サイト全体の色調をWordPressの管理画面から利用者が変更できるようにする

doganteさん、こんにちは。

スマートなのは、デフォルトテーマを選択したときに、外観メニューに追加される「カスタムヘッダー」のようにメニューを追加し、そこでヘッダーの背景色や配色を選択できるようにする方法かと思います。

ただし、それなりにWordPressへの理解が必要だと思いますので、手軽く実装するなら複数テーマを用意しておく方法ですね。

メニューを追加する方法は、デフォルトテーマのfunctions.phpが、まんま参考になります。

add_action('admin_menu', 'kubrick_add_theme_page');

でadmin_menuフックにkubrick_add_theme_page関数が追加されます。

この関数が実行されると、カスタムヘッダー関連の設定保存・更新処理が実行されています。いくつか記述されているupdate_option関数は、DBのoptionsテーブルを更新する命令ですね。
当該関数の最後の方に記述されている

add_theme_page(__('Custom Header'), __('Custom Header'), 'edit_themes', basename(__FILE__), 'kubrick_theme_page');

が外観メニューにサブページを追加する命令です。最後の引数 kubrick_theme_pageがサブメニューをクリックしたときに実行される関数名ですね。

もし、複数テーマを用意しておく方法を採るのであれば、１つのテーマだけ各種テンプレートを用意し、それ以外のテーマはstyle.cssのみのテーマにしておくと、後々のメンテナンスが楽になります。
この手法はcodexのテーマの作成 > テーマスタイルシートに書いてありますので参考にしてみてください。

doganteさん、こんにちは。

「さらに (WordPress 2.7 の時点では)、子テーマはテンプレートファイルを含む事もできます。このファイルは通常の通り管理パネルから選択して、親テーマ内の同名のファイルより優先させることができます。 」
という説明がありましたが、この操作（子テーマのテンプレートファイルを親テーマ内の同名のファイルより優先させる）はWordPress2.4.8の場合、どこから行なうのでしょうか？

これについては、私も試していなかったので推測にはなるのですが、子テーマに同名のテンプレートが存在する場合は、自動的に子テーマのテンプレートが利用されると理解しています。
明日検証してみようと思いますが、もし分かったら教えていただけると助かります。

doganteさん、こんにちは。

検証してみました。
defaultテーマをディレクトリごとコピーし、ディレクトリ名とテーマ名を変更、親テーマをdefaultとし、CSS、画像以外を一旦全て削除。
子テーマを有効にして動作することを確認した後、index.phpのみdefaultから再度コピーし、ソースを一部改変したところ、index.phpのみ子テーマのindex.phpが利用され、それ以外のテンプレートについては、親テーマのテンプレートが利用されていました。