WordPress は開発用に JavaScript のパッケージとツールをエクスポーズします。
WordPress グローバルからのパッケージの使用
JavaScript パッケージは WordPress 内で登録済みスクリプトとして利用可能で、wp
グローバル変数を使用してアクセスできます。
たとえばブロックエディターモジュールから PlainText
コンポーネントを使用する場合、スクリプトをエンキューする際に依存として wp-block-editor
を指定します。
wp_enqueue_script(
'my-custom-block',
plugins_url( $block_path, __FILE__ ),
array( 'react', 'wp-blocks', 'wp-block-editor', 'wp-i18n' )
);
依存の定義後は、JavaScript コードの中からグローバル変数 wp
を使用して以下のようにモジュールにアクセスできます。
const { PlainText } = wp.blockEditor;
npm 経由のパッケージの使用
すべてのパッケージは npm で利用可能です。コード内にパッケージをバンドルできます。
同じ PlainText
の例を使用すると、npm を使用して次のようにブロックエディターモジュールをインストールできます。
npm install @wordpress/block-editor --save
一度インストールすれば、コード内で次のようにコンポーネントにアクセスできます。
import { PlainText } from '@wordpress/block-editor';
WordPress の特定のメジャーバージョンでの JavaScript コードのテスト
ある WordPress のメジャーバージョンで使用されている、個々の WordPress パッケージのバージョンを素早くインストールする方法があります。これには、npm distribution tags を使用します。WordPress 5.8.x
の例です。
npm install @wordpress/block-editor@wp-5.8
It’s also possible to update all existing WordPress packages in the project with a single command:
また、プロジェクト内の既存のすべての WordPress パッケージを1つのコマンドで更新できます。
npx @wordpress/scripts packages-update --dist-tag=wp-5.8
5.7.x
から始まるすべての WordPress のメジャーバージョンがサポートされています (例: wp-5.7
や wp-6.0
など)。個々の dist-tag は、常にそのメジャーバージョンの最新のバグフィックスリリースを指します。
パッケージ一覧 (翻訳のあるもの)
完全なパッケージ一覧は原文およびその下のページを参照してください。