Locale Manager & GTE の変更について

2024年1月から、@nao および @odysseygate さんの2名が Local Manager (ロケール管理者) の役割を離れ、新たに @atachibana さんと @nukaga さんをお迎えすることとなりました。合わせて GTE (General Translation Editor/一般翻訳編集者) の交代も行いました。お二人はこれまでも翻訳やコミュニティなどの分野で長年、コントリビュートをされてきました。今後もよろしくお願いします。

参考資料

今後もコミュニティの持続と発展のため、コミュニティ役務の新しい担当者を増やし役割分担を進めていく予定です。

Core Contributor Handbook の日本語版が公開されました

Core Contributor Handbook の 日本語版作成がこちらの記事で提案されましたが、全ページの翻訳が完了し、日本語版ハンドブックとして公開されました。

原文との差異や誤りを見つけた方は、ぜひ コアハンドブック翻訳用 GitHub リポジトリまたは WordPress 日本語 Slack の #docs チャンネルでご連絡ください。

関連リンク


賛辞: 翻訳作業に貢献された @atachibana さん、 @azuma3derive さん、 @mimitips さん、 @nano195 さん、 @nao さん、 @nukaga さん、 @osamunize さん、 @torikumo さん。そして、GitHub 上での翻訳作業のために使用した wp-handbook-converter の開発者である @mirucon さん。

#docs

Core Contributor Handbookの翻訳協力者を募集します

Core Contributor Handbook の 日本語版作成にあたり、翻訳にご協力いただける方を募集します。

現在、多数のハンドブックが日本語訳されていますが、今回 Core Contributor Handbook の日本語版を新たに作成する事となりました。

現在89ページの原文がありますが、これら全てのページを日本語化し、ハンドブックとして公開する予定です。

ご協力いただける方がいましたら、下記の「日本語版の協力方法」を確認いただき、ぜひ翻訳にご協力ください。

日本語版の協力方法

翻訳テキストは GitHub リポジトリで管理されており、どなたでもブラウザ上から翻訳の提案 (プルリクエスト)を行う事が出来ます。

Core Handbook 翻訳用リポジトリ

翻訳を行う順番は決まっておらず、どのページから翻訳していただいても構いません。

GitHub アカウントの作成方法、および具体的な翻訳作業の手順については、「翻訳開始から提案までの流れ」でご確認ください。

不明な点がありましたら、 WordPress 日本語 Slack の #docs チャンネルまでご相談ください。

#docs

Meetup アンケートの翻訳協力者を募集します

コミュニティチームからのリクエストで、毎年行っている Meetup オーガナイザー参加者向けアンケートの2021-2022年版の翻訳協力者を募集しています。

2020年版の結果報告はこちらです。日本のコミュニティの現状や意見を届けるために、アンケートを日本語で受けていただけるようにすることは重要ですので、ぜひご協力いただけると幸いです。

日本語版の協力方法

  1. 翻訳トラッカーに WordPress.org ユーザー名、翻訳するファイルなどの情報を記入してください。
  2. 以下のファイルに対し、すでにある編集を参考に提案モードで翻訳を記入していってください。
  3. 他の人の編集済みの部分に対してフィードバックや提案をしたい場合は、コメントをつけてください。

原文ファイル

翻訳期限はJune 22 at 23:59 UTC です。不明な点がありましたら、WordSlack#docs でお尋ねください。

#meetup, #survey

WordPress 翻訳を改善するためのアンケートにご協力ください

グローバル Polyglots (ポリグロッツ) チームで、翻訳者の経験をより深く理解するため、翻訳者を対象とした調査を行うことになりました。

このアンケートは翻訳者やロケール管理者、エディター (GTE/PTE) を対象にしたもので、約15個の質問が含まれます。この調査のゴールは、コントリビューターの皆さんが Polyglots チームにどのように参加しているのか、貢献する理由は何なのか、どうすればコントリビュート経験をより良くすることができるのかを詳しく知ることです。

今回の調査結果は、特に2021年に向けて計画している Polyglots チームの優先順位についての今後の議論の参考として、ドキュメントやツールなどのアイデアを含め、活用されます。経験豊富なコントリビューターの方の意見はもちろん、新しく参加した方の視点からの意見も、非常に参考になります。

回答は2020年11月10日から2020年12月9日 (UTC) まで受け付けています。

翻訳へのご協力と、Polyglots コミュニティへのご参加ありがとうございます !

