説明
Conference Manager は、学会・研究会や大会運営者のために設計された WordPress プラグインです。イベントの参加登録・決済・帳票生成を一貫して管理できます。
主な機能:
- 会員管理(CSV/Excel でのインポート・エクスポート)
- イベント・セッション管理
- 団体(グループ)申込に対応した参加登録フォーム
- 銀行振込の入金管理と消し込み
- 請求書・領収書 PDF の自動生成
- 参加者リストとマイページ (参加者はメールで届く認証コードでログインします)
- 個人情報の AES-256-GCM 暗号化
- 操作ログ、レート制限、ボット対策
- トランザクションメール通知(ワンタイムパスワード、各種確認メール)
- SNS シェアボタン(Twitter/X、Facebook、LINE)
- 日本語/英語の完全ローカライズ
別途配布している Pro 版 (Conference Manager Pro)では、演題投稿と査読、協賛企業管理、一斉メール配信など、大規模な学会向けの機能が追加されます。これは別のプラグインであり、必須ではありません。上記の機能はすべてこのプラグインだけで完全に動作し、ロックされた機能も試用期限もありません。全機能の一覧は管理メニューの「Conference > 新機能」をご覧ください。
外部サービス
本プラグインは以下の外部サービスに接続します。
IPAex フォントのダウンロード(PDF 生成)
PDF 文書(請求書・領収書)で日本語を表示するために、本プラグインはオープンソースの IPAex ゴシック・IPAex 明朝フォントを必要とします。管理ダッシュボードからワンクリックでインストールでき、その際にフォントファイルを(フォントごとに1回)ダウンロードします。送信されるユーザーデータはなく、ファイルのダウンロードのみです。サーバーがダウンロード先に接続できない場合は、代わりにダッシュボードから .ttf ファイルを直接アップロードできます(外部接続は不要です)。
- ダウンロード先(プラグイン作者が運用するミラー):https://cs24.biz/conference/fonts/
- 送信データ:なし(ファイルのダウンロードのみ)
- ダウンロード URL は
conf_manager_font_source_urlフィルターで変更できます。 - フォントの提供元/IPAex フォントライセンス(IPA:独立行政法人 情報処理推進機構):https://moji.or.jp/ipafont/license/
開発/ソースからのビルド
管理画面と公開画面は React(JSX)で構築されています。コンパイル・最小化されたバンドル build/admin-app.js と build/public-app.js の人間が読めるソースは、本プラグインの src/ ディレクトリに同梱されています:
src/admin/—build/admin-app.js(管理ダッシュボードアプリ)のソースsrc/public/—build/public-app.js(公開の参加登録/マイページアプリ)のソース
ビルドツールチェーン:本プロジェクトは @wordpress/scripts(webpack と Babel のラッパー)を使用します。webpack の設定は webpack.config.js として同梱され、すべての依存関係とビルドスクリプトは package.json に記載されています(再現可能なインストールのための package-lock.json を含みます)。
ソースからコンパイル済みアセットを再ビルドするには:
- Node.js 18 以降と npm をインストールします。
- プラグインディレクトリで
npm installを実行します。 npm run buildを実行します。これによりbuild/admin-app.jsと build/public-app.js(およびそれらの*.asset.php依存マニフェスト)が再生成されます。最小化しない開発用のウォッチビルドにはnpm startを使用します。
コンパイル済み JavaScript にバンドルされるサードパーティライブラリ(すべてオープンソースで、公開 npm レジストリからインストールし package.json に記載):
html5-qrcode— 参加者の受付に使う QR コードスキャナー(Apache-2.0)
WordPress が提供するパッケージ(wp-element、wp-components、wp-api-fetch、wp-i18n、react、react-jsx-runtime)は externals として宣言され、バンドルされません。実行時に WordPress コアから読み込まれます。
インストール
- プラグインフォルダを
/wp-content/plugins/にアップロードします。 - WordPress の「プラグイン」メニューからプラグインを有効化します。
- 管理メニューの「Conference」を開き、イベントの設定を始めます。
FAQ
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このプラグインに利用料はかかりますか?
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いいえ。このプラグイン自体は無料で、GPL ライセンスです。機能がロックされていたり、期限が切れたり、支払いで解除されるものはありません。集めた金額から手数料を取ることもありません。
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有料版はありますか?
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開発元は、大規模な学会向けの追加機能を備えた Pro 版を別途配布しています。これは WordPress.org の外で販売・更新している別のプラグインであり、このプラグインを使うために必要なものではありません。その一部がここに含まれることはなく、このプラグインの機能が更新を条件に制限されることもありません。このプラグインに何が含まれ、Pro 版で何が増えるのかは「Conference > 新機能」画面で一覧できます。
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このプラグインは日本語に対応していますか?
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はい。本プラグインは完全に国際化対応しており、日本語翻訳を同梱しています。PDF 文書は日本語を正しく表示するために IPA フォントを使用します。
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サーバー要件は何ですか?
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WordPress 6.9 以降、PHP 8.4 以降、MariaDB 10.5 以降(または MySQL 8.0 以降)です。
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個人情報はどのように保護されますか?
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メールアドレス・電話番号・住所は、データベースに書き込まれる前に AES-256-GCM で暗号化されます。
最も安全に運用するには、プラグインを有効化する前に
wp-config.phpでCONF_MANAGER_ENCRYPTION_KEYを定義してください (16 文字以上が必要です。それより短い値は無視され、下記のフォールバックが使われます)。この場合、暗号化キーはデータベースの外に置かれるため、データベースだけが漏えいする経路 — SQL インジェクションやバックアップの流出 — では、保護対象のデータと一緒にキーが漏れることはありません。この定数が未定義の場合、プラグインは初回有効化時にランダムなキーを生成して
wp_optionsに保存し、設定なしで暗号化が働くようにします。これが既定の動作です。ただしその場合、暗号化キーは暗号化対象のデータと同じデータベースに置かれる点にご注意ください。現在どちらの方式で動作しているかは、Conference 初期設定で確認できます。
重要: プラグインがデータを保存した後に暗号化キーを追加・変更しないでください。復号には常に現在有効なキーが使われるため、キーを差し替えると既存の暗号化データは永久に読み取れなくなります。
評価
このプラグインにはレビューがありません。
貢献者と開発者
変更履歴
1.6.18
管理者以外がイベントを編集するサイト向けのセキュリティ修正、演題投稿用の Word テンプレートの修正、管理画面の横幅の拡大です。データベースの変更はなく、更新後の作業も必要ありません。
- セキュリティ: 管理者ではないもののイベントを編集できる利用者(「学会編集者」の権限グループの利用者など)が、Web サーバーが削除できるサーバー上の任意のファイルを、wp-config.php も含めて削除できました。イベントの Word テンプレートの保存場所を、イベントを保存するリクエストから受け取っていたため、REST API を通じて別のファイルを指すように書き換えることができ、テンプレートを削除するとそのファイルが削除されていました。保存場所はテンプレートをアップロードしたときにだけ設定されるようになり、イベントの保存や作成では変更できなくなりました。また、テンプレートの削除では、そのイベント専用のテンプレートフォルダ(アップロードフォルダ内の conf-manager/templates/ とイベント ID)の中にあるファイルだけを削除するようになりました。すでに別の場所を指しているイベントでは、テンプレートを削除すると設定だけが外れ、ファイルはそのまま残ります。
- 修正: イベントを保存すると Word テンプレートが外れていました。イベント編集の画面でテンプレートをアップロードしたあとにイベントを保存すると、テンプレートがイベントから外れ、次にイベントを開いたときには「現在のテンプレート:」の行が消えていました。保存してもテンプレートが残るようになり、この画面に表示されない設定(Pro 版から引き継いだ設定など)も同じく残ります。すでにテンプレートが外れてしまったイベントでは、テンプレートをもう一度アップロードしてください。以前にアップロードしたファイルが自動で付け直されることはなく、アップロードフォルダに残ったままです。
