WordSlack・定期ミーティングについての認識の擦り合わせ
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WordSlack に参加し過去ログを読んで、誰が何をやろうとしているのか?という根本的な部分に共通の理解が不足していると感じました。日本語サイトチームの他の方からも同様の意見が出ています。我々のような比較的深く関係している者でも分からないということは、恐らく多くの方が見て「よくわからない」と感じる部分があるのではないかと想像できますので、先に進んでしまう前に、今一度認識の擦り合わせを行えたらと思います。
一度に多くの方が発言すると収拾がつかなくなりそうなので、とりあえずは、第1回、第2回ミーティング主催者の @nukaga さんと @shinichin さんのお二人に私から質問をし、考えを聞かせていただく形式にしたいと思います。
@nukaga さん、 @shinichin さん、とりあえず以下3点についてお答えいただけますでしょうか。
【質問1】WordSlack は誰が何をする場所ですか?
(主な用途、また、こうなってほしいという希望があれば教えてください)【質問2】定期ミーティングの目的はなんですか?誰が何のために何を話し合うのですか?
【質問3】「棚卸しミーティング」の目的はなんですか?行うことにどのようなメリットがありますか?
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>tenpura さん
【質問1】WordSlack は誰が何をする場所ですか?
WordSlack をどのように使うのか、ということに関しては、先日の #general での話し合いよりも以前に、Slack 上で話をしていて、利用者が自由に使う場ということで一応の共通認識があろうかと思います。
定期・棚卸しミーティングで WordSlack をどのように使うのか、という意味でしたら、@shinichin さんにお任せします。”上記の日本語サイトチームの他の方”はぼくではないと思いますが、議事録をまとめていて質問2、3の点についてはごっちゃになっているなと感じていましたので、こちらは@shinichin さんにお任せします。
@odyssey さん
すみません。しばらくは3人だけで会話をさせてください。ある程度やりとりが進んだらオープンにしますので、突っ込み・修正・助け舟はその際にお願いします。過去ログは目を通してあるのでおおまかなことはわかっています。重要な部分でぼやけているところをあえて言葉にしてクリアにしようという試みです。@nukaga さん、 @shinichin さん
質問は、定義を述べよ、ということではなく、あくまで各人の頭の中での現状認識と理想をうかがってみたい、ということです。@odyssey さんの発言に左右されることなくご自分の考えを書いてください。WordSlack やこのフォーラムを覗いたことがない人でも理解できるような親切な説明であれば望ましいです。てんぷらさん、こんにちは。
個人的には、日本語でWordPressに関わる人たちがリアルタイムにチャットが出来る場所ということで大興奮しています。ただ、たしかにドップリでない人たちにとっては分かりにくいですね。。まずは質問にお答えします。
【質問1】WordSlack は誰が何をする場所ですか?
WordPressのオープンソース活動に日本語で参加したい人たちが会話をする場所になると嬉しいです。たとえば、
- コアにコントリビュートするときにちょっと裏で話ができる
- テーマレビューのやり方、レビューチケット内で使われる英語について、日本人同士でやりとりができる
- WordBench, WordCampをやる人たちが前の人達に話を聞ける
- 日本にあるものを英語圏(やその他の言語圏にも)に出していきたいときに、作業者チームが手順などを話し合える
- テーマやプラグインの開発者が作り方やベスト・プラクティスについて話し合える
という場になるといいと思います。
【質問2】定期ミーティングの目的はなんですか?誰が何のために何を話し合うのですか?
定期的にやってみたいのは、英語版の真似です。
が、何かの作業をしている人たちがバラバラにやるのではなくて、協力しながら進めるための場、になるといいと思います。上記の目的を持つ人たちが定期的に集まって思っていることを話せる場所になるといいと思います。こんなこともやれると思うんだけど、みたいな小さな話とかも拾っていけるし、ちょっと込み入った話でも長い文章で散発的に出てくるよりもいい感じに話し合えればいいと思います。ちょっとした疑問が作業を止めていたりもすると思いますし、意思の疎通の場所が増えるのが利点だと思います。
あとは、「次回までにやっておきます」みたいなことにもなると、僕にとってはちょっと助かるかもしれないです。
【質問3】「棚卸しミーティング」の目的はなんですか?行うことにどのようなメリットがありますか?
