日本の人々向けに100%GPLをもっと広く知ってもらう取り組みをはじめました
2019年12月11日、100%GPLについてもっとわかりやすく説明するページまたは誘導する取り組みの、第1回MTGをZoomにて開催しました。
この取り組みは先日(12月6日・7日に)開催された、WordCamp Osaka 2019のコントリビューターデイで提案されたものです。
この取り組みを始める経緯
現状WordCamp JapanやWordPress 日本語のページで以下のようなドキュメントがあります。
しかしながらWordCampの登壇スライドのチェックの際などで(それだけには限りませんが)100%GPLでないテーマやプラグインを紹介するスライドが見受けられました(もちろん、説明した上で修正はしていただいています)。
このことから、まだ100%GPLというものがWordCampの実行委員・スピーカー・スポンサー等として参加しようという人々に一部理解されていないないのではないかという推測の元、既存のドキュメントがわかりにくいのか、見つけられないのか、その部分を検証した上でもっと100%GPLについて理解したうえでコミュニティやイベントに積極的に参加していただけるようにしたいという考えでこの取り組みをはじめました。
第1回MTGでの意見
12月11日のMTGでは13人が参加し、以下のような意見が出ました。
(一部分を抜粋しています)
- WordCamp Osaka 実行委員のときはどの資料を使えばいいか把握できていなかったかもしれない。
- WordPress は v2 later / 派生物がどういったものを指すかわかると良さそう。また、一箇所にまとまっているのがいいのかもしれない。
- このような場でどういうことがわかりにくいのか聞けるのは良さそう。今あるドキュメントをもっとわかりやすくするでも良いかも。
- WordCampとかコミュニティイベントに参加するのは100%GPLを守ってないといけないの?参加者にもそれが求められるのかドキュメントからは読み取りにくい。
- スライドチェックの仕方、等のピンポイントなヘルプにするのが良いのではないか。
- 100%GPLをふわっとしか理解していない身からすると、結局どういうことなのかと思っているのだけど、ドキュメントがどこにあるか一見わからない。リンク先のページも読んで見たが言葉が難しい。難しそうなことが書いてあるという印象を受けてしまう。
- 平易な言葉で書くといいのかもしれない。
- Q&A形式の掲載とかはどうだろう。
- 100%GPLではどういう最終形態が理想なのか?をイメージできると良い(自由にできることを守る等)。
- 各テーマが 100%GPL なのかわかるリストがあると良い(→実はあるので公開を目指す)。
- クライアントにテーマを指定されて制作をすることがあるので、NGリストがあったほうが良いなと思う時がある。
- クライアントに100%GPLテーマをおすすめするやり方等もあれば嬉しい。
- GPLクイズを作るのはどうだろうか。
ドキュメントを見てわかりにくいと意見が出ているので、できればわかりやすく表現を変えたり説明を付け足したりできるのが理想です。
また、既存のドキュメントを交通整理してよりわかりやすい形にしていくのもいいでしょう。
今後の進め方
今回の意見や、今後の議論等によって今後の方向性を決めていきます。
基本的にはWordCampの運営者向けのドキュメントになるかもしれませんし、既存ドキュメントに追記するに留める施策となるかもしれません。
また、まったく新しいコンテンツを用意する可能性も有り得ますし、運営者向けに伝えるフローが増えるだけの可能性もあります。
結果として進め方を軌道修正するのも問題ありません。
次回の開催は12月25日を予定しています。
どのような形で掲載(まとめ)、誘導等をどのようにしていったらのアイデアを WordSlackの #wordcamp-ja-meta チャンネルで募っています。
この取り組みは、誰でも参加できます。
ご意見のある方はぜひWordSlackで書き込んだり議論に参加してください。