- 変更: プラグインの管理画面が、ウィンドウの横幅いっぱいに表示されるようになりました。これまでは幅が 1200 ピクセルまでに制限されていたため、大きな画面では右側に広い空白が残っていました。現在は右側に 26 ピクセルの余白を空けて表示します。「新機能」ページと、幅が 782 ピクセルより狭い画面は変わりません。ダッシュボードの状態カードなどは広い画面でより横に広がりますが、配置そのものは変えていません。
1.6.17
セキュリティと管理画面の見やすさの改善です。データベースの変更はなく、更新後の作業も必要ありません。
- 認証コード: 誤ったコードが、同じインターネット回線を使う全員の回数に数えられることはなくなりました。これまでは誤ったコードの上限を IP アドレスごとに数えていたため、会場の共有 Wi-Fi では他の人の打ち間違いがご自分の回数に加算され、合計が上限に達すると、正しいコードを入力してもその回線の誰も 10 分間ログインできませんでした。誤ったコードは回線とメールアドレスの組ごとに数えるようになり、他の人の間違いがご自分に影響することはなくなりました。
- 認証コード: 1 つの回線から多数の異なるメールアドレスを試す相手を引き続き止められるよう、回線ごとの、より大きな別の上限は残しています。
- WordPress ログイン: ログインの失敗が続いたあとのロックを、IP アドレスごとに加えてユーザー名ごとにも数えるようにしました。これまでは、ボットが 1 つのユーザー名を繰り返し試すと、同じ IP アドレスから接続している管理者全員が締め出されていました。
- 管理画面の色: 状態を示すバッジが隣のボタンと同じ色にならないように、また色付きのバッジ上の白い文字が AA のコントラスト比を満たすように、管理画面のスタイルシートの色を 9 か所変更しました。対象のバッジは「出席」「公開」「要返金」「要追加徴収」「会場参加」「Pro」と、新機能ページの「UPDATED」表示です。残りの 2 か所は、削除ボタンと操作ボタンにマウスを重ねたときの色です。変更したのはスタイルシートだけで、決済管理画面の中に直接書かれた文字色は変えていないため、そこに表示される金額の色はこれまでどおりです。
- 内部: メールアドレスごとの認証の試行回数の合計に対する上限を削除しました。この上限はコードを再送信するたびにリセットされていたため、到達することがありませんでした。同じ保護は、上記の回線とメールアドレスの組ごとの上限が担っています。
1.6.16
- 修正: 団体申込のスタッフがマイページを開けませんでした。スタッフは認証コードを受け取って正しく入力できても、そのあと必ず「認証トークンが無効または期限切れです。」と表示されていました。スタッフには、参加する申込だけを載せた簡易ページが出るようになりました。請求書・領収書・お支払いは、団体申込をした代表者の側で扱います。
- 修正: 正しい認証コードでも、半角数字 6 桁ちょうどで入力しないと受け付けられませんでした。マイページでは、先頭に空白が付いたコードや途中にハイフンが入ったコードを貼り付けると 5 桁になってボタンが押せず、全角数字や、メールの「認証コード: 123456」の行ごと貼り付けると欄が空になっていました。サーバーも、全角数字・全角スペース・区切り文字の入った正しいコードを拒否し、5 回ある試行の 1 回として数えていました。マイページと自己登録のコード欄、およびサーバーは、これらをすべて 6 桁の数字として読むようになり、コードになり得ない入力は試行回数を使わずに断るようになりました。
- 修正: コード欄で Enter キーを押すと、6 桁そろっていないコードが送信されていました。「ログイン」ボタンは 6 桁を入力するまで押せませんが、Enter では 5 桁のまま送信され、誤りとして断られて 5 回の試行のうち 1 回を使っていました。Enter で送信するのは、6 桁そろったときだけになりました。
- 修正: 大学・職場・会場の Wi-Fi など回線を共有している場所では、正しいコードを入力していても締め出されることがありました。コードの入力はすべて、回線ごとに 5 分あたり 10 回までの枠に数えられ、しかもその枠は WordPress のログイン失敗と共有されていたため、11 回目以降はコードが正しくても、その回線の全員が 10 分間断られていました。数えるのは誤ったコードだけになり、上限は 5 分あたり 30 回、WordPress のログインとは別の枠になりました。1 つの回線からコードを送信できる上限も、1 時間あたり 50 回から 300 回に引き上げました。