以下に、フォームの訳を日本語で掲載していますので、回答時の参考にしてください。

※ こちらは、現在実施している WordPress 全体のユーザー・開発者アンケートとは別のものです。

続きを読む

世界翻訳の日を祝う週 WordPress Meetup イベントレポート

9月27日から10月3日にかけて、WordPress Meetup のイベントとして行った「WordPress のプラグインやテーマを翻訳してみよう!〜世界翻訳の日を祝う週〜」のレポートです。

Zoom でのキックオフミーティング + Slack での翻訳作業

今回のイベントの主な活動は、「1週間を通してそれぞれ翻訳作業をすること」でした。まず、27日 (日) の夜に希望者のみで Zoom キックオフミーティングを行い、自己紹介、今週の流れの確認、翻訳のやり方の説明をしました。

この日はその後、Zoom に残って翻訳や作業方法の確認を続ける人たちもいましたが、それ以外はすべて WordSlack 上の主に #translate チャンネルでやりとりをしました。

水曜日にはグローバル Polyglots Team の週次ミーティングに日本から参加してくださった方がいつもよりたくさんいらっしゃったり、金曜夜の定例翻訳もくもく会 @ #docs チャンネルでも一緒に作業を進めたり、イベントならではの週でした。

キックオフミーティングの様子

1週間を通した成果

イベントのタイトルは「プラグインやテーマを訳してみよう」としていましたが、意外に長文ドキュメントを翻訳したいという方も多く、それぞれ自分たちで選んだプロジェクトに取り組みました。

翻訳対象となったプロジェクト

以下は、参加者の方が翻訳対象として選んだプラグインやテーマの一部です。多くの人が、よく使っているものを率先して翻訳されていたようですので、おすすめでもあると思います。ぜひ試しに使ってみたり、今後も翻訳にご協力ください。

プラグイン: Yoast Duplicate Post / WP Maintenance Mode / WebP Express / Ads.txt Manager / Enable Media Replace / Shortcoder — Create Shortcodes for Anything / Safe Redirect Manager / Nested Pages

テーマ: Lightning / Founder / Arkhe

また、以下のドキュメントも更新や新たに翻訳が開始されました。今後、プラグインやテーマだけではなくて長文の翻訳をやってみたい!という方は、ドキュメント翻訳プロセスのページをご覧ください。

まとめ

その他にも GitHub でプラグイン作者に文字列の不具合のフィードバックを送ったり、翻訳についての疑問を解消したり、このイベントを機に WordPress の翻訳をより身近に感じてもらうことができたのではないかと思います。

日本語を読み書きできる私たちにとって、翻訳は WordPress オープンソースプロジェクトに参加するためのとても良い一歩です。今後とも、興味のある方はぜひ WordSlack でお気軽にお声がけください。

(ほぼ) 毎週金曜日には、@atachibana さんが WordSlack #docs チャンネルで「翻訳もくもく会」を開いてくれています。定期的に作業する習慣がつくと作業が進みますので、おすすめです!

プロジェクト内での原文または訳語の検索方法 (Filter)
自分で追加した翻訳の提案を却下する方法 (Reject ボタン)

関連ブログ記事

ダイバーシティスピーカートレーニング翻訳ミーティング #1 議事録

ダイバーシティスピーカートレーニング翻訳ミーティング #1 議事録

WordCamp Osaka 2019 のコントリビューターデイの日より始まった「ダイバーシティスピーカートレーニング」のワークショップのやり方ドキュメントの翻訳について、オンラインミーティングをおこないました。

ダイバーシティスピーカートレーニングについてはよろしければ「WordPress コミュニティでダイバーシティ(多様性)スピーカートレーニングのプロジェクトが進行中」をご覧ください。(別サイトに飛びます)

以下議事録です。

ダイバーシティスピーカートレーニング翻訳ミーティング #1 議事録

Date: December 21th, 2020

参加者: 額賀順子( @nukaga )松尾祥子( @show-ko )ひしもち( @hsmt )松井裕人( @kappasan )河野千秋( @chiakikouno )村上直子( @udfibonacci )立花明 ( @atachibana ) 鬼頭 哲也

アジェンダ

  1. 進行の仕方
  2. 仕上がり目標(期限)
  3. 用語集について

ディスカッション

1. 進行について

Speaker Training Workshop 日本語翻訳
現在 46ページ中の16ページ

  • 英文は残しながら翻訳する→最終消す
  • 翻訳ドキュメントに「ここからやります」的に名前を書いて、Slackでも声を掛けてやっていく
  • 基本上から順に進めていく
  • 翻訳難しくてできない!というときは、Slack等で「翻訳難しいから置いときますー」でもOK

2. 仕上がり目標(期限)

