先週のコミュニティ活動報告 (7月27日〜8月2日)

サポーター、メンター、WordCamp オーガナイザー、Meetup 運営者などの皆さんが先週行った活動をご報告ください

活動の間に解決できない問題が起こったり、障害がある場合は WordPress Chat の #ja-community チャンネルにご報告ください。

#weekly-update

【開催レポート】Campus Connect @ 上田安子服飾専門学校 — AI とつくる自分のブランドサイト

2026年7月29日(水)、大阪の上田安子服飾専門学校で WordPress Campus Connect を開催しました。日本での開催はこれで3回目、そしてファッション分野の専門学校としては初めての開催です。

今回は同校の3・4年生を対象とした学内限定のイベントで、約25名が参加。9:30 から 16:40 まで、丸一日かけて「自分のブランドサイトを自分の手でつくる」ことに取り組みました。この記事では、講師として参加した立場から当日の様子をレポートします。

最後は全員で記念撮影。いい表情!

Campus Connect とは

WordPress Campus Connect は、WordPress のエコシステムやコミュニティを教育の現場と直接つなぐプログラムです。学生が実際にサイトを作りながら WordPress の基礎スキルを身につけ、メンターやコントリビューターのサポートのもとで将来のキャリアの可能性を探れる、シンプルで柔軟な形式が特徴です。

事前の経験は一切不要で、教育機関に関わる方であればどなたでも主催者になれます。

ファッションの学校で開くということ

上田安子服飾専門学校は、卒業後にアパレル企業へ就職する学生や、自分のブランド・ショップを立ち上げたい学生が集まる学校です。つまり「つくったものを、どう伝えて、どう届けるか」が卒業後すぐに現実の課題になります。

今回の参加者は、授業の一環で AI リテラシーと Figma を使ったウェブサイトデザインをすでに学んでいる学生たち。この2つの土台を持った状態でイベントに臨んでもらいました。

プログラムは2部構成でした。

前半の座学「検索されるサイトから、AI に選ばれるサイトへ」

前半:SEO から LLMO へ

積先生の座学のテーマは、検索エンジンに見つけてもらうための SEO だけでなく、AI に見つけられ、正しく理解されるサイト(LLMO)が重要になっている、という話です。AI 経由の流入は着実に増えていて、しかもそのコンバージョン率は検索経由よりも高い。だからこそ、ウェブサイトは「人間に見せる画面」であると同時に「AI が正確に理解できる情報基盤」でなければならない、といった内容でした。

そのうえで学生たちは、自分のブランド・作品の「ファクトシート」づくりに取り組みました。ブランドの基本情報、誰に向けたものか、どんな内容を載せるか。後半のサイト制作に向けて、整えていきました。

個人的に、ファッション系の学生はものづくりへの思いが強く、「こういう形にしたい」というデザイン面の志向をはっきり持っている人が多いように感じました。

商品詳細ページの見出し構成を考える

後半:WordPress で、実際につくる

お昼を挟んだ後半は WordPress のパートです。まずは「WordPress とは何か」「オープンソースとは何か」から。そして、WordPress のコミュニティにどこで出会えるのか——Meetup や WordCamp の存在も紹介しました。

WordPress で何ができるのかを紹介

30分程度の座学の後、早速制作に入りました。WordPress.com の教育機関向け無料プランを使い、前半でつくったファクトシートを AI サイトビルダーに読み込ませてサイトを立ち上げ、固定ページを足していきました。AI を使った画像や文章生成を行い、最後に投稿とクエリループブロックの使い方まで説明しました。

制作時間は凡そ2時間ほどでしたが、参加者全員がサイトをしっかり形にしていきました。ものの数分で「サイトらしきもの」が立ち上がり、そこから先は全員が自分の世界観に寄せていく時間になりました。

30秒ずつの発表タイム

制作のあとは、30分ほどかけて全員が自分のサイトを1人約30秒で紹介しました。こだわった点や、その日の感想を一言ずつ。

  • 「AI を使うと、思ったより簡単にサイトの形ができあがる」——これは多くの学生に共通した感想でした
  • 一方で、「AI に自分のこだわりを理解してもらうのが難しかった」という声も複数

この2つが同時に出てきたことが、今回いちばん印象的でした。AI で形になったものを、そこから自分らしく作り込んでいく。その「こだわり」の強さは、やはりものづくりを学んでいる学生ならではだと感じます。

学生たちは先生の言葉に真剣に耳を傾けていました

終わった後、参加した学生からは「良い授業やった!」「勉強になった!」という感想をたくさんいただきました。参加された皆さん、本当にお疲れ様でした!

