうすぐやってきます」

このリリースでは数多くの問題を解決するとともに、二つの機能強化も追加しています。

中程度のセキュリティ問題二点を解決。寄稿者または投稿者レベルのユーザーがサイトへのさらなるアクセスを行える可能性がある点を修正した。

情報公開に関する問題を一点解決。投稿者レベルのユーザーが、下書きやプライベート状態の投稿など、本来閲覧すべきでないコンテンツを表示できてしまう点を修正した。

セキュリティ強化を二点追加。セキュリティ API を適切に活用していないプラグインのセキュリティを改善。また、以前のリリースで修正された脆弱性に対するさらなる防衛策を追加した。

上記の問題のうち二つについては、Nils Jueneman 氏、そして Saddy 氏が非公開かつ責任あるセキュリティ問題の指摘を security@wordpress.org に対して行なってくださった事に心より感謝します。その他の問題はセキュリティチームによって報告、修正されました。

3.0.5 (英語版) をダウンロードするか、ご自分のサイトのダッシュボードの「更新」メニューから更新を行ってください。すぐに更新することをおすすめします !


WordPress 3.1 リリース候補 4 も公開しました

リリース候補 4ビルドには 3.0.5 のセキュリティ修正および20数個のバグ修正が含まれています。修正された内容の一部は、以下のとおりです。

  • ユーザーの削除に伴って別の投稿者に投稿を割り当てられる機能を追加
  • マルチサイトで複数のユーザーやサイトをスパムと判定できる機能を追加
  • PHP4 との互換性対応

これまでリリース候補版に関するブログ投稿でもお話ししたとおり、リリース候補版をテストしてバグを見つけたと思った場合は報告する方法がいくつかあります。

WordPress 3.1 をテストするには、WordPress ベータテスタープラグインをお試しください (「最新版ナイトリービルド」を選択) 。または リリース候補版をこちらからダウンロード (zip、英語版) してください。もし何か問題が発見されたら、Trac で確認できます。

5ヶ月間近くの開発とテストを経て、最終リリースにかなり近付けていると感じています。ユーザーと開発者の皆さん、テーマとプラグインをしっかりテストしてください。

それでは、WordPress 3.1 RC4 または WordPress 3.0.5 を今すぐダウンロードしてください。

WordCamp Fukuoka 2011 開催のお知らせ

WordCamp Fukuoka 2011 バナー

2月19日(土)、九州産業大学(福岡市東区)にて WordCamp Fukuoka 2011 が開催されます。今回の WordCamp では“Publish”をキーワードに、パブリッシング・プラットフォームとしての WordPress の可能性や、作り伝えることの楽しさを再発見する、多彩なセッションが予定されています。

前回の WordCamp Fukuoka 2010 でも大いに盛り上がったライトニングトークやワークショップ、ジーニアスバーに加え、今回は新たな試みとしてアンカンファレンスが催されます。

WordCamp Fukuoka 2011 への参加には事前の登録が必要です。

年に一度の WordPress カンファレンス: WordCamp SF 2011

以下は、Jane Wells が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「The Annual WordPress Conference: WordCamp SF 2011」を訳したものです。

WordCamp Fukuokaも忘れずに!


カレンダーに印を付けてください: 毎年恒例の WordPress の公式カンファレンスである WordCamp San Francisco が、8月12日から14日にかけて開催されます。今年は WordCamp の5周年記念で、いつものようにマットの “State of the Word” の講演があり、また、ふつうなら高額な専門カンファレンスでしかお目にかかれないような様々なすばらしいスピーカーによる講演もあります。今年のカンファレンスは3日間におよび、パブリッシャー、ブロガー、開発者向けのプログラムを用意しています。また、コアチームサミット、貢献者やデザイナーや各地域の主催者のためのワークショップ、様々なプロフェッショナルとネットワークのイベントなど、関連の活動もあります。このプランはまだ始まったばかりなので、この期間の予定を空けておいて、WordCamp San Francisco のサイトに注目して (@wordcampsf twitter アカウントもフォローして) いてください。詳細が決まり次第、更新していきます。

*去年のWordCamp SF に参加していて、WordCamp SF はより地元志向になるのでこの毎年のイベントが今年は WordCon と呼ばれるようになると考えていたみなさんへ。なぜそうしなかったのかをWordCamp Central のブログで長々と説明してますので、そちらをお読みください。

WordPress 3.1 リリース候補 3

以下は、Andrew Nacin が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 3.1 Release Candidate 3」を訳したものです。

WordPress 3.1 RC3 日本語版をダウンロード

不具合を見つけた場合は、開発版フォーラムまでお知らせください。


WordPress 3.1 リリース候補 3 がご利用いただけるようになりました。RC2 でバージョン 3.1 の機能を詳しく審査した後、いくらか調整が必要であるという判断をしました。これまでの 3.1 系のコードと比べると大きな違いがいくつかありますので、ベータや RC 版をこれまで使われていた方は変更点をしっかりご確認ください。

