説明
WordPress Importer は、WordPress エクスポートファイルから以下のコンテンツをインポートします。
- 投稿、ページ、およびその他のカスタム投稿タイプ
- コメントとコメントメタ
- カスタムフィールドと投稿メタ情報
- カスタム・タクソノミーとターム・メタから取得したカテゴリ、タグ、およびターム。
- 投稿者
詳細な情報と手順については、コンテンツのインポートに関するドキュメント をご覧ください。
フィルター
インポーターには、特定の機能を完全に有効/無効にするためのフィルタが2つあります。
import_allow_create_users: あなたが既存のユーザーだけを関連付けたいのであれば偽 (false) を戻しますimport_allow_fetch_attachments: あなたが添付ファイルのインポートやダウンロードを望まないのであれば偽 (false) を戻しますimport_attachment_size_limit: 保存の際のファイルサイズ制限をバイト整数値で戻します (デフォルトは0で、この状態は制限なしとなります)
フックできるアクションが他にもいくつかあります。
import_start: エクスポートファイルがアップロードされ、作成者のインポート設定が選択された後に発生しますimport_end: インポーターからの最終出力後に呼び出されます
インストール
最もすばやくインポーターをインストールする方法は以下のとおりです。
- WordPress ダッシュボードで「ツール インポート」画面に移動
- インポーターの一覧から WordPress へのリンクをクリック
- 「いますぐインストール」をクリック
- 最後に「プラグインを有効化してインポートツールを実行」をクリック
手動で行いたい場合は、以下の手順に従ってください。
wordpress-importerフォルダーを/wp-content/plugins/ディレクトリへアップロード- WordPress の「プラグイン」メニューからプラグインを有効化してください
- 「ツール インポート」画面に移動し、WordPress をクリック
FAQ
-
メモリ不足のエラーまたは真っ白なページが表示されてしまいます。
-
エクスポートファイルのサイズが非常に大きい場合、インポートスクリプトの動作がホスティングサービスの設定した PHP のメモリ上限によって制限されてしまうことがあります。
「致命的エラー: 許可されたメモリサイズ 8,388,608 バイトが枯渇」のようなメッセージは、PHP の現在のメモリ制限下でスクリプトが XML ファイルを正常にインポートできないことを示しています。php.ini ファイルにアクセスできる場合は、手動で制限値を増加できます; そうしない場合 (たとえば、WordPress が共有サーバーでホストされている場合など)、エクスポートした XML ファイルをいくつかの小さなファイルに分割し、インポート・スクリプトを 1 つずつ実行する必要があるかもしれません。
レンタルサーバーを使っている方の最善の選択肢はプロバイダーのサポートに相談し最も安全なインポートの方法を選択することです。ホスト会社は、一時的にメモリー制限を外したり、プロセスを直接行ってくれるかもしれません。
評価
貢献者と開発者
変更履歴
0.9.5
- Rewrite CSS URLs in block markup (e.g., cover blocks with background images).
- Code refactoring: Extract import processing logic into separate methods to prepare for future streaming support.
- Update Playwright and @playwright/test dependencies from 1.55.0 to 1.56.1.
- Clean up vendor-patched dependencies by removing dotfiles and GitHub workflow files.
0.9.4
- Fix a bug that caused self-closing blocks to be incorrectly serialized during URL rewriting.
0.9.3
- Rewrite attachment URLs to the new URL structure
0.9.2
- Rewrite site URLs in block attributes.
0.9.1
- Add support for rewriting site URLs in post content and excerpts.
0.9.0
- Introduce a new XML parser class
WXR_Parser_XML_Processorthat replaces the
deprecatedWXR_Parser_Regexclass.
0.8.4
- 信頼できない入力の、デシリアライズ時のバグを修正。
- WordPress 6.7.2までの互換性テストを更新。
0.8.3
- WordPress 6.7までの互換性テストを更新。
- クエリーに
post_typeを含めるように、post_existsへのコールを更新 - PHP 8.4互換性修正。
0.8.2
- WordPress 6.4.2までの互換性テストを更新。
- ドキュメントの URL 参照を更新。
- ワークフロー・トリガーを調整。
0.8.1
- WordPress 6.2までの互換性テストを更新。
- ビルド・ステータス・バッジのパスを更新。
0.8
- WordPress の最低要件を5.2に更新。
- PHP の最低要件を5.6に更新。
- WordPress 6.1までの互換性テストを更新。
- PHP 8.0、8.1、および8.2の互換性修正。
- 正規表現パーサーを使用する際、コンテンツ内の空白行が無視されるバグを修正。
- IMPORT_DEBUG が有効になっている状態でカテゴリ作成エラーが発生した場合、PHP の致命的エラーを引き起こすバグを修正。
- ユニットテストと自動テストの改善。
0.7
- WordPress の最低要件を3.7に更新し、PHP 7.4との互換性を確保。
- ターム・メタがインポートされないバグを修正。
- インポートされたメタデータから、スラッシュが削除されるバグを修正。
- シリアライズされたメタデータのインポートを妨げていたバグを修正。
- HTTP 圧縮が有効なリモートファイルのダウンロード後の、ファイルサイズ・チェックを修正。
- 欠落ラベルを追加することで、フォームフィールドのアクセシビリティを向上。
- 名称と拡張子の両方、またはいずれかがないリモートファイル URL のインポートを改善。
- WP-CLI を使用して複数ファイルをインポートできるように、
wp:base_blog_urlフィールドのサポートを追加。 - 正規表現または XML パーサーを使用する際、ターム・メタデータの解析対応を追加。
- 開発者向け: すべての PHP クラスが、それぞれ独立したファイルに移動。
- 開発者向け:
wp-config.php経由でIMPORT_DEBUGを変更できるようにし、デフォルト値をWP_DEBUGの値に変更。
0.6.4
- PHP7 の互換性の改善。
- インポートされたコメントからスラッシュが消えてしまうバグを修正。
wp_get_http()とscreen_icon()を含む廃止されたお知らせが表示されないように修正。- マルチライン項目メタデータのエクスポートファイルをインポートする際のバグを修正。
0.6.3
- インポート項目メタデータのサポートを追加。
- スラッシュがインポートした内容から無くなるバグを修正。
- 一部のケースで CDATA 内のキャラクターが無くなるのバグを修正。
- PHPの通知を修正しました。
0.6.2
wp_import_existing_postフィルターを追加。詳細は Trac チケット #33721を参照。
0.6
- WXR 1.2 および複数の CDATA セクションへの対応
- post_type が異なる場合は重複投稿とはみなされません
0.5.2
- 処理する前に、アップロードされたエクスポート・ファイルが存在することを再確認してください。エクスポート・ファイルが、不適切な権限のサーバーにアップロードされ、WordPress 3.3または3.3.1が使用されている場合、この機能により、誤ったエラーメッセージが表示されることを防ぎます。
0.5
- コメントメタ情報をインポート (WordPress 3.2 以降からのエクスポートファイルが必要です)
- 小さなバグの修正と改善
0.4
- 可能であればコメントと user_id を関連付けます。
wp:attachment_urlから添付ファイルをインポート- 正しいディレクトリに添付ファイルをアップロード
- サイズを変更した画像の URL を正しく再割り当てします。
0.3
- 利用できる場合は XML パーサーを使うようにした
- ナビゲーションメニューの適切なインポートに対応
- その他多数。詳細は Trac チケット #15197 を参照。
0.1
- 最初のリリース
