バグの修正
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WordPress の開発に貢献するには、バグのパッチを作成することが重要です。PHP、JavaScript、CSS の知識があることが推奨されます。
まず、WordPress のバグを発見した場合は、必ず報告してください。新しいチケットを作成する前に、まずは Trac を検索して、そのバグがすでに報告されていないかどうかを確認してください。
既存の Trac チケットを見つけるか、バグのために新しいチケットを作成したら、作業に取り掛かることができます。
貢献したいけれど、どのバグを直せばいいのかわからないという方は、以下の修正すべきバグの発見セクションをご覧ください。
概要
WordPress はソース管理に Subversion を使用しています。Subversion クライアント (Windows では Tortoise SVN、Mac や Linux ではコマンドライン) を使用して、WordPress の作業コピーを「チェックアウト」したいでしょう。詳しくは、Subversion の記事を読んでください。
バージョン管理システムを使うことの多くの利点の一つは、パッチと呼ばれる簡単なテキストファイルを作成し、あなたが何を変更したかを正確に示すことができることです。パッチは diff とも呼ばれ、追加したコードや変更したコード、削除したコードの行を示します。パッチは、差分の意味で diff とも呼ばれます。
WordPress がどのように書かれていてどのように構成されているかよく分からない場合は、WordPress のコードベースの記事を読んでみてください。
WordPress のコアファイルを変更することでバグを修正する方法がわかったら、「パッチ」を作成します。パッチの作成のドキュメントを確認してください。
パッチを作成したら、Attach file ボタンを使って Trac チケットにアップロードし、ワークフローのキーワードに has-patch を追加してください。既存のパッチは上書きしないでください。
修正すべきバグの発見
WordPress コアのバグを直したいけれど、何を直せばいいかわからないという方のために、探し方のヒントを紹介します。
- good-first-bug キーワードでタグ付けされたチケットから始めてみてください。これらは、より複雑な問題を解決しようとする前に、プロセスに慣れるために最適です。
- 最新リリースのチケットレポート、特に Needs Patch グループに目を通してみてください。
- 初期のチケットレポートに目を通してみてください。これらのチケットは、WordPress のリリースサイクルの初期に注意が必要であるとして、貢献する開発者によってマークされたものです。一般的に、これは信頼できるコア貢献者がそのチケットに関心を示し、ある程度まで精査されていることを意味します。
- レビュー報告待ちに目を通してみてください。これらのチケットはまだ WordPress の次のリリースには予定されていませんが、開発者が興味を持てば変わるかもしれません。
- 専門的分野に関するチケットの個別レポートもいくつかあります。ユニットテスト (自動テストを参照) を書くことや、ユーザーインターフェースやユーザー体験、モバイル開発チームが注目するチケット、Codex に多くのドキュメントを必要とするチケットの作業やフィードバックに興味を持つかもしれません。
- もし、特定のコンポーネントに関するチケットに興味があるなら、Trac の クエリー機能を使用できます。たとえば、すべてのオープンな XML-RPC のチケット、マイルストーンでグループ化されたすべてのオープンなマルチサイトチケット、すべてのオープンなアクセシビリティチケットなどです。
- WordPress 開発チームでは、毎日バグトリアージに関して議論し、毎週プロジェクトミーティングを行っています。日時については、Make WordPress Core のサイドバーをご覧ください。
- wp-trac メーリングリストに参加すると、すべての Trac チケットでの議論をフォローできます。Make WordPress Core や他の Make WordPress ブログもフォローしてみてください。
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