開発会社がwordpressでwebサービスを作るメリット・デメリット
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Wordpresの使い方を質問される中で次のような質問をいただきました。
「WPとプラグインを仕様すれば割りと簡単にWEBサービスを作ることができるのであれば、何故企業はWEBサービスを作る時にWPを使わないのでしょうか?」私がその時回答したのは、
①WPということはPHPエンジニアである前提が必要。
②PHPエンジニアであってもWPを使ったことがあるわけではないので、学習が必要。WPを勉強するのがめんどくさいのかもしれない。
③企業側もWPをフレームワークとして考えていればノウハウがたまるが、企業独自のフレームワークや、既存のPHPフレームワークを使用していた場合、WPで開発するよりフレームワーク開発のノウハウを活かした方が良い。
④きちんとセキュリティ対策しないと、結構簡単にクラックされる。4.7.1以前の件とか。
⑤plugin開発した場合、plugin更新停止された場合や、そもそもpluginが野良pluginだった場合にwebサービス運用上問題が発生する。(ただし、フレームワークのpluginもcomposerでinstallしますが、更新されていないものを使用している可能性もあるので、一概にデメリットと言いにくいきもする)という感じでした。
この他にも
⑥ソースコード見たら、/wp-content/plugins/と見えるので、プラグイン頼りと思われると嫌だなというプライドとセキュリティへの懸念。
も考えました。実際の所、ブログとして設計されたものなので、メディアサイト+会員制ぐらいの範囲であれば非常に便利だと思いますが、複雑なWEBサービスだとwordpressで構築するデメリットがあるのでしょうか?
例えば、ECサイトであれば、woocommerceを入れれば構築はできますが、私はEC-CUBEや他のASPを使ったりしています。特に何も考えずにwrodpressでECサイトを構築していないだけですが、特にデメリットがなければ、wordpressを基本フレームワークの様に使っていったほうが良いのかなって思ったりもします。
SNSだと https://41y.me/how-to-set-up-buddypress/
マッチングだと https://triz-web.com/toronomado/free-cms-muching-portal-osclass/
多分調べたら、プラグイン1つである程度出来上がったものが構築できる情報がでるのでしょうが私の力不足です。
単に、SNSを作りたかったらOPENPNEを選ぶという選択肢もあるかと思いますが、wordpressを極めたほうが、最終的に楽なんじゃないかなって思うところがあります。高速化についても
https://www.conoha.jp/guide/wordpress3.php
http://techblog.ecstudio.jp/tech-tips/php-multi.html
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1602/26/news018_2.html
と対応方法がたくさん出てくるので大丈夫そうですし。データベースのカスタマイズも
http://pods.io/
を使えば大丈夫な気がして(未使用)wordpressの本を出されているエンジニアの方がいらっしゃる企業であっても、wordpressを使用せずフルスクラッチで開発されることが多いらしいので、私の認識が甘いんだろうなと思っています。
laravelやcodeigniter等のフレームワークを使用することもありますが、仕様だけを考えるとwordpressでも良い場合が多いと感じます。
プロwordpresserの皆様のご意見で揉んで頂ければ嬉しいです!
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