WordPress への貢献、その 1 : 開発

以下は、2009 年 3 月 12 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「Contributing to WordPress, Part I: Development」を訳したものです。

訳者注: 下記の貢献方法の多くでは、英語がベースとなっています。日本語でのバグ報告や機能追加リクエストをしたい方は、バグ報告と提案フォーラムをご利用ください。


数週間前の WordCamp デンバーにて、WordPress オープンソースプロジェクトに対してもっと皆さんが関わっていける機会を作ることについてのプレゼンを行いました。アイコンデザインコンテストが大成功を収めたのを見て、コード開発者以外の方にも才能やスキルを活かして WordPress に貢献してもらう方法を考えなくてはならないというのがはっきり分かりました。2.7 の公開後、どういった貢献の機会を作るのが適しているのかを私たちは考え続けていて、思いついたアイディアもいくつかあります。

この週末、多くの WordPress ユーザーやコアメンバーを含む開発者がサウスバイサウスウエスト (SxSW) イベントのためにテキサス州オースティンに集合します。Matt MullenwegRyan Boren、私 (記事執筆者 Jane Wells) も参加します。この WordPress コミュニティをつなごうというスピリットのもとに、これから SxSW の期間中毎日、コミュニティへ貢献する新しい機会についての情報を書いていこうと思います。各投稿では、以下のうちの1つまたは複数のトピックをカバーしていきます。

  • 開発 (当然ですね !)
  • QA (品質管理)
  • ドキュメンテーション
  • アイディアと意見
  • ユーザーエクスペリエンス
  • グラフィックデザイン
  • アクセシビリティ
  • ユーザビリティテスト
  • WordPress.tv
  • コミュニティ運営

WordPress の貢献といえば多くの人が思いつくのは PHP 開発ですので、今回はここから始めてみたいと思います。

コード (= poetry 🙂 ) はアプリの主要部分です。貢献する機会の多くがここにあるのは当然といえます。Trac にはいつも、パッチが必要なチケットや、テストが必要なパッチや、正しい解決法にたどりつくために創造的な開発者のアイディアやコラボレーションを必要をしている迷宮入りした問題があふれています。

もしあなたが PHP をよくご存知なら、チケット (特に bug となっているもの。これらは優先的に解決されるべきです) を眺めて、どれかのパッチを書いてみて下さい。もっと高度なスキルをお持ちなら、さらに難易度の高いチケットのパッチを書いたり、必要ならば他の人が書いたパッチの修正をやってみてください。あまりコーディングスキルには自信がないけれど、アプリケーションのファイル構成はだいたい分かるということでしたら、has-patch タグが着いているチケットを探してそのパッチをできるだけ多くのブラウザでテストし、結果をチケットのスレッドに投稿して下さい。

もし日常の WordPress 利用中にバグを見つけた場合は、レポートして下さい。まず、Trac を見てその問題に対するチケットがすでに発行されているかどうかを確認しましょう。また、wp-testers list (メーリングリスト) のアーカイブでそのバグについての話題が出ているかどうか見てみたり、自分でメールを投げて情報を求めてみたりしましょう。こういったことをやっても成果がなかった場合は、Trac にてチケットを発行します (登録、ログインが必要です)。できる限り詳しく問題を説明し、
ドロップダウンカらメタデータを正しく選択するのを忘れないようにして下さい。メタデータの選び方についてよく分からないという場合は、以下をご覧下さい。

Severity (重大度) フィールドの扱いには注意して下さい。たいていのバグは、normal にカテゴライズされます。バグを high severity とマークしても必ずしも開発が早まるわけではありません。severity の選択が間違っていた場合、開発を遅らせる事にもなりかねません。

Priority (優先度) フィールドも通常は normal を選択し、より経験のある開発者が優先度を変更するようお任せしましょう。彼らは他に Trac 上にあるチケットの事もよく知っていますので、それらのチケットとの相対的な優先度を正しく評価する事ができるからです。

Ticket type (チケットの種類) は、もっとも間違って使われがちなフィールドです。多くの人が、本当はそうでないアチケットを defect (欠陥) としてマークしてしまいがちです。この問題を解決するため、ticket type とその使い方をご紹介します。選択肢は、defect (bug)、enhancement、feature request、Task (blessed) です。

  • Defect (bug)、欠陥: 壊れている箇所があるときに使うタイプ。機能が本当は正しく使えるはずなのに (定かでないときは、Codex でチェックするか開発者用 IRC で聞いてみてください)、何かがおかしくなってしまって修正が必要な状態。
  • Enhancement、機能強化: 使いにくい箇所があったり、スピードが遅すぎたりして、デザインまたはコーディング上の改善が必要と思われる状態 (ただし、大掛かりな関数や画面デザインのやり直しを必要としない)。もしある点が欠陥ではなく機能強化が必要なだけの場合、defect を選択しないで下さい。
  • Feature request、追加機能要求: 大掛かりなインフラ、コード、画面デザインの変更を伴う改善の必要な箇所がある場合、enhancement ではなく feature request を選択すべきです。Trac は現在 WordPress に対する追加機能要求をするための場所ではありません。新機能の推薦には、アイディアフォーラムを引き続きご利用ください。各リリースサイクルごとに、コアメンバーがアイディアフォーラムを見て検討した機能を Trac に追加していきます。
  • Task (blessed)、タスク: このチケットの種類は、コア開発チームからの承認を意味します。コアメンバーのみが選択すべきタイプで、自分のチケットを Task (blessed) にマークしたら、わるいカルマの影響に見舞われます !

バグ・ハンティングに参加しましょう ! バグ・ハンティング用 Codex ページ を最近ご覧になった事があるようでしたら、最近しばらく行われていなかった事に気づくと思います。でも、もうそんなことはありません ! 公式バグ・ハンティング (バグを見つけて修正をする競争イベント) が、また定期的に戻ってきます。第一回は近々 (もしかしたら来週) 告知されますので、その時はウィジェット関連のバグを発見、修正してみてください (でもそれまで待っている必要はありません。すでにたくさんの 2.8 マイルストーン向けオープンチケットが優しい開発者さんたちが注目してくれるのを待っています) 。

今まで通り、貢献したい開発者の方は、#wordpress-dev IRC チャンネル (irc.freenode.net) や wp-hackers list、そして Trac のチケットスレッドでお互いやコアチームのメンバーと連絡を取り合う事ができます。来週水曜日正午 (PST/太平洋標準時) から、毎週の定期的な開発者チャットもまた開始します。

新しく改良されたプラグインディレクトリの検索機能

以下は、2009 年 2 月 19 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress › Blog » New and Improved Plugins Directory Search」を訳したものです。

 


 

WordPress.org のプラグインディレクトリに関する最も大きな問題の一つで最も頻繁に苦情を受けていたのが、本当にまったくひどいその検索結果です。

この問題が解決しました。今は Sphinx(”フリーなオープンソース SQL フルテキスト検索エンジン”)を使用して、ウェブサイトからとみなさんのブログの管理画面 (プラグイン → 新規追加) からの両方からプラグインディレクトリ上で強力な検索をしています。

動作はかなり良くなりました。すぐにでも解決されるいくつかのおかしな箇所 (これは sphinx のせいではなく私たちのせいです) がありますが、みなさんに使い始めてもらえるくらい全体的にはとても満足しています。 )

今のところ、この検索はプラグインのタイトル、説明/インストール/FAQ/その他 (readme.txt ファイルより) をインデックスしているだけですが、すぐにでも作成者やタグなどを追加します。

WordPress 2.7.1 日本語版リリースのお知らせ

WordPress 2.7.1 の日本語版をリリースしました。以下からダウンロードできます。

2.7.1 英語版へすでにアップグレードを済ませたにも関わらず更新のお知らせが管理画面に表示されている場合、自動アップグレード機能を使って 2.7.1 日本語版に更新する事ができます。ツール>アップグレードのパネルで、「2.7.1–ja をダウンロード」というボタンの左にある「自動アップグレードを実行」ボタンをクリックすれば、日本語版の最新ファイルへアップグレードされます。

2.7.1 の更新箇所などについて詳しくは “WordPress 2.7.1 のリリース告知の訳” を参照してください。また、英語版と日本語版との違いについては “WordPress | 日本語 » WordPress 日本語版について” を参照してください。

