WordPress 4.4では、REST API の基盤が導入されました。REST API は、WordPress にデータを出し入れする簡単な方法を提供します。REST API サーバーに HTTP リクエストを送信することで、データを取得したり格納したりできます。REST API は、さまざまな HTTP メソッドを活用します。
GETは、API からデータを取得するために使用します。POSTは、新しいリソース (ユーザー、投稿、タクソノミー、など) を作成するために使用されます。PUTは、リソースを更新するために使用されます。DELETEは、リソースを削除するために使用されます。OPTIONSは、リソースに関するコンテキストを提供するために使用されます。
リソースとは、単一のエンティティやオブジェクトのことです。WordPress のリソースの良い例は、投稿です。投稿には、タイトルや内容といったさまざまなプロパティがあります。API からのレスポンスでは、タイトルや内容が、フィールドとして表示されます。REST API は、投稿や他の WordPress リソースと、新しい方法でやりとりすることを可能にします。REST API は、私たちのコンテンツを他の Web と共有することを容易にし、WordPress 内で複雑なインタラクションを扱うための構造化された方法を提供してくれます。
プラグインハンドブックの本章では、API がどのように機能し、WordPress ですばらしいことをするために、API の力をどのように活用できるかを探ります !