当日の資料

前半スライド — 検索されるサイトから、AIに選ばれるサイトへ

Campus Connect を主催してみませんか?

WordPress プロジェクトでは、Campus Connect の主催者を随時募集しています。

関連リンク

#campus-connect, #education

東京WordPress Meetup@西新宿支部 第1回勉強会のお知らせ

こんにちは!宮川元樹(みやがわ げんき)です。
この度、有志で集まり東京WordPress Meetup@西新宿支部を発足することとなりました。

発起人のみなさんでキックオフミーティングを行いました。
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#mokumokukai, #nishishinjuku, #meetup, #tokyo

先週のコミュニティ活動報告 (7月20日〜26日)

サポーター、メンター、WordCamp オーガナイザー、Meetup 運営者などの皆さんが先週行った活動をご報告ください。

活動の間に解決できない問題が起こったり、障害がある場合は WordPress Chat#ja-community チャンネルにご報告ください。

#weekly-update

注: 以前やっていた週間の活動報告をまとめるスレッドを再開してみることにしました。WordPress コミュニティの活動について、誰でもコメントしていただけます。

東京 WordPress Meetup お知らせと5〜7月活動報告

こんにちは!東京支部共同主催者の森山です。
今月から活動報告とお知らせをこちらのサイトに書いていくことにしました。東京支部の運営に興味のある方は、こちらのサイトを購読してください。

もくじ

  • お知らせ
  • 全体ミーティングを開催します
  • 「The Power of WordPress + Making Your Site」を8月5日開催予定です
  • 「WordPressもくもく勉強会@西新宿」が始まります
  • 開催報告 (5〜7月)

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#photowalk, #nishishinjuku, #meetup, #hachioji, #tokyo

【開催レポート】Campus Connect @ 京都先端科学大学

みなさん、こんにちは !

2026年7月4日 (土)、京都先端科学大学にて、日本で2回目となる WordPress Campus Connect が開催されました !
今回は運営スタッフの一人として参加しましたので、その当日の様子をレポートします。

WordPress Campus Connect とは

WordPress Campus Connect は、学生を対象に、WordPress を使った Web サイト制作を体験してもらうイベントです。
WordPress や Web 制作の経験がない参加者でも、スタッフのサポートを受けながら、自分のアイデアを Web サイトという形にしていくことができます。

当日の様子

今回は、京都先端科学大学オープンソースサークルの Omar さんが主催となり、17名の申し込みのうち、当日は約10名の学生が参加しました。

プログラムは、午前中に WordPress やオープンソースについての座学、午後はハンズオン形式で「自分の作りたいサイト」を実際に制作する、という二部構成で進行しました。

午前の部「WordPress を知る」

午前の部では、まず今回の Campus Connect を主催してくださった京都先端科学大学のオープンソースサークル (https://kosc.gr.jp/) の Omar (@omarkotb) さんより、イベントの概要説明がありました。

その後、WordPress に関する座学として、花森 海音 (@kaitohm) さん、田中 昌平 (@shoheitanaka) さん、私 (@hiroshisato) の3名でそれぞれ10〜20分ほどのセッションを担当しました。

京都先端科学大学は留学生が多く、授業の多くが英語で行われているそうです。 そうした環境もあり、スライドに英語を取り入れる形で進められました。

そのサイト、実は WordPress かも。(佐藤 浩司 / @hiroshisato)

私からは、「そのサイト、実は WordPress かも。」というテーマで、WordPress が社会の中でどのように使われているのか、そして参加者の方々が実際にどんな Web サイトに使えそうかについて紹介しました。

WordPress が選ばれる理由として、コンテンツの更新が簡単でエンジニア以外の人も扱えること、テーマで見た目を変えられること、プラグインで機能を追加できること、利用者が多く情報を得やすいこと、オープンソースとして自由にカスタマイズできることなどをお話ししました。

また、企業サイトや採用サイト、病院・クリニック、メディア、大学・研究室・イベントサイトなど、身近な場所で WordPress が使われている例を挙げながら、ポートフォリオや技術ブログ、サークルサイト、イベント告知など、学生自身の活動にも活用できることを紹介しました。