——
WordPress 日本語版作成チーム

WordPress 2.7.1

以下は、2009 年 2 月 10 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.7.1」を訳したものです。


2.7 のメンテナンス版としては最初のリリースとなる 2.7.1 がご利用いただけるようになりした。このバージョンでは、68のチケットで報告されたバグを修正しています。管理メニューの「ツール > アップグレード」からの自動アップグレードを行う事もできますし、パッケージ をダウンロードして手動でアップグレードをすることもできます (リンク先は英語版)。

詳細については、修正済みのチケット一覧および2.7 から 2.7.1 への変更点一覧をご覧下さい。

プラグイン開発者に感謝する日

以下は、2009 年 1 月 28 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「Thank a Plugin Developer Day」を訳したものです。


WordPress はそれのみではとてもシンプルで、利用可能な WordPress 用プラグイン (とテーマ) の多様さこそが多くのユーザーにとって WordPress を魅力的なものにしています。WordPress のブログは平均してだいたい 5 個のプラグインをインストールしています!本日、私たちのプラグインディレクトリで利用可能になったプラグインが 4000 個を超えました。(このプラグインディレクトリはみなさんの WordPress 2.7 以降にも組み込まれています)

私は、1 月 28 日を正式な「プラグイン開発者に感謝する日」にすることを宣言します。これを祝うため、自分が使用していて気に入っているプラグインを見て、作者のサイトを訪れ、コンタクトフォーム (連絡先) を見つけ、感謝の気持ちを彼らに伝えましょう。(もしくは Paypal で!) プラグインディレクトリの “author homepage (作者のウェブサイト)” にあるリンクを探し、もし Paypal アドレスが指定されていれば直接寄付しましょう。

WordPress 用プラグインを作成したことのあるすべての方に感謝します。そして、次の 4000 個に乾杯。 🙂

WordPress.tv

以下は、2009 年 1 月 17 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress › Blog » WordPress.tv」を訳したものです。


本日、WordPress のすべてに関するビジュアルなリソースである WordPress.tv のスイッチを入れました。

WordPress.tv では、素早く簡単にブログできるようにするため、自分でインストールする WordPress と WordPress.com の両方のチュートリアルを見つけられます。基本的なことがらは私たちが用意しましたので、あとはみなさんで方向付けすることができます。どのようなことを追加してほしいのか、コンタクトフォームから私たちにお知らせください。

WordPress.tv はまた、家もなくウェブに漂っている WordCamp の素晴らしい映像のすべてを見つけるための場所でもあります。どうぞ見逃したプレゼンテーションを見たり舞台裏を覗いてみたりしてください。私たちはこれを WordCampTV と呼んでいます。

さらにまた、WordPress の達人たちによって作られたプレゼンテーションのスライドショーやメディアやブロガー仲間とのこれまでの私のインタビューも見ることができます。

私としては、WordPress.tv をただのサポートリソースとしてではなく、WordPress コミュニティで進行中のギークで素晴らしい出来事を追いかけるためによく行く場所として考えてもらえばと思います。新しいコンテンツや更新情報は WordPress.tv ブログを定期的にご覧ください。他にもたくさんのことが進行中です。

WordCamp Tokyo 2009 概要の発表

本日、WordCamp Tokyo 2009 に関する情報を WordCamp Japan 公式ブログ にて公開しました。

以下、重複する部分もありますが、イベントの概要となります。

WordCamp Tokyo 2009

開催日: 2009年4月12日(日)
開会: 10:30 ~ 16:00(予定)
開場: 10:00(予定)
入場料: 500円(予定)
会場: 東京都江戸川区・葛西区民館 4F 大ホール(詳細

概要: WordCamp(ワードキャンプ)とは、世界的シェアを誇るブログ/CMS ソフトウェア「WordPress」(ワードプレス)のユーザーと開発者が、その普及と情報交換を目的として一堂に会するお祭り的イベントであり、一年を通し世界各都市で開催されています。日本では、昨年9月に初めて WordCamp Tokyo が開催されました。2 回目となる WordCamp Tokyo 2009 では、初来日の WordPress 創始者 Matt Mullenweg 氏をはじめ、国内の WordPress エキスパート達が講演を行います。

企画・運営: WordCamp Tokyo 2009 実行委員会

※開会時刻および入場料については予定であり、今後変更する可能性があります。

参加登録方法・詳細などにつきましては、上記ブログにてご案内していく予定です。引き続きご注目ください!

WordPress 2.8 に向けた機能の優先順位付け

以下は、2008 年 12 月 24 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「Prioritizing Features for WordPress 2.8」を訳したものです。


 

WordPress 2.7 に新しい機能が盛り込まれていることはもう皆さんご存知でしょう。2.7 はもう利用可能 (これを書いている時点ではすでに 60 万回もダウンロードされています) なので、そろそろ 2.8 の作業を開始する時期です。時間的な制約から 2.7 では多数の機能が棚上げされましたし、アイディアフォーラムでも要望の強い機能がたくさんあるので、可能性のあるたくさんの機能を検討中です。

いまのところ主要開発者たちは 2.8 の最優先事項としてウィジェット管理、テーマブラウザ/インストーラ、パフォーマンスのアップグレードを考えています。その残りの開発時間がバグ修正と優先順位リストからの機能の追加と強化になるでしょう。そのために新しいアンケートを用意しましたので、2.8 の機能の優先順位の決定に手を貸してください。このリストは開発者たちの「2.7 の残り物」リストとアイディアフォーラムからもっとも要望のある機能からのものです。各機能をランク付けして、もっともお望みの機能を(3個まで)選んでください。また、必須ではありませんがコメントや別の提案の追加もできます。アンケートの回答が有効なものとしてカウントされるには、このリストのすべての機能をランク付けする必要があります。アンケートはこの1ページだけです。

メディア機能についてはこのリストには含まれていませんのでご注意ください。すぐにでもメディア機能だけの別のアンケートを用意する予定です。

投票は今週中のいつでもできますが、いつものように早いほうがいいです。このアンケートは協定世界時2008年12月31日、正午に締め切ります。

来年には、定期的な IRC 開発者チャットを復活させます。このチャットでは主要開発者たちがその週の機能開発の進捗について話し合い、他のユーザーも質問したり提案したりできる機会を提供します。このチャットは水曜日(アメリカ時間の水曜日)の日中早いうちに開催する予定で、時刻が決まり次第このブログでお知らせいたします。

少し話はそれますが、2.7 の開発中、私たちは本来そこにあるべきではない Trac チケットの選別にかなりの時間を費やしました。機能に関するアイディアや提案は Trac ではなく、アイディアフォーラムにお願いします。Trac はバグの報告や修正が必要な事項 (スペルミスやコードの強化など) のために取っておいてください。新しい UI の要望、新しい機能、コーディングの新しいアプローチは、強化ではなく新機能です。新機能は、その機能がコアに含まれるべき機能であると判断された時点で開発者によって Trac に入れられます。開発のスピードを上げて前進するため、実質的な機能の要望の Trac チケットはアイディアフォーラムに投稿するようコメントを付けてクローズします。開発者たちの時間を最大限有効に使えるよう、このガイドラインに従ってご協力ください。

よろしくお願いします!

WordPress 2.7 日本語版リリースのお知らせ

WordPress 2.7 の日本語版をリリースしました。以下からダウンロードできます。

2.7 英語版へすでにアップグレードを済ませたにも関わらず更新のお知らせが管理画面に表示されている場合、自動アップグレード機能を使って 2.7 日本語版に更新する事ができます。ツール>アップグレードのパネルで、「2.7–ja をダウンロード」というボタンの左にある「自動アップグレードを実行」ボタンをクリックすれば、日本語版の最新ファイルへアップグレードされます。

これ以降、WordPress 2.6.x はメンテナンスされませんので、すべてのユーザーにアップグレードをおすすめします。新機能、更新箇所などについて詳しくは WordPress 2.7 のリリース告知の訳 を参照してください。

——
WordPress 日本語版作成チーム

WordPress 2.7 “コルトレーン”

以下は、2008 年 12 月 11 日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「WordPress 2.7 “Coltrane”」を訳したものです。

WordPress 2.7 日本語版をダウンロード


2.7 について最初に目に留まるのは、新しいインターフェース画面のはずです。全体を通して皆さんの意見を聞き、デザインについてよく考えた結果、明らかにスピードアップした WordPress が完成しました。2.7 では、ほとんどすべてのブログに関わる作業が今までのバージョンより少ないクリックで素早く達成できるでしょう (ここで英語版の新バージョンをダウンロードするか、引き続きお読みください) 。

次に気づくのは、新しい画面にひっそりとちりばめられた新しい機能でしょう。重要なパーツをドラッグ&ドロップで上部に配置できる新ダッシュボード、クイック投稿、スレッド形式のコメント、ペジネーション、ダッシュボードからコメントに返信できる機能、ワンクリックで WordPress.org からプラグインを直接インストールできる機能、そして指定した投稿を常に先頭に表示できる機能などです。

さらに深く入り込んでみると、すべての管理画面がカスタマイズ可能ということに気づくと思います。例えば投稿一覧で作成者が表示されなくてもいいと思うなら、「表示オプション」をクリックしてそのチェックマークを外せば、すぐに表示されなくなります。ダッシュボードや他の投稿画面でも同様です。もし使っているスクリーンが小さくてサイドメニューが横幅をとりすぎていると思ったら、メニュー内の小さな矢印をクリックして、アイコンのみの表示に最小化できます。そして、投稿画面で右カラムにあるパーツをすべて中央のカラムにドラッグすれば、ほぼスクリーン全体を使って書く事ができます (例えば僕の場合、カテゴリー、タグ、公開設定以外をすべて隠すようにしています。そして、カテゴリーとタグを右に、公開設定を本文テキストエリアの下に配置しています) 。

2.7 の紹介動画は、以下のビデオをご覧下さい (HD およびフルスクリーンで視聴可能) 。

これはすべて「あなた」に向けられたものです。そして、新しい世代の WordPress です。それが、このバージョンにジョン・コルトレーンという名誉ある名前を付けた理由です。

最後になりますが、重要なことをお知らせします。このバージョンは手動で WordPress をアップグレードする最後のバージョンになるかもしれません (訳注: 日本語版を完全にアップグレードするには、現時点では自動アップグレードは使えません) 。皆さんが自分や友達のブログをアップグレードするのにどれだけうんざりしているかを聞いて、最新版が公開されたら自動的に通知する機能とビルドインアップグレード機能を組み込みました。これで、準備ができたらクリック一つで自動的にファイルをダウンロードし、インストールし、アップグレードすることができるようになりました。

(インターフェースの変更の際によくあることですが、慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。でもあなたも少したったら管理画面をすいすいと飛び回っていることでしょう。最初この変更を嫌っていた人たちも、数日後には「今までどうやってたんだろう?」と思うようになっていましたから。)

2.7 の生い立ち

この「コルトレーン」が大きな前進となった本当の理由は、コミュニティがすべてのプロセスにおいて深く関わってきたことにあります。これまででもっとも多い150名以上がリリースされたコードへ直接貢献し、何万人もの皆さんが投票、アンケート、テスト、メーリングリスト、そして開発チームがこのリリースを完成するために使ってきたその他のフィードバックシステムを使って参加してくれました。

2.7 が生まれるまでの開発関連の話題については、以下のブログ記事を読んでみて下さい (記事リストを作成してくれた WeblogToolsCollection に感謝します) 。

日本語

英語

ブログ用ソフトのリリースについてブログが書かれているというだけでなく、そのプロセス自体が非常に有益な情報となったということは私たちにとってとても興味深い事です。今日のリリースまでに、Crazyhorse および 2.7 に対して何万人ものブロガー達がテストが行ってきました。WordPress.com のユーザーの方々を含めると、その数は何十万人にものぼります。フィードバックの量が相当なものだったため、皆さんの声を取り入れる時間を作るためにリリース日を1ヶ月のばし、皆さんの意見に基づいたリビジョンをさらに重ねる事を決断しました。

