lilyfan さん、こんにちは。
既知の問題に関する補足情報は必要ですね。
ただ、問題は wp-mail.php に限ったことではなく、他にも存在しますから、それらを readme.html のなかで網羅するのは適切でないように思います。また readme.html は基本的にはバージョンがリリースされるときにのみ更新されるものですので、タイムリーな情報を扱うのにも向きません。
既知の問題を集めるページを別に設けて readme.html からリンクするなど、別の方法も検討しておいた方が良いと思います。
Subject の「件名」訳ですが、僕は個人的にはこれが不適切だとは思わないのですが、それはさておき、えてして正確な翻訳語より既に広く使われている語の方がユーザの混乱を招かずに済むということがあるものですので、訳の正しさと同時に訳の受け入れられ易さも重視して検討するべきだと考えています。
そういった理由で、「件名」も広く使われており WordPress の日本語訳でもこれまで支障なく使われてきたので、僕はそのまま「件名」の継続使用を支持します。(でもまあ、これは些細な話ですけどね:)
ただ、問題は wp-mail.php に限ったことではなく、他にも存在しますから、それらを readme.html のなかで網羅するのは適切でないように思います。
いえ、そこまで必要だとは思っていませんし、そういう指摘・要望ではありません。単に「メール投稿」の節が無意味なものになっているので、そこだけは補足が必要だろうと思っただけです。現状では「その記述に従うと、文字化け記事ができてしまう」わけで、かなりまずいです。
むしろ、readme.html は 英語版を翻訳したものに近い方がよいので、あまり日本語版独自の記述が増えるのはよくないと思います。
もし「日本語で使うときの問題点を記述したドキュメントが必要ならば別途「日本語版での注意.html」とかを作って添付するか、おっしゃる通り Codex 日本語版へのリンクを入れるとかでいいと思います。
Subject の「件名」訳ですが、僕は個人的にはこれが不適切だとは思わないのですが、それはさておき、えてして正確な翻訳語より既に広く使われている語の方がユーザの混乱を招かずに済むということがあるものですので、訳の正しさと同時に訳の受け入れられ易さも重視して検討するべきだと考えています。
なぜ「件名」が不適切なのか、というのを力説するのは、「ドキュメンテーション」フォーラムないし Codex 日本語版の Wiki 上で議論する方がいいと思うので、ここでは避けておきます。ただし、
えてして正確な翻訳語より既に広く使われている語の方がユーザの混乱を招かずに済むということがあるものですので
という考え方については、わたしは賛同できません。それならば「ホームページ」という用語を使うべき、となってしまいますが、それはダメなことはご理解頂けますよね 😉
「長い物に巻かれろ」という考え方は、「悪貨が良貨を駆逐する」ことになってしまい、結果として品質が落ちますので、あまり適切ではないと思います。
また、以前 WPJ フォーラム時代、「パーマリンク」を「固定リンク」に変更することを tai さんが提案されたものの、それが中止になった経緯を思い出してもらいたいです。これは、「正確な翻訳語の方がよい」ということを選択した1つの事例だと思っていますので、それを、管理者の一存でひっくり返すのは困ります。
ちょっと遅くなってしまいましたが、WordPress 2.6 日本語版付属の readme.html は結局、「メール投稿」のセクションは何の改善もなく放置となっていますね。わたしの意見が取り入れられなかったのは非常に残念です。
ちょっとブログ検索をしてみると、WP 日本語版で wp-mail.php を使おうと試みる人が少なからずいるのですが、そういう人たちがいる原因の1つに readme.html があると考えられるため、記述改善によってフォローするのが好ましいと思います。
最低限「訳注: wp-mail.php は日本語メールに対応していないので使わないでください」と書くだけでも十分ですし、がんばるならば Codex 日本語版のモブログツール案内ページにリンクすればいいと思います。
# もちろん、wp-mail.php を日本語対応にするパッチを送って、そういう追記を不要にする手もあるんですが、過去の経緯からいって i18n 系の機能強化は採用が遅いので、こちらの方法は期待薄でしょう。少なくとも 2.6.1 には間に合いませんし。