WordPress 6.5 ベータ 3

以下は WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.5 Beta 3」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.5 ベータ 3 をテストしていただく準備が整いました。

これは WordPress ソフトウェアのベータ版、つまり開発途上のものです。このバージョンの WordPress を本稼働中のウェブサイトにインストールして使用することは避けてください。ベータ版の評価はテスト用のサーバーを用意してその上で行いましょう。

WordPress 6.5 ベータ 3 のテストには次の四通りの方法があります:

プラグインWordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する。設定では「最前線」チャンネルと「ベータ / RC のみ」ストリームをそれぞれ選択。
直接ダウンロードベータ 3 バージョンの zip ファイルをダウンロードして WordPress ウェブサイトにインストールする。
コマンドライン次の WP-CLI コマンドを実行する。
wp core update --version=6.5-beta3
WordPress Playground6.5 Beta 3 WordPress Playground instance インスタンスを使用する。ブラウザで直接ソフトウェアをテストできます。個別のサイトやセットアップは必要ありません。

WordPress 6.5の最終リリース目標日は2024年3月26日に設定されています。もっと詳しく知りたい方は、6.5 リリースサイクルの概略、Make WordPress Core ブログ6.5 関連記事 を参照してください。

WordPress 6.5の最新情報をキャッチアップするには、詳細とハイライトについて、ベータ 1 のリリース告知を御覧ください。

本ベータリリースのテスト方法

WordPress 6.5 リリースが最高の形で実現するためには、現段階のベータバージョンのテストに協力いただくことが極めて重要です。アップグレードのプロセスをテストいただくことも、また新しく追加された機能を試していただくことも、同等に重要です。こちらの手引きを参照して WordPress 6.5 の機能テストについて学びましょう。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

WordPress リリースのテスト全般について知りたいですか ? Make Core におけるテスト関連タスクをフォローし、Making WordPress Slack#core-test チャンネルに参加してください。

ベータ / リリース候補の期間中は脆弱性の報奨金が2倍に

2月13日にリリースされたベータ 1 から3月19日に予定されている最終的なリリース候補版 (RC 版)までの間、未発表の新しいセキュリティ脆弱性を報告することに対する金銭的報酬が2倍になります。HackerOneのページセキュリティ白書にあるプロジェクトのセキュリティ慣行とポリシーに詳述されているように、責任ある情報開示の慣行に従ってください。

ベータ3のアップデートとハイライト

WordPress 6.5 ベータ 3 はベータ 2 のリリース以来、エディタに関する45以上の更新が含まれており、WordPressコアに関する35以上のチケットも含まれています。

各ベータのサイクルはバグ修正に焦点を当てており、テストを通じた皆さんの支援によりさらに多くの修正が進められています。以下のリンクから、ベータ 2 以降に対応したすべての問題の技術的な詳細を閲覧することができます。

ベータ3のダブル俳句

Find a Beta bug,
it will help the team a lot,
and improve WordPress!
– submitted by @lada7042

ベータのバグを見つけよう
チームはとても助かり、
WordPressも良くなる !
– submitted by @lada7042

In code, dreams are bold,
WordPress’s story unfolds,
Beta journey’s told.
– submitted by @huzaifaalmesbah

コードの中で、夢は大胆に、
WordPressの物語が紐解かれ、
ベータの旅が語られる
– submitted by @huzaifaalmesbah

この投稿にご協力いただいた以下のコントリビューターに感謝します。
@dansoschin@swissspidy@adarshposimyth@davidbaumwald

WordPress 6.5 ベータ 2

以下は WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.5 Beta 2」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.5 ベータ 2 をテストしていただく準備が整いました。

これは WordPress ソフトウェアのベータ版、つまり開発途上のものです。このバージョンの WordPress を本稼働中のウェブサイトにインストールして使用することは避けてください。ベータ版の評価はテスト用のサーバーを用意してその上で行いましょう。

WordPress 6.5 ベータ 2 のテストには次の四通りの方法があります:

プラグインWordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する。設定では「最前線」チャンネルと「ベータ / RC のみ」ストリームをそれぞれ選択。
直接ダウンロードベータ 2 バージョンの zip ファイルをダウンロードして WordPress ウェブサイトにインストールする。
コマンドライン次の WP-CLI コマンドを実行する。
wp core update --version=6.5-beta2
WordPress Playground6.5 Beta 2 WordPress Playground インスタンスを使用する。ブラウザで直接ソフトウェアをテストできます。個別のサイトやセットアップは必要ありません。

WordPress 6.5の最終リリース目標日は2024年3月26日に設定されています。もっと詳しく知りたい方は、6.5 リリースサイクルの概略、Make WordPress Core ブログ6.5 関連記事 を参照してください。

WordPress 6.5の最新情報をキャッチアップするには、詳細とハイライトについて、ベータ 1 のリリース告知を御覧ください。

本ベータリリースのテスト方法

WordPress 6.5 リリースが最高の形で実現するためには、現段階のベータバージョンのテストに協力いただくことが極めて重要です。アップグレードのプロセスをテストいただくことも、また新しく追加された機能を試していただくことも、同等に重要です。こちらの手引きを参照して WordPress 6.5 の機能テストについて学びましょう。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

WordPress リリースのテスト全般について知りたいですか ? Make Core におけるテスト関連タスクをフォローし、Making WordPress Slack#core-test チャンネルに参加してください。

ベータ 2 の期間中は脆弱性の報奨金が2倍に

2月13日にリリースされたベータ 1 から3月19日に予定されている最終的なリリース候補版 (RC 版)までの間、未発表の新しいセキュリティ脆弱性を報告することに対する金銭的報酬が2倍になります。HackerOneのページセキュリティ白書にあるプロジェクトのセキュリティ慣行とポリシーに詳述されているように、責任ある情報開示の慣行に従ってください。

ベータ2のアップデートとハイライト

WordPress 6.5 ベータ 2 はベータ 1 のリリース以来、エディタに関する50以上の更新が含まれており、WordPressコアに関する40以上のチケットも含まれています。

各ベータのサイクルはバグ修正に焦点を当てており、テストを通じた皆さんの支援によりさらに多くの修正が進められています。以下のリンクから、ベータ 1 以降に対応したすべての問題の技術的な詳細を閲覧することができます。

ベータ2の俳句

Help out with testing
Contribute! Make an impact
Let’s find all those bugs

テストに協力を
コントリビュートしよう ! インパクトを与えよう
あらゆるバグを見つけよう

この投稿にご協力いただいた以下のコントリビューターに感謝します。
 @dansoschin, @huzaifaalmesbah, @rajinsharwar, @swissspidy, @courane01

翻訳では以下の方にご協力いただきました。ありがとうございます。
@mimitips, @torikumo

WordPress 6.5 ベータ 1

以下は WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.5 Beta 1」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.5 ベータ 1 をテストしていただく準備が整いました。

これは WordPress ソフトウェアのベータ版、つまり開発途上のものです。このバージョンの WordPress を本稼働中のウェブサイトにインストールして使用することは避けてください。ベータ版の評価はテスト用のサーバーを用意してその上で行いましょう。

WordPress 6.5 ベータ 1 のテストには次の四通りの方法があります:

プラグインWordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する。設定では「最前線」チャンネルと「ベータ / RC のみ」ストリームをそれぞれ選択。
直接ダウンロードベータ 1 バージョンの zip ファイルをダウンロードして WordPress ウェブサイトにインストールする。
コマンドライン次の WP-CLI コマンドを実行する。
wp core update --version=6.5-beta1
WordPress Playground6.5 Beta 1 WordPress Playground インスタンスを使用する。ブラウザで直接ソフトウェアをテストできます。個別のサイトやセットアップは必要ありません。

WordPress 6.5の最終リリース目標日は2024年3月26日に設定されています。最高の状態でのリリースを確かなものにするためには皆さんのテスト参加による協力が重要になります。

もっと詳しく知りたい方は、6.5 リリースサイクルの概略、Make WordPress Core ブログ6.5 関連記事 を参照してください。

テストにご協力を

テストを行うことはソフトウェア開発における重要課題の一つです。テストに参加することで経験を問わず誰もがプロジェクトに貢献できます

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

WordPress リリースのテスト全般について知りたいですか ? Make Core におけるテスト関連タスクをフォローし、Making WordPress Slack#core-test チャンネルに参加してください。

WordPress 6.5には、これまで Gutenberg プラグインでのみ利用可能だった多くの新機能が含まれています。Gutenberg 関連については一連の What’s new in Gutenberg 投稿 (16.8, 16.9, 17.0, 17.1, 17.2, 17.3, 17.4, 17.5, 17.6, 17.7 (2/14 リリース予定)) に目を通すことで WordPress 6.4 以降にあった更新について把握できるでしょう。

WordPress 6.5 ベータ 1にはエディターに関する約681個の拡張と488個のバグ修正が含まれています。この中には約229個の WordPress 6.5コアチケットが含まれます。

ベータ1期間中は脆弱性報告報奨金が2倍に

WordPress コミュニティは未発表のセキュリティ脆弱性の報告に対する報奨金をスポンサーしています。2月13日のベータ1から3月19日に予定されている最終のリリース候補 (RC) までの期間、この報奨金は2倍になります。報告は HackerOne のページならびにセキュリティ白書に記載のセキュリティプラクティスとポリシーに沿った責任ある情報公開手順に従って適切に行なってください。

WordPress 6.5 の新機能

今年最初のメジャーリリースとなる WordPress 6.5においては、サイト構築体験を制御する開発者向けの方法が、さらに洗練され、チューニングされます。フォントやスタイルを管理する方法が増え、同期パターンも大幅にアップグレード。サイトエディターコレクションやパフォーマンスのアップデートにより作業は効率化され、クラシックテーマにはデザインツールを活用する新しい方法が追加されます。

WordPress 6.5にはまったく新しい基盤的な API も導入されます。ブロックを使用した、忘れられない体験を生み出す変革が始まります。この初期段階のフレームワークをあなた自身が本リリースで探索し、進化の方向を見出すことで、将来の改善や機能の向上に寄与できます。

ワクワクしてきませんか ? 以下にハイライトをご紹介します。 

こんにちは、フォントライブラリ

当初 WordPress 6.4でリリース予定だったフォントライブラリは、待っただけの価値がある素晴らしい機能の一つです。サイトデザインの重要な要素であるタイポグラフィを効率的に管理できます。コーディングや追加の作業は必要ありません。

フォントライブラリでは、有効化されているテーマに関係なくサイト全体でフォントを処理できます。ちょうどメディアライブラリでアセットを管理するのに似ています。ローカルフォントや Google Fonts をインストールできます。拡張も簡単で、独自のカスタムタイポグラフィコレクションを追加できます。

アップグレードされた同期パターン

同期パターンはデザインプロセスを効率化しました。特定のレイアウトをグローバルに、最小限の労力で変更できます。しかしコンテンツに関しては、コンテキストに応じた変更が必要になることがあります。

WordPress 6.5では同期パターンに新しい拡張が追加され、特定のインスタンスごとにコンテンツを上書きできるようになりました。すでに作成したデザインやレイアウトはそのままに、同期パターン内で更新できる箇所を指定できます。レシピ、お客様の声、ケーススタディなどのテンプレートとして使うことで、繰り返し使用する要素を個々のコンテンツのフレームとして利用できます。 

今回のメジャーリリースでは、段落、画像、見出し、ボタンブロックの上書きがサポートされます。今後、同期パターンの拡張が進めば、さらに多くのブロックがサポートされる予定です。

ブロックとカスタムフィールドやその他の動的データとの接続

WordPress 6.5ではついに、コアブロックの属性とカスタムフィールドを接続できます。この機能により、カスタムブロックを作成せずに、カスタムフィールドの値を使用できます。例えば、デジタル出版物ではカスタムフィールドを段落ブロックと画像ブロックとで使用し、各スタッフライターのプロフィールから情報を取得し、顔写真や名前などの情報をチームのページに動的に表示できます。

この機能は Block Bindings API によって実現されます。Block Bindings API はカスタムフィールドだけでなく、あらゆる動的データとブロックを接続できる拡張性をもって設計されています。データが別の場所に保存されていても、新しいソースとブロックを簡単に、わずか数行のコードで関連付けできます。

これはカスタムフィールドやその他の動的データの管理方法を簡素化する、より大きなプロジェクトの第一歩です。

コアに組み込まれた Interactivity API

WordPress 6.4ではわずかに画像のライトボックス機能として始まった Interactivity API が正式にコアに組み込まれました。Interactivity API は新しいフレームワークです。ブロックにインタラクティブなフロントエンド体験「インタラクション」をもたらす標準の方法を開発者に提供します。最適なパフォーマンスを維持しながら、外部ツールへの依存を減らし、プロセスの簡素化を目的とします。

