サーバーにアップされた画像を一覧表示＆自動更新

funi365さん、こんにちは。

経緯は分かりましたが、サーバー内の画像を直接拾って一覧表示したい理由は何でしょう？
WordPress で管理されている画像（メディアからアップロードされた画像）であれば、 WordPress の関数を活用して一覧表示することもできそうな気がしますが、サーバー内の画像をリストアップするには、 PHP をそのまま利用して指定されたディレクトリを直接クロールする必要があり、組み方によってはページを表示するたびにファイルをクロールするような構造になりかねません。
これを回避するには一定時間等でクロールし、 DB 等に結果を保存する、キャッシュするなどの工夫が必要になりそうです（画像数がそれほど多くなければ負荷はないかもしれませんが…）。

まずは要件をしっかり検討してみて、提示頂ければ、みなさんから最適な解決案も頂けるかもしれません。
ご参考になれば。

funi365さん、こんにちは。

WordPress の管理画面からの画像アップロードより FTP を利用した方が簡易であるという理由がいまいち分かりませんが… FTP 操作をエンジニア以外が実施すると間違って WordPress のコアファイルを触ってしまいそうな気もします…
まあ、そこは置いておいて、いろいろと要件が厳しくなると思いますね。まずプラグインでは難しいかと。
１．「２ 画像アップロード時に自動更新。」
WordPress を介さずに FTP で画像をアップロードするという事は、 WordPress 側でいつ画像がアップロードされたか認識できません。定期的にクロールする等の仕組みが必要になります。
２．「一定数毎にページ化して< 左右 >クリック及び下段のページ番号にて移行。」
アップロードされている画像数を把握する必要があり、常にクロールするか、 DB 等にクロールされた情報を保存し、該当のディレクトリから一定の並べ替え条件のもと先頭から〇枚といったように画像データを取得し、 img タグに画像 URL を順番に配置したコードをページテンプレート（もしくはショートコード）等で作り出す必要があります。

どちらの要件もサーバー上に存在している画像数と、クロールするタイミング（ 1 時間おきとか 15 分おきとか）の設定次第でサーバーに負荷がかかります。
これら要件をクリアでき、かつサーバーの負荷も気にならない（サーバー会社が問題にしない）のであれば、 PHP で構築することは可能であると思われます。

可能かどうかで言えば、おそらく可能ですが、既存のプラグインでは難しいと思いますので、自身でプラグインを作成するか、業者への依頼となるかと思われます。

例えばショートコードを作成した場合のコード例です。

function image_lists() {
        $outfile = 3;
        $paged = get_query_var( 'paged' );
        //$pagepath = $current_pgae == 0 ? '' : '/page/' . $current_pgae;
        $imgs = glob( 'wp-content/uploads/*/*/{*.jpg,*.png}', GLOB_BRACE );
        foreach( $imgs as $img ) {
                $tag[] = "<img src=\"/{$img}\" width=\"150\">";
        }
        $page = ceil( count( $tag ) / $outfile );
        if( $paged > 1 ) {
                $tag = array_slice( $tag, ( $paged - 1 ) * $outfile, $outfile );
        } else {
                $tag = array_slice( $tag, 0, $outfile );
        }
        global $wp_rewrite;
        $paginate_base = get_pagenum_link(1);
        if(strpos($paginate_base, '?') || !$wp_rewrite->using_permalinks()){
                $paginate_format = '';
                $paginate_base = add_query_arg('paged','%#%');
        }else{
                $paginate_format = (substr($paginate_base,-1,1) == '/' ? '' : '/') . user_trailingslashit('page/%#%/','paged');
                $paginate_base .= '%_%';
        }
        $tag[] = paginate_links(array(
                'base' => $paginate_base,
                'format' => $paginate_format,
                'total' => $page,
                'mid_size' => 1,
                'current' => ( $paged ? $paged : 1 ),
                'prev_text' => '< 前へ',
                'next_text' => '次へ >',
        ));
        $ret = implode( "\n", $tag );
        return $ret;
}

add_shortcode( 'image_lists', 'image_lists' );