  • 3月20日目標にしましょう(一週間で2.5ページ程度が目安です)
    ※ 定期的にみんなでもくもく翻訳タイム!をやっていきたい。
    土日以外、夜なら21時半以降 → 第1回を1月9日(木)21時半~ で行います。

3.用語集について

スプレッドシートに用語集作っていく
翻訳ドキュメントの最初に、スプレッドシートへリンクを張っておく
悩むところは、翻訳ドキュメントにコメントを入れて、Slackで都度相談しながら進めていきましょう


今後もやりとりは WordSlackの #community-translateで進めていきますので、興味のある方はぜひご参加ください。
それぞれが翻訳を進めながら、1月9日(木)21時半~はSlackで集まってのもくもく翻訳会を開催予定です。

日本語ドキュメンテーション Codex の移行をお手伝いしてくれる方を募集します

長年親しまれてきた WordPress の日本語ドキュメンテーション (マニュアル) 「Codex」を WordPress.org 内に移行します。

これはオリジナルの英語版の動きに従ったもので、すでに英語版では開発者向けページが DevHub に、一般ユーザー向けページが HelpHub と呼ばれるシステムにそれぞれ移行されています。今回、日本語版ではまず一般ユーザー向けページを移行し、完了後に開発者向けページの移行を検討する予定です (このためすぐに Codex がなくなるわけではありません)。

移行作業のお手伝いを募集します

英語版の移行作業では手動で Codex 内のページを HelpHub に移行しました。Codex には古い記事や誤った記述も含まれていたため、一つずつ確認しながら作業する必要がありました。ちなみに「Codex」は wiki ベースで書かれていましたが、WordPress.org では通常の WordPress の記事と同じようにブロックエディタ (Gutenberg) を使用して記述します。

現在約200ページの原文がありますが、日本語版でも同様にこれらを手作業で移行する予定です。その過程で翻訳のエラーや、英文が更新されている場合は追加の翻訳を行います。スクリーンショットを取り直す必要のある箇所もあります。

こうした作業をお手伝いしてくれる方を募集します。

「手伝ってもいいよ」という方は以下の手順に従って、サイトへのアクセス権を取得し、好きなページを移行してください。ページ全部でも構いませんし、一部でも構いません。

移行のポリシー

日本語 HelpHub は日本語 Codex を元に、英語 HelpHub の最新情報で更新します。英語版は Codex から HelpHub 移行の際に、プログラミング的な要素をすべて削除しました。これは HelpHub が一般ユーザー向けであること、プログラミング的な要素は他のハンドブックでカバーされることからの決定です。

一方日本語版の場合、ハンドブックの翻訳 (例えば Theme Developer Handbook) が後になり、今日の段階で使用法のみをコピーすると日本語のせっかくの情報が消えてしまいます。ですので、いったん関数などのプログラミング的な要素も含めて移行したいと思います。

移行の手順

まずサイトへのアクセス権が必要です。

  1. WordPress.org のアカウントを作成する (https://login.wordpress.org/register)
  2. HelpHub のアクセス権をリクエストする
    • 手順: WordSlack (参加方法はこちら) の #docs チャンネルに行って、WordPress.org アカウント名と一緒に「アクセス権希望」とリクエストしてください。

移行作業は以下のとおりです。

  1. HelpHub サイトにログインする。
  2. 進捗確認用のワークシートを開く。
  3. 移行するページを選択し、「担当」に自分の名前を入力し、「ステータス」を「In Process」にする。
  4. 「元の日本語 Codex ページ」列の URL の上にマウスを移動し、ポップアップしたリンクをクリックする。
  5. 「日本語 HelpHub ページ」列の URL の上にマウスを移動し、ポップアップしたリンクをクリックする。
  6. ツールバーの「編集 記事」をクリックする。
  7. 適宜、Codex からコピー & ペーストするか、必要に応じて翻訳する。
  8. 完了後はドラフト文書のまま保存し、「ステータス」を「Done」にする。

今後の進め方

ある程度量があるので、挫折しないように以下のような試みを考えています。

  • 定期的に (頻度は未定、2週に1度程度 ?)、参加可能な作業者の方が集まって Zoom で質問したり作業したりする会を開催する。
  • 週1回、このブログに進捗報告スレッドを立て、コメントで報告してもらう。

質問があれば、WordSlack の #docs でお尋ねください。
ご協力ありがとうございます!