インタラクションは魅力的なユーザー体験を生み出します。ページをリロードすることなく新しいコメントを表示し、検索結果を取得します。訪問者はリアルタイムでコンテンツとやり取りでき、カウントダウンや画面遷移アニメーションのようなエフェクトを組み込めば、驚きと喜びにつなげられます。このフレームワークで何ができるかについてのデモをご覧ください。

WordPress 6.5は、この開発者体験をコアにもたらす始まりに過ぎません。この開発をフォローし、支援し、より多くの機能をテストする方法をご覧ください。

リビジョンからもっと情報を

リビジョンは進歩の道しるべです。クリエイティブなプロジェクトにおいて、リビジョンは新しいデザインやコンセプトで作業する際の、いざという時のためのありがたい存在になります。このリリースではサイトエディター内のスタイルのリビジョン履歴が、より詳細化されました。

WordPress 6.5のスタイルリビジョンは過去の作業におけるデザインの更新を、タイムスタンプや変更点の概要を示すクイックサマリーとともにより詳細に表示します。直前の100回のリビジョンではなく、全リビジョンリストを表示する機能もあります。スタイルブックからリビジョンを表示すれば、作業中のテンプレートの変更を破棄せずに、過去の変更を確認できます。スタイルリビジョンは、テンプレートやテンプレートパーツでも新たに利用でき、サイトの変更点をより幅広く確認できます。

WordPress 体験全体でリビジョンを拡張、改善するさらなる作業が期待されています。これは、Gutenberg プロジェクトのフェーズ3で重視される、共同編集とワークフローの基礎となる部分です。

クラシックテーマでの外観ツールの選択

ブロックテーマのデザイン体験は進化し、改善されましたが、このアップグレードの多くをクラシックテーマでも利用できます。テーマの作者は任意のクラシックテーマに外観ツールのサポートを追加できます。theme.json は必要ありません。クラシックテーマを使用しているデザイナーやサイト制作者も、スペースやボーダーのコントロールからタイポグラフィや色のオプションまで、多様なデザインオプションにアクセスできます。

テーマの切り替えは大変な作業に感じられます。ブロックテーマの柔軟性に飛び込む準備のできていないユーザーにとって、こうした適用方法は緊張を和らげてくれるはずです。いったんクラシックテーマが外観ツールをサポートすると、利用可能になったデザインオプションは自動的に追加されます。

まだまだあるデザインツール

WordPress の各リリースは、サイトエディターでの制作に新しい工夫と注意を注ぎ込んできました。デザイン体験に対する最新の改善では、クリエイティブなビジョンの実現を支援します。 

ワークフローを効率化する改善されたサイトエディター

重要なインターフェースの改善からアップグレードされたツールに至るまで、サイトエディター機能の最新の進歩によりサイト構築プロセスが簡単、かつシンプルになりました。

グループブロックだけでなく、リストビュー内のすべてのブロックの名前を変更できるようになりました。個別にパターンの名前を変更複製して、パターンを整理しやすくできます。その他に追加された、注目すべき UI の改善点としては、リストビューから右クリックでブロック設定に素早くアクセスできる機能、エディターの設定パネル内に統合、整理された設定機能、執筆集中モード時にホバーでブロックツールバーを使用できる機能があります。

またすでにお気づきのようにリンクコントロールの改善により、クリーンで統一されたリンク構築体験が実現しました。さまざまなブロックでリンクの作成と管理が容易になります。

このリリースにはドラッグアンドドロップに関する多くの機能強化が含まれ、編集体験はより直感的になりました。視覚的な調整が行われ、リストビューで並べ替えのため項目をドラッグすると他の項目が動きに合わせて移動します。また、エディター内の先頭から末尾まで、好きな場所にドラッグアンドドロップできます。

サイトエディター内の新しいデータビュー

サイトのすべての部品には、情報とデータのライブラリが付属します。情報の整理や、必要な情報の発見、情報をもとにした変更は、サイトの編集と同じくらい簡単であるべきです。

WordPress 6.5には、ページ、テンプレート、パターン、テンプレートパーツのデータビューがあります。データをテーブルビューまたはグリッドビューで参照でき、フィールドの切り替えや一括変更のための新しい UI があります。この新鮮で、機能に満ちた経験は、WordPress のロードマップにある今後の管理画面のデザイン刷新プロジェクトにつながります。

プラグインの依存関係によるプラグイン体験の向上

WordPress 6.5では、他のプラグインを必要とするプラグインの管理方法が改善されました。プラグインの作者は新しい Requires プラグインヘッダーに、WordPress.org プラグインリポジトリ内の必須プラグインを、カンマで区切ったスラッグのリストで指定できます。

必須プラグインは、それを必要とするプラグインが有効でインストールされている限り、有効でインストールされていなければなりません。必須プラグインが無効化、またはアンインストールされると、それを必要とするプラグインは自動的に無効化されます。

編集エクスペリエンス全体での大幅なパフォーマンス向上

WordPress 6.5には110個以上のパフォーマンス関連の更新があり、中でも、投稿エディターとサイトエディターの両方で、スピードと効率が大幅に向上しました。読み込みは WordPress 6.4より2倍以上速く、入力処理速度は以前のリリースより4倍近く速くなりました。サイトエディターでの操作は6倍も速くなりました。

Performant Translationsがコアにマージされたことにより、翻訳版サイトのロード時間が短縮されました。複数のロケールを同時に読み込むことで、翻訳サイト全体のロード時間が大幅に改善され、ロケール間の切り替えはより速く、そしてより楽しい体験になります。

アクセシビリティの見どころ

誰もが WordPress を使用できるよう保障することは、WordPress が成功し、「パブリッシングの民主化」という使命を果たすために非常に重要です。これを念頭に置いて、WordPress 6.5 ではプラットフォーム全体のアクセシビリティ向上のために65件以上のアップデートが同梱される予定です。これには、コントラスト設定、カーソルのフォーカス、サブメニュー、要素の位置などの修正が含まれます。特定のチケットと改善点の詳細については、WordPress Trac および GitHub 上の Gutenberg リポジトリをご覧ください。

注意: この記事でハイライドされている機能は、最終リリースまでに変更される可能性があります。

おまけ: ベータ1の俳句

Freedom to publish
Blocks, fonts, patterns all around
Design as you wish

パブリッシングの自由
あらゆる場所でのブロック、フォント、パターン
思いのままにデザイン

この投稿にご協力いただいた以下のコントリビューターに感謝します。 @dansoschin@rajinsharwar, @webcommsat@courane01@hellosatya@bph@greenshady@richtabor@priethor@annezazu@joedolson@santosguillamot@cwhitmore@costdev@ehtis@huzaifaalmesbah@audrasjb@get_dave.

