WordPress エディターはまったく新しいパブリッシング体験です。WordPress エディターを使用すると、メディアを駆使したページや投稿を作成し、簡単にレイアウトを管理できます。投稿やページのすべての要素にそれぞれのブロックができたため、テキスト、引用、画像の配置や構成を気にすることなく、作成に集中できます。
各ブロックを移動、編集、カスタマイズすると、エディターには実際のサイトで見えるようにビジュアル要素が表示されるため、今まで「公開」ボタンをクリックする前にコンテンツのプレビューと再確認に費やしていた時間を節約できます。
WordPress Version 5.5 の新機能
- ブロックディレクトリ
- プレビュー機能の使用
- ドキュメント上でのブロックの移動方法 (キーボード + ドラッグアンドドロップ)
- ブロックパターン
- インライン画像編集
注意: ドキュメント作業は進行中です。ページが完成したらこちらも更新します。
エディターワークスペース
WordPress 5.4 から、投稿や固定ページを新規追加すると、ブロックエディターはフルスクリーンモードで編集画面を開きます。
管理画面に戻るには ?
管理画面にアクセスするには、左上の WordPress のロゴをクリックしてください。投稿一覧、または固定ページ一覧に戻ります。
フルスクリーンモードを停止するには ?
フルスクリーンモードを停止するには、右上の三点リーダーをクリックし、「フルスクリーンモード」のチェックを外してください。
ここでの選択はブラウザーのローカルストレージに保存されます。ブラウザーを変えると選択は失われ、再度設定する必要があります。別のコンピュータを使用する場合も同様です。
Safari ブラウザーのユーザーはデフォルトの設定がリセットされる場合があります。これは Safari ブラウザーがローカルストレージの内容をときどき削除するようプログラミングされているためです。
WordPress コア開発者はユーザー設定を保存する最善の方法を議論しており、将来のリリースではこのブラウザー間の違いも解消する予定です。
なお Blockeditor Fullscreen Mode Control プラグインを使用するとデフォルトの動きを変更したり、デバイスを越えてフルスクリーンオプション設定を永続的に保存できます。
機能
ブロック
WordPress エディターはブロックを使用してコンテンツの作成方法を変換します。 単一のドキュメントは、体系的で容易に調整を行える構造を持つ個別要素の集合に変換されます。
新しいエディターには、ページや投稿の作成を簡単にする新機能があります。ブロックを使用すると、ショートコード、カスタム HTML コード、埋め込みが必要な複数のメディア要素やビジュアル要素をすばやく追加してカスタマイズできます。
ブロックの詳細
それぞれのブロックは、ブロックツールバー、ブロック設定サイドバー、ブロックコンテンツから構成されます。ブロックの目的によりブロックツールバーのボタンやブロック設定サイドバーの設定項目は変わります。すべてのコアブロックは3つのセクションに分けられます。1) ブロックがどのように動作するかの説明、2) ブロックツールバーの項目、3) ブロック設定サイドバーで何を変更できるか。
ブロックを追加する
豊富なブロックタイプから選択できます。それらはカテゴリー別や最近使用した順に表示されます。 各ブロックは他のブロックとは関係なく編集または移動できます。また、ブロックには、レイアウトや機能をさらに強化する独自の書式設定が付いているものもあります。
ブロックを設定する
各ブロックには独自の設定があります。設定を確認するには、ブロックを選択します。そのブロックの上部にツールバーが表示されます。また、エディターの右側にあるサイドバーには詳細設定が表示されます。
ブロックの上にある設定には通常、整形オプションやブロックタイプを変更するオプションが含まれます (以下のスクリーンショットの [1])。
エディターのサイドバーで、現在のブロックの設定 (スクリーンショットの [2]) と、文書全体の設定 ([3]) を切り替えられます。
ドキュメント設定では、タグやカテゴリーを追加したり、アイキャッチ画像を選択したり、投稿ステータスを確認・変更したりできます。これらはページまたは投稿全体に適用されるオプションです。
エディターの右上にある歯車アイコンをクリックして、設定カラムを表示または非表示にすることができます ([4])。
ブロックタイプを変更したい場合も、問題ありません。各ブロックを別の類似または関連するブロックタイプに変換できます。たとえば、段落を見出しやリスト、または引用に変更できます。
ブロックを削除する
ブロックを削除するには、そのブロックを選択し、そのすぐ上にある3つの点をクリックします。設定の中にブロックを削除するオプションが表示されます。
ショートカット
すべてのショートカットの一覧は、「WordPress ハンドブック」を参照してください。
よくある質問 (FAQ)
WordPress エディターはいつから WordPress.org で利用できるようになりますか ?
すでに利用できます。旧エディターに戻ることを選択しない限り、新しいエディターがデフォルトエディターとして設定されます。
新しいエディターではフロントエンドで投稿やページを編集できますか ?
いいえ。このエディターは、現在の投稿およびページエディターに置き換わるものです。この表示がサイトのフロントエンドでサイト訪問者に表示されます。ただし、エディターのレイアウトやビジュアル表示は、サイトを公開する際に表示される内容とほぼ同じです。
既存のコンテンツはどのように表示されますか ?
現在のコンテンツは以前と同じように表示されます。既存の投稿やページを新しいエディターで編集すると、すべてのコンテンツはクラシックブロックに配置され、以前のクラシックエディターと同じ方法で処理されます。
エディターとサイトではコンテンツが同じように表示されないのはなぜですか ?
多くの場合、テーマによって異なるビジュアル要素が表示されるため、エディターとサイトのコンテンツには多少の差異が生じることがあります。テーマによっては、エディターでサイトのフロントとほぼ同じように表示できるスタイルがありますが、同じように表示できないスタイルもあります。たとえば、テーマにサイドバーが含まれている場合、サイドバーはエディターに表示されません。これがサイトのフロントに表示されると、コンテンツの幅に影響する可能性があるためです。
あるサイトで使用できる設定が、別のサイトで使用できないのはなぜですか ?
ブロックの設定 (「ワイド」や「全幅」) によっては、テーマ別にサポートする必要があります。同じブロックを別のサイトに使用することもできますが、これらのブロックに適用できる特定の設定は、アクティブなテーマに基づいて多少異なることがあります。
旧エディターはまだ使用できますか ?
旧エディターに切り替えるには、Classic Editor プラグインをサイトにインストールして有効化してください。
ショートコードはまだ使用できますか ?
はい。エディターにはショートコードブロックが付属しており、以前と同じようにショートコードに使用できます。今後、多くのショートコードは独自のブロックになる予定です。
このエディターはアクセシブルですか ?
私達の目標は WordPress エディターを以前のエディターと同等以上にアクセシブルにすることです。すべてのユーザーが使用できるようにしたいと考えています。WordPress アクセシビリティコーディング標準では、「WordPress でリリースされた新しいコードまたは更新されたコードはすべて、レベル AA の WCAG 2.0ガイドラインに準拠している必要があります」と記載されています。エディターも例外ではありません。
新しいエディターでは特定のテーマを使用する必要がありますか ?
いいえ。新しいブロックエディターではすべてのテーマを使用できます。ただし、一部のテーマでは特定のレイアウト機能 (「ワイド」や「全幅」のコンテンツなど) のみをサポートすることがあります。
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