サーバのメモリは多ければ多いほど良いと思います。ただマネージドプランだとせっかくのメモリを上手く使えないかも知れませんね。
CPUに関してはアクセスピーク時を除いてほぼアイドル状態というのも珍しくないですが、逆にある程度の余裕がないとピーク時にアクセスをさばけません。CPUのコア数はWPとは直接の関係はないですが、コア数が多いとWEBサーバなどのソフトウェアが一度にさばける処理が増えます。
あとDBを使用するCMSの場合は、ストレージ(ハードディスク)の読み書きがボトルネックになる事も多いです。その場合は一つの解決策としてMySQLのキャッシュサイズを増やすのですが、こういう時にサーバのメモリが多いと有利になるのです。ただこういうソフトウェア毎の細かい設定がさくらのマネージドプランで可能かどうかは解りません。
Core i5 と QuadCore Xeon のどちらかで悩まれているという事ですが、試用期間が無い上に高額な初期費用があるというのでは悩まれるお気持ちはよく解ります。ただそれだけにこちらも迂闊なアドバイスはできません。
試用期間のある他社のサービスを利用するとか、スケールアップ&ダウンが容易なクラウドを利用するという選択肢もあるかと思いますが、まずはご利用中の coreserver のサーバスペックを確認してみるのも良いかも知れません。
http://www.value-domain.com/coreip.php?action=all
Heihachiroさん、
返答どうもありがとうございます。
WPにとってCPUの性能があまり大きく関わりはしないというのはショックでした。ということは、両プランの大きな違いはメモリのみという認識で宜しいのでしょうか?
マネージドサーバの自由度に関してですが、PHPのキャッシュは設定できるようですが、データベースのキャッシュサイズについては問い合わせ中です。仮にデータベースのキャッシュサイズを自由に変更出来ないために、DB Cache Reloaded Fix等のプラグインで対応しようとする場合、メモリの大きさが重要になってくるのでしょうか?
しかしCPUが動作に大きく関係しないのであれば、メモリ4GB分のためだけに最上位プランにするのは躊躇してしまいますね。VPSの運用が出来る程度の技術があれば迷わずにそちらにするのですが。
WPにとってCPUの性能があまり大きく関わりはしないというのはショックでした。
表現がわかりにくかったですかね。WEBサーバやDBサーバなどを介して間接的には大きく影響します。コア数だけに限定して話をすると多いと一度にさばける処理が増えますから、アクセスの多いサイトの場合、アクセスピーク時には大きな違いがでるでしょう。逆にアイドル状態だと体感的には違いが感じられないかも知れません。
例えるならスーパーのレジのようなものを想像していただければイメージが掴みやすいかと思います。混雑時にはたくさん必要ですが、お客さんが少ない時にはあまり意味がありません。またコンビニのような小さな店にもたくさんのレジは必要ありません。
DB Cache Reloaded Fix というプラグインですが、ちょっと仕組みを調べてみるとDBクエリのキャッシュファイルをサーバ上に作成するみたいですね。するとキャッシュの作成や読み込みの度にそのファイルにアクセスするわけですから、DBサーバの負荷は減らせますがサーバ全体の負荷はあまり変わらないのでは無いかと思います。まったく効果が無いとまでは言いませんが、これはWEBサーバとDBサーバが別々になっている共有サーバなどで特に効果を発揮するプラグインではないでしょうか。
一般論になってしまいますが、アクセスがそれなりにあるなら、CPU性能は高い方が、メモリ量は多い方が良いです。ただ費用対効果を考えてスペックをどの辺に設定するかは結構難しい問題ですから、その辺はご自分で判断していただきたいと思います。
Heihachiroさん、
非常に丁寧な回答をありがとうございます。
問い合わせの結果、さくらマネージドサーバではDBのキャッシュサイズを変更することはできないようです。
現時点でDBへの負荷がそれなりに高く、今後もサイトを拡張する予定で、費用が月額にして5千円しか違わないことを考慮するとXeonプランにした方が良さそうですね。
今回の件で、サーバーの構築・運営の技術は必須になってくるものだと痛感しましたので、これから一歩ずつ勉強していこうと思います。