パッチをテストする

このページは作成中のため、不正確な情報が含まれている可能性があります。修正を手伝ってみませんか ? WordPress Slack の #docs チャンネルでお知らせください。

パッチのテストは、WordPress のリリースの品質を保証する重要なパートです。

VVV を使用しない設定

VVV を使用している場合は、以下のセクションはスキップしてください。

Grunt は、Trac にアップロードされたパッチをテストするためのコマンドランナーです。Grunt を使うには以下のステップに従ってください:

  1. 開発環境に nodejsnpm をインストールします。
  2. https://develop.svn.wordpress.org/ にある develop WordPress リポジトリをクローンします。
  3. npm install を実行して、すべての依存関係を取得します。
  4. npm run grunt build を実行して、完全にビルドされたバージョンを取得します。
  5. サーバーのルートとして /build を使うように設定します (開発環境の設定によって異なります)。
  6. src への変更を /build に反映させるために、作業中に npm run grunt watch を実行する。
  7. 別の方法として/src をドキュメントルートとして使うこともできます。これは、PHP を中心とした開発には便利です。npm run grunt build -- --dev を一度実行する必要がありますが、その後は JavaScript/CSS を変更しない限り、npm run grunt watch はまったく必要ありません。その場合は、npm run grunt watch の代わりに npm run grunt watch -- --dev を使用してください。

Top ↑

VVV を使用した設定

VVV は WP コア開発をサポートしており、config.yml ファイルに設定があります。

VVV を使用する場合、完全な WP コア開発ビルドを含むサイトを追加できます。config/config.yml を開くと、このためのサイトがあらかじめ用意されていますが、そのままでは無効になっています。wordpress-trunk を探し、skip_provisioningtrue から false に変更すると、以下のようになります:

  wordpress-trunk:
    skip_provisioning: true
    description: "An git based WP Core trunk dev setup, useful for contributor days, Trac tickets, patches"
    repo: https://github.com/Varying-Vagrant-Vagrants/custom-site-template-develop.git
    hosts:
      - trunk.wordpress.test
    custom:
      vcs: git # using 'svn' will force this vcs

保存したら、vagrant up --provision で再プロビジョニングします。VVV は、コアでの作業とテストのための開発環境をダウンロードして準備します。この新しいサイトは www/wordpress-trunk/public_html フォルダーに配置されます。

サイト内には srcbuild の2つのフォルダーがあります。src フォルダーで行われた変更は grunt というツールで処理され、build フォルダーに格納されます。これは www/wordpress-trunk/public_html フォルダーで npm run grunt watch コマンドを実行することで自動的に行わます。例:

vagrant ssh
cd /srv/www/wordpress-trunk/public_html
npm run grunt watch

Top ↑

Grunt を使用したテスト

Grunt のセットアップが完了したら、npm run grunt patch:#### と入力し、### を Trac のチケット番号かパッチの URL に置き換えてください。これでパッチがダウンロードされ、開発環境に変更が適用されます。

注: Cannot find module 'grunt-cli/bin/grunt' エラーが表示された場合は、以下を実行してから再度試してください:

rm -rf node_modules && npm install

環境をテストする準備はできましたか ? npm run grunt test を使って自動テストを実行します。このステップでは、PHPUnit がインストールされている必要があることに注意してください。

もしあなたがコミッターなら、コードをコミットする前に必ず npm run grunt precommit を実行してください。

コミッターの場合は、コード、特にフロントエンド (CSS/JS) に関わるコードをコミットする前に、必ず npm run grunt precommit を実行してください。

Top ↑

Grunt を使用しないテスト

https://ja.wordpress.org/team/handbook/core/tutorials/working-with-patches/#applying-a-patch-with-the-command-line を参照してください

原文 / 日本語訳

最終更新日: