リリースサイクルのしくみ
異なる Make チームからの貢献者のグループが、WordPress の各リリースサイクルをリードしています。
リリースサイクルは、最初のスコープミーティングからバージョンのローンチまで、通常4ヵ月程度です。
6.2のリリースサイクルは、2023年3月29日に終了しました。
リリースサイクルは次のようなパターンで行われます。
- フェーズ1: チームリードの企画と確保。 これは、#core チャンネルで行われます。リリースリードは、WordPress の次のリリースのための機能を議論します。WordPress の貢献者はその議論に参加します。リリースリードは、各機能のフォーカスリードを確認します。
- フェーズ2: 開発開始。 フォーカスリードはチームを編成し、担当する機能に取り組みます。定期的にチャットが行われ、開発が常に前進していることを確認します。
- フェーズ3: ベータ版。 ベータ版がリリースされ、ベータテスターはバグの報告を開始するよう求められます。このリリースの間は、新しい機能強化や機能要求のコミットは禁止されています。
- フェーズ4: リリース候補版。 この時点から、翻訳文字列がソフトフリーズとなります。作業は、リグレッション (現在のサイクルで導入されたもの) のみを対象とします。
- フェーズ5: ローンチ。 WordPress のバージョンがローンチされ、WordPress の管理画面で更新できるようになります。
バグが報告され、修正されると、マイナーリリース (ポイントリリース) が行われることがよくあります。マイナーリリースは、新しいファイルを追加しないバグ修正と機能強化を目的としており、コンポーネントのメンテナーやコミッターからの提案や意見を参考に、リリースリードの裁量で決定されます。
現在のリリースサイクルについては、開発ブログで詳しく知ることができます。
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