なぜこのリリースを 3.0 としなかったのか疑問に思っている方へ。その理由は、私たちはバージョン番号のインフレが嫌いだからです。3.0 は 2.9 の次のリリースになるというだけのことです。例えば 10.3 から 10.4 へのバージョンアップで大きな変更があった Mac OS X のような製品にも小数点以下に新しい数字をつけたメジャーリリースは使われており、うまく機能しています。

これから

WordPress の動きを追っている皆さんは、これが今年2度目のリデザインであることに気づいたと思います。これは理想的なことではありませんし、WordPress の本やチュートリアルを作成している皆さんには特に気の毒に思いますが、ここで良いお知らせがあります。2.5 および 2.7 への変更は、古くなったごちゃごちゃな作りのコードや、数年かけて少しずつ膨れ上がったインターフェースから抜け出すために必要なステップでした。そしてもっと重要な事に、この変更は将来の WordPress を構築していく土台となり、これまでは表現不可能だったアイディアを可能にするためのユーザーインターフェースフレームワークやインターフェース言語を提供してくれる事となりました。ということで、2009年の終わりにもインターフェースに関してはほぼ今と同じような見た目になると言えると思います。

以上をふまえ、将来の機能に関してはほんとうにわくわくしています。基本的な事をひとつ片付けた今、来年は音声や画像ファイルなどのメディアの処理、プラグイン・テーマ開発者向けのより良いツール、ウィジェット、テーマの自動アップデート、より一体化され動作状況に基づいたヘルプ機能、BuddyPress や bbPress などのプロジェクトとのもっと簡単な統合方法などの機能に取り組んでいけるのを楽しみにしています。

感謝をこめて

2.7 のリリースに協力してくれた以下の WordPress ユーザーの皆さんに感謝します。

082net, _ck_, Aaron Brazell, Aaron Campbell, Aaron Harp, aaron_guitar, abackstrom, Alex Rabe, Alex Shiels, anderswc, andr, Andrew Ozz, andy, Andy Peatling, Austin Matzko, axelseaa, bendalton, Benedict Eastaugh, betsyk, Björn Wijers, bobrik, brianwhite, bubel, Byrne Reese, caesarsgrunt, capripot, Casey Bisson, Charles E. Frees-Melvin, Chris Johnston, codestyling, corischlegel, count_0, Daniel Jalkut, Daniel Torreblanca, David McFarlane, dbuser123, Demetris Kikizas, Dion Hulse, docwhat, Donncha O Caoimh, Doug Stewart, Dougal Campbell, dsader, dtsn, dwc, g30rg3x, guillep2k, Hailin Wu, Hans Engel, Jacob Santos, Jamie Rumbelow, Jan Brasna, Jane Wells, Jean-LucfromBrussels, Jennifer Hodgdon, Jeremy Clarke, Jérémie Bresson, jick, Joe Taiabjee, John Blackbourn, John Conners, John Lamansky, johnhennmacc, Joost de Valk, Joseph Scott, kashani, Kim Parsell, Lloyd Budd, Lutz Schröer, Malaiac, Mark Jaquith, Mark Steel, Matt Freedman, Matt Mullenweg, Matt Thomas, matthewh84, mattyrob, mcs_trekkie, Michael Adams, Michael Hampton, MichaelH, mictasm, Mike Schinkel, msi08, msw0418, mtekk, Nick Momrik, Nikolay Bachiyski, Noel Jackson, Otto, Ozh, paddya, paul, pedrop, pishmishy, Po0ky, RanYanivHartstein, raychampagne, rdworth, reinkim, rickoman, rm53, rnt, Robert Accettura, roganty, Ryan Boren, Ryan McCue, Sam Bauers, Sam_a, schiller, Scott Houst, sekundek, Shane, Simek, Simon Wheatley, sivel, st_falcon, stefano, strider72, tai, takayukister, techcookies, Terragg, thinlight, tott, Trevor Fitzgerald, tschai, Txanny, Valiallah (Mani) Monajjemi, Viper007Bond, Vladimir Kolesnikov, wasp, wet, wfrantz, x11tech, xknown, xorax, ydekproductions, yoavf, yonosoytu, yoshi, zedlander