フック

フックとは、あるコードが、あらかじめ定義された特定の場所で、別のコードと相互作用したり修正したりするための方法です。プラグインやテーマが WordPress コアと相互作用するための基盤となっていますが、コア自体でも広く使われています。

フックには2種類あります: アクションフィルターです。どちらも使用するには、Callback と呼ばれるカスタム関数を記述し、特定のアクションまたはフィルター用の WordPress フックに登録する必要があります。

アクションは、データを追加したり、WordPress の操作方法を変更したりできます。アクションは WordPress コア、プラグイン、テーマの実行の特定の時点で作動します。アクション用のコールバック関数は、ユーザーへのエコー出力やデータベースへの挿入など、何らかのタスクを実行できます。アクション用のコールバック関数は、呼び出したアクションフックに何も返しません。

フィルターは WordPress コア、プラグイン、テーマの実行中にデータを変更する機能を提供します。フィルター用コールバック関数は、変数を受け取り、修正し、返します。フィルターは単独で動作するものであり、グローバル変数や出力に影響を与えるような副作用があってはなりません。フィルターは、何かが返ってくることを期待します。

WordPress は、あなたが使用できる多くのフックを提供していますが、他の開発者があなたのプラグインやテーマを拡張したり変更したりできるように、自分で作成することもできます。

アクション対フィルター

アクションとフィルターの主な違いは、次のようにまとめられます:

  • アクションは、情報を受け取り、それを使って何かを行い、何も返しません。言い換えれば: アクションは何かに 作用 して終了し、呼び出し元のフックには何も返しません。
  • フィルターは、情報を受け取り、それを何らかの方法で修正し、それを返します。言い換えれば: 何かを フィルター して、それをフックに戻し、さらに使えるようにします。

別の言い方をしましょう:

  • アクションは、コードフローに割り込んで「何か」を行い、何も変更せずに通常のフローに戻ります。
  • フィルターは、特定の方法で「何か」を修正するために使用され、その修正は後のコードで使用されます。

ここでいう「何か」とは、フック定義を通じて送られるパラメータ・リストのことです。これについては後のセクションで詳しく説明します。

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