ブログや Web サイトの機械可読バージョンのコンテンツを RSS フィードと呼びます。RSS ブロックを使うと現在のサイトに他のサイトの更新を動的に表示できます。ブロックの追加後、フィードは自動的に更新されます。RSS の詳細は例えば Wikipedia をご覧ください。
RSS ブロックを追加するには、ブロックを追加アイコンをクリックしてウィジェットセクションから RSS を選びます。空のブロックへ /rss
と入力して Enter キーを押す方法でも、簡単に追加できます。
フィードの各項目のタイトル、投稿者、日付、抜粋を表示できます。表示形式はリストまたはグリッド、また項目数を指定できます。

ブロック追加の詳しい方法はこちらをご覧ください。
RSS ブロックを使うには RSS フィードの URL が必要です。Web サイトによっては、ソーシャルネットワークのプロフィールへのリンクと並んで、RSS フィードのリンクがついたオレンジ色のアイコン があります。WordPress のフィードの詳しい説明はこちらをご覧ください。
以下の例では WordPress.org の Blog セクションのフィードを使います。フィードの URL は https://ja.wordpress.org/news/feed
です。

「URL をここに入力…」ボックスへフィードの URL をペーストするかタイプ入力した後、「URL を使用」ボタンをクリックすると、ブロック内にフィード項目のタイトルが表示されます。

表示を細かく調整するには、ブロックツールバーのオプションと、エディターのサイドバーにあるブロック設定パネルのコントロールをご利用ください。
ブロックツールバー
各ブロックにはそれ固有のツールバーアイコンとコントロールがあり、エディター内でブロックを操作できます。

RSS ブロックには標準で7個のボタンがあります。
- 変換
- 移動用ハンドル
- 配置を変更
- RSS の URL を編集
- リスト表示
- グリッド表示
- 他のオプション
変換
RSS ブロックはグループ、またはカラムへ変換できます。グループへ変換するとブロックの周りの背景色を変更できます。
移動用ハンドル
上下の矢印を使って、ドキュメント内でブロックを上下に移動できます。
エディター内でブロックを移動する詳しい方法はこちらをご覧ください。
配置を変更

- 左寄せ – ブロックを左に配置します。
- 中央寄せ – ブロックを中央に配置します。
- 右寄せ – ブロックを右に配置します。
- 幅広 – ブロックの幅をコンテンツ幅に合わせます。
- 全幅 – 画面の幅いっぱいまでブロックの幅を広げます。
現在のテーマがサポートしていれば、幅広と全幅の配置オプションを利用できます。
RSS の URL を編集
別の URL を入力してフィードのアドレスを変更できます。
リスト表示
リスト表示を選ぶとフィード項目は順序なしリストとして表示されます。ブロック設定のコントロールを使って表示形式を調整できます。

グリッド表示
グリッド表示を選ぶとフィード項目は格子状に並んで表示されます。ブロック設定のコントロールを使って表示形式を調整できます。

他のオプション

追加設定を表示(非表示)
追加設定を表示(非表示)オプションを使うと、エディターのサイドバーにあるブロック設定パネルを表示する(または隠す)ことができます。
コピー
コピーを使うと、選択したブロックをコピーしてエディター内の好きな位置へ貼り付けできます。
複製
複製を使うと、選択したブロックを複製できます。
前に挿入
新しいブロックを選択したブロックの前へ挿入します。
後に挿入
新しいブロックを選択したブロックの後へ挿入します。
移動
移動を選ぶと、コンテンツ内に青い線が現れます。その後、矢印を使って線を上下に移動し、選択したブロックの移動先を指定できます。最後にキーボードの Enter を押すとブロックがそこへ移動します。
再利用ブロックに追加
再利用ブロックに追加オプションを使うと、選択したブロックを再利用ブロックのリストへ追加できます。すると他の投稿や固定ページでそのブロックを利用できます。
グループ化
ブロックをまとめて一つの単位として扱いたい場合、グループ化オプションを選択します。例えば共通の背景色や他のブロックをグループへ追加できます。
ブロックを削除
ブロックを削除オプションを使うと、選択したブロックをコンテンツから削除できます。
ブロック設定
どのブロックも、ブロックツールバーにあるオプションに加えて、固有のオプションがエディターのサイドバーにあります。もしサイドバーが見当たらなければ、公開(更新)ボタンの隣にある「歯車」ボタンをクリックしてください。


項目数
表示したいフィード項目数をスライダーと数値ボックスで変更できます。スライダーのドットを移動するか、隣のボックスへ数値を入力してください。
投稿者を表示
投稿者の名前を表示するならオン、しないならオフにします。
日付を表示
フィード項目の公開日を表示するならオン、しないならオフにします。
抜粋を表示
フィード項目のコンテンツの抜粋を表示するならオン、しないならオフにします。
抜粋内の最大単語数
フィード項目のコンテンツから表示する単語数を変更できます。最小は10です。このオプションは「抜粋を表示」がオンの時だけ表示されます。
注意: WP Multibyte Patch プラグインが有効な場合は、単語数ではなく文字数になります。
カラム
スライダーでグリッド表示のカラム数を指定します。このオプションは「グリッド表示」の時だけ表示されます。
高度な設定
追加 CSS クラスはブロックへ CSS クラスを追加できます。その後、カスタム CSS を書いてブロックに好みのスタイルを付けることができます。

変更履歴
- 更新: 2020-08-17
- 「他のオプション」再利用ブロックを通常ブロックへ変換
- 更新: 2020-04-28
- カテゴリーを「ウィジェットブロック」へ変更
- 変更履歴の日付をユニバーサル形式へ変更
- 更新: 2020-04-18
- 再利用可能ブロックを通常ブロックへ変換
- 「コアブロック」カテゴリーへ追加
- 更新: 2019-11-25
- 冒頭の文を変更
- 読みやすくなる箇所では画像をテキストの右へ配置
- 新規作成: 2019-11-23 / WordPress 5.3
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