実は、今回の会場となった京都先端科学大学の公式サイトも WordPress で作られています。 そのことを紹介すると、参加者の皆さんも少し驚いている様子でした。

WordPress とオープンソースの話 (田中 昌平 / @shoheitanaka)

田中さんからは、WordPress がオープンソースソフトウェアであることや、OSS に関わることの意味についてお話しいただきました。

「みんなで作って、みんなで使う」というオープンソースの考え方に加え、コントリビュートは単なるボランティアではなく、人とのつながりや信頼、将来のキャリアにもつながるものだという視点が紹介されました。

また、WordPress の Five for the Future にも触れながら、学生の皆さんに向けて、楽しみながら挑戦し続けることの大切さが伝えられました。

WordPress でキャリアを築くということ (花森 海音 / @kaitohm)

花森さんからは、WordPress を通じたキャリアの築き方について、ご自身の経験を交えたお話がありました。

子どもの頃のホームページやゲーム作りから始まり、教育の現場での経験、Automattic での仕事、WordPress Meetup との出会い、そして現在の Japan Partnerships Manager としての活動まで、WordPress がどのように仕事や人とのつながりにつながっていったのかが紹介されました。

また、WordPress.com を使った教育機関の学習支援や、企業・教育機関・代理店とのパートナーシップなど、WordPress が社会のさまざまな場面で活用されていることにも触れられました。

学生の皆さんにとって、WordPress が単なる Web サイト制作ツールではなく、将来のキャリアや社会との接点にもなり得ることを感じられるセッションでした。

午後に向けての準備

座学が終わったあとの時間は、午後のハンズオンに向けた準備にあてました。今回は Automattic から学生のみなさんに WordPress.com の有料プランが1年間提供されることになっており、その環境を使ってサイト制作に取り組めるよう、アカウント作成やドメイン名の設定などを一つひとつ進めていきました。

どんな名前のサイトにするか、どのドメインなら自分のイメージに合うかを考えながら入力していくこの時間は、「これから自分の Web サイトを作っていくんだ」という実感が少しずつ湧いてくる、静かでわくわくするひとときでもありました。

昼食休憩

午前のプログラムを終えたあとは昼食の時間です。いろいろな種類のお弁当が用意されており、留学生の多い大学ということもあって、ハラル対応のお弁当も選べるようになっていました。

昼食をとりながら、日々の学校生活の様子などを聞かせてもらい、会話を楽しみつつリラックスできるひとときとなりました。

午後の部「自分のサイトを作る」

午後の部では、「自分の作りたいサイト」をテーマに、参加者それぞれがレシピサイトやサークルサイト、趣味のサイトなどの制作に取り組みました。

最初に、評価基準や入賞者には景品が贈られることが Anton (@nishiki001) さんより発表され、ほどよい緊張感とともに制作がスタートしました。

WordPress.com の AI ビルダーも活用しながら、サイト名や構成、掲載する内容を考えつつ、実際の画面上で少しずつ形にしていきました。参加者によっては AI ビルダーが表示されないといったトラブルもありましたが、スタッフが席を回りながら設定や操作を一緒に確認し、制作を進められる状態まで個別にサポートしました。

WordPress の操作方法を一度に覚えてもらうのではなく、まずは自分のイメージしているサイトを実際に形にしてみることを重視したハンズオンで、「こういうページを作りたい」「画像を差し替えたい」「色を変えたい」といった、参加者のやりたいことを個別に聞いて回りサポートするかたちでした。

終盤には、完成したサイトの発表と表彰を実施しました。短い制作時間ながら、それぞれの関心が色濃く表れたサイトが並び、スタッフ3名が評価基準に沿って審査を行い、1位から3位までの入賞者を決定しました。入賞者には主催の Omar さんが用意してくださった景品が贈られ、会場は温かい拍手に包まれました。

※ 3位以降はほとんど差がなく、どのサイトにも良い点があり、選考はかなり悩ましいものでした。

その場で WordPress コミュニティに興味を持ってくださった方々に参加方法や活動内容を紹介し、イベントを締めくくりました。

参加して感じたこと

今回のイベントでは、「初めて WordPress に触れる参加者」に向けて、WordPress の考え方や操作をどのように伝えるかを改めて考える機会にもなりました。

「固定ページ」「投稿」「ブロック」「公開」といった、普段何気なく使っている言葉にも前提知識があります。参加者に合わせて、一つひとつ分解して説明することの大切さを感じました。

一方で、参加者の皆さんは、最初から作りたいサイトのイメージを持っていました。レシピサイト、サークルサイト、趣味のサイトなど、それぞれの関心をもとに制作に取り組んでおり、WordPress.com の AI ビルダーも活用しながら、短い時間の中で自分のアイデアを形にしていく様子が印象的でした。

単に WordPress の使い方を学ぶだけでなく、自分の関心や活動を Web サイトという形で表現してみる。
そんな Campus Connect らしい時間になったように思います。

学生さんの一人からは「AI でほとんど出来るじゃん」という声もあり、サイト制作の現場でも、WordPress の活用方法や制作手法が大きく変わりつつあることを肌で感じました。

今回の体験をきっかけに、これからも今回作成した WordPress サイトの活用を続けたり、WordPress や WordPress Meetup などのコミュニティにも関心を持っていただけたら、とても嬉しく思います。

私自身にとっても初めての登壇セッションであり、こうした開催レポートを書くのも初めての試みでしたが、参加者のみなさんと一緒に学びながら振り返ることで、自分にとっても貴重な経験となりました。

最後に、Omar さん、オープンソースサークルのみなさん、参加者のみなさん、そして支えてくださったスタッフの皆さんに、心から感謝します !
ありがとうございました !

Campus Connect を主催してみませんか ?

WordPress プロジェクトでは、Campus Connect の主催者を随時募集しています。

当日の資料

関連リンク

協力、レビューありがとうございます。 @omarkotb さん、@nishiki001 さん、@kaitohm さん、 @shoheitanaka さん、Yash Gujarathi さん (Photographer)

#campus-connect, #community

日本コミュニティ Slack の Make WordPress Slack (本家) への移行について

WordPress プロジェクトでは、各国・各地域のコミュニティ Slack を Make WordPress Slack に集約していく取り組みが進められています。

日本語WordPressコミュニティのWordSlackもMake WordPress Slackへの移行を進めます。

これにより、日本語でのコミュニケーションを継続しながら、WordPress プロジェクト全体とのつながりをより持ちやすくなることを期待しています。
また、日本コミュニティが利用していた無償版では、数ヶ月でアーカイブされて参照できなくなっていたログが、Make WordPress Slack では過去のやり取りを継続して参照できます。

現在、以下のチャンネルを日本語で利用できます。

  • #ja — 雑談、質問、一般的なコミュニケーション
  • #ja-docs — ドキュメントや翻訳に関する話題
  • #ja-community — Meetup、イベント、コミュニティ運営に関する話題
  • #ja-requests — PTE リクエストなど各種依頼

ぜひ各チャンネルにご参加ください。

Make WordPress Slack にまだ参加されていない方は下記リンクからご参加ください。
https://make.wordpress.org/chat/

また、新しい取り組みですので、実際に運用しながら改善していきたいと考えています。ご意見やご質問がありましたら、ぜひお寄せください。

下記英語になりますが、関連の公式の記事はこちらです。

Welcome All Languages and Communities to Make WordPress Slack (あらゆる言語やコミュニティの皆様、Make WordPress Slackへようこそ)
https://make.wordpress.org/project/2026/05/07/welcome-all-languages-and-communities-to-make-wordpress-slack/

How to Bring Your Community to Make WordPress Slack (コミュニティを Make WordPress Slackに招待する方法)
https://make.wordpress.org/community/2026/06/09/how-to-bring-your-community-to-make-wordpress-slack/


協力、レビューありがとうございます。 @atachibana さん、 @toru さん、 @sysbird さん、 @torikumo さん、 @taisuke さん @toro_unit さん

【開催レポート】Campus Connect (日本初!) @ 日本経済大学

2026年5月9日、Campus Connect が日本経済大学で開催され、記念すべき日本初開催となりました!学生・保護者・教職員など大勢の方が集まり、有意義な学びの時間となりました。この記事では、運営スタッフとして参加した立場から、当日の様子をレポートします。

なお、WordPress プロジェクトでは、Campus Connect の主催者を随時募集しています。

Campus Connect とは

WordPress Campus Connect は、WordPress のエコシステムやコミュニティを教育の現場と直接つなぐプログラムです。学生が実際にサイトを作りながら WordPress の基礎スキルを身につけ、メンターやコントリビューターのサポートのもとで将来のキャリアの可能性を探れる、シンプルで柔軟な形式が特徴です。

イベントは半日または一日のワークショップ形式で開催され、参加者はウェブサイト制作を通じて、WordPress エコシステムへの貢献の仕方や、その中で成長していくさまざまな道を発見します。事前の経験は一切不要で、教育機関に関わる方であればどなたでも主催者になれます。

これまでに世界中で 45 回のイベントが開催され、83 の教育機関が参加、6,200 名以上の学生がこのプログラムを通じて学びの機会を得てきました(本投稿執筆時点)。今回の日本経済大学での開催は、その輪が日本にも広がった記念すべき第一歩です!