- 修正: WordPress のログインに続けて失敗したあとのロックが、ログインを止めていませんでした。10 分間のロック中でも正しいパスワードならログインでき、誤ったパスワードも断られずに通常のエラーが返っていました。ロック中の回線からのログインは、ロックが明けるまで断るようになりました。
- 追加: 認証コードのメールとコード入力画面に、コードを再送信すると前のコードは使えなくなることを表示するようにしました。新しいコードは前のコードを置き換えますが、そのことがどこにも書かれていなかったため、前のメールのコードは誤りとして断られていました。
- 変更: コードの送信が一時的に止められたとき、どうすればよいかを表示するようにしました。メールアドレスに対する制限(1 時間に 5 回を超えて送信したとき)なら、送信を再開できるまでの時間と、最後に届いたメールのコードを入力するよう案内します。回線に対する制限なら、Wi-Fi をオフにしてモバイル回線を使うよう案内します。
- 追加: コード入力の失敗を、理由(誤り・期限切れ・試行回数の上限・コードの形でない)とともにプラグインの監査ログに記録するようにしました。コードやメールアドレスそのものは記録しません。コードの送信と、コードによるログインも記録します。
1.6.15
- 修正: 催しの日時を空にしても、消えていませんでした。申込開始日時・申込締切日時と演題受付の 2 つの日時は、画面で空にして保存しても何も言われないのに、データベースに届いていたのは「空」ではなく使えない日付でした。申込締切の場合、これはその催しの受付を閉じてしまいます。締切を消した催し ——「締切なし、受付は開けたまま」という意味です —— が、受付は終了していると表示されていました。日時を空にすれば消えるようにしました。催しに欠かせない開始日時・終了日時を空にしたときは、保存せずに「開始日時と終了日時は必須です。」と断ります。
- 修正: 存在しない日付が受け付けられていました。催しやセッションの日時では、`2026-02-30` も `2026-13-45` も同じくゼロ日付として保存され —— これはプラグインが「この催しには使える日付がない」と読む値です —— その催しには申し込めなくなるのに、画面には理由が何も出ませんでした。精算では、同じ日付が断られずに 3 月 2 日として保存されていました。管理画面ではこうした日付を入力できないため、これは REST API か、値を検めないクライアントから届いていたものです。同じ検めが、催しの 7 つの日時・セッションの 2 つの日時・精算の実施日に入りました。
- 修正: 表示できない日付を持つ催しを開くと、保存したときにその日付がそのまま送り返されていました。ブラウザーは意味の取れない日付を表示しないので欄は空に見えますが、値は残っていて、フォームの他の内容と一緒に戻ります —— そのため、題名だけを直した催しが、画面に出ていない日付を理由に断られていました。こうした日付はフォームに載せないようにしました。欄は本当に空になり、催しを保存すると、使えない日付は「日付なし」に置き換わります。
1.6.14
- 追加: マイページの申込履歴を「参加申込中」と「参加済」に分けました。これまでは申し込んだ順に 1 本の一覧で並んでいたため、数年ぶんの履歴がある方は、次に参加する催しを見つけるまで終わった催しを読み飛ばす必要がありました。これからの催しを開催が近い順に先へ、参加済の催しをその下に新しい順で 10 件ずつ表示します。どちらに入るかはサイトの時計で見た開催終了日時から決まるので、どこからご覧になっても同じ分かれ方になります。取り消した申込も取消の表示のまま履歴に残ります。お問い合わせのときに探しておられるのは、たいていその申込だからです。
- 追加: 管理画面のイベント一覧で、終了した催しをまだ終わっていない催しより下にまとめ、「終了」と印を付けるようにしました。これまでは開始日だけで並んでいたため、まだ開催中の長い催しが、既に終わった短い催しより下に来ることがありました。印を付けているのは、日付の列が開始日を出すのに並びは終了日に従うためで、印が無いと並びが誤っているように見えるからです。
- 修正: 参加者リストに出る入金日が、入金を確認した日になっていました(口座に入金された日ではなく)。入金確認のときに通帳の日付を決済側にだけ記録し、申込側には記録していなかったため、両者が食い違っていました。請求書・領収書は決済側を読むのでこれまでも正しく、誤った日付が出ていたのは画面だけ(参加者リストと、そこから開く入金処理の初期値)です。
- 修正: 精算(返金・追加徴収)の実施日が、お知らせせずに置き換わることがありました。まったく読めない日付は現在時刻になり、`08/20/2026` のような別の並びで書いた日付はゼロ日付として保存されて、精算履歴の先頭に並んでいました。どちらも理由を示して断るようにし、読める日付は入力どおりに保存します。