先ほど説明したサーバーへの負荷等は一切考えていない構成ですので、参考例としてご確認ください。

ご参考になれば。

funi365さん、こんにちは。

ちょっとだけサンプルコードを改修してみました。

function image_lists() {
	global $post, $wp_rewrite;
	$outfile = 40;
	$expiration = 60 * 60 * 24;
	$pattern = 'wp-content/uploads/*/*/{*.jpg,*.png}';
	$paged = get_query_var( 'paged' );
	$transient = 'gallery_' . $post->ID . '_' . $paged;
	if( false === ( $ret = get_transient( $transient ) ) ) {
		$imgs = glob( $pattern, GLOB_BRACE );
		$totalpage = ceil( count( $imgs ) / $outfile );
		$imgs = ( $paged == 0 )? array_slice( $imgs, 0, $outfile ): array_slice( $imgs, ( $paged - 1 ) * $outfile, $outfile );
		foreach( $imgs as $img ) {
			$tag[] = "<img src=\"/{$img}\" width=\"150\">";
		}
		$paginate_base = get_pagenum_link(1);
		if(strpos($paginate_base, '?') || !$wp_rewrite->using_permalinks()){
			$paginate_format = '';
			$paginate_base = add_query_arg('paged','%#%');
		}else{
			$paginate_format = (substr($paginate_base,-1,1) == '/' ? '' : '/') . user_trailingslashit('page/%#%/','paged');
			$paginate_base .= '%_%';
		}
		$tag[] = paginate_links(array(
			'base' => $paginate_base,
			'format' => $paginate_format,
			'total' => $totalpage,
			'mid_size' => 1,
			'current' => ( $paged ? $paged : 1 ),
			'prev_text' => '<',
			'next_text' => '>',
		));
		$ret = implode( "\n", $tag );

		set_transient( $transient, $ret, $expiration );
	}
	return $ret;
}

add_shortcode( 'image_lists', 'image_lists' );

一応、 transient も設定しできるだけ負荷が発生しないように工夫はしています。
キーポイントとしては、 PHP のglobの使い方です。画像を正確に取得するにはサーバールートからのアドレスを指定すると良いのですが、サーバールートのままだとimgタグ生成時に面倒です。そこでドメインルートからの指定としているのですが、このままだと相対アドレスになってしまいます。 WordPress の場合相対アドレスで指定してしまうとページが変わった場合等に階層も変わってしまうため、imgタグ生成時には絶対アドレスで指定するのがよろしいかと思われます。

このサンプルコードの場合、画像のサイズを固定で指定してしまっていますが、同時に画像のサーバールートからの絶対アドレスが取得できれば自動で画像サイズを取得して指定することも可能かと思います。おそらく死ぬほどめんどくさいですｗ

あとはタグの作り方次第ですかね。このコードの場合$tag[] = "<img src=\"/{$img}\" width=\"150\">";と、imgタグしか作っていないので、divで囲むとかリストにしてしまうとか、サイトのデザインに合わせてタグを追加するとよろしいかと。

transient の指定ですが、サンプルの場合は 1 日（ 60 * 60 * 24 ）としています。あまりキャッシュがすぐに切れてしまうと、ページの再生成を短時間で繰り返してしまうのでよろしくないかと思います。
キャッシュをクリアする方法ですが、例えば以下のプラグインがあります。
https://minkapi.style/web/post-190/
Clear Transient From Dashboard
ちょっと長いこと更新されていないプラグインですが、ローカルの最新版では動作したのを確認しています。画像アップロード時に管理画面からクリアすればすぐに表示が変更されると思います。
他のプラグインを探してみてもよろしいかと。

ご参考になれば。

funi365さん、こんにちは。

試行錯誤からのご自身で完成形に持っていけたこと、とても素晴らしいと思います。
せっかくなのでちょっと工夫してプラグイン化してみました。
https://github.com/shokun0803/glob_gallery_plugin

気が向いた時に覗いてみてください。
そのうち簡単なコード紹介も Qiita にでも書いておこうと思います。
ちょっと用途が限定的ですけどね…

ご参考になれば。