ベータテスト
開発者でなくても WordPress の開発に個人ができる貴重な貢献は、WordPress をテストすることです。WordPress の安定版リリースの前には、プレリリース版がテスト用に提供されます。プレリリースをダウンロードしてテストすることで、WordPress の開発者は新バージョンが公開される前に問題を修正できます。
プレリリースバージョンが作成される前から最新の開発版を確認したい場合は、WordPress Subversion (SVN) リポジトリから最新のソフトウェアをチェックできます。または、「ナイトリービルド」(Subversion リポジトリから作成されたもの) を入手できます。これは Subversion リポジトリとほぼ同等の最新版です。
まずは、WordPress Beta Tester プラグインをインストールしてください。プラグイン > 新規追加にアクセスし、検索フィールドに「wordpress beta tester」と入力し、「インストール」をクリック・タップします。
- まずバックアップを取ることがよいでしょう。
- プラグイン > 新規追加で「WordPress Beta Tester」を検索します
- WordPress Beta Tester プラグインの「今すぐインストール」ボタンをクリックまたはタップします
- ツール > ベータテスト (またはマルチサイトではネットワーク管理 > 設定 > ベータテスト) に進みます
- WordPress の次のメジャーリリースの開発をフォローするには「最前線」オプションを、次のポイントリリースの開発をフォローするには「ポイントリリース」オプションを選択します。
- 「変更を保存」ボタンをクリックまたはタップします
- ダッシュボード > 更新へ移動します
- 「今すぐアップデート」ボタンをクリックまたはタップします
- ツール > ベータテストに戻り、「ポイントリリース」または「最前線」の次にリリースされるベータ版または RC 版にアップデートするためのベータ版/RC 版のオプションを確認します。
プラグインをインストールしたら、ツール > ベータテストに移動し、設定を確認します:
- ポイントリリース。 現在のリリースは5.2.3です。これを選択すると、5.2.x の開発トラックを追跡できます。
- 最前線。 これを選択すると、5.3の開発トラックを追跡できます。
- ベータ / RC のみ。 これを選択すると、現在実行しているブランチの次のリリースされたベータ版または RC 版に更新されます。
WP CLI を使って、WordPress を trunk バージョンに直接アップデートすることもできます:
wp core update --version=trunk
WordPress のプレリリース版やすでにリリースされているバージョンをテストしているときにバグを見つけた場合は、バグの報告を参照するか、アルファ/ベータサポートフォーラムに投稿してください。
新機能はしばしばプラグインとして開発されます。機能プラグインは、WordPress ダッシュボードのプラグインインストール画面のベータテストタブからインストールできます。プラグイン > 新規追加 > ベータテストに移動します。
ここに掲載されているプラグインは、WordPress の将来のバージョンで提案されているものです。これらのプラグインから、現在活発に開発されている未来の姿を垣間見ることができます。新しいバージョンは定期的に、時には毎日リリースされます。いくつかの機能プラグインは、最前線を追跡する必要があります。
ベータテスタープラグインで最前線を追跡し、機能プラグインをインストールすることで、すべての最新ソフトウェアがベータテストで利用できます。もしこの方法を取るのであれば、次のような便利なテストリソースを利用できます:
- make/core は WordPress 開発のメインブログです。これはアクティブであり、WordPress 開発で今何が起きているのかについての最新情報を提供します。
- make/flow には、Flow パトロールチームによるビジュアルに関する記録バグレポートが含まれています。
- Flow パトロールハンドブックには、make/flow で投稿を優先順位付けするためのトリアージに関する情報が含まれています。
テストが終了したら、ダッシュボード > 更新の画面で「今すぐ再インストール」をタップ・クリックするだけで、サイトを最新の安定したプロダクションリリースに戻すことができます。
安定版リリースにロールバックするには、「今すぐ再インストール」をタップします
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