@wordpress/i18n

クライアント側ローカライズ用の国際化ユーティリティ。サーバー側のドキュメントについては How to Internationalize Your Plugin を参照してください。

インストール

モジュールをインストールするには次のコマンドを実行してください。

npm install @wordpress/i18n --save

このパッケージは、コードが ES2015+ 環境で実行されることを仮定しています。その言語機能や API の一部のみ、または、まったくサポートしない環境で使用するには、コードに @wordpress/babel-preset-default の polyfill を含めてください。

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使用方法

import { sprintf, _n } from '@wordpress/i18n';

sprintf( _n( '%d hat', '%d hats', 4, 'text-domain' ), 4 );
// 4 hats

完全なサンプルについては ブロックエディターハンドブックの「国際化」 を参照してください。

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API

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createI18n

i18n インスタンスを作成する。

パラメータ

  • initialData [LocaleData]: ロケールデータ構成
  • initialDomain [string]: 構成を適用するドメイン
  • hooks [Hooks]: フックの実装

戻り値

  • I18n: I18n インスタンス

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defaultI18n

デフォルトの I18n のシングルトンインスタンス。

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getLocaleData

Jed 形式の JSON オブジェクト形でドメインのロケールデータを返す。

関連

パラメータ

  • domain [string]: データを取得するドメイン。

戻り値

  • LocaleData: ロケールデータ。

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hasTranslation

与えられた文字列の (単数形の) 翻訳があるかどうかをチェックする。

パラメータ

  • single string: 検索する文字列の単数形。
  • context [string]: 翻訳のコンテキスト情報。
  • domain [string]: 翻訳テキストを取得するドメイン。

戻り値

  • boolean: 翻訳が存在するかどうか。

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isRTL

現在のロケールが RTL かどうかをチェックする。

RTL (Right To Left、右から左) はテキストが右から左に書かれることを示すロケールプロパティです。 例えば he ロケール (ヘブライ語) はこの RTL を指定します。アラビア語 (ar) は別の代表的な RTL で書かれる言語です。 RTL の反対、LTR (Left To Right、左から右) はその他の言語で使用されます。例えば英語 (enen-USen-GB等)、スペイン語 (es)、 フランス語 (fr)、日本語 (ja) など。

戻り値

  • boolean: ロケールが RTL かどうか

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resetLocaleData

すべての現行の Tannin インスタンスのロケールデータをリセットし、ドメイン用に指定したロケールデータを設定する。Jed 形式 JSON オブジェクトのデータを受け付けます。

関連

パラメータ

  • data [LocaleData]: ロケールデータ構成
  • domain [string]: 構成を適用するドメイン

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setLocaleData

ロケールデータをドメインで Tannin インスタンスにマージする。Jed 形式 JSON オブジェクトのデータを受け付けます。

関連

パラメータ

  • data [LocaleData]: ロケールデータ構成
  • domain [string]: 構成を適用するドメイン

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sprintf

フォーマットされた文字列を返す。フォーマットの適用時にエラーが発生すると、オリジナルのフォーマット文字列が返されます。

関連

パラメータ

  • format string: 生成する文字列のフォーマット
  • args ...*: フォーマットに適用する引数

戻り値

  • string: フォーマットされた文字列

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subscribe

ロケールデータの変更に対するサブスクライブ

パラメータ

  • callback SubscribeCallback: サブスクリプションコールバック

戻り値

  • UnsubscribeCallback: サブスクライブ解除のコールバック

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_n

与えられた数字に基づいて単数形、または複数形のフォームを翻訳して取得する。

関連

パラメータ

  • single string: 数値が1の場合に使用されるテキスト
  • plural string: 数値が2以上の場合に使用されるテキスト
  • number number: 単数形、複数形どちらのフォームを使うかを比較する数値
  • domain [string]: 翻訳テキストを取得するドメイン

戻り値

  • string: 翻訳された単数形、または複数形のフォーム

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_nx

gettext コンテキストに応じて、与えられた数字に基づいて単数形、または複数形のフォームを翻訳して取得する。

関連

パラメータ

  • single string: 数値が1の場合に使用されるテキスト
  • plural string: 数値が2以上の場合に使用されるテキスト
  • number number: 単数形、複数形どちらのフォームを使うかを比較する数値
  • context string: コンテキスト情報
  • domain [string]: 翻訳テキストを取得するドメイン

戻り値

  • string: 翻訳された単数形、または複数形のフォーム

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_x

gettext コンテキストに応じて翻訳された文字列を取得する。

関連

パラメータ

  • text string: 翻訳するテキスト
  • context string: コンテキスト情報
  • domain [string]: 翻訳テキストを取得するドメイン

戻り値

  • string: コンテキストに応じて翻訳された文字列

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__

テキストの翻訳を取得する。

関連

パラメータ

  • text string: 翻訳するテキスト
  • domain [string]: 翻訳テキストを取得するドメイン

戻り値

  • string: 翻訳されたテキスト

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このパッケージへのコントリビュート

これは、Gutenberg プロジェクトの一部である、個別パッケージです。このプロジェクトは、monorepo として構成されています。複数の自己完結型ソフトウェアパッケージで構成されており、それぞれが特定の目的を持ちます。この monorepo のパッケージは npm で公開され、WordPress や他のソフトウェアプロジェクトで利用されています。

このパッケージや Gutenberg 全体へのコントリビュートの詳細については、プロジェクトのメインのコントリビューターガイドを参照ください。

Code is Poetry.

原文

最終更新日: