説明
この WP Mautic プラグイン は、Mautic のトラッキングスクリプトとトラッキングイメージを WordPress ウェブサイトに挿入するものです。Mautic インスタンスは訪問者に関する情報をトラッキングすることができるようになります。また、異なるショートコードを使用して、ウェブサイト内に Mautic コンテンツを挿入することができます。
主な機能
- トラッキングコードを挿入するために、テンプレートのソースコードを編集する必要はありません。
- このプラグインは、トラッキングイメージの URL に付加的な情報を追加するので、単なるトラッキングイメージの HTML を使用するよりも優れています。
- Mautic のフォーム埋め込みはショートコードの挿入で利用できます。
- スクリプトを挿入する場所 ( ヘッダー / フッター ) を選択することができます。
- JavaScript が無効な場合のフォールバックとして、トラッキングイメージを使用することができます。
設定
インストールしたら、プラグインをプラグインリストに表示する必要があります :
- プラグインを有効化します。
- 設定ページに移動し、Mautic インスタンスの URL を設定します。
以上です !
使い方
Mautic トラッキングスクリプト
トラッキングスクリプトは、設定を完了したら機能します。つまり、Mautic インスタンスから mtc.js
スクリプトが挿入されます。 WordPress ウェブサイトの HTML ソースコード ( CTRL + U ) をチェックして、プラグインが機能していることを確認できます。次のようなものを見つけることができるはずです :
<script>
(function(w,d,t,u,n,a,m){w['MauticTrackingObject']=n;
w[n]=w[n]||function(){(w[n].q=w[n].q||[]).push(arguments)},a=d.createElement(t),
m=d.getElementsByTagName(t)[0];a.async=1;a.src=u;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,'script','http://yourmauticsite.com/mtc.js','mt');
wpmautic_send();
</script>
カスタム属性の処理
Mautic イベント内でカスタム属性を送信する必要がある場合、wpmautic_tracking_attributes
フィルターを使用することができます。
add_filter('wpmautic_tracking_attributes', function($attrs) {
$attrs['preferred_locale'] = $customVar;
return $attrs;
});
返された属性は、Mautic のペイロードに追加されます。
Mautic フォーム
Mautic フォーム を WordPress の固定ページや投稿ページに読み込むには、フォームを表示したい場所に次のショートコードを挿入します :
[mautic type="form" id="1"]
“1” を読み込むフォーム ID に置き換えます。フォームの ID を取得するには、Mautic に移動し、フォームの詳細を開いて URL を確認します。たとえば、次の URL では次のようになります :
http://yourmautic.com/s/forms/view/3 の ID は 3
Mautic フォーカス
Mautic フォーカスを固定ページや投稿ページに読み込むには、フォームを表示する場所に次のショートコードを挿入します :
[mautic type="focus" id="1"]
“1” を読み込むフォーカス ID に置き換えます。フォーカス ID を取得するには、Mautic に移動し、フォーカスの詳細を開いて URL を確認します。 たとえば、次の URL では次のようになります。http://yourmautic.com/s/focus/3.js の ID は 3
Mautic ダイナミックコンテンツ
ダイナミックコンテンツを WordPress コンテンツに読み込むには、表示する場所に次のショートコードを挿入します :
[mautic type="content" slot="slot_name"]Default content to display in case of error or unknown contact.[/mautic]
“slot_name” をロードするスロット名に置き換えます。これは、キャンペーンを作成して「ダイナミックコンテンツのリクエスト」を追加するときに定義したスロット名に対応しています。
Mautic ゲート付きビデオ
Mautic は、Youtube、Vimeo、MP4 をソースとしてゲートビデオをサポートしています。
ゲートされたビデオを WordPress コンテンツに読み込むには、表示する場所に次のショートコードを挿入します :
[mautic type="video" gate-time="#" form-id="#" src="URL"]
[mautic type="video" src="URL"]
上記の “#” を適切な番号に置き換えます。gate-time には、ビデオを一時停止して Mautic フォームを表示する時間 ( 秒単位 ) を入力します。 form-id には、ゲートとして表示したい Mautic フォームの ID を入力します。ビデオを表示するには、URL をブラウザの URL に置き換えます。 YouTube または Vimeo の場合、提供するウェブサイトで通常ビデオを表示するときに、アドレスバーに表示される URL を使用するだけで済みます。 MP4 ビデオの場合、サーバー上の MP4 ファイルへの完全な http URL を入力します。
Mautic v2.9.1 リリース以降、form-id は必須ではなくなり、mautic video がトラッキングできるようになりました。
Mautic タグ
カンマを使用して、特定のページで複数のリードタグを追加または削除できます。タグを削除するには、タグ名の前にマイナス ” – ” 記号を使用する必要があります。
[mautic type="tags" values="mytag,anothertag,-removetag"]
インストール
WordPress 管理画面経由
WP Mautic プラグインは、WordPress の公式プラグインリポジトリに掲載 されています。WordPress の管理画面から簡単にインストールできます。
- プラグイン / 新規追加 に移動します。
- 検索ボックスで WP Mautic を検索します。
- “WP Mautic” プラグインが表示されます。「インストール」をクリックしてください。
ZIP パッケージ経由
公式の WordPress プラグインリポジトリ経由のインストールが動作しない場合、次の手順に従ってください :
- ZIP パッケージのダウンロード.
- WordPress 管理画面のプラグインに移動します。 プラグイン / 新規追加 / プラグインのアップロード
- 手順 1 でダウンロードした ZIP パッケージを選択します。
評価
貢献者と開発者
WP Mautic はオープンソースソフトウェアです。以下の人々がこのプラグインに貢献しています。
貢献者変更履歴
v2.4.2
リリース日 : 2020 年 12 月 14 日
- 変更点
- ショートコードの埋め込みイメージに欠落していたスタイルを追加。
v2.4.1
リリース日 : 2020 年 12 月 14 日
- 変更点
<noscript>
イメージに、WordPress で扱える alt を追加。
v2.4.0
リリース日 : 2020 年 9 月 28 日
- 変更点
- ショートコードとトラッキングピクセルを使用した場合のトラッキングクッキーの挿入について、より明確にするためにテキストを更新しました。
- サードパーティのスクリプトから呼び出せる特定の
wpmautic_send
JavaScript 関数を作成し、ユーザーが承認したときにトラッキングを開始するようにしました ( GDPR 対応 )。
v2.3.2
リリース日 : 2020 年 3 月 9 日
- 変更点
-
plugin_action_links
の呼び出しで、フィルターが呼び出されないエラーを修正。
-
v2.3.1
リリース日 : 2020 年 3 月 9 日
- 変更点
- WordPress 5.4.x に対応しました。
- 「プラグイン」画面の「設定」リンクは、 WP Mautic のみに適用されるようになりました。
v2.3.0
リリース日 : 2016 年 02 月 29 日
-
追加点
- 設定ページの文言を見直し。
- リリース時の手動操作を避けるため、readme.txt ジェネレータをリリース。
- プロジェクト内で実行するコマンドを簡略化するために、Makefile を追加。
- ページ読み込み時にスクリプトのレンダリングを無効にするための新しい
script_location
値を追加しました ( GDPR 対応 ) 。
-
変更点
- PHP 7.4 と WordPress 5.3.x に対応しました。
v2.2.2
リリース日 : 2017 年 01 月 25 日
- 変更点
- PHP7.2、WordPress4.9 に対応しました。
v2.2.1
リリース日 : 2017 年 04 月 24 日
- 変更点
- Mautic ダイナミックコンテンツのショートコードで HTML を使用する際のエスケープエラーを修正しました。以前は、HTML がエスケープされていました。
- ドキュメントとコードコメントから、廃止されたショートコードの構文を削除しました。これらは現時点では非推奨とはしていません。
v2.2.0
リリース日 : 2017 年 04 月 24 日
- 変更点
- Mautic 2.9.1 の新しいビデオ機能との互換性を追加しました。フォーム ID ( https://github.com/mautic/mautic/pull/4438 ) にリンクされていない場合でも、ビデオをトラッキングできるようになりました。
v2.1.1
リリース日 : 2017 年 04 月 24 日
- 変更点
- 一部の分かりにくいラベルを更新。
v2.1.0
リリース日 : 2017 年 04 月 24 日
-
追加点
- すべてのラベルで変換を呼び出します。プラグインは変換に対応しています !
- JS とイメージトラッカーを通じて送信される属性を定義する新しい関数
wpmautic_get_tracking_attributes
を追加。 - 開発者がトラッカーにカスタム属性を挿入できるように、フィルター
wpmautic_tracking_attributes
を追加。 - ログを採取したユーザーをトラッキングする機能を追加 ( オプション内 )
-
変更点
- 有効なテキストドメインを追加し、正しい変換プロセスにしました。
v2.0.4
リリース日 : 2017 年 06 月 02 日
- 変更点
- 修正プログラムのリリースで、フォーム生成スクリプトの async 属性が
document.write
をブロックするようにしました。
- 修正プログラムのリリースで、フォーム生成スクリプトの async 属性が
v2.0.3
リリース日 : 2017 年 06 月 02 日
- 変更点
- 修正プログラムのリリース、オプショングループが無効だったものを修正。
v2.0.2
リリース日 : 2017 年 06 月 02 日
-
追加点
- プラグインの各パーツ ( 設定、読み込み、挿入 ) をチェックするための強固なテストスイートを作成。
- JavaScript が無効の場合、フォールバックとしてトラッキングイメージを有効にする設定を追加。
-
変更点
- ショートコードの処理をリファクタリングし、すべて shortcodes.php にまとめました。
- リポジトリから古いコードをクリーンアップ ( wpmautic_wp_title ) 。
v2.0.1
リリース日 : 2017 年 01 月 25 日
- 追加
- 設定画面に、スクリプトを挿入する場所を選択するオプションを追加。
- スクリプトインジェクションに関する新しいテストを追加。
v2.0.0
リリース日 : 2017 年 01 月 25 日
-
追加点
- Composer の開発要件 ( squizlabs/php_codesniffer )
- Code Sniffer の設定 : phpcs.xml
- Sniff を使用してコードを更新。
- PHPUnit を使った基本的なユニットテストを追加。
- Travis-CI を使用して継続的インテグレーションを有効にしました ( .travis.yml ファイルをチェック ) 。
-
変更点
- データを出力するときはエスケープ関数を使用 : esc_url
v1.1.0
リリース日 : 2017 年 05 月 30 日
-
追加点
- ゲート付きビデオのサポートを追加。
- Use JavaScript tracker instead of Gif image.
-
変更点
- Github リポジトリで最初のリリースを行い、変更履歴の記録を開始。
v1.0.1
リリース日 : 2019 年 09 月 05 日
v1.0.0
リリース日 : 2019 年 09 月 05 日
- 変更点
- WordPress のリポジトリで初めて公開されました。