Web サーバーに WordPress をインストールする場合、以下の手順のどれかを使用して WordPress 用のデータベースとユーザーアカウントを作成してください。
Plesk を使用したデータベースの作成
サーバー環境に Plesk ホスティングコントロールパネルがあり、WordPress を手動でインストールする場合は、次の手順に従ってデータベースをインストールしてください。
- Plesk にログインします。
- Websites & Domains ページのあなたの Web サイトの Custom Website エリアで「Databases」をクリックします。
3. 「Add New Database」をクリックし、必要であればデータベース名を変更し、認証情報を入力してデータベースユーザーを作成し、「OK」をクリックします。これで完了です !
cPanel を使用したデータベースの作成
サーバー環境に cPanel ホスティングコントロールパネルがある場合、次の簡単な手順に従うだけで WordPress ユーザーとデータベースを作成できます。cPanel を使用した完全なデータベースやユーザーの作成手順については「cPanel の使い方」を参照してください。
- cPanel にログインします。
- Database セクションの下の「MySQL Database Wizard」アイコンをクリックします。
- 「Step 1. Create a Database」でデータベース名を入力し、「Next Step」をクリックします。
- 「Step 2. Create Database Users」でデータベースユーザー名とパスワードを入力します。複雑なパスワードを使用してください。「Create User」をクリックします。
- 「Step 3. Add User to Database」で「All Privileges」チェックボックスをオンにして、「Next Step」をクリックします。
- 「Step 4. Complete the task」でデータベース名とユーザー名をメモしてください。hostname、username、databasename、そして入力したパスワードも書き留めてください(hostname は通常 localhost です)。
Lunarpages.com’s custom cPanel (LPCP) を使用したデータベースの作成
Lunarpages は自身の cPanel を開発しました。
- アカウントにログインします。
- Control Panel に移動します。
- 左パネルの「Go to LPCP」ボタンをクリックします。
- MySQL Manager に移動します。
- ユーザー名とデータベース名を追加します。ホスト名はデフォルトの IP 番号のママにします。
- 右側のデータベースの IP アドレスを書き留めます。これは上の手順で説明したホストのデフォルトの IP 番号とは異なります。
wp-config.php
ファイルを編集する際、’LOCALHOST’ ではなく DB IP 番号を使用してください。- When modifying the
wp-config.php
ファイルを編集する際、データベースとユーザー名の完全な名前を使用してください。基本形は ‘accountname_nameyoucreated’ です。 - 詳細については http://wiki.lunarpages.com/Create_and_Delete_MySQL_Users_in_LPCP を参照してください。
phpMyAdmin を使用したデータベースの作成
Web サーバーに phpMyAdmin がインストールされている場合には、以下の手順で WordPress ユーザー名とデータベースを作成できます。ローカルコンピュータにインストールする場合、ほとんどの Linux ディストリビューションには自動で phpMyAdmin をインストールできます。
注意: 以下の手順は phpMyAdmin 4.4 で書かれています。phpMyAdmin のユーザーインターフェースはバージョンで大きく異なります。
- 左側の Database ドロップダウン内にまだ WordPress に関連するデータベースが存在しない場合、新規に作成します。
- WordPress データベースの名前を決定します。’wordpress’ や ‘blog’ は良い名前ですがほとんどのレンタルサーバー会社、特に共有ホスティングでは、ユーザー名と下線 (_) で名前を始める必要があります。このためローカルに環境を構築する場合も本番環境の必要条件をチェックして従っておくことをお勧めします。移行の際に変更する必要がありません。
Create database フィールドに選択したデータベース名を入力し、使用する言語やエンコーディングに最適なコレーションを選択します。多くの場合「utf8_」で始まるものが良いでしょう。希望の言語がない場合は「utf8mb4_general_ci」を選択してください (参照: [1])。
- WordPress データベースの名前を決定します。’wordpress’ や ‘blog’ は良い名前ですがほとんどのレンタルサーバー会社、特に共有ホスティングでは、ユーザー名と下線 (_) で名前を始める必要があります。このためローカルに環境を構築する場合も本番環境の必要条件をチェックして従っておくことをお勧めします。移行の際に変更する必要がありません。
2. 右上の phpMyAdmin アイコンをクリックしてメインページに戻り、Users タブをクリックしてください。ユーザーリストに WordPress に関連するユーザーが存在しない場合、新規に作成してください。
- Add user をクリックしてください。
- WordPress のユーザー名を選択し (例: ‘wordpress’)、User name フィールドに入力してください。このときドロップダウンから Use text field: が選択されていることを確認してください。
- 安全なパスワードを選択し (理想的には英小文字、大文字、数字、記号を含むもの)、Password フィールドに入力してください。このときドロップダウンから Use text field: が選択されていることを確認してください。Re-type フィールドにパスワードを再入力してください。