上記などの参加できるいろいろなこと、どんなことがあるのだろうか、というのを出しきってリストにする。
その進め方を決めて、手分けして進める、という活動のスタート地点としてのミーティングというのが、最初に提案した時の「棚卸しミーティング」の意図でした。なので、「棚卸し」的なものは、前回+次回(1月3日)くらいになり、その後は定期ミーティングが続いていく、という形になるかと思います。
今後続いていくであろう定期ミーティングは、少なくとも僕の中では、当初提案した「棚卸し」ではないです。棚卸しの言葉通り、たとえば年に二度くらい、全部をリストしてみる、というようなことができるといい気はしていますが、どのようにすべきかはまだ分かりません。半年くらいたったら、いろいろなほころびが出始めて、その時にまた「棚卸し」という言葉は出てくるかもしれません。
さて、次に、質問してもらったことではないですが、他にもあと2つ書きたいです。
1)チーム別の会議があってもいい
「テーマ作者とテーマレビューの人たちが集う定例会」みたいなものがあってもよいと思ってます。
2)フォーラムの活用
フォーラムの活用方法が前回会議のいいアウトプットだなと思いました。
– 告知される→会議がされる→議事録が出る→そこでも議論できる。
– 告知や議事録とは別に課題別のトピックも立つということになったと思うのですが、今までいろんな人たちの脳内か、バラバラの場所にあったものが、集約されてそれを読んだり人と話したりできるのが前進だったかと思います。
取り急ぎ私からは以上です。
> 誰が何をやろうとしているのか?という根本的な部分に共通の理解が不足している
ご指摘ありがとうございます。もう少しやりとりして、もっと言語化できると嬉しいです。
@tenpra さん
トピック立てありがとうございます。
tenpraさんはログを追ってくださっているとのことなので、知っていらっしゃることも多いかと思いますが、知らない人が読むことも考え、最初に WordSlack の成り立ちを書いてみます。WordSlack 成り立ちについて
WordCamp San Francisco 2014 にて、WordPress プロジェクトのリアルタイムコミュニケーションツールについて、今まで IRC や Skype が使われていたものを Slack の使用をテストしてみるという発表があったようです。それに刺激される形で(と推測しているのですが)、WordPress 日本語 “非公式” Slackを、@tai さんが立ち上げてくださいました。
そこから、“非公式”という言葉を外したい、しかし公式ではないということは明らかにしておきたい、ということでその「 WordPress 日本語 “非公式” Slack」参加者の中の話し合いで「 WordSlack 」という名前になりました。【質問1】WordSlack は誰が何をする場所ですか?
「こうなってほしいという希望」に近いのですが、WordPress プロジェクトに関わりたい日本語話者の、気軽な情報共有場所になると良いなと思っています。
オープン性を持ちつつ、WordPressプロジェクトについて話せる場所。
WordSlack 立ち上がり当初は、この「 WordPress への貢献と参加」フォーラムはなかったのですが、このフォーラムを作って頂いたことにより、本家(各言語版ではない WordPress.org をそう呼ばせてください)の WordPress プロジェクトの P2 (掲示板的な情報交換場所 https://make.wordpress.org/ )と Slack の関係のように、相互補完できるとベストではないかなと思っています。
このフォーラムに立てたものを、WordSlack でもう少しリアルタイム性を持って議論してみるとか。反対に WordSlack で出た話を、深め、結論まで持って行くためにこのフォーラムを使うとか。
フォーラムにトピックを立てたり発言をするのは少しハードルが高いように感じる人がいたら、WordSlack は、カジュアルに声をかけたりできるような場所になればと。自分自身が何かをしたいと思った時に、どこから入ったら良いのかわからない部分があったので、“気軽に”発言できる場所があると良いと思っています。
例えば
- 公式ディレクトリ登録テーマやプラグインを作りたいが、申請のこんなところでつまづいた
- Codex あるページの翻訳を進めているが、ここがわからない
- WordCamp などコミュニティイベントの際の情報交換ができる
- GPL についてわからないことがあった時に聞く事ができる
- WordPress 本体の日本語翻訳に関わりたいがどうしたらいい?というような人がいたら水先案内ができる
というようなことを考えています。
【質問2】定期ミーティングの目的はなんですか?誰が何のために何を話し合うのですか?
