以下は WordPress.org 公式ブログの記事「Dropping support for PHP 7.2 and 7.3」の翻訳です。
誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください。
PHP 7.2および7.3のサポートは、2026年4月にリリース予定の WordPress 7.0で終了します。PHP の推奨される最小バージョンは8.3のままですが、サポートされる最小バージョンは新しく7.4.0になります。
PHP の最小サポートバージョンは、2024年7月に7.2.24に引き上げられました。それ以降、PHP 7.2および7.3の使用率は、監視対象の WordPress のインストールレベルで4%を下回っています。
歴史的にプロジェクトでは PHP バージョンの廃止を検討する基準として、5% の使用率という数字を使用してきました。現在、PHP 7.2と7.3を合わせた使用率がこの基準を大きく下回っているため、サポート対象となるPHPバージョンの最小値を引き上げるプロセスを進めています。
PHP の最小サポートバージョンを引き上げる目的は、WordPress の長期的なメンテナンス性の確保にあります。PHP の最小サポートバージョンを引き上げるメリットは時間とともにさまざまな領域で現れてきます。たとえばプラグインとテーマのエコシステム、AI 用のツールとライブラリ、WordPress プロジェクトの長期的な認知度、開発者との連携、そして最終的には、開発者ツールや自動テスト基盤を含む WordPress のコードベース自体など。
この最小サポートバージョンの引き上げに関する議論は、Trac チケットを参照してください。
PHP 8以上のサポートはどうなりますか ?
WordPress のコアは PHP 8.0から8.3まで完全に互換性があり、PHP 8.4および8.5 とベータ互換性があります。
どの PHP バージョンが WordPress の各バージョンと互換性があるかについての詳細については、WordPress コアハンドブックを参照してください。
セキュリティサポートはありますか ?
PHP 7.2または7.3を使用しているサイトは、7.0がリリースされても WordPress 6.9ブランチのままとなります。セキュリティアップデートは公式には1つのブランチのみに作成されますが、修正は可能な限り WordPress 4.7までにバックポートされます。
Gutenberg プラグインはどうなりますか ?
Gutenberg プラグインも、サポートされる PHP の最小バージョンが7.4に引き上げられる予定です。
今後
サポートされる PHP の最小バージョンを、決まったスケジュールで引き上げる予定はありません。コアチームは引き続き PHP バージョンの使用状況を監視し、ホスティングチームと協力して、ユーザーとホスティング会社が可能な限り迅速に PHP のバージョンを引き上げるよう推進します。5%の使用率しきい値は、当面の間、引き続き標準として使用されます。
この記事の公開時点での PHP バージョンの使用状況は次のとおりです。
- 8.5: 0.23%
- 8.4: 4.90%
- 8.3: 16.74%
- 8.2: 27.29%
- 8.1: 15.39%
- 8.0: 5.69%
- 7.4: 22.20%
- 7.3: 2.04%
- 7.2: 1.81%
今すぐ PHP を更新しましょう
PHP やそのアップデート方法についてさらに詳しく知りたい場合は、 こちらのサポート記事を参照してください。詳細な説明、手順全体のガイド、ウェブホスティングプロバイダーへの問い合わせ手順が記載されています。
この議論に参加してくれたすべての方々に感謝します。Thanks to @desrosj, @westonruter, @jorbin この投稿へのフィードバックと校正に対して。
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