翻訳では以下の方にご協力いただきました。ありがとうございます。
@mayukojpn

WordPress 6.4.3 メンテナンスとセキュリティのリリース

以下は WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.4.3 – Maintenance and Security release」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


このメンテナンスとセキュリティのリリースではコアの5件のバグ修正ブロックエディターの16件のバグ修正、2件のセキュリティ修正が実施されます。

これはセキュリティリリースです。管理するサイトの WordPress を直ちに更新してください。WordPress 4.1 以降の各メジャーバージョンに対するバックポート対応も行われます。

WordPress 6.4.3 は WordPress.org からダウンロードできます。または、WordPress ダッシュボードに移動して、「更新」をクリック、次いで「今すぐ更新」をクリックします。自動バックグラウンド更新をサポートするサイトでは更新プロセスが自動的に始まるでしょう。

WordPress 6.4.3 はショートサイクルリリースです。次のメジャーリリースは2024年3月26日にリリースされる予定の 6.5 です。本リリースのメンテナンスアップデートについての概要はリリース候補版の告知をご覧ください。本リリースについてのより詳細な情報は HelpHub サイトでご確認ください。

本リリースのセキュリティアップデート

セキュリティチームは責任ある脆弱性報告とそれらの本リリースでの修正に協力された以下の方々に対し感謝を表明します:

  • プラグインインストーラー経由の PHP ファイルアップロードバイパス (管理者権限を要する) を発見された m4tuto
  • RCE POP Chains 脆弱性について発見された @pentestltd@_s_n_t と Trend Micro Zero Day Initiative

コントリビューターの皆さんに感謝

本リリースは Sarah NorrisJoe McGill、ならびに Aaron Jorbin の指導で行われました。

(訳註: WordPress 6.4.3 の貢献者一覧については日本語訳から割愛します。ぜひ原文記事をご覧ください。)

貢献するには

WordPress コアの開発に参画するには、Trac にアクセスしチケットを選択、そして #core#6-5-release-leads チャンネルの会話に参加することです。手助けが必要ですか ? Core Contributor Handbook をご確認ください。

最後に、WordPress セキュリティチームがあなたにメールを送ってプラグインやテーマのインストールを要求したり、管理者アカウントのログイン名とパスワードを尋ねたりすることは絶対にありません。フィッシング詐欺が流行っていますのでご注意ください。

State of the Word 2023 の総括

以下は WordPress.org 公式ブログの記事「State of the Word 2023 Recap」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


12月11日、WordPress の共同創設者マット・マレンウェグは、毎年恒例の State of the Word 基調講演を行うため、スペインの美しい都市、マドリードを訪れました。このイベントが米国外で開催されたのは初めてのことでした。ユネスコの世界遺産にも登録されている象徴的な建築物である Palacio Neptuno に200人近くの貢献者、開発者、エクステンダー、プロジェクトに近い方たちが集まり、マットの話を聞きました。また、多くの視聴者がオンラインから参加しました。

エグゼクティブ・ディレクターからの挨拶

イベントの冒頭で、WordPress プロジェクトのエグゼクティブ・ディレクターである ジョセフ・ヘイデン・チョムポシー は、コミュニティのハートや精神が未来への希望をかき立てるものであり、オープンウェブの自由をすべての人に保証するものであると語りました。彼女は最後にマットをステージに招き、このような価値観と特徴が、過去20年間と同じように、次の20年間もプロジェクトを前進させるという確信を述べました。

Josepha Haden Chomphosy, Executive Director of the WordPress project, speaking at a podium

2023年を振り返って

ステージに登壇したマットは、このイベントが初の国際的な “State of the Word” であることについての興奮を共有しました。また、過去の WordCamp の功績を引用しつつ、主催者であるスペイン WordPress コミュニティを称えました。そこから、マットは今年の注目すべき瞬間についての振り返りに直ちに移り、プロジェクトの20周年記念の祝賀、ソフトウェアの進化、そして今年、コミュニティがどれだけ一体となったかを振り返りました。WordCamp の数が70回に倍増し、33か国で開催されたことも話しました。

私達は常に学びと改善を目指しています。
Meetup をより良くする方法についてご意見をお待ちしています。

マットは続けて、いくつかのリソースの紹介を行いました。WordPress.org: まったく新しいイベントページ、デザイン一新したショーケース、新しい WordPress Remembers メモリアルページ、 そしてオープン教育賞を受賞した Openverse。ユーザーがブラウザで直接 WordPress を試すことができるツールである WordPress プレイグラウンドや、Twenty Twenty-F​​our デフォルトテーマのデモも共有しました。

Matías Ventura, Lead Architect of Gutenberg, speaking on stage at State of the Word

共同編集、その他の機能

マットは Gutenberg プロジェクトの4つのフェーズを振り返り、フェーズ3のコラボレーション (共同編集) に着手したことを述べた後、Gutenberg のリードアーキテクトであるマティアス・ヴェンチュラにマイクを渡しました。

マティアスは、スペイン語での簡単なあいさつの後、今年ソフトウェアがどれだけ進歩したかを述べました。サイトエディターが優れた執筆環境であると同時に素晴らしいデザインツールになることを目指し、脚注ブロックの改善や集中執筆モードの使いやすさにも言及しました。

共同作業やワークフローのスケジュールはまだ未定ではありますが、マティアスはエディターのプロトタイプを公開し、セッションをまたいだリアルタイムの編集を可能にする同期エンジンの確立など、共同編集の最も興味深い側面の一部を紹介しました。彼はGutenberg プラグインでプロトタイプをテストし、GitHub でフィードバックを共有するよう貢献者に呼びかけました。

そこからマティアスは、ワークフローのための強力なツールとしてのパターンの強調とその継続的な進化、カスタムフィールドにブロックを接続する機能など、他のワクワクするような開発について強調しました。彼はパフォーマンスの改善について熱く語り、エディターを少なくとも2倍速くするための作業が進行中であることを述べました。フロントエンドのパフォーマンスについては、Interactivity API のデモで、WordPress の標準的なブロックや機能を使って、トランジションや検索、その他のインタラクションをどのように瞬時に行うことができるかを紹介しました。

最後に、管理画面のデザインがサイトエディターからどのようなヒントを得て変更されるのか、そして最終的にユーザー独自のニーズに基づいて WordPress 管理画面のエクスペリエンスを形成できるようになることについて説明しました。

WordPress co-founder Matt Mullenweg speaking at a podium

AI とデータの解放

マットがステージに戻り、「AI を深く学ぶ」ようにという過去のアドバイスを強化しながら、WordPress の未来について話を広げました。彼は、現在利用できる豊富な AI ツールで何が達成できるのか、コントリビューターがすでに自然言語処理や WordPress Playground を使ってどのように実験し、作成や構築をしているのか、未来が楽しみになる例を共有しました。

最後にマットは、2024年のプロジェクト「Data Liberation (データ開放)」にさらに焦点を当てることを紹介しました。他のプラットフォームから WordPress へのインポートを可能な限り摩擦のないものにする、という目標です。彼は、デジタル障壁を解き放つ動機の一部として、コンテンツ管理システムがユーザーを囲い込む傾向にあることを語りました。Data Liberation イニシアチブでは、WordPress からのワンクリック移行とエクスポートフォーマットに取り組む予定です。単なるツールにとどまらず、Data Liberation はシームレスな貢献を可能にするというプロジェクトの理念を反映しています。マットは、Data Liberation の新しい GitHub リポジトリや、今後予定されている Making WordPress Slack のチャンネルを紹介しながら、興味のある人は誰でも活動に参加してほしいと協力者を勧誘しました。

追記: Data Liberation プロジェクトチャンネル #data-liberation が公開されました。

質疑応答

プレゼンテーションの後、マットは、ホセ・ラモン・パドロン (モンチョ) の司会による対話型の質疑応答セッションで、ライブストリームと会場の聴衆からの質問に答えました。

ライブセッションでのその他の質問については、フォローアップ記事でお答えします。また、来年のWordCamp アジア (台湾・台北)、WordCamp ヨーロッパ (イタリア・トリノ)、WordCamp US (アメリカ・オレゴン州ポートランド) の予定をカレンダーに追加するのをお忘れなく !

このイベントと投稿に協力してくださった @laurlittle@eidolonnight@nilovelez@fepr@cbringmann その他多くの方々に感謝します。

WordPress 6.4.2 メンテナンスとセキュリティのリリース

以下は WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.4.2 Maintenance & Security Release」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.4.2 が公開されました !

このマイナーリリースでは WordPress コアの7件のバグが修正されます。スタイルシートとテーマのディレクトリが不正な結果を返す問題に関するバグ修正が含まれます。

このリリースは1件のセキュリティ修正を含むセキュリティリリースでもあります。今すぐサイトを更新しましょう。

WordPress 6.4.2 は WordPress.org からダウンロードできます。または、WordPress ダッシュボードに移動して、「更新」をクリック、次いで「今すぐ更新」をクリックします。自動バックグラウンド更新をサポートするサイトでは更新プロセスが自動的に始まるでしょう。

WordPress 6.4.2 はショートサイクルリリースです。次のメジャーリリースは2024年初頭にリリースされる予定の 6.5 です。

本リリースについてのより詳細な情報は HelpHub サイトでご確認ください。

本リリースのセキュリティアップデート

本リリースでは以下の脆弱性への対応が行われました。

  • 遠隔コード実行の脆弱性: 本件は WordPress コアの直接的な不正利用可能性ではないものの、一部のプラグインとの組み合わせにより、特にマルチサイトインストールの環境下において、高い深刻性を伴うものとなる可能性があります。

セキュリティチームと全世界の WordPress ユーザーの助けとなるよう、脆弱性を報告する際には責任ある行動が推奨されます。これにより将来のリリースでの脆弱性修正が可能になります。

コントリビューターの皆さんに感謝

本リリースは Aaron Jorbin の指導で行われました。

(訳註: WordPress 6.4.2 の貢献者一覧については日本語訳から割愛します。ぜひ原文記事をご覧ください。)

貢献するには

WordPress コアの開発に参画するには、Trac にアクセスしチケットを選択、そして #core チャンネルの会話に参加することです。手助けが必要ですか ? Core Contributor Handbook をご確認ください。

最後に、WordPress セキュリティチームがあなたにメールを送ってプラグインやテーマのインストールを要求したり、管理者アカウントのログイン名とパスワードを尋ねたりすることは絶対にありません。フィッシング詐欺が流行っていますのでご注意ください。

警報: WordPress セキュリティチームなりすまし詐欺

以下は WordPress.org 公式ブログの記事「Alert: WordPress Security Team Impersonation Scams」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress セキュリティチームによると、「WordPress チーム」あるいは「WordPress セキュリティチーム」を詐称してサイト管理者をだまし、マルウェアを含んだ危険なプラグインをインストールするように仕向けるフィッシング詐欺の試みが現在確認されています。

本物の WordPress セキュリティチームがメールを送りつけてプラグインやテーマをサイトにインストールするよう求めたりすることはありません。管理者のログイン名やパスワードを尋ねることも絶対にありませんのでよく覚えておいてください。

WordPress を名乗る上記のような内容のメールを受け取った場合はメールの指示に従わないように注意してください。また、メールサービスのプロバイダーに対してはこのメールが詐欺であることを通報してください。

これら詐欺メールがリンク先としているサイトは WordPress やその関係者の所有ではないドメインに設置された WordPress プラグインの野良リポジトリのようです。PatchstackWordfence がそれぞれこの問題に関する詳細を記事にまとめています。

WordPress プロジェクトが送付する本物のメールには次のような特徴が見られます:

  • 送信元ドメインが @wordpress.org または @wordpress.net であること。
  • メールの詳細セクションに “Signed by: wordpress.org” の署名があること。
Screenshot of email sent by a WordPress.org email account. The details include "mailed-by wordpress.org" and "signed-by wordpress.org".

WordPress セキュリティチームが WordPress ユーザーに連絡を取る場合に用いるロケーションは次の二つに限られます。

WordPress プラグインチームがプラグインのユーザー個人に対し直接連絡を取ることはありません。ただし、プラグインのオーナーやコントリビューター、またはサポート担当者に対してメールを送信することはあるかもしれません。その場合でも、本物のメールであれば必ず plugins@wordpress.org から送信されており、また上述の署名があるはずですので判別は可能です。

公式の WordPress プラグインリポジトリは wordpress.org/plugins に置かれています。また、そのローカル版がサブドメインにあり、例えば fr.wordpress.org/plugins (フランス語版)、en-au.wordpress.org/plugins (オーストラリア英語版) などがあります。サブドメインにハイフン (-) が含まれることはありますが、サブドメインと wordpress.org の間には必ずドット (.) があります。

WordPress サイト管理者は WordPress ダッシュボードのプラグインメニュー経由でプラグインリポジトリにアクセスすることも可能です。

WordPress は最も多く使われる CMS です。そのためこの類のフィッシング詐欺の試みが確認されることは珍しいことではありません。送信元に心当たりのないメールがテーマやプラグインのインストールを求めてくる、あるいはログインフォームにリンクしてログインするよう促してくるような時は、十二分に用心深く対応するべきでしょう。

Scamwatch のサイトでは詐欺の可能性があるメールやテキストメッセージの見分け方についていくつか紹介しています。

WordPress に関してセキュリティ脆弱性を発見した場合は、責任のある情報開示を求めるセキュリティポリシーに従って、プロジェクトの公式 HackerOne ページから WordPress セキュリティチームに直接報告してください。

Twenty Twenty-Four の紹介

以下は WordPress.org 公式ブログの記事「Introducing Twenty Twenty-Four」を訳したものです。

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ウェブサイトをデザインしようという話になると皆さん痛感することでしょうが、誰にもフィットするフリーサイズなんてものはこの世には存在しません。意欲に溢れるアントレプレナー、情熱的なフォトグラファー、多作なライター、あなたの属性が何であれ、WordPress ユーザーのそれぞれに固有のニーズとゴールがあるのだということを私たちは理解しています。そんなわけで、史上最高レベルの多目的デフォルトテーマ Twenty Twenty-FourWordPress 6.4 に同梱しあなたに届けられることに興奮を抑えられない気分です。

あらゆるスタイルに向けたテーマ

過去のデフォルトテーマでは特定のトピックやスタイルに焦点を当てた設計が採用されてきました。Twenty Twenty-Four はその伝統から脱却し、ウェブサイトの種類を問わずどのようなサイトにも適用できるよう考えられた設計が行われています。このテーマでは3通りの異なるユースケースについて掘り下げられています。まずアントレプレナーとスモールビジネス向け、次にフォトグラファーとアーティスト向け、最後にライターとブロガー向けのユースケースです。Twenty Twenty-Four の持つ多面的な特質と適応性により、どのようなプロジェクトにも完璧にフィットすることが期待できます。

Twenty Twenty-Four が備えるテンプレートとパターン群について詳しく知ることで、いかにサイトエディター機能がシームレスにサイト構築を変革するかを実感できるでしょう。

どのステップにもパターンを

Twenty Twenty-Four ならアバウトページ、作品ショーケース、出欠確認ページ、心をつかむランディングページ等々に幅広く対応。用意された35種類以上もの美しいパターンのコレクションから選択し、あなたのニーズに合わせましょう。

このテーマではトップページ、アーカイブページ、検索ページ、投稿個別ページ、投稿一覧ページ等、テンプレート向けの全ページパターンを初めて採用しています。その一部はテンプレート切り替えと作成の過程においてのみ利用できるようになっており、必要な場面で適切なオプションが提示されます。

加えて、FAQ、顧客からの評価、価格表など、ページセクションのための様々なパターンを活用してサイトの要件を満たすことが可能になります。

この多彩なパターンライブラリにより、Twenty Twenty-Four はページをスクラッチから始めることなく迅速に構成することを可能にする柔軟なキャンバスを提供します。時間とエネルギーの浪費を減らし、創造的活動に集中しましょう !

Screenshots of Twenty Twenty-Four patterns.

サイト編集を最良の形で

WordPress の最新のサイト編集機能を集約する Twenty Twenty-Four はブロックテーマの新時代を先導します。グループブロックの背景画像のサポートや縦書きテキストなど、読者の心をつかむインタラクティブなコンテンツを作成する直感的で効率的な方法を提供する新しいデザインツールを試しましょう。

画像プレースホルダーとあらかじめ定義されたパターン内の縦横比設定により、スペースにぴったり収まる画像の挿入が可能になります。さらに一歩進んで、ライトボックスの有効化により双方向的なビジュアル表現を実現します。ギャラリーや画像作品集に理想的なこの機能は、画像の拡大表示やフルスクリーンモード表示をビジター側の操作で行うことを可能にします。サイト上のすべての画像に適用することも、また特定の画像に限定して適用することも可能です。

クエリーループブロック内で「強制ページリロード」設定を無効化することにより、サイトのブラウジング体験をよりスムーズなものにできます。これにより、異なるページ間での切り替えが生じる際に、全ページの再読み込みを必要とせず、必要なコンテンツが動的に読み込まれるようになります。

意義ある優美さ

Twenty Twenty-Four は多用途であるだけでなく、現代的なデザイントレンドから着想を得た審美性をも兼ね備え、ウェブサイトを艶つけたモダンな見た目ばします。デザインの鍵となるのは以下に挙げる要素です:

  • ヘッドラインでの Cardo フォントの使用: Cardo フォントはサイトに優美さを与え、洗練されたビジュアル体験を形づくります。
  • 段落でのサンセリフ体システムフォントの使用: サンセリフ体のフォントはテキストをくっきりと見やすくさせ、全体的な可読性を向上します。
  • 8種類のスタイルバリエーション: デフォルト状態の Twenty Twenty-Four では感じが良く清潔感のある明るめのカラーパレットが採用されていますが、さらに7種類のスタイルバリエーションが用意されていてカスタマイズが可能になっています。それぞれのスタイルごとにフォントと色合いが慎重に設定されており、パターンとテンプレートと美しく調和します。
  • サンセリフ体のバリエーション: デフォルトのスタイルの他に2種類のサンセリフ体のバリエーションを用意しています。サイトで利用できるタイポグラフィーに選択肢を提供します。

デザインだけでなく、Twenty Twenty-Four はパフォーマンスにも細心の注意を払って最適化しています。これにより単に見栄えが良いウェブサイトではなく速くて効率的なユーザー体験を届けるウェブサイトを実現します。

さらに詳しい情報は以下のリンクを参照してください:

Twenty Twenty-Four テーマは Beatriz Fialho により設計され、120名超の貢献者の情熱と不断の取り組みにより実現されました。

WordPress 6.4.1 メンテナンスリリース

以下は WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.4.1 Maintenance Release」を訳したものです。

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WordPress 6.4.1 が公開されました !