当日の様子

今回は、日本経済大学のスタートアップコミュニティ STATIO STARTUP LAB. が主催し、会場は同大学渋谷キャンパス内のスタートアップ拠点「日本経済大学 STATIO」。日本経済大学の学生だけでなく、高校生や他大学の学生を含む20名超が集まり、交流を深めながら一日かけて MVP(Minimum Viable Product = 使える最小限の製品)づくりに挑戦しました。

私は WordPress コミュニティの一員として参加し、イベントの最後に地元の Meetup への参加を呼びかけました。当日は WordPress.com のスポンサー支援により参加学生に教育機関向けホスティングプランを無償提供できましたので、私はその導入サポートも担当しました。さらに一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA) にも協力団体としてご支援いただき、総勢スタッフ4名体制で20名超の参加者を一日通してサポートできました。

イベントは「スタートアップの基礎を学ぶ午前」と「WordPress で実際に手を動かす午後」の2部構成。オープニングからクロージングまで、リーンスタートアップの考え方と WordPress の実践がひとつながりになった、密度の濃いプログラムでした。

前半:スタートアップと MVP 思考を学ぶ

基調セッションでは、経営学部長の寺岡 幸二先生 @fujigoco が「起業とスタートアップの違い」や「リーンスタートアップ」の考え方をレクチャー。Airbnb やメルカリといったおなじみのサービスもごく小さく始まったこと、大学発スタートアップが10年で約3倍に増えていることなど、具体的な事例とデータを交えながら、「完璧な計画よりも、まず試して学ぶ」という発想を分かりやすく解説してくださいました。

続く技術セッションでは、WordPress エコシステムの入門として、オープンソースとしての WordPress の成り立ちや「コア・テーマ・プラグイン・ホスティング」という構造を紹介。NASA、Spotify、Razor など、世界的な組織やブランドが WordPress を活用している事例も取り上げ、MVP づくりのツールとしての可能性を共有しました。

その後、参加者はそれぞれ WordPress.com アカウントを開設。教育機関向けの無料プランでサイトを立ち上げたところで、お昼休憩に入りました。主催者がサンドイッチを用意してくださっていましたが、近隣のお店まで食べに行く参加者もいました。

後半:WordPress で MVP 制作に挑戦

午後はいよいよ実践パートです。「完璧を目指さない」「テーマとプラグインの両方を試す」「好きにカスタマイズする」という”3つの約束”のもと、大まかなステップを紹介したあとは、参加者それぞれが思い思いにサイトを動かしていきました。

  • 投稿内容:入力したキーワードから Gemini で記事を作成
  • アイキャッチ画像:記事の内容から Jetpack AI で作成
  • テーマ:共通のテーマに変更したうえで、それぞれがデザインをカスタマイズ
  • プラグイン:WooCommerce を導入し、サイトに追加されるさまざまな機能を確認

特別な知識がなくても、AI の力を借りながら数時間で「動くサイト」が形になっていくのが、このワークショップの面白いところ。他の参加者やスタッフと会話を交わしながら、一人ひとりが自分のサイトを作り上げていきました。

終盤には再び短いレクチャーがあり、生成 AI と WordPress のさまざまな組み合わせ方も紹介されました。AI を相棒にすれば、サービスのアイデアをこれまで以上に素早く形にできることを実感する場面もありました。最後はクロージングとして、オープンソース/WordPress コミュニティへの招待でイベントを締めくくりました。

当日の資料

寺岡先生のご厚意で、当日使用したスライド資料を公開いただきました。スタートアップ/MVP 思考から WordPress でのサイト制作、生成 AI 活用まで、一日の流れに沿ってご覧いただけます。

参考リンク:

#campus-connect, #education

【開催レポート】Meetup オーガナイザーのオリエンテーション共有&情報交換会

みなさん、こんにちは。
6月1日(月)に開催した「Meetup オーガナイザーのオリエンテーション共有&情報交換会」のレポートです。 (お知らせはこちら。)

