2022 年における WordCamp や Meetup 対面開催についてのガイドライン

以下は、Angela Jin が書いた Make WordPress.org Community チームブログの記事「Updated Guidelines for In-Person WordCamps and Meetups 2022」を訳したものです。 

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


要約

コミュニティチームは、すべての WordCamp とMeetup に対して、開催地におけるガイドラインに従うこと、予防接種の状況確認、マスク着用の義務付けなど新しいガイドラインを設けました。会場がワクチン状況(予防接種)を確認できない地域は、対面でのチェックリストに合格する必要があります。詳しくは下記の「新しいガイドライン」をご覧ください。

先日、2022年の WordPress イベントにおける安全対策の更新提案にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。これだけ多くの投稿者がこのテーマについて考えを共有したことは、WordPress コミュニティを雄弁に物語るものです。

背景情報

新型コロナウィルス ( COVID-19 ) が流行して以来、コミュニティチームは WordCamp のプログラムを継続的にこの状況に適応させることに取り組んできました。このチームを支えてくれる Deputy、オーガナイザー、スポンサー、ボランティア、参加者に感謝しています。

WordCamp を企画する際に、主催者が地域のガイドラインに従うよう求められるだけで、事態はより簡単になるのではないでしょうか。最近の投稿のコメントを読むと、多くの地方自治体が同じような状況にあることを思い知らされます。安全に対する最善のアプローチを次の変種がいつ、どのようなことをもたらすかなど振り回される中で安全に対する最善策を議論しています。

WordCamp コミュニティチームにとって、この状況において始めから優先していたのは、コミュニティメンバーの安全です。

重要なのは、コミュニティチームは WordPress の公式イベント以外での安全ガイドラインを推奨していないことです。それは、医療専門家の判断に委ねるのが最善です。WordPress コミュニティチームにとってもう一つ重要なのは、イベントプログラムの健全性です。このプログラムを支えている人々は、WordPress の愛好家を繋ぎ、刺激的なイベントの継続を願っています。コミュニティメンバーの健康を危険に晒すような対面式イベントを促すことは容認できませんし、プログラム事態にもリスクをもたらします。

新しいガイドライン

このような背景から、すべての WordCamp、および 50 人以上の参加者が見込まれるすべての Meetup において、以下の新しいガイドラインが義務付けられます。

  1. 現地の法律やガイドラインに従うこと。住んでいる地域がこの義務付けられるガイドラインがある場合は、そのガイドラインにもしたがってください。
  2. 地域における法律やガイドラインが、予防接種の状況やマスクの着用に基づいて会場の入場を制限することを要求または許可している場合、WordCampは会場入り口で予防接種の状況を確認できるスタッフを提供し、イベント中にマスク着用を促すことを厭わない会場のみで実施することが可能です。
  3. 地域や会場がワクチン接種の状況を確認できない場合は、申請時に対面でのチェックリストに合格し、開催時に再度チェックする必要があります。イベント中に参加者へマスク着用を促し、体温チェックをするスタッフを会場側が用意する必要があります。これらの地域の主催者は安全チェックリストで不合格になった場合、オンラインで開催するかキャンセルする必要があります。

この新しいガイドラインをビジュアル化したものがこちらです。

コミュニティチームは、現時点ではオンラインイベントも引き続きサポートします。Meetup の参加者が 50 人以下の場合、地域のガイドラインおよび法律にしたがってイベントを開催することができます。コミュニティチームは、予防接種を受けているか直近2日以内に陰性と判定された参加者のみを対象としたイベントを開催することを推奨しています。

次のステップとフィードバック

この新しいガイドラインは、WordCamp 主催者ハンドブックに追加され、この決定の要約版が今後の Meetup ニュースレターに含まれる予定です。質問やフィードバックがある場合はこの投稿のコメントで共有してください。


不明点などがありましたら WordSlack の #meetup チャンネルへ!