概要
ファイルを編集してテストしたら、パッチを作成して対応する Trac チケットにアップロードし、他の人が変更点を見たりテストしたりできるようにする必要があります。「パッチ」はさまざまな方法で作成できます。
IDE や Subversion クライアントを使用している場合、パッチはアプリケーションから直接作成できます。パッチはルートディレクトリ (/src
ディレクトリ、wp-config-sample.php
ファイルなどを含むフォルダー) から作成する必要があります。
Windows
Windows の場合、 Tortoise SVN の使用を検討してください。Tortoise SVN でパッチを作成するためのチュートリアルを読むことができます。
Mac/Linux コマンドライン
filename.php のパッチを作成する:
$ svn diff filename.php > filename.diff
チェックアウトで変更されたすべてのファイルのパッチを作成する:
$ svn diff > big_patch.diff
誰かからもらったパッチを適用する:
$ patch -p0 < patch.diff
Mac 用の GUI オプションもあります。パッチファイルを作成するのに必要なだけです (たとえば、Versions ではできません)。
もしくは、Cristi Burca の Git を使用して SVN パッチを作成するもあります。
GitHub のフォークを WP trunk のコピーに追加する
まず最初に、どこかに自分の WordPress フォークが必要です。通常は GitHub にあります (ミラーがあるためです)。フォークとブランチを作成したら (競合を避けるために master/trunk ブランチでは作業しないことが重要です)、この新しいリモートをあなたの git インスタンスに追加する必要があります。
git remote add fork git@github.com:WordPress/wordpress-develop.git
必要に応じて、リポジトリの URL または git の URL を使用してこのコマンドを変更します。
次に、ローカルの git インスタンスと連携させるコマンド git fetch --all
を実行します。
git checkout fork/44722
のようなコマンドでフォークからマスターに切り替えたり、git checkout -b 44722
のように新しいブランチを作成できます。このコマンドは、正式版ではなくフォーク版に切り替えることを要求しており、git checkout fork master
で実現可能です。
これで、いつものように git を使って、必要なコードの変更をすべて作成し、コミットできます。GitHub ミラーを開くと (WP プロフィールを GitHub に関連付けると)、GH ページに新しいプルリクエストを作成するボタンが表示され、この変更が検出されます。
次のステップでは、こちらで説明したように、プルリクエストにチケット番号を含めた名前を付けます。GitHub との統合に関するその他の情報は、このドキュメントページをご覧ください。