最も大きな変更は、AJAX 一覧テーブルを削除したことです。これは、管理画面の一覧表示ページですべて AJAX をフルに使ってページ送り、検索、カラムの並べ替えなどを行おうという試みでした。さらに、一覧表示画面の機能をプラグインも使える API にまとめようという動きでもありました。残念ながら、さらなるテストの結果、この機能の実装において多くの重要なバグやユーザビリティ上の問題が発見されてしまったため、先週この機能の多くの部分をもとに戻す作業を行いました。

  • ユーザー向け: 一覧テーブルから AJAX を完全に削除しました。将来のリリースで、適切かつ完全な実装という形でこの機能を再び導入出来ればと考えています。カラムの並べ替え機能は残りましたが、それ以外はすべて 3.0 の状態に戻っています。
  • 開発者向け: 一覧テーブル API はすべて private としてマークされています。この API の新しいコンポーネントを活用しようとした場合、今後のリリースではプラグインが動かなくなってしまう可能性がほぼ確実となってしまいますので、使わないようお願いします。 :-) 将来、この新しく便利な機能を完成させ公開し、みなさんが使えるようにしたいと思っています。

これは、WordPress 3.0 から 3.1 で機能やユーザビリティのリグレッションを防止するための唯一の方法です。ユーザーやプラグイン作者は、いままでできたこと (と、さらにもうちょっと) を今まで通り行うことができます。

RC2 と RC3 の間でコードの入れ替えがかなりあったため、このリリース候補は重点的なテストが必要です。すべての一覧テーブル画面をテストする必要があります。特に、コメント承認画面とキーワードショートカットはしっかりとテストしてもらいたいと思います (まだあまりこの機能を使ったことがなかった方は、この機会にぜひお試しください) 。

その他の RC3 での修正は以下のとおりです。

  • クイック編集での投稿者ドロップダウンを正しく表示
  • タクソノミークエリ変数関連の重要な修正
  • テーマ削除処理の修正
  • 投稿に使われているページの修正
  • IIS のマルチサイトインストールでパーマリンクを保存した際に web.config を再保存しないようにする
  • 投稿フォーマットおよびそのリライトルールを適切に検証

この週末にワシントン DC にいる友だちを集めて WordPress 3.1 をテストしてもらい、フィードバックをもらう予定です。この、友達を世界中のカフェなどで集めてテストをするというアイディアが広まればいいなと思っています ! (どうなったかは、ブログでお知らせします。#wptest ハッシュタグを Twitter で使おうと思っているところです)

リリース候補をテストしてバグを発見したと思ったら、いくつか報告する方法があります。

WordPress 3.1 をテストするには、WordPress ベータテスタープラグインが使えます (「最新版ナイトリービルド」を選択) 。または リリース候補版をこちらからダウンロード (zip、英語版) してください。

このリリースをしっかりチェックし、今後内部のプロセスをもっと改善していく方法を探っていきたいと思っています。では、いつもの俳句を。作者は Jane です。

AJAX はボツ –
時々は一歩下がって
慎み深さをアピール

Happy testing!

WordPress 3.1 リリース候補 2

以下は、Andrew Nacin が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 3.1 Release Candidate 2」を訳したものです。

WordPress 3.1 RC2 日本語版をダウンロード

不具合を見つけた場合は、開発版フォーラムまでお知らせください。


WordPress 3.1 の2番目のリリース候補が利用可能になりました。いつもの俳句です:

残ってた問題を処理し
3.1 にバグはほとんど無し
RC2 のテストをどうぞ

RC1 のアナウンス日本語訳) で説明したように、リリース候補は最終的なリリースの直前に出されます。これはつまり、わたしたち (開発チーム) は作業が完了していて、修正すべきバグは再びなくなったと考えているということです。しかし、数千万のユーザーがいて、様々なサーバーの環境や設定があり、数千のプラグインやテーマがあるとなると、 私たちが何か見落としている可能性はあります。

ベータ1は感謝祭の日に、RC1はクリスマスの日に、そしてRC2は元日にリリースしました。最終的なリリースを次の祝日まで待つつもりはありません。もしまだ WordPress 3.1 をテストしていないのなら、今がその時です!