- 修正: 入金確認の振込日が、読めない値のときにゼロ日付として保存され、画面には何も出ていませんでした。YYYY-MM-DD の形式で書かれた実在する日付でなければ断るようにしました。隣の入金日がこれまで従ってきた規則と同じです。
- 修正: 日付のように見えて日付ではない入金日が受け付けられていました。`2026-13-45` は 1970 年 1 月 1 日として、`2026-02-30` は 3 月 1 日として記録されていました。存在しない日付は、別の日に変えるのではなく断るようにしました。
- 変更: 入金日の欄に、空欄のままにすると現在の日時が記録されることを表示するようにしました。欄には初めから本日の日付が入っているため、これが当てはまるのは日付を消したときだけですが、その振る舞いがどこにも書かれていませんでした。
1.6.13
- 追加: 事前申込の締切後の当日参加。これまでは「事前申込は終了したので主催者にお問い合わせください」と案内するだけで、申し込む手段がありませんでした。締切後に会員登録をした方は、参加登録が無いまま会場へ来ることになっていました。イベントで「当日参加を受け付ける」をオンにすると、締切を過ぎたあとも公開の申込フォームから申し込めるようになります。料金は当日料金が適用され、支払いは銀行振込ではなく会場受付での現金授受として記録され、確認メールは、届くことのない入金のための振込先ではなく、受付での支払いを案内します。参加者リストでは当日参加の申込に印が付くので見分けられ、入金済みにすると通常どおり領収書が作られます。この設定は既定でオフなので、更新してもイベントごとにオンにするまで動作は変わりません。開催終了日時を過ぎると自動的に受け付けなくなります。
- 修正: 申込締切を過ぎてから送信された参加申込が受け付けられていました。締切は保存も索引もされていたものの読み出す場所が無く、公開の申込フォームから、受付を終了したイベントへ最後まで申し込めていました。受付開始前のイベントと、開催が終わったイベントも同様でした。これらを断るようにし、イベントは一覧から消さずに理由を表示したまま残すようにしました(開催日や当日の案内を引き続き見られるようにするためです)。締切を設定していないサイトには影響しません。締切が空欄なら、これまでどおり受付は開いたままです。
- 修正: 前売料金から当日料金への切り替えが、UTC 以外のサイトで誤った時刻に行われていました。入力する締切はサイトの時計の時刻ですが、これを UTC と比較していたため、日本では締切を過ぎたあとも 9 時間のあいだ前売料金のまま申し込めていました。WordPress に設定したタイムゾーンに従うようにしました(初期設定の画面が以前からそう案内していた動作です)。UTC のサイトでは発生しません。
- 修正: 参加申込の確認メールが、前売締切を過ぎたあとも同じく 9 時間のあいだ案内し続けていたため、実際に請求される料金とメールに書かれた料金が食い違っていました。締切を過ぎたら締切の案内を出さないようにしました。
- 修正: 請求書に印字される開催日が 1 日後になることがありました。入力する日時はサイトの時計の時刻ですが、これを UTC として読み込んだうえで表示のためにもう一度変換していたため、日本に設定したサイトでは 15:00 以降に始まるイベントが翌日として印字されていました。UTC より西のサイトでは早朝開始が前日として印字されていました。UTC のサイトでは発生しません。同じ帳票の入金日と発行日は以前から正しく、変更していません。
1.6.12
- 修正: サブディレクトリに設置したサイトで、プラグインの固定ページ同士をつなぐリンクがどこにも通じていませんでした。マイページから参加申込ページへのリンクと、利用規約へのリンクが、ドメインの直下を起点に書かれていたため、example.com/conference/ に設置したサイトでは example.com/c-registration/ ——設置先の外で、そこにそのページはありません——へ利用者を送っていました。メールの中のリンクは影響を受けていなかったため、この不具合は気づかれにくいものでした。今後はそれぞれの固定ページの実際の URL を WordPress に問い合わせるので、名前を変えた固定ページ、別のページの下に移した固定ページ、パーマリンクが「基本」のサイトでもリンクが通じます。