- 入力したユーザー名とパスワードを書き留めてください。
- Global privileges の下のすべてのオプションはそのままにしておきます。
- Go をクリックしてください。
- Users 画面に戻り、WordPress 用に作成したユーザーの上の Edit privileges アイコンをクリックしてください。
- Database-specific privileges セクションの Add privileges to the following database ドロップダウンで WordPress 用に作成したデータベースを選択し、Go をクリックしてください。
- ページはデータベースの権限でリフレッシュします。Check All をクリックしてすべての権限を選択し、Go をクリックしてください。
- 結果のページの先頭で、Server: のあとにリストされるホスト名を書き留めてください(通常は localhost です)。
MySQL クライアントを使用したデータベースの作成
シェルから mysql を実行することで MySQL ユーザーとデータベースを素早く簡単に作成できます。構文を以下に示します。ドル記号「$」はコマンドプロンプトです。
$ mysql -u adminusername -p Enter password: Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g. Your MySQL connection id is 5340 to server version: 3.23.54 Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the buffer. mysql> CREATE DATABASE databasename; Query OK, 1 row affected (0.00 sec) mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON databasename.* TO "wordpressusername"@"hostname" -> IDENTIFIED BY "password"; Query OK, 0 rows affected (0.00 sec) mysql> FLUSH PRIVILEGES; Query OK, 0 rows affected (0.01 sec) mysql> EXIT Bye $
コマンドの解説です。
- 「root」もまたadminusername ですが、mysql admin としては一般のアカウントを使用したほうが安全です。システムの root ユーザーで “mysql” コマンドを入力せずに済みます。避けられる場合は常に root ユーザーの使用を避けるほうが権限を奪取される可能性を減らせます。使用する名前は mysqladmin を使用してデータベース管理者として割り当てた名前です。
- 「wordpress」や「blog」は databasename として適切な値です。
- 「wordpress」は wordpressusername として適切な値ですが、ここで書かれていることを世界中が知っていることも認識してください。
- hostname は通常 localhost です。どの値を指定すればよいかわからない場合、あなたが WordPress をインストールしたコンピュータの管理者でない場合は、システム管理者に相談してください。あなたがシステム管理者ならば、データベースの操作に root でないユーザーを使うことを検討してください。
- password は推測の難しいパスワードを選択してください。理想的には英大文字、小文字、数字、記号を含めてください。辞書にある単語は避けてください。一案として覚えやすい文章のそれぞれの単語の先頭文字を繋げる方法があります。
値を書き留める必要がある場合に、これらの値で保護されるシステム内に書くことは避けてください。databasename、wordpressusername、hostname、password に使用した値を覚えておく必要があります。もちろん wp-config.php ファイルに含めた場合はこの限りではありません。
DirectAdmin を使用したデータベースの作成
a. シングル Web サイトの通常ユーザーであれば、通常どおりにログインして、 MySQL Management をクリックしてください。表示されない場合、「パッケージ」を更新して MySQL を有効化する必要があります。次に セクション c に進んでください。
b. リセラーアカウントの管理者アカウントであれば User Level をクリックする必要があるかもしれません。関連するドメインがリセラーのプライマリードメインであればまず「リセラー」としてログインし、次に User Level をクリックします。リセラーのプライマリードメインでなければ「ユーザー」としてログインします。次に MySQL Management をクリックしてください。表示されない場合、「リセラー」または「管理者」レベルに戻り、「ユーザーパッケージの管理」または「リセラーパッケージの管理」を変更し、MySQL を有効化します。
c. MySQL Management で、小さなテキスト Create new database をクリックしてください。ここでデータベースの2つのサフィックスとユーザー名を入力します。セキュリティレベルを上げるには2つの異なる、4文字から6文字のランダムな文字列を使用してください。次のパスワードフィールドの Random ボタンは8文字のパスワードを生成します。セキュリティ向上のため、パスワードに文字を追加できます。Create をクリックします。次の画面ではデータベース、ユーザー名、パスワード、ホスト名を表示します。将来の参照用にこれらの値をテキストファイルにコピーしてください。
この記事は役に立ちましたか ? どうすればさらに改善できますか ?
フィードバックを送信するにはログインする必要があります。