WordPress には、様々な種類のファイル (メディア) をアップロード、保存、表示できる機能があります。最も一般的なファイル種類は、画像、動画、音声ファイルです。しかし他の種類のファイル、例えばドキュメント、スプレッドシート、コードサンプル、その他諸々も WordPress で管理できます。
メディアは管理画面内のメディア新規追加画面やメディアライブラリ画面、または編集画面の「メディアを追加」リンク経由でアップロードすることができます。
メディアをアップロードするためには、WordPress インストール時に wp-content ディレクトリを正しいファイルパーミッションに設定する必要があります。
編集画面のリンク
デフォルトで、投稿編集画面エリアの上部にはメディアをアップロードしたり投稿へ挿入するためのリンクがあります。
投稿添付ファイル
メディアファイルが編集画面からアップロードされた場合、現在編集中の投稿へ自動的に添付されます。管理画面内のメディア新規追加画面やメディアライブラリ画面からアップロードされた場合は投稿に添付されませんが、後で投稿へ挿入された際に添付されることになります。メディアライブラリ画面にはまだ添付されていないメディア項目を添付させるオプションもあります。
メディア項目はそれ自体が「投稿」となり、WordPress のテンプレート階層経由で表示させることができます。テーマはこれを活用してメディア項目をループさせたり、ギャラリーを作成したりできます。
添付されたメディア項目の親となる投稿が削除された場合、メディア項目は削除された投稿の親投稿へ添付されます。もし親投稿がなければ、メディア項目は添付が解除され、他の投稿へ改めて添付することが可能な状態となります。
投稿への挿入
一旦メディアファイルをアップロードすると、そのファイルは投稿に挿入できるようになります。
メディアファイルを挿入する際、次のいずれかを選択できます。
- メディアファイルへ直リンクを張る。
- 添付ファイル投稿へリンクを張る。これは WordPress のテンプレート階層経由で表示されます。
- メディアファイルへリンクを張らない (例: 画像の場合に、そのファイルはページに埋め込まれるが、ファイルを直接表示させないためにリンクを張らない)。
テーマ内での利用
テーマは様々なテンプレートタグを用いて投稿の添付ファイルを表示したり、attachment.php ファイルを活用して添付ファイルの表示方法をカスタマイズしたりします。またギャラリーショートコードタグがあり、投稿に添付された画像のギャラリーを表示することもできます。
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