- 修正: 参加申込ページが存在して正常に動作しているのに、初期設定画面が見つからないと報告することがありました。属性を付けずに書いたショートコードだけを探していたため、[conf_manager view=”registration”] と書いたページが認識されず、画面がもう 1 枚ページを作るよう案内していました。その結果、参加申込ページが 2 枚あるサイトが生まれています。これからは、固定ページ自身が受け付けるのと同じ書き方のショートコードを認識します。案内に従って 2 枚目を作ってしまった場合は、使っていないほうを削除できます。プラグインは常に先に作られたページへリンクするので、2 枚目はプラグインのどこからもリンクされず、URL を直接お知らせした相手だけが目にすることになります。
- 修正: マイページのショートコードを置いた固定ページが 2 枚公開されていると、メールに記載する URL をどちらのページにするかがデータベース任せで、プラグインの他の案内先と同じ 1 枚である保証がありませんでした。今後は毎回同じ 1 枚が選ばれ、それはプラグインの他の場所がリンクしているページと同じです。
1.6.11
- 追加: 入金確認メールが、誰から届いたメールなのかを伝えるようになりました。これまでは「ご入金を確認いたしました」と書き出すだけで、参加者には差出人アドレスしか手がかりがありませんでした。メールの冒頭で主催者名を名乗るようにし、その名前は Conference 初期設定 の通知設定に新しく設けた欄から取ります。空欄のままならサイト名を使うので、設定をしなくてもこの一文は出ます。サイト名も空のときは、書きかけの文を送るのではなく、その一文ごと省きます。
- 追加: 入金額が請求額と違うとき、入金確認メールがそのことを伝えるようになりました。これまでは二つの金額を並べるだけで、見比べるのは読み手に任せていました。入金額の下に一行を足し、多く受け取っていれば返金額を、足りなければ不足額を書きます。不足のときはイベントの振込先も添えます。このプラグインには督促のメールが別にないため、振込先がないと「お金が足りない」とだけ伝えて、どこへ送ればよいかを伝えないことになるからです。入金額が請求額どおりのときは何も足しません。すでに全額を返金した決済も差額として扱いません。
- 修正: サイト名が、記号を HTML の書き方のまま参加者に届くことがありました。WordPress は & や ‘ といった文字をエスケープした状態でサイト名を保存しており、このプラグインはその保存値をそのまま平文のメールに渡していたため、「Yamada & O’Brien」という学会名が、差出人名・返信先の名前・自動送信メールの本文・パスキー登録の画面で「Yamada & O'Brien」と表示されていました。HTML 以外の場所で使う前に、入力されたとおりの表記に戻すようにしました。
- 修正: サイト名にカンマが入っていると、返信先の表示名が途中までしか届きませんでした。返信先のヘッダーを文字列として組み立てていたのですが、WordPress はそのヘッダーをカンマで区切ってから読むため、「Yamada, Inc.」は「Inc.」として届いていました。引用符で囲んでも変わりません。名前とアドレスを別々に渡すようにし、名前が丸ごと届くようにしました。返信先のアドレス自体は以前から影響を受けていません。
1.6.10
- 変更: 暗号化キーを保持しているオプションが壊れているとき(文字列以外のものが入っているとき)、PHP の型エラーではなく、理由を説明したうえで停止するようにしました。これまでのバージョンでも停止はしていたのですが、原因についても、元に戻す方法についても何も伝えないメッセージでした。新しいメッセージは、どのオプションが壊れているかを名指しし、その状態のあいだは WP-CLI も管理画面も読み込めないこと(つまり、オプションを直す通常の方法が使えないこと)を伝え、いちばん早い復旧方法として wp-config.php に CONF_MANAGER_ENCRYPTION_KEY としてキーを書き足す方法を案内します。代替として、データベースのバックアップからオプションの値を戻す方法も示します。あわせて、そのオプションを削除しないよう伝えます。行が無くなるとプラグインは新しいキーを生成してしまい、古いキーで暗号化されたものは二度と読めなくなるためです。
- 補足: 暗号化キーを選ぶ規則が 1 か所にまとまりました。これまではプラグイン本体と有効化の処理が、同じ 3 段階の規則(wp-config.php の定数、次に保存されているオプション、それも無ければ新しいキーを生成する)をそれぞれ別に持っており、片方だけを変更すると、どちらのキーを使うかで食い違いが起きる可能性がありました。規則そのものは変わっていません。どの場合もこれまでと同じキーが選ばれ、暗号化のやり直しは行われず、保存されているデータには一切触れません。
1.6.9