このマイナーリリースは4件のバグ修正を実施するものです。このリリースで行われるメンテナンス更新の概要についてはリリース候補版のお知らせを参照するか Trac のチケット一覧をご覧ください。

WordPress 6.4.1 はショートサイクルリリースです。自動バックグラウンド更新をサポートするサイトでは更新プロセスが自動的に始まるでしょう。自動更新に対応していないサイトでもダッシュボードからの更新が可能です。

WordPress 6.4.1 は WordPress.org からダウンロードできます。または、WordPress ダッシュボードに移動して、「更新」をクリック、次いで「今すぐ更新」をクリックします。

本リリースについてのより詳細な情報は HelpHub サイトでご確認ください。

WordPress コントリビューターの皆さんに感謝

本リリースは Aaron JorbinTonya Mork の主導で実施されました。RC と 6.4.1 のテストに参加し報告を提出してくださった皆さんに感謝をお伝えします。

(訳註: WordPress 6.4.1 の貢献者一覧については日本語訳から割愛します。ぜひ原文記事をご覧ください。)

貢献するには

WordPress コアの開発に参画するには、Trac にアクセスしチケットを選択、そして #core チャンネルの会話に参加することです。手助けが必要ですか ? Core Contributor Handbook をご確認ください。

WordPress 6.4「シャーリー」

以下は WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.4 “Shirley”」を訳したものです。

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Record cover with an image of Shirley Horn, a record sliding down the right side, and the words Shirley WordPress 6.4.

WordPress 6.4「シャーリー」をご紹介します。伝説的ジャズアーティスト、シャーリー・ホーンにちなんで名付けられました。その独特な歌声と非凡なピアノ演奏は、同時代の代表的ジャズミュージシャンとしての確たる評価を彼女に与えました。ワシントン D.C. のジャズシーンから始まり国際的なステージへと至るホーンの旅路は、彼女の献身とたゆまぬ努力の証左と言えるでしょう。その影響はトラディショナルなジャズの領域に止まらず、境界を打ち破り世界中のオーディエンスに刺激を与えてきたのです。

シャーリー・ホーンの名曲の数々をお楽しみいただきながら、6.4 が取り入れるすべての項目について学びましょう。

この WordPress の最新版は新しい、そして多用途のデフォルトテーマと一連のアップグレードを導入し、あなたの創造性のあらゆるステップに命を吹き込みます。またさらなる執筆体験の向上によりシームレスなコンテンツ制作が可能になります。強化されたツール群はビジョンを形にし効率的なサイト編集を実現するための新たな可能性を提供します。「シャーリー」のもたらす新機軸は WordPress 初心者と経験豊富なクリエイターの双方にとって有益なものになるはずです。ブロックによる比類ない柔軟性を体験し、アイデアを飛翔させましょう。

WordPress 6.4 の新機能と機能強化の多くは「小さいけれど強力な」のカテゴリーに分類されるものでしょう。Twenty Twenty-Four テーマの適応的美しさを含むこれらの更新は、これまで必要だった時間と労力を縮小し、コンテンツクリエイターとサイト開発者の双方に等しく価値をもたらします。皆が待ち望んだ苦労の要らない WordPress 体験の到来です。

Josepha Haden Chomphosy、WordPress 最高責任者

WordPress 6.4 の概要

こんにちは Twenty Twenty-Four

Twenty Twenty-Four で最高水準のサイト編集を体験してください。この新しく多角的なデフォルトテーマは、執筆者、アーティスト、そしてアントレプレナーという3つの異なるユースケースを意識して作り上げられました。35点以上ものテンプレートとパターンからなる広範なコレクションを利用して時間と労力を抑えましょう。そしてクリエイティブな可能性の世界をわずかなカスタマイズで解き放ちましょう。優れた柔軟性を備えた Twenty Twenty-Four はどのようなサイトにも理想的にフィットします。こちらのデモで確認してください。

Cropped screenshots of the Twenty Twenty-Four theme, showing its diverse use cases for photographers, bloggers, and small businesses.

流れるような執筆体験

新しい機能強化により、コンテンツ作成の旅がスムーズになりました。リストビューの新しいキーボードショートカット、洗練されたリストマージ、リンク設定の拡張されたコントロールをご覧ください。ナビゲーション、リスト、引用ブロックの凝縮されたツールバー体験では、必要なツールオプションで効率的に作業できます。

Screenshot of a Quote block showing its improved toolbar and the text "Études has saved us thousands of hours of work and has unlock insights we never thought possible."

さらに良くなったコマンドパレット

WordPress 6.3 で最初に導入されたコマンドパレットは、探しものを見つけ、効率的にタスクを実行し、構築ワークフローをスピードアップする強力なツールです。6.4 で刷新されたデザインと新たなコマンドを利用してブロック固有のアクションを実行しましょう。

Screenshot of the refreshed UI of the Command Palette. It displays a search bar with the words "Search for commands" and a variety of shortcuts listed below, including "Add new page," "Preview in a new tab," and "Patterns."

パターンのカテゴリー分けと絞り込み

パターンの利用により、ブロックの可能性が引き出され、サイト構築プロセスを簡略化できます。WordPress 6.4 ではパターンをカスタムのカテゴリーによって整理できるようになります。さらにインサーターのパターンセクションで高度なフィルタリングを使うことで、より直感的なパターン検索が可能になります。

Screenshot of the Site Editor's patterns view which shows a list of patterns with custom categories, such as "About," "Banners," and "Call to Action," patterns.

より多くのデザインツールでクリエイティブに

拡張されたデザインツールで美しく機能的なレイアウトを実現しましょう。グループブロックの背景画像を指定してデザインに個性を与えましょう。プレースホルダーの縦横比を指定して画像寸法の一貫性を保ちましょう。ナビゲーションブロックのボタンもコーディング不要で簡単に追加できます。

Decorative image with text "Background images in Group blocks."

画像を映えさせる

ライトボックス機能を有効化して、インタラクティブなフルスクリーン画像をクリックひとつで楽しめるようにしましょう。全体または特定の画像に適用して表示体験をカスタマイズできます。

Decorative photo of a triangular building structure with a "click to expand" icon on the right top corner.