参加者

徳島・東京・千葉・八王子・宮崎・愛知・岡山など、各地のミートアップオーガナイザーにご参加いただきました。

内容

オリエンテーション内容の共有

ミートアップオーガナイザーの追加プロセスと、新しいオーガナイザーへのオリエンテーションの内容について確認しました。オリエンテーションでは、Meetup 運営者ハンドブックの内容をもとに、公認チャプターとしての運営の基本を共有しています。

  • 日本では、最小範囲は都道府県ごとにひとつのチャプターとなります
  • 2名以上が集まり WordPress の体験をシェアする場であれば、人数や形式に決まりはありません
  • 公認チャプターとして WordPress Meetup を運営するには5つの良識ルールに従う必要があります。

5つの良識ルール

WordPress 公認ミートアップを運営するうえで守るべき5つの良識ルールを確認しました。

  1. 特定の企業や個人の利益ではなく、WordPress コミュニティ全体の利益を優先する
  2. 能力・スキル・経済状況に関わらず、すべての人が参加できる環境を整える
  3. スピーカー・運営スタッフは無償で活動し、参加費は会場代のみに使用する
  4. 信頼できるメンバー全員にイベント企画の機会を提供する
  5. 差別や暴力の扇動を避け、良好なコミュニティの雰囲気を維持する

GPL ライセンス要件

また、すべての公認 WordPress Meetup 運営者には、GPL を含めた WordPress オープンソースプロジェクトの原則を守ることが求められます。これは、GPL ではないプラグインやテーマを使うことで、WordPress が提供する権利を気づかないうちに奪われてしまうユーザーや参加者を守ることに役立ちます。
WordCamp / WordPress Meetup におけるライセンスについてのお願いのページを見ながら、100%GPL についてなど共有しました。

情報交換

また各地のオーガナイザーから運営状況を共有いただき、以下のような話題について情報交換を行いました。

  • 無償会場が確保できない場合は、WordPress Community Support への会場費支援申請を検討できること
  • 会場スポンサーによる PR は過度にならないように留めること
  • ミートアップオーガナイザーバッジが付与されていない場合は、ミートアップの URL とユーザーネームを添えてコミュニティチーム (support@wordcamp.org) に連絡すると手動で付与されます
    • 件名 Meetup Organizer Badge Request
    • 内容: 公認チャプターの Meetup の名前, Meetup のURL, 該当者の .org のユーザーネーム
  • 地域内で新たにミートアップを立ち上げたいという申し出がコミュニティチームに対してあった場合は、まず既存のオーガナイザーと連絡を取るように勧めていること

今後も、Meetup のオーガナイザー同士で話す会など、それぞれ気軽に声をあげてもらえると良いなというお話をして終わりました。
ご参加くださった皆さまありがとうございました。

追記:
Make WordPress Slack (本家) が多言語対応を進めることになり、各言語・地域のコミュニティが一か所に集まれる場を作る方向性が発表されています。詳細は公式記事 (英語) をご参照ください。
Welcome All Languages and Communities to Make WordPress Slack
これを受けて、日本語 WordPress コミュニティの WordSlack についても、Make WordPress Slack へ移行する方向の相談をしていると、WordSlack の general チャンネルで共有した件を、会の最後に、改めて情報共有しました。

#community, #meetup

【6月1日 20:00】 Meetup オーガナイザーのオリエンテーション共有&情報交換会のお知らせ

みなさん、こんにちは。

「Meetup オーガナイザーのオリエンテーション内容の確認」や「運営の情報交換」をする会をオンラインで開催します。
こちらの会は WordSlackの #meetup チャンネルで相談していたものになります。

Meetup オーガナイザーの方で、オリエンテーションを受けたことがない方、内容を再確認したい方、他のオーガナイザーと情報交換をしたい方など、どなたでもお気軽にご参加ください。

開催概要

  • 日時: 6月1日(月) 20:00 〜
  • 場所: オンライン (※URLは当日 #meetup チャンネルでお知らせします)

主な内容

  • Meetup オーガナイザー向けオリエンテーション内容の共有・おさらい
  • 運営の疑問や経験談などの情報交換

参加希望やご質問、事前に聞いてみたいことなどがあれば、この記事のコメント欄か WordSlack の #meetup チャンネルまでお気軽にどうぞ。

みなさんのご参加をお待ちしています。