動画ブロックでは、動画をアップロードして、投稿や固定ページに埋め込むことができます。

新しい段落ブロックに /video
(または /動画
)と入力すれば、素早く追加できます。

ブロック追加の詳しい方法はこちらをご覧ください。
動画の追加
動画ブロックを追加すると、コンテンツを追加するための3つのオプション、アップロード、メディアライブラリ、URL から挿入が表示されます。

- アップロード: コンピューターから新しい動画ファイルをアップロードできます。
- メディアライブラリ: 現在のサイトのメディアライブラリにアップロード済みのファイルを選びます。
- URL から挿入: アップロード済みの動画ファイルの URL を指定します。
サポートされている他のブロックタイプ、例えば YouTube の URL から挿入すると、動画ブロックは自動的に YouTube ブロックへ変換されます。
動画をページに埋め込んだ後、必要であればオプションのキャプションを追加できます。
ブロックツールバー
各ブロックにはそれ固有のツールバーアイコンとコントロールがあり、エディター内でブロックを操作できます。

動画ブロックには標準で6個のボタンがあります:
- ブロックタイプまたはスタイルを変更
- 移動用ハンドル
- 配置を変更
- テキストトラック
- 置換
- 他のオプション
ブロックタイプまたはスタイルを変更

動画ブロックは、カバーブロック、ファイルブロック、グループ、カラム、メディアとテキストへ変換できます。グループにするとブロックの周囲の背景色を変更できます。

移動用ハンドル

上下の矢印を使って、ドキュメント内でブロックを上下に移動できます。
ブロック追加の詳しい方法はこちらをご覧ください。
配置を変更

- 左寄せ – ブロックを左に配置します。
- 中央寄せ – ブロックを中央に配置します。
- 右寄せ – ブロックを右に配置します。
- 幅広 – ブロックの幅をコンテンツ幅に合わせます。
- 全幅 – 画面の幅いっぱいまでブロックの幅を広げます。
テキストトラック

テキストトラックオプションを使うと、時間指定されたテキストトラック(字幕やキャプションなど)をメディアの再生時に表示できます。
トラックは WebVTT 形式(.vtt ファイル)です — Web Video Text Tracks の略。
トラックをアップロードすると、トラックを編集オプションが表示されます。

ラベル
ユーザーに見せるテキストトラックのタイトルです。ブラウザーが利用可能なテキストトラックを一覧表示するときに使われます。
ソース言語
テキストトラックデータの言語です。有効な BCP 47 言語タグであることが必要です。種類属性が字幕の時はソース言語の定義が必須です。
種類
テキストトラックの用途を示します。省略するとデフォルトの字幕(サブタイトル)になります。この属性に無効な値が入っているとメタデータが使われます。
- 字幕: 音声はあるけれども視聴者が理解できないコンテンツの翻訳です。字幕は動画に重ねて表示されます。
- キャプション: 台詞の書写、サウンドエフェクト、音楽のキューなど、耳が不自由なユーザーや音声がミュートされている場合に役立つ音声情報です。キャプションも動画の中に表示されます。
- 説明: テキストによるコンテンツの説明です。目が不自由なユーザーや、動画を視聴できない場合や、運転中などに役立ちます(運転中に動画を見ると衝突しますよ)。説明はスクリーンリーダーで読むか、別のオーディオトラックに変換します。
- チャプター: チャプタータイトルは動画のナビゲーションを作成するために使います。通常はチャプターの一覧表が作られ、視聴者がクリックすると特定のチャプターへ飛ぶことができます。
- メタデータ: JavaScript が使用するトラック情報です。ユーザーには見えません。
置換

置換オプションを使うと新しい動画ファイルを選べます。動画ブロックの動画ファイルを入れ替えたい時にご利用ください。
他のオプション:

追加設定を表示(非表示)
追加設定を表示(非表示)オプションを使うと、エディターのサイドバーにある「ブロック設定」パネルを表示する(または隠す)ことができます。
コピー
コピーを使うと、選択したブロックをコピーしてエディター内の好きな位置へ貼り付けできます。
複製
複製を使うと、選択したブロックを複製できます。
前に挿入
新しいブロックを選択したブロックの前へ挿入します。
後に挿入
新しいブロックを選択したブロックの後へ挿入します。
移動
移動を選ぶと、コンテンツ内に青い線が現れます。その後、矢印を使って線を上下に移動し、選択したブロックの移動先を指定できます。最後にキーボードの Enter を押すとブロックがそこへ移動します。
再利用ブロックに追加
再利用ブロックに追加オプションを使うと、選択したブロックを再利用ブロックのリストへ追加できます。すると他の投稿や固定ページでそのブロックを利用できます。
グループ化
ブロックをまとめて一つの単位として扱いたい場合、グループ化オプションを選択します。例えば共通の背景色や他のブロックをグループへ追加できます。
ブロックを削除
ブロックを削除オプションを使うと、選択したブロックをコンテンツから削除できます。
ブロック設定
どのブロックも、ブロックツールバーにあるオプションに加えて、固有のオプションがエディターのサイドバーにあります。もしサイドバーが見当たらなければ、公開(更新)ボタンの隣にある「歯車」ボタンをクリックしてください。

動画設定

自動再生、ループ、ミュート
誰かが固定ページや投稿へ訪れた時に動画ファイルを自動再生するためのオプションです。ループは再生終了後に繰り返すかどうかを選びます。必要に応じてミュートを選ぶこともできます。
プレイバックコントロール
このオプションを切り替えると、動画上のプレイバックコントロールを表示または非表示にすることができます。
- プレイバックコントールあり:

- プレイバックコントロールなし:

インラインで再生
動画をインラインで再生するか、つまり HTML の video 要素の再生領域内で再生するかを指定します。
注意: このオプションをオフにしても、動画が常に全画面で再生されることはありません。
先読み
このオプションにより、固定ページまたは投稿が読み込まれたときにダウンロードされる動画ファイルの容量を選びます。ファイル全体が自動でダウンロードされる設定が好ましいと思われるかもしれませんが、ページを読み込む速度が遅くなる場合がありますので、ご注意ください。
設定は3通りあります:
- 自動 – 訪問者が再生ボタンをクリックするかしないかによらず、動画ファイル全体がダウンロードされます。特に動画ファイルが大きい場合、固定ページや投稿の読み込み速度に最大の影響があります。
- メタデータ – ファイルの基本情報だけが自動的にダウンロードされます。「なし」と同じく動画ファイルのダウンロードは再生ボタンをクリックした時だけ開始されます。ダウンロードされるのはテキストだけなので、この設定もとても高速です。基本的には「なし」と「メタデータ」に大きな差異はありません。
- なし – 動画ファイルは自動的にダウンロードされません。訪問者が再生ボタンをクリックした時だけダウンロードが始まります。これが最高速の設定です。
ポスター画像
動画の再生前に表示されるポスター画像を選べます。動画の先頭の画面が必ずしも魅力的ではない場合や、動画の内容を表すものでない場合に効果的です。目立つポスター画像を使えば動画に興味を持ってもらえます。
高度な設定
高度な設定パネルを使うと HTML アンカーと CSS クラスをブロックへ追加できます。

HTML アンカーは特定の動画ブロックにユニークな Web アドレスを作ることができます。その後、ページ内の動画ブロックへ直接リンクできます。
追加 CSS クラスはブロックへ CSS クラスを追加できます。その後、カスタム CSS を書いてブロックに好みのスタイルを付けることができます。
変更履歴
- 更新: 2020-12-07
- ブロックツールバーにテキストトラックを追加
- ブロックツールバーのスクリーンショットを変更
- 更新: 2020-08-25
- WordPress 5.5対応のスクリーンショット
- ブロックツールバーの機能変更に対応
- ブロック設定の機能変更に対応
- 更新: 2020-06-18
- ページ先頭に「ブロック一覧へ戻る」を追加
- 変更履歴を追加
- 新規作成: 2019-03-07
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