RC1からの変更のいくつか:

  • WordPress 3.0.4 に含まれているセキュリティ修正
  • 固定フロントページの扱いに関する問題の修正
  • ページ数ボタンに関する改良と修正
  • ユーザー名部分一致の検索の修正
  • プラグイン編集後に正常に再有効化
  • 投稿編集時に投稿作成者のドロップダウンメニューでカレントの作成者を常に表示させる
  • 添付ページのタクソノミーの修正
  • 管理バーのノード削除の修正
  • カスタム投稿タイプの show_in_menu 引数の修正
  • 右から左へ書く言語のための様々な修正
  • さらにその他数十の変更

もしリリース候補をテストしていてバグを見つけたとお考えなら、私たちに連絡する手段がいくつかあります。

WordPress 3.1 をテストするには WordPress Beta Tester plugin (“bleeding edge nightlies”を選択) をお試しください。もしくはこちらからリリース候補 (zip) をダウンロードしてください。

遭遇した問題が既知のものかどうかは、こちらで確認できます。おもにどこをテストしたらいいのか知りたい場合は、ベータ1の投稿の新機能リストをチェックしてください。

WordPress 3.1 RC 2をダウンロード

WordPress 3.0.4 日本語版

WordPress 3.0.4 の日本語版をリリースしました。

3.0.4 の更新箇所などについては “WordPress | 日本語 » WordPress 3.0.4” を参照してください。

ダウンロード:

アップグレード:

3.0.4 重要なセキュリティアップデート

以下は、Matt Mullenweg が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「3.0.4 Important Security Update」を訳したものです。

WordPress 3.0.4 日本語版は現在準備中ですが、セキュリティ修正をすぐに適用したい方は一旦英語版にアップグレードすることもできます。この場合、管理画面の一部のメニューなどが翻訳されずに英語で表示されることがあります。


WordPress 3.0.4 は管理パネルダッシュボードの更新ページから今すぐ利用できます。もしくはこちらからダウンロードしてください。このアップデートはとても重要なので、な るべく早く適用してください。このアップデートでは HTML をサニタイズする KSES と呼ばれるライブラリーにあるコアのセキュリティバグを修正します。このリリースをランク付けするなら、”critical” (重要) になります。

休み期間中のアップデートは楽しいものではないと思いますが、これはご馳走をおろして取り掛かる必要があるくらい重要です。休み期間中の歳末たすけあいの精神で、お友達のアップデートも手伝ってあげてください。

セキュリティ研究者の方は、今回の修正を確認してレビューしてもらえるとたいへん助かります。私たちはかなり熟考してレビューしましたが、この修正はコアな部分なので、できるたけたくさんの方に確認してもらいのです。これらの XSS 脆弱性を最初に見つけて私たちに警告してくれた Mauro GentileJon Cave (duck_) に感謝します。

貢献者のご紹介とビデオミーティングのお知らせ

以下は、Jane Wells が書いた WordPress.org 公式ブログの記事、「Coming Up: Meet the Makers」を訳したものです。


WordPress の意思決定はどのようになされるのか、その決定にはだれが加わっているのか、そしてこのオープンソースプロジェクトは大まかにどのように組織化されているのか、そういったことをよく質問されます。WordPress はある種の実力社会です。これはつまり、誰でも参加できて、貢献の質と献身する興味/時間のレベルの組み合わせが、意思決定にどの程度の影響を及ぼすのかを決める、ということです。この要素は多岐にわたるため、WordPress のコアアプリケーションへの貢献者にはフルタイムの主要開発者から、ときどきパッチを提供する貢献者まで様々なレベルがあります。

USB の考案者のひとりであるアジャイ・バットさんをマニアの国のロックスターとして扱った2009年のインテルのコマーシャルは私の大のお気に入りです (実際に出演したのが本物のアジャイ・バットさんではなくて俳優だったのはがっかりでしたけど。インテルさん、せっかくのメッセージが台無しですよ)1。WordPress の国ではマット・マレンウェグが誰なのかはたいていの方がご存知かと思いますが、他の開発者や貢献者の方々の多くはほとんど目立ちません。そこで、何名かのより献身的な貢献者の方々のプロフィールをここに投稿していきます。

なぜいまなのか?私たちは2011年の1月に第2回目の WordPress  年次主要開発者会議を開く予定で、その期間のどこかでビデオによるタウンホールミーティングを開催したいと考えています。いまからそれまでの間は、この会議に参加する主要開発者のプロフィールを投稿します。そのあと手を広げて、開発者、デザイナー、フォーラムモデレーターなどの方々を含めた他の貢献者のみなさんについて投稿していきます。

ビデオでのタウンホールミーティングをいつ開催するかについては、1月にここでお知らせします。それまでの間、私たちがそのミーティングで答えられるように What Should 2011 Hold for WordPress (2011年に WordPress がすること) のフォーラムスレッドに質問を投稿してください。

みんなをどのようにうまくまとめるか、そして意思決定がどのようになされるかについて少しでも知りたい場合は、私が10月に WordCamp ポートランドでおこなったプレゼンテーション、「WordPress はどのように意思決定されるのか」を御覧ください。

1 – そしてコナン・オブライエンさんによる本物のアジャイ・バットさんへのインタビューがトゥナイトショーのウェブサイトで見れなくなって、みんなのウェブサイトに埋め込んだビデオがブランクになっているはほんとにまずいですね。コピーをこちらに見つけました。そしてもし洞窟に住んでいて見逃していたなら、こちらが オリジナルのインテルのコマーシャルです。