グループブロック名の変更

グループブロックにカスタム名を設定してコンテンツの領域を整理し、区別しやすくしましょう。グループ名はリストビューで表示されます。

Screenshot of the List View tool. It shows a Group block renamed as "Hero Area" with inner Group blocks also with custom names, such as "Content," "Images," and "Call to action."

リストビューの画像プレビュー

リストビューにおけるギャラリーブロックとイメージブロックのための新しいプレビューが導入されます。リスト項目の視認性を高め、画像がコンテンツのどの位置にあるか一目で確認できるようになります。

Screenshot of the List View tool, showing the new image previews for the Image and Gallery blocks.

サイト間でのパターンの共有

カスタムパターンを他のサイトでも利用できるようになります。サイトエディターのパターンビューから、カスタムパターンを JSON ファイルの形式でインポート、エクスポートしましょう。

Screenshot showing the "Import pattern from JSON files" option from the Site Editor's patterns view.

ブロックフックの導入

ブロックフックにより開発者が指定した位置に自動で動的ブロックを挿入できるようになり、プラグインを介したブロックテーマの拡張が可能になります。この機能自体は開発者が利用するものですが、ユーザーの希望する設定を尊重し、必要に応じた自動挿入ブロックの追加、削除、そしてカスタマイズの完全な制御の実現を目的としています。

Cropped screenshot showing a mini shopping cart (in a red dotted circle) inserted into a navigation menu by Block Hooks.

パフォーマンス

より高速で効率的なユーザー体験を実現するための100件以上のパフォーマンス関連更新が行われています。Twenty Twenty-Four を含むテーマにおけるテンプレート読み込みパフォーマンス、コア、ブロック、テーマにおけるスクリプト読み込みストラテジー「defer」と「async」の使用、オートロードオプションの最適化に特に重点を置いています。

アクセシビリティ

WordPress はそのすべてのリリースにおいて、誰にとっても使いやすいプロダクトを実現するための努力を重ねています。WordPress 6.4 ではリストビューの改善、ナビゲーションブロックにおける aria-label のサポート等が実施されています。管理者ユーザーインターフェースではボタン配置、「新規追加」メニュー項目のコンテキスト、サイトヘルスの音声メッセージに対する機能強化が行われています。アクセシビリティ改善を目的としたすべての更新について学びましょう

その他の重要な変更

  • WordPress 6.4 の推奨 PHP バージョンは PHP 8.1 と 8.2 です。PHP のサポートについての詳細はこちらの投稿で確認してください。
  • WordPress 6.4 より新規インストール環境で添付ファイルページが無効になります。

WordPress 6.4 についてさらに学びましょう

新たに開設された WordPress 6.4 のページをチェックして 6.4 の機能強化と新機能についてさらに学びましょう。

Learn WordPress が提供するハウツー動画、オンラインワークショップ、その他の無料リソースを利用して WordPress の知識とスキルをレベルアップしましょう。

6.4 での変更点に関する詳細な技術的ノートをお探しでしたら WordPress 6.4 フィールドガイドをチェックしましょう。開発アップデート、チュートリアル、その他の最新情報をまとめている Developer Blog の購読もお忘れなく。

インストール、修正、ファイルの変更についての情報は 6.4 のリリースノートを参照してください。

6.4 リリース部隊

WordPress 6.4 のリリースは過小評価ジェンダー・リリース部隊がお届けしています。多様な声を歓迎し力づける WordPress オープンソースプロジェクト内の小グループです。

6.4 のリリースコーディネーションチームに参加することで、その複雑なリリースプロセスを間近で観察する機会を得ることができました。そこではあらゆる詳細について、大きなものでも小さなものでも関係なく、細心の注意を払って対応する必要があります。それをパフォーマンスや後方互換性のようなさまざまな因子を考慮しつつ同時に進めるのです。まだまだ学ばなければならないことは多くありますが、この機会を通じて WordPress に貢献できたことは幸運なことだと感じています。

Akshaya Rane、WordPress 6.4 リリースコーディネーターチーム

何週間もの長期にわたり 6.4 リリース部隊は共同作業をリードし、アイデアを結び合わせ、障害物を取り除き、軌道を外れないよう注意しながらリリースを前進させてきました。

(訳註: 6.4 リリース部隊のメンバー一覧については日本語訳から割愛します。ぜひ原文記事をご覧ください。)

貢献者にありがとう

パブリッシングを民主化すること、そしてオープンソースに付属する自由という考えを WordPress は信奉しています。そしてこのソフトウェアプロジェクトを支え協力し合う人々のグローバルで多様性のあるコミュニティがこの考えを支援しています。

WordPress 6.4 は56か国からの600名を超える貢献者による数え切れないほどの努力と情熱の反映です。それには170名以上の初参加の貢献者が含まれます。

彼らのコラボレーションにより1,150件以上もの機能強化と修正が実現し、すべての皆さんにとって安定したリリースをお届けすることができました。これは WordPress オープンソースコミュニティの力と可能性の証と言えるでしょう。

(訳註: WordPress 6.4 の貢献者一覧については日本語訳から割愛します。ぜひ原文記事をご覧ください。)

60以上のロケールで WordPress 6.4 の90%以上の翻訳が完了しています。コミュニティ翻訳者たちはより多くの翻訳を提供できるよう今なお懸命に取り組んでいます。WordPress が200もの言語で利用可能になるよう支援してくださった皆さんに感謝します。

そして最後に、世界中の WordPress ユーザーからの質問に回答してくださるサポートフォーラムのボランティアの皆さんに感謝します。

参加しよう

WordPress に参加するというのは何もコード開発に限ったことではありません。貢献することが魅力的に思えるなら、さらに学んで輪に加わるのは難しくないはずです。Make WordPress の各チームの活動について学びましょう。そしてこちらのインタラクティブなツールを利用してどの活動が自分に合いそうか確かめてみましょう。

未来を見据えて

過去20年間、WordPress はデジタルパブリッシングの様相を転換し、手作りの個人的ストーリーから世界を一変させるムーブメントまで、何かを作り共有したいと考えるすべての人々に力を与えてきました。

WordPress の現在そして未来は、個人にも企業に対しても、あらゆる人々にとってエキサイティングな機会を与えます。ロードマップフェイズ3に向けた基礎的な取り組みは続きます。そこではリアルタイムコラボレーションの涵養、そしてクリエイターとチームによる WordPress 上での共同作業を改善するパブリッシングフローの合理化に重点が置かれます。

WordPress NewsWP Briefing ポッドキャストを購読して、最新のニュースと貢献機会について常時把握に努めましょう。

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