ファイルの編集

時には、WordPress のファイルを編集する必要があります。特に、WordPress テーマに変更を加える場合などです。WordPress にはオンラインでブラウザーから編集できるビルトインエディターがあります。また、ファイルをコピーしてローカルコンピュータに保存し、編集後に FTP クライアントを使用してアップロードすることもできます。

WordPress のファイルを編集する前に、以下の点に注意してください。

  • 可能であればバックアップファイルのコピーで作業してください。また変更するたびに情報をバックアップしてください。バックアップは安全な場所に保管しましょう。
  • オンラインで作業する場合、ファイルを編集し保存するには適切にファイルパーミッションを設定する必要があります。WordPress ビルトインエディター画面の下部に「変更を保存するには事前にこのファイルを書き込み可能にする必要があります」 というメッセージが表示される場合には、編集前にファイルパーミッションの変更が必要です。
  • ビルトインプラグイン/テーマエディターの以外でファイルを編集するにはテキストエディターを使用してください。ワープロソフトの使用は非推奨です。ワープロソフトは引用符を文字に変更したり、他の文字を変更したり、希望しないコードを挿入して、結果的にファイルを破壊します。同じ理由で使用できない HTML 生成プログラムもあります。

テーマエディタやプラグインエディタの使用

WordPress にはブラウザーから直接テーマファイルを編集する 2つのビルトインエディタがあります。テーマエディタープラグインエディターです。

(所有しているユーザー権限のレベルによっては、管理画面からこの機能にアクセスできない場合があります。権限を調整するには、サイトの管理者にお問い合わせください)

テーマエディタにアクセスするには「管理画面 > 外観 > テーマの編集」メニューを選択してください。

プラグインエディターは「管理画面 > プラグイン > プラグイン編集」にあります。

これらのエディターでは、右サイドバーナビゲーションからファイルにアクセスできます。

テーマの編集の詳細については「テーマ開発者ハンドブック」を参照してください。

編集したテーマがバージョンアップされると、変更は上書きされます。変更を正しく構成しバージョンアップから保護するには子テーマを作成してください。変更は保持されます。

編集可能なファイル

プラグインエディターでは、書き込み可能であれば次のファイルタイプを編集可能です。

  • HTML
  • PHP
  • CSS
  • TXT (RTF などのその他のテキスト関連ファイルを含む)

テーマエディタは PHP と CSS ファイルのみを編集できます。もちろん書き込み権限は必要です。

知っておくべきこと

変更の即時反映 

WordPress エディターを使用したファイルの変更はすぐに反映されます。変更はオンラインでリアルタイムです。サイトの訪問者に対してもすぐに変更が反映されます。変更がすぐに反映されるため、オフラインでファイルのコピーを編集、テストした上で、検証の際にファイルをアップロードする方が常に安全です。

ファイルを編集する前に、現行版のバックアップがあることを常に確認してください。

エディター機能 

ビルトイン WordPress プラグイン/テーマエディターは非常に基本的なエディターです。サイト内に限定してプラグイン/テーマファイルに手軽にアクセスし、表示、編集できます。組み込みエディタには、検索、置換、行番号、構文ハイライト、コード補完、その他の高度な編集機能はありません。

ヒント: ビジュアルエディタ内でコードを見つけるには、ブラウザーの検索機能を使用してください。

ファイルパーミッション 

ビルトイン WordPress プラグイン/テーマエディターを使用してファイルを編集するには、ファイルを書き込み可能に設定する必要があります (666以上)。ファイルのパーミッションを変更するには FTP クライアントを使用する、ホストサービス会社から提供される Web ベースのファイルマネージャを使用する、SSH (セキュアシェル) 経由でコマンドラインを使用する等の方法があります。選択可能なオプションはホストサービスから提供されるアクセスの種類によります。

間違えた場合はバックアップファイルを使用

編集前にすべてのファイルをバックアップしてください。エラーが発生した、サイトがクラッシュした、画面が空白になった、WordPress ダッシュボードにアクセスできなくなったなどのエラーが生じた場合、変更したファイルを削除し、バックアップの正常なファイルで置換してください。

バックアップがない場合は、編集したファイルの元のソースからオリジナルをダウンロードし、置換し、最初から始めてください。とにかく最初にバックアップしてください。

セキュリティ警告 

デフォルトでは、管理者権限でログインしたユーザーは誰でも WordPress プラグイン/テーマエディターにアクセスして、サイトの任意のテーマ/プラグインファイルをリアルタイムに編集できます。

障害やエラー、ハッキングに対処するため WordPress テーマ内のファイルの編集機能を禁止したい場合があります。これには wp-config.php ファイルの投稿の改訂履歴を無効にする機能を追加します。

オフラインでのファイル編集

オフラインでファイルを編集するには、推奨テキストエディターを使用してファイルを作成、編集し、FTP クライアントでアップロードします。希望どおりに変更されたかを必ずブラウザーで確認してください。

注意: wp-config.php 以外のコア WordPress ファイルを編集することは非推奨です。変更する場合はテキストファイルにメモを残し、変更分のバックアップコピーと共に WordPress ルートディレクトリに保存し、将来の参照やアップグレードに備えてください。

テキストエディターの使用

使用すべきでないエディター

注意: ファイルの作成や編集に標準的なワープロソフトを使用すると編集中のファイルを破壊する場合があります。なぜワープロソフトを避けるべきかの簡単な説明については用語集の「テキストエディター」の項目を参照してください。

以下は、使用すべきでないエディターの一例です。

  • Adobe Dreamweaver
  • Adobe Illustrator
  • Adobe Photoshop
  • Apple iWork Pages
  • Google Docs
  • Microsoft Excel
  • Microsoft Publisher
  • Microsoft Word
  • Microsoft Works
  • OpenOffice/LibreOffice
  • WordPerfect
  • その他の簡易 Web ページ作成ソフトウェア

Adobe Dreamweaver や Microsoft FrontPage を使用する場合は次のガイドラインに注意してください。

  • Adobe Dreamweaver: ファイルを正しく動かすため、まず Dreamweaver のコンテンツを削除し、次に WordPress エディタからコンテンツをコピー後、Dreamweaver ファイル内に貼り付けてください。
  • Microsoft FrontPage: ビルトインテンプレートを使用しないでください。Internet Explorer 固有のコードを避けてください。

テキストエディター

The following text editors are acceptable for file editing:

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IDEs

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