サポート » 使い方全般 » 子テーマ化とオリジナルテーマについて

  • 初めて質問させていただきます。

    コーポレートサイトをワードプレスで作成しています。

    ・オリジナルテーマ(テーマ自作 または 自作されたテンプレートテーマの使用)
    ・デフォルトテーマ(Twenty Twenty等)の子テーマ化

    で作り方を悩んでいます。
    制作会社でのコーポレートサイトの作成では、どちらがよく使われる方法なのでしょうか?
    参考にしたいので、それぞれのメリット・デメリットを教えていただきたいです。

    よろしくお願いいたします!

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  • @su1karenk0n さん

    はじめまして。

    あくまで私の経験上の意見となりますが、それぞれのメリット・デメリットを記載します。

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    【オリジナルテーマ】

    ※一からテーマを自作する、またはUnderscoresなどのテンプレートを使用して自作する方法。

    <メリット>

    いわゆるフルスクラッチに近いため、基本的にどんな仕様・デザインでも思い通りのサイトを作る事が出来ます。
    また、作ったテーマをどう展開していくかによって、どこまでカスタマイズ性・機能性を持たせるかも自由に選択する事が出来ます。
    ご予算が豊富にある、デザイン前提でのテーマ作成である、それを実装出来る技術力がある、といった場合にこのパターンを選択する事が多いです。

    <デメリット>

    工数が大幅に増える、また相応の技術力が求められる事です。
    ページに応じたテンプレートファイル、テーマのスタイル、各ブロックのスタイル、カスタマイザーの機能など、一からテーマを作る場合に必要なものは膨大にあります。
    また、WordPress本体のアップデートも激しいため、常に最新情報をキャッチアップし、テーマも随時アップデートしていく必要があります。

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    【子テーマ】

    ※何かしらの既存のテーマを親テーマとし、子テーマを自作する方法。

    <メリット>

    優良・無料問わず、高品質で多機能なテーマは豊富にあるので、自分のイメージにピッタリあったテーマを選定出来れば、工数を大幅に削減する事が出来ます。
    テーマ本体の機能のみで対応出来るのであれば、子テーマすら作る必要もありませんし、もしカスタマイズが必要になった場合でも軽微な追加作業で済む場合があります。
    また、WordPress本体のアップデートへの追従は親テーマ側で行ってくれるはずですので、基本的にテーマを最新に保っていればよく、コンテンツ作成に注力出来ます。

    <デメリット>

    出来る事が親テーマに依存します。
    例えば、やりたい事が親テーマのテイスト・機能とかけ離れている場合、相当のカスタマイズが必要となり、最初からオリジナルテーマで作った方が良かった、というケースに度々遭遇してきました。
    また、開発停止により最新のWordPressに対応しなくなった、という可能性もゼロではありません。

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    以上のメリット・デメリット等を鑑みて、実際の案件のご予算・ご要望・デザイン・仕様から、どちらのパターンが最適か検討されるのが良いと思います。

    ※このご質問は非常に興味深いですので、もし他にご意見をお持ちの方がいましたらお聞きしてみたいです。

    su1karenk0nさん、こんにちは。

    私も個人的には興味のあるテーマです。
    大きなメリット、デメリットはwildworksさんのおっしゃる通りですので、細かい点になりますが、以下のようなことを考えております。

    ・オリジナルテーマ
    メリット:当然自作になりますので、テーマファイル作成における学習としては1から作ってみるのは有りです。私も最近は1から作成していないので、最新のテーマの動向には疎くなりました。常に自作テーマをアップデートして最新に対応させているならば、最新の情報がキャッチアップできていると考えられます。

    デメリット:上記の通り、学習としての運用ならば個人サイト等では有効ですが、コーポレートサイトとなると、ちょっと運用には難しいかと思われます。もちろんテーマ作者となって常に最新の動向が把握できている状況で、アップデート対応ができるならコーポレートサイトでの運用も可能だと思いますが、一般的なWeb担当者だと厳しいかな。

    ・子テーマ
    メリット:自分のお気に入りのテーマ作成者などを見つけて、よく使う親テーマがある程度決まっていたりすると、カスタマイズのコツなどが分かっていたりするので、リニューアル時にも運用時にも比較的工数が削減できて楽になると思います。
    テーマ作成者が同じ日本の方で、WordPressコミュニティやSNS等で連絡が取れたりすると、サポート掲示板でやり取りをするよりも早く、不具合やバグの報告等ができたりして対応が早くなったりもするので、それもいざという時には頼りになります。

    デメリット:テーマファイルのアップデートで仕様が変わったり、使えていたプラグインが使えなくなったりすることもあり得るので、WordPressやプラグインのアップデートと同じように、アップデートに対して気を付けておく必要があります。親テーマのコードを隅から隅まで確認することは通常ないでしょうから、すべてを把握できない以上こればかりは致し方ありません。

    ご参考になれば。

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