#codex

第4回 WordPress Translation Day (翻訳の日) 日本開催レポート

5月11日、4回目の WordPress Translation Day (翻訳の日/WPTD) では、WordPress をさらに多くの言語で利用できるよう、世界各地の WordPress コミュニティがコア、プラグイン、テーマなどを翻訳しました。

イベント終了直前の数字によると、35カ国で77のローカルイベントが行われ、183人が初めて WordPress 翻訳に参加しました。

日本でのイベント

日本国内でも、東京・男木島・福井・福島・福岡の5ケ所で翻訳 Meetup が行われました。さらに同日に Meetup を行なっていた熊本・湘南も加え、各地を Zoom でつないで様子を共有したりもしました(うまいタイミングでなかなかキャプチャできず、すいません!)。

西川さんの提案で、バンコクの Meetup とも Zoom をつないだりもしました。

バンコク側から見た男木島(「西川コワーキング」)の様子

福岡ではメルカリオフィスにて、福井ではアオッサ(大学連携センター Fスクエア)にて、福島ではコワーキングスペース「福島コトひらく」にて、それぞれ Meetup を開催しました。

ライブストリーミング

この日、世界中のスピーカーをつないだライブストリーミングも24時間を通して行っていました。東京会場では開場前に私高野がセッションを行い、その後同会場で田中昌平さんのプラグインローカリゼーションに関するセッション、シンガポールにいる Jon Ang のドキュメンテーション翻訳の現状に関するセッションのインタビュー側の放送をしたりしました(動画はすべて後日 wordpress.tv に公開予定です)。

一日の成果

WPTD4 の間に、日本語プロジェクトでは2名の新規 PTE(プロジェクト翻訳エディター)を追加し、2000文字列以上が翻訳されました。

当日作業が行われたプロジェクトで、確認できたものは以下の通りです。その他にもレビュー作業などされた方も多かったかと思います。皆さん、大変お疲れ様でした!

  • プラグイン: Elementor、Ghost Kit、JM Twitter Card、WP-PostRatings、TinyMCE Advanced、WooCommerce Custom Tabs、Block Gallery、BackWPup、Yoast SEO、CoBlocks
  • テーマ: eStore
  • ドキュメンテーション: Design Hanndbook、wp-cli

海外の Meetup の様子

ちなみに、Twitter の #WPTranslationDay ハッシュタグで他の国でのイベントや翻訳コミュニティの様子も見ることができます。ツイートの言語はもちろん、会場の様子やランチ・おやつに食べているものも各地それぞれ。写真を眺めているだけで世界の Meetup の雰囲気を感じられて、おもしろいですよ。

海外 WPTD4 Meetup ブログ記事

#翻訳, #wptranslationday

第4回 WordPress Translation Day (翻訳の日) に参加しよう!

こんにちは!
日本のWordPress コミュニティの皆さん、2019年5月11日土曜日に第4回目のWordPress Translation Day があります。
このイベントがどういったものかというと…世界中のより多くの人々と WordPress を楽しむために、24時間まるっと一日みんなで翻訳作業をしたり、国際化 (i18n)・ローカリゼーション (l10n) に関わるノウハウを共有したりしようという日です。
そして24時間、オンラインでLive放送があります。

WordPress Translation Day 公式サイト

WordPress Translation Day 4 公式サイト

こちらは英語になりますが、WordPress Meetup のオーガナイザーへの WordPress Translation Day に参加しようよ!という呼びかけの投稿です。

WordPress Translation Day ですること

  • WordPressのプラグイン、テーマ、その他のプロジェクトの翻訳をしましょう
  • お互いに翻訳のヒントやコツを共有しましょう
  • Making WordPress Slack#polyglots-events チャンネルを通して、世界のローカライゼーションの貢献者を知りましょう
  • WordPress の翻訳に関するセッションやパネルディスカッションのライブストリーム動画を視聴・共有しましょう

参加するにはWordPress.org IDが必要です。アカウントをお持ちでない場合は、https://login.wordpress.org/register からアカウントを登録してください。

日本各地でも WordPress Translation Day を開催しませんか?

5月11日土曜日、時間はいつでも構いません。WordPress Translation Day に参加する Meetup のオーガナイザーさんは、Meetup のイベントを作るときにテンプレートから「WordPress Translation Day 4」を選択して作成してください。

現在、福井東京ですでにイベントが公開されていますので、参考にするのも良いかもしれません。

その後、下記ページのフォームから申請していただくと、今後公開されるイベントマップに載ります。

情報リンク

情報リンクを載せておきます。Meetup のイベントページに載せたり、Translation Dayで使ったりしてください。

質問などはここのコメント欄、もしくは WordSlack の #meetup / #translate チャンネルへどうぞ!