説明
Consent Collector JP は、日本の電気通信事業法の「外部送信規律」(2023年6月施行) および改正個人情報保護法への対応を目的とした、日本のウェブサイト運営者向けの Cookie 同意管理 (CMP) プラグインです。
外部送信規律では、ウェブサイトが Cookie などの技術を用いて訪問者の情報を外部サービスに送信する場合、何を、どこに、どのような目的で送信するのかを通知または公表する必要があります。本プラグインは、その公表ページの自動生成を中心に、同意バナーとサーバーサイドでの同意記録の機能を提供します。
本プラグインは法的助言を提供するものではありません。生成したコンテンツの正確性および法令適合性については、サイト運営者の責任となります。
主な機能
- 外部送信の公表ページを自動生成: 特に利用の多い6つのサービス — Google アナリティクス (GA4)、Google タグマネージャー、Google AdSense、Meta ピクセル、YouTube 埋め込み、X (Twitter) 埋め込み — のテンプレートを内蔵しています。その他のサービスも手動で登録できるため、無料版のみで完全な法令対応が可能です。
- 初回セットアップウィザード: 有効化後、ウィザードの案内に従って、内蔵テンプレートからの利用サービスの選択、バナーの設定、スクリプトの登録を進められます。
- ダークパターンなし: みなし同意 (「スクロールしたら同意したとみなす」など) やクッキーウォールは、オプションとしても実装していません。「すべて同意」ボタンと「必須のみ」ボタンは、常に同等の視覚的な扱いで表示します。
- 外部リクエストゼロで軽量: バナーが外部フォントや CDN のリソースを読み込むことはありません。追加の HTTP リクエストも最小限に抑えています。
- 主要機能は外部接続なし: 同意バナー、タグのブロック、外部送信の公表ページはすべて自身のサーバー上で完結し、これらの機能の一環として訪問者のデータを本プラグインの開発者や第三者に送信することは一切ありません。(同梱の Freemius ライセンスライブラリは、商用ライセンスの WordPress プラグインが標準的に行っているとおり、ライセンス認証と更新確認のためにのみ Freemius のサーバーと通信しますが、これに訪問者のデータは含まれません。また、Premium 版のオプションである GeoIP 機能は、地域に応じたバナー動作を実現するため、公開されている IP と国の対応データベースファイルを db-ip.com から月に1回程度ダウンロードします)
- 同意ログは自身のサーバーに保存: 同意の記録を管理外のサーバーに転送することはありません。訪問者の IP アドレスは、ハッシュ化などの加工を行った値も含めて一切保存しません。各ログ行は、訪問者のブラウザーで生成するランダムな ID のみで識別します。ログの保持方法はすべてのユーザーで共通です。デフォルトではログを無期限に保持し、設定画面から保持期間 (例: 30日より古いログを削除) を任意で設定できます。
- ページキャッシュと完全互換: バナーの表示と同意状態のロジックはすべてクライアントサイドの JavaScript で動作するため、静的ページキャッシュを利用しているサイトでも正しく動作します。
- Google コンセントモード v2 (ベーシック): すでに Google タグ (GA4 / Google 広告) を利用しているサイト向けに、初期値「denied」とカテゴリーごとの同意・撤回シグナルを
gtag()に自動送信し、追加設定なしでタグが訪問者の同意を尊重するようにします。サイトにgtag()が定義されていない場合は何も行いません。 - ポリシー変更時の再同意: 「バナーバージョン」設定を更新すると、すでに同意済みの訪問者も含めて、次回の訪問時に改めて同意を求めます。
- 訪問者はいつでも同意の変更や撤回ができます。撤回も同意と同様にログに記録し、Google コンセントモード v2 にも自動的に反映します。
免責事項
本プラグインは、日本の電気通信事業法および個人情報保護法への対応を支援するためのツールであり、法的助言を提供するものではありません。実際の法令適合性の確認については、必要に応じて専門家 (弁護士、行政書士など) にご相談ください。
参考資料
スクリーンショット





インストール
- プラグインをアップロードして有効化します。
- 初回セットアップウィザードを自動的に表示します。画面の手順に従って、利用しているサービスを選択し、バナーを設定してください。
- 設定はいつでも「Consent Collector JP」メニューから変更できます。
FAQ
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このプラグインは完全な法令対応を保証しますか ?
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いいえ。本プラグインは法令対応を支援するためのツールであり、法的助言に代わるものではありません。生成した公表内容や実際のサイト運用が適用される法的要件を満たしているかどうかは、サイト運営者の責任となります。
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日本の「外部送信規律」とは何ですか ?
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日本の電気通信事業法に基づく規律 (2023年6月施行) で、Cookie などの技術を用いて訪問者の情報を外部の事業者に送信する場合に、送信する情報の内容、送信先、利用目的を通知または公表することを事業者に義務付けるものです。詳細は総務省の解説ページを参照してください。
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ページキャッシュプラグインと併用できますか ?
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はい。バナーの表示と同意状態のロジックはすべて訪問者のブラウザー内 (JavaScript) で動作し、サーバーが訪問者ごとに異なる HTML を出力することはありません。本プラグインは、一般的なページキャッシュ環境と併用できるように設計しています。
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いいえ。無料版のみでも、テンプレートと手動登録を組み合わせることで、完全な法令対応が可能です。Premium 版は利便性、継続的なモニタリング、多言語・国際対応の機能を追加するものであり、法令対応そのものを有料機能にしているわけではありません。
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他のプラグインやテーマがすでに Google アナリティクスなどのタグを出力している場合はどうすればよいですか ?
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Google アナリティクス (GA4) などのタグは、本プラグインの「カテゴリーとタグ」タブから登録することで、同意前のブロックと Google コンセントモード連携の対象になります。他のプラグインやテーマが直接出力するタグは本プラグインの管理対象外であり、訪問者の同意の有無にかかわらず動作します。また、同じタグを本プラグインにも登録すると、同じタグを二重に読み込むだけです。他のプラグインやテーマがすでにそのようなタグを出力している場合は、まずその出力を無効化したうえで、代わりに本プラグインの「カテゴリーとタグ」タブからタグを登録してください。
-
訪問者は同意を撤回できますか ?
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はい。再同意リンク (
[ypcm_reconsent]ショートコードまたはフッターのリンク) により、訪問者はいつでも同意の変更や撤回ができます。撤回後は、それ以降のページ表示で対象のタグを読み込まなくなり、撤回も同意と同じ詳細さで記録します。
評価
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貢献者と開発者
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変更履歴
1.0.4
- セキュリティ: 信頼済みプロキシを設定している場合の訪問者の IP アドレスの判定方法を改善。最初の値はクライアントが自由に設定できるため、本プラグインは
X-Forwarded-Forヘッダーの最初の値ではなく最後の値を読み取るように変更。この変更の影響を受けるのは、Premium 版の GeoIP 機能のために信頼済みプロキシを設定しているサイトのみです。 - セキュリティ: 信頼済みプロキシのエントリーを保存時に検証するように変更。不正な形式の CIDR エントリー (例:
203.0.113.10/foo) は、従来すべてのアドレスに一致する/0として扱っていました。無効な行は保存時に削除し、間違いがわかるように通知を表示します。
1.0.3
- 修正: テーマの CSS がバナーのスタイルを上書きしないように変更。一部のテーマがバナーのボタンやリンクに独自の色を適用していましたが、本プラグイン自身のスタイルを優先するようにしました。独自の CSS でバナーをカスタマイズする場合は、
.ypcm-bannerを含むセレクター (例:.ypcm-banner .ypcm-btn) を使用してください。 - 修正: 同梱するいくつかのサービステンプレートの参照リンクとオプトアウトリンクを更新。一部の送信先が移転しており、2件のオプトアウトリンク (Facebook、Instagram) がログイン画面に遷移していたため、ログインせずに閲覧できるページを参照するように変更。既存のエントリーは自動では変更しません。送信先の画面から更新内容を確認して適用する機能は、将来のリリースで提供予定です。
- 追加: 「必須のみ」ボタンを「すべて同意」ボタンと同等の視覚的な扱いで表示するオプションを追加 (「同意管理 > バナー」タブ)。デフォルトはオフ。
- 追加 (Premium): 訪問者が、外部へのデータ送信先の一覧 (サービス名、送信するデータ、目的、同意カテゴリー) を、ページを離れることなく同意バナー内で直接確認できる機能を追加 (「同意管理 > バナー」タブ、デフォルトはオフ)。生成した外部送信ポリシーページと同じ送信先データを表示しますが、ページの導入文、Cookie の説明、免責事項はここでは重複して表示しません。多言語バナーの場合、バナーの他の部分を翻訳していても、この詳細表示は日本語のみとなります。
- セキュリティ: Premium 版のバナー内詳細表示エンドポイントが、設定をオフにしている場合は応答しないように変更。あわせて同じエンドポイントの送信先データの破損への耐性を強化し、設定が壊れていてもサーバーエラーが発生しないように改善。
1.0.2
- 修正: インラインコードと外部スクリプトの URL の両方を指定して登録したスクリプトを、2つの独立したタグとして出力するように変更。これにより、同意後にインラインコードが正しく動作します。従来は、ブラウザーが src 属性を持つ script タグの内容を無視するため、インライン部分が動作しませんでした。この問題はバージョン1.0.0以降、該当する登録 (標準的な GA4 のスニペットを含む) に影響していました。回避策として登録していた場合 (コードと URL を2つのタグに分けて登録) も引き続き動作するため、変更は不要です。
- 追加: 生成される外部送信ポリシーページに再同意リンク「Cookie・同意設定を変更する」を追加し、訪問者がいつでも同意の変更や撤回を行えるように変更。既存のページには、次回の再生成時にリンクを追加。
- 追加: 同意撤回機能のドキュメントを整備 (readme、管理画面のヘルプタブ)。撤回リンクの表示テキストを統一。
- 内部: テンプレートのスナップショット保存機能を追加 (将来のリリースで提供予定のテンプレート更新通知のための下準備)。
1.0.1
- セキュリティ: リバースプロキシや CDN の背後にサイトを設置している場合、訪問者の実際の IP アドレスの判定 (同意のレート制限および Premium 版の GeoIP 機能で使用) について、単純なオン / オフの切り替えではなく、信頼済みプロキシを指定する方式に変更。これにより、訪問者が IP アドレスを偽装してレート制限を回避する余地を解消。以前この設定を有効にしていた場合は、GeoIP 設定タブを開き、信頼済みプロキシを再入力してください。同タブに案内の通知を表示します。
- セキュリティ: Premium 版のサイトスキャナーによるバックグラウンドのページチェックで、デフォルトで SSL 証明書を検証するように変更。
- 修正: Premium 版の GeoIP データベースの更新処理を強化し、更新が中断した場合でもデータベースが壊れた状態のまま残らないように改善。
1.0.0
- 初回リリース。