WordSlack において「定例ミーティング」という言葉を出して提案してくださったのは、@Makoさんなのですが、その際には質問3にある「棚卸しミーティング」のための定例ミーティングというニュアンスだったという認識です。
ただ、WordSlack 内の話し合いを経て、こうあると良いなと思った形としては、
- 棚卸しミーティングのやり方を決めるためにミーティングをする。1度では決まらないと思うので何度か必要。これをひとまずの定例ミーティングの中に組み込む。
- 一度棚卸しミーティングができた後は、棚卸しミーティングで話し合ったことの進捗の共有と、棚卸し以外で出てきた事柄について話し合えるような体制として持っておく。
という、現状から棚卸しミーティングまでの間の形。棚卸しミーティングが一度できた後の形という二段構えです。
また定期ミーティングは#general(全体)だけではなく、もしチームが作れるようであれば各チームごとで行っても良いのではと思っています。
WordSlack のチャンネルも(Slack では、各話題ごとのグループがチャンネルと呼ばれるものでわかれています)、必要に応じて再編成して良いと思います。
例えば plan.wordcamp.org の翻訳をしている人たちで定期的に進捗報告をするような形です。そこら辺はあくまで任意で、ですが。
貢献することに参加したいと思う人には気軽に参加できる場を作りたいと思うと同時に、あくまでも重荷にならないようにしたいとも思っています。【質問3】「棚卸しミーティング」の目的はなんですか?行うことにどのようなメリットがありますか?
棚卸しミーティングについては、今、日本で WordPress プロジェクトに関わっている人がどんな課題(タスク)を持っているのか、またやりたい事などあるのであれば出して、望むのであればチーム編成などができると良いなと思っています。
この棚卸しミーティングについては、私が想像していたものでいうと、もう少し大きく参加する人を募って WordSlack と Googleハングアウトを併用して行い、議事録をどこかへアップして各タスクへの参加者を募ったり足りなかった議論をそこでも行うというようなものでした。
この「議事録をどこか」というのはこの WordPress への貢献と参加フォーラムができたので、ここが良いと思います。
棚卸しミーティングのメリットとしては、- やることの可視化ができる
- 洗い出しの過程も見えることにより、WordPress プロジェクトに関わる際に何ができるかがわかりやすくなる
- 動きがある事を告知できれば WordPress への貢献に興味を持つ人が増えるのではないか
ということを考えています。
理想として目標値のようなものを決める事ができると良いのかなとも思うのですが、それは関わる事へのプレッシャーになってしまう可能性もあるので、相談をしたいところです。3つの質問に対しては、以上です。
個々の共通の理解が不足している部分、認識の擦り合わせ。「わからない」部分を明確にするための試みありがとうございます。
ありがとうございます!お二人とも非常に詳しく書いてくださったので、考えについては十分理解できたと思っています。
WordSlack について
【質問1】について要約すると、WordSlack とは、
- 日本語話者で WordPress になんらかの貢献を行っている・行いたい人達のためのコミニュケーション支援ツール
- 「WordPress への貢献と参加」フォーラムとは、不足機能を相互補完する関係にある
ということであっていますでしょうか?
定期ミーティングについて
定期ミーティングについてまだはっきりしない部分があるようですが、とりあえず私個人からの希望は以下2点です。
- 参加できなくても取り残されない仕組みであってほしいです。定期的に時間を割くのが難しい方もいると思いますので、そこで何かを決定するのではなく、フォーラムのまとめを読んだ方が後から意見参加する余裕があるような流れが望ましいと思います。
- ミーティングにお題をつける場合は、そのお題について先にある程度のまとめ(叩き台)が作られている方が意見がし易く、効率的かと思います。たとえば「長期目標を立てよう」だけだと何のことだか分からず、参加してみようという気持ちも起きにくいかもしれません。
棚卸しミーティングについて
まずひとつとして、WordPress 貢献対象項目のポータル的なものを作りたい、ということだと思いますが、 https://make.wordpress.org/ トップページの日本語コミュニティ版を作ろうという話がすでに出ておりますので、そちらとバランスを取る形で進めるのがよいかと思います。この件については、現在 Moriyama さんと Nao さんが相談中だったと思います。
それぞれの実務については、日本語版作成チームやフォーラム管理者・世話役グループのように成熟したエリアもありますので、現状に不足があるところ、また、プライオリティが高いところを補って行くようなアプローチが現実的ではないかと思います。チームが組めるほど人材が充実していればよいのですが、今のところ多重掛け持ちの便利屋達に支えられているところが大きいと思います。
これ以降は、オープンにしたいと思いますので、ご意見のある方はお願いします。
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