- 修正: 参加申込のフォームが、その催しでは受け付けていない参加区分・参加形態について「¥0」と表示していました。料金表のセルを空欄にしておくことは「その組み合わせは受け付けない」という意味で、サーバー側は 1.6.x 以降その申込を断っていたのですが、フォームだけが空欄を「無料」と読んでいたため、¥0 と表示し、合計も ¥0 と表示し、送信して初めて断られる、という状態でした。フォームは「受け付けていません」と表示するようにし、その表示が出ている間は合計を出さず、申込も送信できないようにしました。料金表そのものが無い催し(無料開催)と、意図して 0 円に設定した参加区分は、これまでどおり無料のまま変わりません。
- 修正: 英語表示のとき、団体申込のスタッフ人数のうしろに氏名欄のラベルが続けて印字され、スタッフ 1 名の団体が「Staff (1First Name)」と読める状態でした。人数の数え上げと氏名欄が 1 つの翻訳項目を共有していたためで、日本語では正しく読めますが、それ以外の言語では誤った表示になります。この 2 つを分けました。
1.6.8
- 修正: 団体申込で、その催しが受け付けられないスタッフが黙って除かれていました。料金表にその人の参加形態の料金が設定されていないと、その人だけが除かれたまま残りの申込が進むため、入力した人数より少ない人数で申込が確定して番号が振られ、金額もその少ない人数のぶんになっていました。誰かが除かれたことは画面のどこにも出ず、除かれた人には申込そのものが残りませんでした。団体申込は、何かを作る前に全員ぶんを検査するようにしました。1 人でも受け付けられない人がいれば申込全体を断り、何も記録しません。直してから送り直せます。
- 修正: 団体申込フォームで、その催しが受け付けていない参加形態が選ばれたまま残ることがありました。選択欄にはその催しが受け付けているものしか出ていないのに、裏側の値は既定のまま据え置かれていたため、料金のプレビューが無料と読める表示になり、送信すると断られる——しかもフォーム上に直せるところが無い、という状態でした。参加形態は、その催しが受け付けているものへ自動的に戻るようにしました。代表者とスタッフのそれぞれに適用され、参加区分を変えたときにも追随します。
1.6.7
- 修正: 申込をキャンセルしても、その請求が未入金の数字に残ったままでした。未入金を数えている箇所はどれも「未入金」と付いた決済を探しますが、申込をキャンセルしても変わるのは申込だけだったため、その裏にある請求はいつまでも未入金のまま残っていました。催しごとの集計にも、決済管理の「未入金」の絞り込みにも、すべての催しをまとめて数えている管理画面の未入金の件数と合計にも、そのまま居座り続けていたことになります。キャンセルすると未入金の請求も一緒に取り下げるようにし、申込を元に戻すと請求も戻るようにしました。以前のバージョンで取り残されていた請求は、このバージョンを入れたときに取り下げられます。
- 補足: 既に受け取っている入金は、申込をキャンセルしても触れません。動いたお金がひとりでに戻ることはありませんし、返金として記録すれば、実際には起きていない返金が帳簿に載ってしまいます。キャンセルする前にその旨をお知らせし、その入金は監査ログに残るので、精算はご判断のうえで行っていただけます。
- 修正: 決済管理の「請求書」ボタンが、決済の状態にかかわらずどの行にも出ており、サーバー側でも確かめていなかったため、本来は請求書を出すべきでない決済にも発行され、番号まで振られていました。ボタンとサーバーの双方が、同じ状態の一覧にもとづいて判断するようにしました。
- 追加: 催しをキャンセルするとき、その裏にある申込をどうするかをお尋ねするようにしました。このバージョンより前は、催しをキャンセルしても申込も請求もそのままだったため、開催されなくなった催しの未収金が未入金の数字に残っていました。キャンセルするとまず申込の件数を数えてお見せし、こちらで選んでおくことはしません。催しだけをキャンセルすることも、申込と一緒にキャンセルすることもできます。既に出席済みとなっている申込は別に数え、キャンセルすることはありません。受け取り済みの入金にも触れません。催しと一緒にキャンセルした申込は、元に戻すのが 1 件ずつになるため、監査ログに記録します。
1.6.6
- 修正: 請求書と領収書で氏名が所属名より上に印字されていたため、敬称が個人ではなく所属名のほうに付いていました。「国立検証大学 医学部 様」となり、「国立検証大学 医学部」と「帳票 太郎 様」を 2 行に分けた形にはなっていませんでした。敬称は個人に付くものですし、団体そのものに宛てるときの言い方と並ぶと読みにくくもあります。所属名を先に置き、敬称は氏名のあとに付くようにしました。帳票は保存せず、求められたときに描画する方式のため、このバージョンより前に発行した請求書・領収書も新しい並びで表示されます。番号は変わらないので、再発行にはなりません。
以前のバージョン
- 1.6.5 以前の更新履歴は、WordPress.org が受け付ける長さに収めるため削除しました。プラグインのバージョン管理履歴には残っています。



